Yusuke Tezuka

参加作品

友達
警官
安部公房の傑作に気鋭の演出家が挑んだ舞台。出演は鈴木浩介、有村架純、林遣都、浅野和之、キムラ緑子、山崎一ら。“友達”って何?謎が謎を呼ぶ心ザワめく世界が広がる! 鬼才・安部公房の傑作を、今、最も勢いに乗る気鋭の劇作・演出家である加藤拓也(ドラマ「俺のスカート、どこ行った?」脚本)が上演台本から手掛けた、まさに今見るべき話題作。ひとり暮らしをする男のもとに突然見知らぬ9人家族がやって来て「孤独はよくない」「人とつながるのはすばらしい」と言いつつ、男の部屋に居座り、民主主義の名のもとにすべて多数決で決定されることで、男の生活は様変わりする。コロナ禍で人とのつながりが希薄になる昨今、この舞台の持つ意味は初演の1967年とまた違ったものとなるのが面白い。 警察や弁護士、恋人に相談するも誰にも理解されない男を演じるのは鈴木浩介。対する“家族”には安部公房スタジオ出身の浅野和之、硬軟自在な演技で魅了するキムラ緑子、第28回読売演劇大賞で最優秀男優賞に輝いた山崎一、舞台では初共演となる「姉ちゃんの恋人」でドラマファンの胸をときめかせた有村架純と林遣都ら豪華実力派俳優が集結。加えて今年度読売演劇大賞最優秀スタッフ賞受賞の伊藤雅子の斬新なセットは必見だ。謎が謎を呼ぶ入れ子構造の中にちりばめられたユーモア。心ザワめく世界が広がる!
崖の上のポニョ
(voice)
宮崎駿監督が「ハウルの動く城」以来4年ぶりに手掛けた長編アニメーション。海辺の町で暮らす5歳の少年・宗介は、クラゲに乗って家出した魚の子ども・ポニョに出会う。すぐに仲良くなる彼らだったが、ポニョはかつて人間だった父・フジモトによって海に連れ戻されてしまう。ポニョは父の魔法を盗んで再び宗介のもとを目指すが……。アンデルセン童話「人魚姫」をモチーフに、人間になりたい魚と少年の心温まる交流を描いたファンタジー。