Ichikawa Danjūrō XII

出生 : 1946-08-06,

死亡 : 2013-02-03

参加作品

仮名手本忠臣蔵 七段目
昭和61年「二月花形歌舞伎」の通し狂言で上演された仮名手本忠臣蔵から「七段目」
世響太鼓功 酒井の太鼓
徳川家康の青年時代の事蹟を記した「三河後風土記」に取材して、家康が武田家と戦った時の逸話を描いた作品。九代目團十郎によって代表される明治歌舞伎の典型ともいえるもので「新歌舞伎十八番」にも選ばれている。酒井が酔態にまぎらせて主君・家康を諌めるところから、見せ場の櫓の太鼓を打つクライマックスに至るまで、従来の歌舞伎手法を生かしながら役者の個性を発揮できるように工夫されている作品である。