プロローグ
一人暮らしをする主人公(谷村)はある日、自宅の異変を感じる。上がっているはずのない便座が上がっていたり、触れていないはずの歯ブラシが濡れていたり…。怖くなった主人公は友人(浅野)に泊まりに来てもらうのだが…。
第一話「計画された別れの演出と戦慄」
第二話「日常に潜む不条理の確率」
第三話「保身に必要な最低限の代償」
第四話「持たざる者の恐怖と狂気」
第五話「天使の中にある恐るべき残酷」
第六話「無欲で得た悲劇の主人公の座」
エピローグ
主人公(谷村)は自宅に何者かが不法侵入していると確信、家庭用の監視カメラを設置する。その晩、パソコンでカメラの画像を見るが、誰も何も映っていない。「気のせいか…」。呟きながら映像をスクロールしていると、遂にカメラが侵入者を捕えた。やりたい放題の侵入者の映像を見ていると…。