Self
1990年ニューヨーク市イースト・ハーレム。小学校のヴァイオリン教師ロベルタ・ガスパーリは、市の予算削減のために10年間続いたヴァイオリン教室存続の危機に立たされます。何とかクラスを守ろうと音楽教育の大切さを訴えるロベルタ先生の姿は、やがてマスコミをも動かし、その呼びかけに大勢の人たちが支援に乗り出します。そして1993年10月、イツァーク・パールマン、アイザック・スターンら一流のヴァイオリニストが、子供たちと一緒にカーネギー・ホールのステージに立つという、奇跡のチャリティ・コンサートを実現するのでした。『夢はかなうもの』 そう信じるすべての人へ贈る、ロベルタ先生と50人の子どもたちの奇跡を綴った感動のドキュメンタリー。