Yuusuke Kishi

出生 : 1959-01-01,

参加作品

鍵のかかった部屋SP
Novel
榎本径(大野智)が姿を消してから半年。芹沢(佐藤浩市)と青砥純子(戸田恵梨香)は、いつものように通常の弁護士業務をこなしていた。そんな折、芹沢が相談依頼を受けていた証券会社会長の藤林(黒部進)が撲殺されると言う事件が発生。しかも、その死体を発見したのは藤林の姪・郁子(黒木瞳)と芹沢だった。 刑事の鴻野(宇梶剛士)から藤林との関係を聞かれた芹沢は、藤林の亡くなった妻の10億円相当の絵画コレクションを美術館に寄贈する話を仲介していた、と明かす。およそ1か月後、芹沢の弁護士事務所に朝妻(ト宇たかお)がマンションの管理人の小檜山(岡田義徳)に付き添われてやってくる。応対した純子に朝妻は、心臓発作で倒れたときに自分を助けてくれた命の恩人を探してほし い、と訴える。なんでも、朝妻を助けてくれた人物は、応急処置を施し、119番通報をしたまま姿を消したと言う。同じ頃、芹沢は郁子に会っていた。藤林を殺害した犯人は捕まっていないのだが、寄贈の話を勧めたいという芹沢に、郁子は寄贈は中止してほしいという。事件の前日に、藤林自身が寄贈は中止したいと話していたと郁子は証言するのだ。 別の日、淳子は朝妻のマンションの住民に聞き込みをしていた。と、そんな目の前に小檜山に連れられた男がやってくる。なんと、それは純子と芹沢の前から忽然と消えてしまった榎本だった。純子は突然の再会に戸惑いながらも、新しい防犯カメラを設置するために呼ばれたと言う榎本を朝妻の部屋へ連れていく。 その後、芹沢は郁子を寄贈先の美術館館長の平松(佐野史郎)と面会させる。寄贈中止という言葉を聞いた途端、平松の表情が鋭くなる。そのころ、館内にいた榎本と純子は、企画展のために作品を制作中だと言う有名アーティストの稲葉透(藤木直人)に会う。稲葉が作成した遊園地のミラーハウスを模した迷路とそこにはめ込まれた巨大なオブジェ。その前に立った榎本は…。
悪の教典
Novel
頭脳明晰なうえ爽やかなルックスで生徒はもちろん、同僚やPTAからも信頼の厚い高校教師、蓮実聖司。しかし彼の正体は、自分にとって邪魔な人間と思えば、平気で殺すことができるサイコパス(反社会性人格障害)だった。蓮実はそうやって絶えず障害を取り除き、学校を思い通りに支配してきたのだ。ところがある日、ついに完璧だった手際にほころびが生じ、自らの正体が露呈する危機に。蓮実はその窮地を脱する最後の手段として、文化祭の準備で学校に居残る生徒全員の殺害を実行に移すのだった。
悪の教典 -序章-
Original Story
アメリカの投資銀行で成功した蓮実聖司(伊藤英明)が、「やりがいのある仕事を見つけた」と突然帰国。私立高校の英語教師となった彼は、生徒から慕われ、校長や同僚からも絶大な信頼を得ていた。新任スクールカウンセラーの聡子(中越典子)も、明るく聡明な彼にシンパシーを感じるひとり。だがそのころ、学園内でにわかに不穏な出来事が起こり始める。物理教師の釣井(吹越満)は、執拗に蓮実の周囲を嗅ぎ回るが……。
黒い家
Novel
Jun-oh, an insurance claims agent, faces off with a client who he suspects of committing murders with the intention of collecting insurance premiums.
青の炎
Novel
湘南の高校に通う17歳の少年、秀一は母・友子と妹・遥香との三人で穏やかに暮らしていた。ところがある日、母が10年前に結婚してすぐに離婚した男・曾根が現われ、家に居座ってしまったことから、平和だった家庭は一変する。曾根は傍若無人に振る舞い、母ばかりか妹にまで暴行をはたらこうとするのだった。やがて、警察や法律では問題が解決できないと悟った秀一は、自らの手で曾根を殺害する決意を固める。そして、“完全犯罪”の計画を練り上げると、それを実行に移す。恋人の紀子にわずかな不審を持たれた以外、その犯行は完璧なはずだった…。
ISOLA 多重人格少女
Novel
人の心を読む力を持つ加茂由香里は、阪神・淡路大震災のボランティアに参加した時、12の人格を抱える少女・森谷千尋に出会った。ところが、彼女は震災後、「ISOLA」という凶悪な13番目の人格が誕生していた。ボランティアメンバーの青木から彼女を紹介された由香里は自分の手に余る事態のため、晨光学院高等学校の常勤の臨床心理士である野村浩子に委ねることにした。その後、千尋に日常的な虐待を加えていた非情な叔父・森谷竜郎は、謎の不審死を遂げる。街では彼女に関わった人間は不審な死を遂げる事件が相次いでいた。
黒い家
Kyoto branch office salesman
第4回日本ホラー小説大賞を受賞した貴志祐介の同名小説を『39 刑法第三十九条』の森田芳光監督が映画化。保険会社に勤める若槻慎二は保険金の説明に訪れた女性の家でその女性の息子の首吊り死体に遭遇する。警察は自殺と判断し、それに基づいて保険金も支払われることになった。しかし、両親の態度に不審なものを感じた若槻は自殺に疑問を感じひとり調査を開始する。そして、夫婦の保険金をめぐる異常な行動が次第に明らかになっていく。
黒い家
Original Story
第4回日本ホラー小説大賞を受賞した貴志祐介の同名小説を『39 刑法第三十九条』の森田芳光監督が映画化。保険会社に勤める若槻慎二は保険金の説明に訪れた女性の家でその女性の息子の首吊り死体に遭遇する。警察は自殺と判断し、それに基づいて保険金も支払われることになった。しかし、両親の態度に不審なものを感じた若槻は自殺に疑問を感じひとり調査を開始する。そして、夫婦の保険金をめぐる異常な行動が次第に明らかになっていく。