主人公の朝井拓真(佐野勇斗)は、就職活動がうまくいかず連戦連敗で崖っぷちの大学4年生。周りは次々と内定を得ており、拓真のプライドは打ち砕かれ、絶望していた。幼馴染で半同棲中の彼女・新谷理紗(しんたに・りさ)との将来のためにも、なんとしても内定がほしい…。そんな中、幼馴染の英一(えいいち)と真美子(まみこ)に連れ出され、10年前に埋めたタイムカプセルを掘り起こすことに。そこには、「世界一の料理人になってミシュランをとる」という純粋な夢を思い描く過去の自分からの手紙が。父親の経営するレストランが潰れ借金地獄で苦労したトラウマがある拓真は、今は収入とステータスを重視し、大手企業への就職にこだわっていた。理想と現実のギャップに打ちひしがれた拓真は、持ち帰ったタイムカプセルに「内定がほしい」と書き殴った手紙を放り込む。すると、10年後の未来の自分から手紙の返信が…! そこに書かれていたのは“衝撃的な未来”だった。追い込まれた拓真は人生を変えるため、未来の自分と共謀した“不正就活”を決意する。タイムカプセルを通して未来の自分との文通を繰り返す中で、次第に「人生とは何か」、「本当の幸せとは何か」を模索していく拓真。彼を突き動かすことになる“衝撃的な未来”とは…!? 果たして、拓真は人生を変えられるのか…!?