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ある嵐の夜、山羊のメイは山小屋に避難した。同様に1匹のオオカミ(ガブ)も同じ山小屋に避難してきた。真っ暗な闇の中、かぜ気味で鼻の利かない2匹は互いの正体を知らないまま夜通し語り合い、意気投合する。そして「あらしのよるに」を合い言葉に翌日再び会う約束をする。
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近未来。人間とロボットが共存する巨大都市国家メトロポリスは、有力者・レッド公の超高層ビル“ジグラット”のオープンにわきたっていた。ところが、そのビルこそ世界征服を企むレッド公の野望の拠点となるべき城砦でもあったのだ。そして、その最上階に座るロボット守護神・ティマが、臓器売買、生体実験の罪で国際手配されているロートン博士の手によって今まさに完成されようとしていた。しかしその直前、ロートン博士はレッド公の養子で、世界の支配権をロボットに委ねることをよしとしないロックによって殺害され、研究所も破壊されてしまう。ただティマだけは、ロートン博士を追って日本からやって来た私立探偵・伴俊作の甥・ケンイチによって炎の中から助け出され、メトロポリスの地下へと逃げ延び、そして地下生活の中で、ティマとケンイチは人間として心を通わせるようになるのであった。しかし、レッド公の陰謀によって勃発した反ロボット革命派のクーデターに巻き込まれたふたりはレッド公の手に落ち、更にレッド公によって自分がロボットだと知らされショックを受けたティマは、全世界のコンピュータを支配する超コンピュータに変身すべく、自ら進んで超人の椅子に座した。だがその時、ティマを破壊しようとしたことを咎められ、レッド公によってジグラットを追放されていたロックがビルを爆破。全てが崩れ去る中、ティマも瓦礫の下敷きとなってしまう。ティマを失い愕然とビル崩壊現場を彷徨うケンイチ。そんな彼に、ロボットたちがティマの部品を集めてくれる。
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車から降り立った40歳くらいの紳士が、30年前の自分の姿に想いを馳せ波止場にたたずんでいる。幼いながらも勇敢な少年マルコ・ロッシは、出稼ぎに出た母を思い、遠くアルゼンチンのアンデス山脈山麓の町・トゥクマンへと旅立った。 三千里の彼方まで、絶えることの無い不滅の母への思いと、様々な人々の愛と優しさに支えられながら、辛い一人旅を見事に乗り越えて行く。「THE DOG OF FLANDERS」に続く、「世界名作劇場」シリーズの劇場版第2弾。
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ジャングルの王者、白ライオンのレオとその妻・ライヤの間に2頭の子供・ルネとルキオが生まれ、ジャングル中がお祝い気分でいっぱいの頃、人間の街ではハム・エッグという男がジャングルで発見した月光石をめぐって騒ぎが起きる。
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質・古着商の長男として、岩手県に生まれたケンジ。だが、実家に馴染めず、父との間に葛藤が生じていき、家を飛び出し上京する。やがて、故郷に帰ってきたケンジは、農学校の教師として、生徒の育成にあたる。彼の授業は一風変わっており、教科書を閉じて授業を行う等、型破りなものだったが、生徒達からは慕われていた。しかし、そんな生活も長くは続かず、教壇を去り、貧しく、冷害に苦しむ農民のための研究を始める。そのかたわら、文才に恵まれたケンジは、多くの詩や童話の創作に励んでいく。そんな彼の唯一の理解者が妹・トシであった。しかし、最愛の妹との別離がケンジを待ち受けていた…。