Takatsugu Muramatsu

参加作品

護られなかった者たちへ
Music
ベストセラー作家・中山七里の同名ミステリー小説を「8年越しの花嫁 奇跡の実話」の主演・佐藤健と瀬々敬久監督のコンビ、阿部寛の共演で映画化。東日本大震災から9年後、宮城県内の都市部で全身を縛られたまま放置され餓死させられるという凄惨な連続殺人事件が発生した。被害者はいずれも善人、人格者と言われていた男たちだった。宮城県警捜査一課の笘篠誠一郎は、2つの事件からある共通項を見つけ出す。そんな中、利根泰久が容疑者として捜査線上に浮かび上がる。利根は知人を助けるために放火、傷害事件を起こしたて服役し、刑期を終えて出所したばかりの元模範囚だった。犯人としての決定的な確証がつかめない中、第3の事件が起こってしまう。佐藤が容疑者の利根役、阿部が利根を追う刑事・笘篠役を演じるほか、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都らが脇を固める。
Tomorrow’s Leaves
Original Music Composer
The annual arrival of the message leaf causes concern – something is undeniably wrong. Its usually vibrant and lasting colours quickly fade, and it suddenly withers and crumbles. Five envoys, from five diverse lands, are dispatched to find out what has happened. The envoys travel to a distant land, quietly guided by tiny spirits. Each envoy has its own strengths and vulnerabilities. They compete and support each other as they draw closer to their destination, facing treacherous terrain and difficult conditions. Through athletic challenges and the uniting power of sport, they discover the positive fundamental values that come with playful competition. Together, the envoys approach near the source of the message leaf. Can they restore life to a future in peril?
漁港の肉子ちゃん
Original Music Composer
愛情深い性格ゆえに、これまでの人生、ダメ男ばかりを引き寄せては、何度もだまされてきた母・肉子ちゃん。 とんでもなく豪快で、子どもみたいに純粋な母に比べて、しっかりもので大人びた性格の小学5年の娘・キクコ。 ふたりは肉子ちゃんの恋が終わるたびに各地を放浪し、北の漁港の町へと流れ着く。 漁港で途方にくれる母娘の胃を満たしたのは、一軒の焼き肉屋「うをがし」の焼肉だった。 妻に先立たれ、店をたたもうとしていた店主・サッサンは、目の前に現れた肉子ちゃんを”肉の神様”だと思い、 「決しておなかを壊さないこと」を条件に肉子ちゃんを雇いいれる。 こうして、サッサンが所有する漁港の船を住処に、肉子ちゃんとキクコの新しい生活が始まった……! キクコは地元の小学校に転入する。土地の言葉をきちんと使い、運動神経がよく、まわりの友達から「かわいい」と 言われることが多いキクコは、大阪出身でもないのに大阪弁で思ったことをすぐ口に出し、 町中でマトリョーシカと噂される母・肉子ちゃんの存在を、最近ちょっと恥ずかしいと思っている。 一方、学校ではこの年頃特有の女子グループ間のやっかいな抗争に巻き込まれたり、 風変わりな少年・二宮との出会いで、キクコは少しずつ成長し、この漁港の町をどんどん好きになっていく。 肉子ちゃんの次の恋が終わったら、またこの町を出て行かなければならない。 そんな不安がよぎるキクコと肉子ちゃんの大きな秘密が明らかになり……
あの日のオルガン
Original Music Composer
Set towards the end of World War II, Kaede Itakura, who leads kindergartners, and Mitsue Nonomiya, who enjoys music, persuades the parents at the school to take their children out of Tokyo. They seek shelter at an abandoned temple in Saitama while Tokyo is bombed.
ちいさな英雄-カニとタマゴと透明人間-
Original Music Composer
兄と弟の勇気、母と子の絆、そして、たったひとりの闘い。 小さな涙と優しさは、3つの物語を通して、やがて大きな強さとなっていく――。
メアリと魔女の花
Original Music Composer
無邪気で不器用な少女メアリは、森で7年に1度しか咲かない不思議な花“夜間飛行”を見つける。この花は、魔女の国から盗み出された禁断の花だった。一夜限りの不思議な力を得たメアリは、魔法大学“エンドア”への入学を許されるが、あるうそをついたことから大事件に発展してしまう。
夜明け告げるルーのうた
Music
寂れた漁港の町・日無町(ひなしちょう)に住む中学生の少年・カイは、父親と日傘職人の祖父との3人で暮らしている。もともとは東京に住んでいたが、両親の離婚によって父と母の故郷である日無町に居を移したのだ。父や母に対する複雑な想いを口にできず、鬱屈した気持ちを抱えたまま学校生活にも後ろ向きのカイ。唯一の心の拠り所は、自ら作曲した音楽をネットにアップすることだった。 ある日、クラスメイトの国夫と遊歩に、彼らが組んでいるバンド「セイレーン」に入らないかと誘われる。しぶしぶ練習場所である人魚島に行くと、人魚の少女・ルーが3人の前に現れた。楽しそうに歌い、無邪気に踊るルー。カイは、そんなルーと日々行動を共にすることで、少しずつ自分の気持ちを口に出せるようになっていく。 しかし、古来より日無町では、人魚は災いをもたらす存在。ふとしたことから、ルーと町の住人たちとの間に大きな溝が生まれてしまう。そして訪れる町の危機。カイは心からの叫びで町を救うことができるのだろうか?
グッドモーニングショー
Music
澄田は朝のワイドショー「グッドモーニングショー」のメインキャスター。ある早朝、局に向かう彼にサブキャスターの圭子から連絡が入り、自分たちの交際を今日の生放送で発表しようと迫られる。その上プロデューサーの石山からは番組打ち切りを告げられ、澄田は踏んだり蹴ったりの事態に困惑する。生放送が始まると、今度は爆弾と銃を持った男がカフェに立てこもっているという速報が。なんと犯人は澄田を交渉役に指名する。
だれかの木琴
Original Music Composer
主婦の小夜子は、夫の光太郎と娘と共に東京郊外に引っ越し、初めて訪れた美容院で髪を切る。帰宅後、小夜子を担当した美容師の海斗から営業メールが届くが、返信した小夜子に自分でも理解しがたい感情が湧いてくる。小夜子は海斗に執着し始め、エスカレートしていく行動は海斗や光太郎、娘、海斗の恋人・唯までも巻き込んでいく。
at Home アットホーム
Music
空き巣の父・和彦と結婚詐欺師の母・皐月は、犯罪で生計を立てながら3人の子どもたちと暮らしていた。そんなある日、母の詐欺が相手に見破られたことで誘拐され、身代金を要求されてしまう。血のつながりはなくとも、それぞれに苦しい過去を持つ寄せ集めの家族は、ささやかな幸せを守るため立ち上がる。
思い出のマーニー
Music
心を閉ざした少女杏奈は、ぜんそくの療養を目的に親戚が生活している海沿いの村にやって来た。そんなある日、彼女の前に誰もいない屋敷の青い窓に閉じ込められた、きれいなブロンドの少女マーニーが姿を見せる。その出会い以来、杏奈の身の回りでは立て続けに奇妙な出来事が起きるようになるが、それは二人だけの秘密だった。
抱きしめたい -真実の物語-
Original Music Composer
北海道網走。気心の知れた仲間たちと和気あいあいと楽しい時間を過ごす雅己(錦戸亮)と幼い息子・和実。そんな二人を優しく見守るのは……。6年前。地元のバスケットボールチームの練習のため、市民体育館のコートに駆け込んだタクシー運転手の雅己は、コート予約のダブルブッキングを巡って、チームメイトたちに食ってかかる車イスの女性・つかさ(北川景子)と出会う。一歩も引かない気の強さ、そして障害をものともしない凛とした美しさに急速に惹かれていく雅己だったが、つかさの抱えるものは雅己の想像以上であった。高校時代に壮絶な交通事故に遭い、生きているのが奇跡とまで言われた彼女は過酷なリハビリを経てここまで回復したが、現在も左半身はマヒ、さらには“高次脳機能障害”により、昨日起こったことさえも記憶していられない状態が続いていた。だが、つかさはそれほどに重い障害がありながらも、明るく前向きで笑顔が似合う素敵な女性だった。雅己は付き合っていた恋人と別れ、真剣につかさと向き合うことを決意。つかさは、雅己の突然の告白に驚きながらも、嬉しさを隠せなかった。いつしかお互いがかけがえのない存在になり、雅己はつかさとの結婚を考え始めるようになるが、周囲は二人の結婚に猛反対。つかさが障害者と知るやいなや「孫の顔も見られないのか」と雅己の父・武雄(國村隼)は激怒する。つかさの母・清美(風吹ジュン)は、壮絶を極めたリハビリの映像を雅己に突き付けてまで結婚を諦めさせようとするが、雅己はつかさの手を強く握り続け、映像から目を逸らすことはなかった。やがて二人の間に新しい命が宿ったことが分かり、つかさは何としてでも産むと譲らない。一方、雅己もそんな彼女を全力でサポートすると宣言するのだった。二人の強い想いを知り、ついにそれぞれの親も結婚を承諾。数か月後。愛しい我が子をお腹に感じながら、ウェディングドレス姿のつかさを、雅己は優しい笑顔で包み込む。しかし運命は、幸せの絶頂の二人に非情すぎる試練を用意していた……。
アントキノイノチ
Original Music Composer
高校時代に親友を“殺した”ことがきっかけで、心を閉ざしてしまった永島杏平(岡田将生)は、父・信介(吹越満)の紹介で遺品整理業“クーパーズ”で働くことになる。社長の古田(鶴見辰吾)は「荷物を片付けるだけではなく、遺族が心に区切りをつけるのを手伝う仕事だ」と杏平を迎える。先輩社員・佐相(原田泰造)、久保田ゆき(榮倉奈々)とともに現場に向かった杏平。死後1ヶ月経って遺体が発見されたその部屋では、ベッドは体液で汚れ、虫がチリのように部屋中に散乱していた。最初は誰もが怖気づくという現場に杏平は黙って向き合うが、ゆきに遺品整理のやり方を教わっている最中、彼女の手首にリストカットの跡を見つける……。3年前。生まれつき軽い吃音のある杏平は、高校時代、同じ山岳部の松井(松坂桃李)たちに陰でからかわれていた。そんな中、松井による陰湿ないじめと周囲の無関心に耐えられなくなった山木(染谷将太)が飛び降り自殺をする。その後、松井の悪意は表立って杏平へと向かい、何も抵抗できない杏平だったが、登山合宿で松井と二人きりになった時にふと殺意が生まれる。崖から足を踏み外した松井を突き落とそうとする杏平。結局、杏平は松井を助けるが、松井は「滑落した杏平を助けたのは自分だ」と周囲にうそぶく。だが文化祭当日、山岳部の展示室には松井を助ける杏平の写真が大きく飾られていた。顧問の教師が撮影していたのだ。それは、教師や同級生たちが松井の悪意や嘘を知っていながら、それを見過ごしていたという証拠だった。杏平は再び松井に殺意を抱き「なんで黙ってるんだよ」と叫びながら松井に刃を向けた……。ある日、ゆきは仕事中に依頼主の男性に手を触られ、悲鳴をあげ激しく震えた。心配した杏平は、仕事帰りにゆきを追いかけ、彼女はためらいながらも少しずつ自分の過去に起きた出来事を杏平に告げる。そのことでゆきは自分を責め続けていた。なぜ自分は生きているのか。自分の命は何なのか。何かを伝えようとするが言葉が見つからない杏平。そして、ゆきは杏平の前から姿を消した……。
クライマーズ・ハイ
Original Music Composer
1985年8月、群馬県御巣鷹山に日航ジャンボ機が墜落。未曾有の大惨事を取材することになった地元新聞の記者たちの激動の一週間を、緊迫感あふれるタッチで描く。
夕凪の街 桜の国
Original Music Composer
『夕凪の街』原爆投下から13年後、昭和三十三年の広島。平野皆実(麻生久美子)は復興の進んだ街で母のフジミ(藤村志保)と暮らしていた。ある日、皆実は会社の同僚である打越(吉沢悠)からの愛の告白を受けるが、皆実には原爆で家族を失い、自分だけが生き残ったことが心に深い傷となって残っていた。父や妹のことが頭から離れず、自分だけが生き残ったことに負い目を感じてしまい、打越との幸せを心から受け入れられない。それでも打越は真摯に愛し、皆実も気持ちが動き始める。しかし突然、皆実の体に原爆症が現れはじめる。『桜の国』半世紀後の平成十九年、夏の東京。石川七波(田中麗奈)は最近父親の旭(堺正章)が挙動不審であることを心配していた。ある夜、自転車で出かけていく旭を追っていくと、駅で切符を買い求めていた。その姿を見ていた七波は、小学校時代の同級生である東子(中越典子)と久々に再会し、二人はさらに旭の後を追う。電車から長距離バスへと乗り換えた旭の行く先は広島だった。七波は旭の立ち寄る土地や会う人々を遠目から見ているうちに、亡くなった祖母のフジミや叔母の皆実へ思いをめぐらせる。また、東子は七波の弟である凪生(金井勇太)と交際しており、両親からは被爆者の末裔であることを理由に関係を反対されていた。旭と共に自らのルーツと向き合う七波、原爆がもたらしたものをその目で見つめていく東子。二人は広島で、平和の尊さや生きることの喜び、様々な愛情の形を確かめていく。
自由戀愛
Music
大正初期の東京。天真爛漫な明子と聡明で控えめな清子は、女学校の同級生として明るい未来への希望を胸に青春を謳歌していた。それから数年後、磐井商会の次男・磐井優一郎の妻となり、何不自由ない生活を送る明子。ある日彼女は、清子が嫁ぎ先の家を飛び出し、離縁したことを知る。清子を不憫に思った明子は、翌日清子の実家を訪れ、優一郎の会社で働けるよう取り計らったことを告げる。しかし、明子の無邪気な同情心は、清子の心を深く傷つける。そんな中、面接の席で顔を合わせた清子と優一郎は、一瞬にして惹かれ合ってしまうのだった…。
狗神
Music
四国の山奥にある小さな村。坊之宮家の女が代々受け継いできた狗神様。この坊之宮家は、“執りつかれると食い殺される”と、村人たちから忌み嫌われる狗神筋の家系でありながらも、村では平穏な日々を過ごしていた。 そんなある日、村に小学校教師として青年、奴田原晃が現れ、坊之宮の女・美希と関係を持ってしまう……。
狗神
Original Music Composer
四国の山奥にある小さな村。坊之宮家の女が代々受け継いできた狗神様。この坊之宮家は、“執りつかれると食い殺される”と、村人たちから忌み嫌われる狗神筋の家系でありながらも、村では平穏な日々を過ごしていた。 そんなある日、村に小学校教師として青年、奴田原晃が現れ、坊之宮の女・美希と関係を持ってしまう……。
万博の太陽
Music
 戦後復興を成し遂げ、高度経済成長期の真っ只中にあった昭和40年代。誰もが“より良い生活”を目指し邁進していたこの時代、主人公・朝野今日子は東京オリンピック(1964/昭和39年)の感動が忘れられず、“世界とつながる場所”への憧れを募らせ、大阪の親戚の家に居候しながら万博への思いをふくらませていきます。居候先の家族に励まされたり、ぶつかりあったりしながら成長し、万博のコンパニオンとして世界中の人々と交流するという夢をつかみ取っていくことにーー。