船橋北署の香山亮介(小泉孝太郎)、増岡美佐(瀧本美織)は、市内で起きた殺人事件の容疑者として、旅館『夕凪館』の板前・倉田忠彦(市原隼人)を逮捕する。だが、倉田は徹底して黙秘を貫き、取調べは難航する。香山は、倉田の沈黙に言い知れぬ違和感を持っていた…。
事件は二週間前。繁華街近くで大学生・西岡卓也(浅見和哉)の撲殺体が発見される。遺体の傍らに残された凶器のワインボトルには、血のついた指紋が付着していた。県警本部の警部補・相楽英雄(宅麻伸)も参加する捜査会議では、西岡が事件直前まで清水道夫(大倉空人)ら大学仲間と飲んでいたことが明らかに。また凶器の指紋が、前科がある倉田のものと一致。目撃証言もあり容疑者として逮捕する。だが、倉田は完全黙秘。それは、なぜなのか―そんな折、大学生撲殺事件と別の事件の奇妙な繋がりが浮上する。
送検まで48時間――香山はさまざまな圧力に抗いながら、沈黙に隠された真実に迫る!
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