Yuriko Hirooka
出生 : 1965-05-31, Chiba, Chiba Prefecture, Japan
Atsuko Ashino
大学で哲学を教える小鳥遊雄司(たかなしゆうじ)は、泳げない。水に顔をつけることも怖い。屁理屈ばかりをこねて、人生のほとんどで水を避けてきた雄司はある日、ひょんなことから水泳教室に足を運ぶ。訪れたプールの受付で、強引に入会を勧めて来たのが水泳コーチの薄原静香(うすはらしずか)だった。静香が教える賑やかな主婦たちの中に、体をこわばらせた雄司がぎこちなく混ざる。その日から、陸よりも水中の方が生きやすいという静香と、水への恐怖で大騒ぎしながらそれでも続ける雄司の、一進一退の日々が始まる。泳ぎを覚えていく中で雄司は、元妻の美弥子との過去や、シングルマザーの恋人・奈美恵との未来など、目をそらし続けて来た現実とも向き合うことになる。それは、ある決定的な理由で水をおそれることになった雄司の、苦しい再生への第一歩だったーー。
名監督やスター俳優に囲まれ、かつて夢を追いかけて映画スタジオで働いていた映画好きの男が主人公の物語。彼は友人とともに、娘やカフェテリアに恋をしてしまう。
山田孝之と佐藤健が兄弟役を演じ、作・狩撫麻礼、画・いましろたかしによる伝説的コミック「ハード・コア 平成地獄ブラザーズ」を実写映画化。山田が主演のほかに自らプロデュースも務め、「映画 山田孝之3D」などでも組んだ山下敦弘監督がメガホンをとる。あまりにも純粋で不器用なために世間になじめずに生きてきた男・権藤右近。群馬の山奥で怪しい活動家の埋蔵金堀りを手伝って日銭を稼ぐ彼にとって、心優しい仕事仲間・牛山だけが心を許せる相手だった。右近の弟でエリート商社マンの左近は、そんな2人の無為で自由な日々を歯がゆい気持ちで見守っている。ある日、右近と牛山は、牛山が暮らす廃工場で、古びた1体のロボットを見つける。その分野に詳しい左近が調べると、実は現代科学すらも凌駕する高性能なロボットであることが判明。彼らはロボットと不思議な友情を築いていく一方で、その能力を使って巨額の埋蔵金を密かに発見してしまう。個性派俳優・荒川良々が牛山役を演じる。
[僕]は高校時代の同級生・桜良の言葉をきっかけに母校の教師となった。彼は図書館の改築のため本の整理をしているとき、教え子と話し始めたことをきっかけに、彼女と過ごした数カ月を思い出す。膵臓の病を患う桜良が書いていた「共病文庫」という日記を偶然拾ったことから[僕]は家族以外で唯一、彼女が病気の身であると知る。[僕]は桜良の亡くなる前にしたいことのリストに沿って、彼女と一緒の時間を過ごす。
家族全員を巻き込んだ平田周造と妻・富子との離婚騒動から数年。マイカーでのドライブを趣味にしていた周造だが、車に傷が目立つようになったことから長男・幸之助は運転免許証を返上させようと動く。だが、それを知った周造は意固地になって運転を続ける。ある日、行きつけの居酒屋のおかみ・かよを乗せてドライブをしていた周造は、故郷広島の同級生・丸田吟平と偶然再会する。周造は四十数年ぶりに一緒に酒を飲み、丸田を自宅に泊めることになる。
Masae Akimoto
Japanese TV drama Shiratori Reiko, which is based on the original Shiratori Reiko de Gozaimasu! shōjo manga by Yumiko Suzuki, will be receiving a feature length theatrical film in June of 2016.
モーレツサラリーマンだった時期を終え、今は隠居生活を送る平田家の主人・周造。ある日、仲間とのゴルフを終え、美人のおかみがいる居酒屋で酒を飲んだ後に帰宅した彼だが、妻・富子の誕生日をすっかり忘れていた。彼女に何かプレゼントでもしてやろうかと欲しいものを聞いてみると、富子が机の中から取り出してきたものは離婚届だった。2人の離婚の話を聞いた家族は、なんとか離婚を回避させようと休日を使って家族会議を開く。
1948年8月9日、長崎で助産師をしている伸子のところに、3年前に原爆で失ったはずの息子の浩二がふらりと姿を見せる。あまりのことにぼうぜんとする母を尻目に、すでに死んでいる息子はその後もちょくちょく顔を出すようになる。当時医者を目指していた浩二には、将来を約束した恋人の町子がいた。
Sara, a young actress, is able to land the leading role in big theater play, but soon learns that somebody or something is trying to end the production at all cost, which puts Sara in deadly danger.
Yuki's Mother
大学受験に失敗した勇気は、たまたま目にしたパンフレットに写っていた美女・直紀に憧れ、三重の山奥で営まれていて直紀もいるという林業に従事すべく現地の村に引っ越す。そこで飯田家の世話になるが、東京で暮らしてきた勇気にとってはすべてがカルチャーショックだった。それでも勇気は直紀の気を引こうと一人前の林業マンになろうと目指す。しかしそんな村には大人になるための“通過儀礼”というべき、ある儀式があって……。
2013 movie.
Housekeeper
長崎県の港町で生まれ育った横道世之介は、大学に進むために東京へと向かう。周囲の人間を引き付ける魅力を持ち、頼まれたことは何でも引き受けてしまう性格である世之介は、祥子から一方的に好かれてしまう。しかし彼は、年上で魅力的な千春にぞっこんで……。
本町奉行所の見廻り同心・渡辺小五郎(東山紀之)と経師屋の涼次(松岡昌宏)は、花御殿のお菊(和久井映見)から依頼を受け、裏の“仕事”に向かおうとしていた。ところが、仕事仲間の仕立て屋の匳(田中聖)が、いつまでたっても現れない。仕方なく、小五郎と涼次は匳抜きで仕事に向かうことにするが、そこには思わぬ出会いが待ち受けていた……。一方、匳は、黒装束に身を包んだ謎の辻斬りに襲われ、ケガを負っていた。匳が運び込まれた先は、青年医師・小宮山勝之進(渡辺大)が院長を務める小宮山診療処である。父の小宮山泰山(里見浩太朗)の後押しもあって、半年前に開業して以来、評判の診療処だ。勝之進によれば、最近、江戸の町には辻斬りが出没しており、被害が続いているのだという。診療処には匳以外の被害者も入院しており、勝之進や見習い医師の片岡悠馬(波岡一喜)も治療に追われている。そんな中、息子のために診療処を大きくしたいと願う泰山は、廻船問屋の辰巳屋又右衛門(左とん平)に援助を請おうとする。夜な夜な出没し、三カ月で17人も被害者を出している辻斬り事件に、本町奉行所も大騒ぎになっていた。与力の増村倫太郎(生瀬勝久)も部下の小五郎たちを前に「次の犠牲者が出る前に下手人を捕らえろ」と頭に血を昇らせる。同僚の結城新之助(田口浩正)の話で、今回の犠牲者にまだ死人が一人も出ていないと知った小五郎は、匳のもとに向かう。匳の傷跡を見た小五郎は、17人も斬りながら一人も仕留めることのできない辻斬りの腕の悪さに驚くが……。事件の裏に蠢く悪の正体とは!?
Toshiko Togane
Do criteria exist for the death penalty? Yusuke Mito, a law faculty lecturer who did not become a lawyer even though he passed the bar exam, the famous lawyer Kojiro Otomo who advocates the abolition of the death penalty, and the public prosecutor Mariko Nagase studied law together. Each have their own thoughts about the death penalty. One day, Otomo’s wife is murdered by someone. Shinzo Sabae who is resentful of a lawsuit that Otomo had been in charge of, is arrested as a suspect. Otomo reverses the stance he had had until now and seeks the death penalty against Sabae. This prompts Mito to make the decision to become a lawyer and stand in the court. However, the first case Mito takes charge of is the defence of Sabae, who murdered the wife of his good friend, Otomo…
メイプル・レコード新人発掘部門のかんなは、会社退職予定のその日、動画サイトに投稿されたパンクバンド、少年メリケンサックに釘付けになる。イケメンギタリストがギンギンに弾きまくり、凶暴なパフォーマンスでファンを熱狂させているのだ。早速、バンドとの契約に乗り込むと、そこにいたのはイケメン青年ではなく、昼間から酔っ払ったオッサン。動画に投稿されていたのは25年前のライブ映像で、メンバーは50代になっていた!
Mrs. Tanaka
ゲゲゲの森。そこでは鬼太郎をはじめとする妖怪たちが暮らしていた。
茶谷建設が強引に建設を進めるレジャーランド計画によって立ち退きを迫られている近くの団地では、妖怪が出現して転居を拒む住民を脅かしていた。それは茶谷建設に雇われて強引な住民対策を行っていたねずみ男が手引きをしていたのだった。団地に住む少年・三浦健太は鬼太郎に手紙を出して助けを求める。
鬼太郎に悪事を悟られたねずみ男は退散するが、その帰り道、彼は廃墟の稲荷社殿の地下で光り輝く謎の石を見つけ、宝石と思い質屋に売ってしまった。だがその石こそ、邪悪な妖怪や人間の怨念が凝縮された「妖怪石」だった。さらには質屋が目を離した隙に、たまたま店を訪れていた健太の父が、石の魔力に拐かされて石を盗んでしまった。石を管理していた妖狐一族の空狐は怒り狂い、配下の気狐を従えて石の在処を追う。だが空狐の本心は、これを機に石の力を使って人間を支配しようという魂胆だった。
善と悪、様々な妖怪達を巻き込む鬼太郎史上最大のピンチの戦いが今、始まろうとしていた。
On her way to school, high school girl Nana sees a train accident. Then Nana and her friend Kanae start to come across various bizarre phenomena, including red fingerprints and a female spirit who 'lives' on the station platform. One day, Nana's younger sister is lost, and the only possibility seems to be that she had been taken by these spirits. The missing tracks. The predictions that a mysterious woman makes.
雨の降る公園。女子高生の梨里は、金の工面が出来なかったことで恋人に殴られていた。そのまま捨てられ、ボロボロになった彼女はゴミ捨て場に倒れ込む。やがて、物陰から男が現われ、傷だらけの梨里を担ぎ上げてその場を去っていく。その男・タケルは過去のトラウマから言葉と記憶の一部を失っていた。彼が連れて帰った洋館の屋根裏部屋で目を覚ます梨里。下着姿の彼女は自分が監禁されたと悟り、すぐさま脱走を試みるが、傷の痛みで身動き出来ない状態にあった。そこへタケルが姿をみせるのだが…。
2003年6月。大学生の真中有人は偶然、中学生時代の同級生の相楽美音と再会した。美音は実は笛吹興産社長・笛吹音右衛門が妾に産ませた子であり、母親の死後に笛吹家に引き取られたのだという。
ここ数年の笛吹家は立て続けに不幸に見舞われており、かつて音右衛門に借金をした末に破産して自殺した音楽家・琴村弦三が「笛吹家を呪う」と言い残していたという。その呪いのためか、当主の音右衛門が一ヶ月前に海難事故で死亡していた。
有人は、岡山の別荘で遺産相続の話し合いが行なわれると聞き、美音のナイト役になろうと考え、その話し合いに参加すると申し出る。別荘は死んだ琴村のかつての家だった。この家の周りでは、全身を包帯に包んだ「謎の包帯男」に何度も襲われており、家人たちは面白半分に『琴村の幽霊』ではないかと噂していた。
やがて弁護士が遺言を公開するが、音右衛門の遺産は僅か400万円しか残っておらず、株の大半は副社長の鐘田に相続されることになった。しかも相続税が払えないのでこの屋敷は壊し、土地を売却するしかない状況であった。美音たちの兄姉は悔しがるが事実上打つ手が無かった。美音は何とかしようと、かつて音右衛門が話していた笛を探し回る。
翌日、鐘田が納戸のトランクの中で死体となって発見された。美音は犯行現場のコントラバスケースの中に、探していた笛を見つける。
警察が捜査すると、家にいた全員にアリバイが無かった。笛吹律が養っている芸術家・響木弾は、美音が琴村の弟子だったことを調べ上げ、お前が犯人なのは黙ってやるから体を差し出せと襲い掛かってくる。美音は必死で、「困ったときに吹くと一度だけ助けてくれる笛」を吹き鳴らすのであった。
Nakada Kimie
Two brothers are plunged into the realm of psychic horror, one tormented by a stalker, and the other involved with a girl whose home is the site of eerie occurrences.
Yoshiko
いちど見たらその個性的なキャラクターゆえに誰も忘れることのできない、戦後の日本映画界になくてはならない貴重なバイプレイヤーとして活躍した殿山泰司。自らを「三文役者」と称し女と酒とミステリ小説を愛しつづけた彼のことを、みなは親しみを込めて「タイちゃん」と呼んだ。1998年4月30日にその生涯を閉じた殿山泰司の俳優人生を長年の同志、新藤兼人監督が映画化したペーソスあふれる感動ドラマ。
Michiyo Yanagida
ビデオ制作会社を経営している青山は7年前に妻を亡くし、ひとり息子に再婚でもしたらどうかと勧められていた。ある日、青山の友人の吉川が映画制作のオーディションと称して、応募してきた中から再婚相手を探すことを提案する。応募書を見ていると青山はひとりの女性、山﨑麻美に興味を持つ。オーディションで麻美と直に会い、加速度的に魅了される青山。しかし吉川は麻美の周辺の人物と連絡がつかないことから、違和感を感じていた。麻美との出会いによって青山は究極の恐怖体験を知る事になる。
Toshiko
明治末期。大徳寺雪雄は、大徳寺医院院長としての地位と名誉、そして若く美しい妻・りんに囲まれ、誰もが羨むような境遇にあった。ただ気掛かりは妻・りんが雪雄と出会う前に遭った大火事のせいで記憶喪失になっていることだった。やがて、そんな彼に次々と不幸が襲い掛かる。
Togashi, an enthusiastic marathon runner and his wife are occupied with their daughter Mayumi's grade school entrance examinations, but he becomes jobless when his company folds. To regain his confidence Togashi decides to join the marathon that is taking place on the very day of his daughter's examination and the all important interview.
It is based on the story of The Ballad of Narayama updated to the present day, with the substitution of putting a parent into an old people's home for the abandonment of the original. The film won the Golden St. George and the FIPRESCI Prize at the 21st Moscow International Film Festival.
Toyoko's co-worker
During a quest to find a Taiwanese father's grave, disturbing memories of child abuse are aroused.
Taki
昭和34年、美術教授の安西は、性的告白が綴られた日記を後妻の郁子にそれとなく盗み読みさせるという遊戯を始める。これによって、名器を持ち淫蕩な体質でありながら慎み深い妻の性衝動を解放し、かつ、衰え始めた己の性の欲望をかき立てようというのだが…。
Yoshiko Hayashi
Living in an old Tokyo district, Kenichi works at a second-hand bookshop to support his sister, Yoko, a high school student. When Yoko graduates, she starts work at a photo shop. By the time, Kenichi's girlfriend has decided to marry someone else as she is tired of waiting for him. When Yoko starts dating Kenichi's best friend, Makoto , he is strangely resentful, but when Makoto is involved in a fatal accident, brother and sister resume their routine life.
女子大生・岡川文絵が校舎の屋上から飛び降り自殺した。警視庁の刑事・水橋陽子は、美術史の助教授で剣道場で稽古をつけていた村木哲郎に会う。今回は完全な自殺だったが、五年前に起きたある女子大生の失踪事件に彼が関係しているのではと陽子は疑っていた。
A carnivorous monster lives on the island of Sipang. A group of office ladies band together to fight it.
Madonna
塩野陽平は東京の大学生。ロックバンドを組み、ボーカルとして活躍していたが、実家の寺を継ぐために弟の郁生と田舎の禅寺・明軽寺に入ることになる。しかし彼を待ち構えていたのは厳しい修行の日々であった。個性あふれる先輩坊主たちに囲まれながら毎日を送る陽平の元に、かつてのバンド仲間のアツシがやって来る。そして陽平の恋人だった真朱がつきあい始めたと聞かされる。不安に陥る陽平の前に、真朱が現れる。