Ágota Kristóf

第2次世界大戦末期の1944年、双子の兄弟は、都会から田舎に疎開する。祖母は20年ぶりに戻った娘との再会にも不満顔。双子たちだけが農場に残され、村人たちに魔女とうわさされる祖母のもとで水くみやまき割りなどの仕事をこなしていく。＜ハンガリー出身のアゴタ・クリストフの小説を映画化し、第2次世界大戦下の過酷な時代を生き抜いた双子の日記を通して世界を見つめた衝撃作。両親と離れて見知らぬ村に預けられた少年たちが、日々激化する戦いの中で自分たちのルールに従い厳しい状況に追い込んでいく姿を描き出す。双子のアンドラーシュ＆ラースロー・ギーマーントが圧倒的な存在感を発揮。大人たちの世界を冷徹に見据える兄弟の選択が心をかき乱す。＞

For ten years, immigrant Tobias has worked at a Swiss clock factory and, in the relentless ticking, he saw life go by without much expectation. One day, he sees Caroline, a former schoolmate from back in Eastern Europe, and falls in love with her, but she's married and has a daughter.