Tsuyoshi Kage

参加作品

夕方のおともだち
Gaffer
ヨシダヨシオは寝たきりの母親と暮らし、市の水道局に勤める一見、真面目な男。その一方で筋金入りの“ドM”な一面を持っていて、夜な夜な街で唯一のSMクラブへ通っては、“女王様”ミホからお仕置きを受けていた。だがこのところ、なぜかプレイに身が入らない。理由はヨシオにもわかっていた。自分をこの世界に目覚めさせ突然姿を消した“伝説の女王様”ユキ子が忘れられず、いつもどこかで彼女の残像を追いかけているからだ。そんなある日、明るい太陽のもと、ミホと釣りに出かけたヨシオは、思いがけない場所でユキ子を見かける。ミホを置き去りにして必死に追いかけるヨシオ。その、たどり着いた果てにあるものとは…。
ノイズ
Gaffer
猪狩島に暮らす青年・泉圭太(藤原竜也)。生産を始めた黒イチジクが評価され、島が5億円の地方創生推進特別交付金を受けられることになり、彼は過疎化に苦しむ島の人々に希望を与えられた喜びをかみしめていた。そんな折、小御坂睦雄という男が島に現れる。圭太と猟師の田辺純(松山ケンイチ)、警察官の守屋真一郎は、不審な言動の彼を警戒していたが、誤って殺してしまう。殺人を隠ぺいしようとする3人だが、殺人鬼で元受刑者だった小御坂の足取りを追っていた県警が島に乗り込んでくる。
ママレード・ボーイ
Gaffer
高校生の小石川光希 は突然両親から離婚を聞かされ、さらに旅行先で出会った松浦夫妻と互いのパートナーを交換して再婚し、松浦夫妻の一人息子・遊 も含めて皆で一緒に暮らすことを告げられる。戸惑う光希だったが、奇妙な同居生活が始まると、クールなのにたまに見せる遊の優しい一面に惹(ひ)かれていき……。
心が叫びたがってるんだ。
Gaffer
人との付き合いが下手で、本音で話すことができない高校3年生の坂上拓実(中島健人)。ある日彼は、全く接点のないクラスメートの成瀬順(芳根京子)と共に担任教師から地域ふれあい交流会の実行委員を任される。幼少時に発した言葉で家族をバラバラにさせたことから筆談でしか会話できない彼女に戸惑う中、拓実は地域向けの演目となるミュージカルの準備を進める。一方の順はミュージカルのヒロインに選ばれ、拓実にある言葉を掛けられたのを機に自分の思いを歌で伝えようと思い立つ。
ストロボ・エッジ
Gaffer
高校1年生の木下仁菜子は、学校から帰る電車で女子生徒に人気の同級生・一ノ瀬蓮と出会う。それを機に言葉を交わすようになり、冷たそうに見える彼の秘めた優しさに、これまで感じたことのない気持ちを抱く。恋愛経験ゼロの仁菜子は、これが恋であると悟る。