Shin Hayasaka

2004年、「はすみ」と名乗る女性が新浜松駅から乗車した遠州鉄道の電車がなかなか停車せず、ようやく「きさらぎ駅」という見知らぬ無人駅に到着する。その時の状況を「2ちゃんねる」にリアルタイム実況していたが、やがて消息不明となってしまう。

In the silent mountains, surrounded by beautiful mountains on all sides. A man carrying an urn, Iori Kano, appears in front of Mizuki Takahashi, a beautiful woman staring at the fire of a kiln in a humble workshop. Iori is Mizuki's brother-in-law. He has come to inform Mizuki of the death of her mother, Isuzu Kano. For some reason, Mizuki had abandoned her parents' home and was now living a peaceful life with her husband, ceramic artist Tetsuro Takahashi. Iori's appearance cuts through that peace and brings her back to the dark past. Mizuki has been living her life with her past hidden away, but her guilt for Yasuo, her father-in-row, who she had driven to his death, and her love and hate for Isuzu, who she had never reconciled with, lingered deep in her heart. This sense of guilt over her own deeds eventually condemns Mizuki in the form of the ghost of Isuzu, and finally leads her down the path of destruction.

「半落ち」「陽はまた昇る」など数々の作品を手がけ、2020年3月に急逝した佐々部清監督の遺作。鹿児島で400年以上の伝統を誇る川内大綱引を軸に、主人公の恋愛と彼の家族の姿が描かれる。35歳独身で奥手の有馬武志は、鳶の親方で大綱引の師匠でもある父の寛志から、早く嫁をもらって、しっかりとした跡継ぎになれとうるさく言われていた。ある日、ふとした事件から韓国人研修医ジヒョンと出会った武志は、ジヒョンと次第に心を通わせるようになる。その頃有馬家では、母の文子が定年退職を宣言し、家事を放棄したため、家族たちが頭を悩ませていた。年に一度の一大行事である大綱引が迫る中、武志はジヒョンから2週間後に帰国すると告げられる。主人公の武志を三浦貴大、韓国人研修医のジヒョンを知英がそれぞれ演じ、比嘉愛未、石野真子、松本若菜、中村優一、西田聖志郎、朝加真由美、升毅らが顔をそろえる。

松田コウジ（高橋一生）の父・雅人（リリー・フランキー）は、ギャンブルで借金を作って13年前に姿を消し、見つかったときには余命3か月だった。母の洋子（神野三鈴）と兄のヨシユキ（斎藤工）は見舞いを拒むが、幼いころ父とキャッチボールをした思い出があるコウジは入院先を訪ねる。しかし家族の溝は埋まらないまま、雅人は帰らぬ人となり……。

ボクシングの東洋チャンピオンだった朝秀晃ことマル（窪塚洋介）。彼は試合中に頭部に負ったけがの後遺症に苦しみながら、警備会社でアルバイトをしていた。野良猫が行方不明になったのと同じころ、自動車整備工場勤務の梅津郁巳ことリリィ（降谷建志）に出会う。ひょんなことからシングルマザーのボディーガードを頼まれたマルと、女をストーカーする男を殴ってしまったリリィは、女を守るために東京へ向かう。

山口県・萩市を舞台に、アルツハイマーの妻を支える夫と家族の愛を描いた、12年の真実の物語。

エロいことばかり考えている誠豪介は、聖愛学園に転校することに。登校するやいなや校門でブルマー姿の女子生徒たちを見掛けて興奮する彼だが、そこでは美崎静香を会長とする自治クラブが女尊男卑を掲げ、男女交際は言うに及ばず、男子生徒の勃起や女子生徒へのみだらな妄想を禁じていた。静香の右腕である星チカコが、写真部の山田たかしをはじめとする男子生徒に勃起我慢を強いているのを目撃した豪介は、静香に決闘を申し込むが…。

Little Trip: Chairperson Ayako and Yuki, who sometimes skips school, become close. They run away. Rakugaki Uwagaki: Satomi used to be a member of art club, but she stopped drawing. Due to a cultural festival, she decides to draw again. Baion: Kuroi likes recording the sounds of daily life. One day, she meets Rika. Rika begins to enjoy recording the sounds of daily life with Kuroi.

高級マンションの一室に設けられた秘密クラブ、ガンダーラ。そこで開催される乱交パーティーに、ニート、フリーター、サラリーマン、女子大生、保育士、OL、ピアスだらけの女たちが参加する。セックスしたいという共通の欲望と目的を抱えている彼らだったが、体を重ねるのに抵抗を感じる相手も浮上してくる。さまざまな駆け引きが展開する中、ニートは女子大生に特別な感情を抱くようになっていく。＜演劇ユニット「ポツドール」を率いる三浦大輔が同ユニットの舞台劇を映画化したドラマ。乱交パーティーに集まった、年齢も肩書もバラバラな男女たちが抱える欲望、嫌悪、劣等感といったものが絡み合い、思わぬ事態を引き起こす。池松壮亮、門脇麦のほか、新井浩文、滝藤賢一、田中哲司ら実力派が結集。彼らの熱演に加え、人間の愚かさやかなしみを深く見つめたテーマに考えさせられる。＞

Ryo Hanaki was raised to be a professional assassin. One day he was defeated by some accident in the mission. Here he meets Rio, an attractive high school girl. He spent days as a heartless assassin, but his life starting changes after he helps Rio. By a twist of fate, Rio who was a complete unknown became an assassin target overnight. A single mistake from his decision to save Rio decided the destiny of the masses...

Young Lisa reaches 20 years of age and begins to suffer from an unusual phenomenon that causes her face to become more and more disfigured by the day. Diagnosed with schizophrenia, Lisa undergoes treatment but gets steadily worse. When evidence suggests that she is possessed by the devil, Lisa's father tries to exorcise the evil spirits in a life and death battle for her immortal soul!

A young woman returns to her birthplace for an ex-classmate's funeral. She and a friend lose themselves in melancholy.

2010年にAV女優を引退したみひろの私小説を、「童貞放浪記」の小沼雄一監督が映画化。「アウトレイジ」の渡辺奈緒子が映画初主演を務める。新潟の高校を卒業し、女優になる夢をかなえるため上京したひろみは、ある日ヌードモデルのスカウトを受ける。AVには出演しないことを条件にモデルの仕事を受けたひろみだったが、恋人や親友からは猛反対され、次第に孤立していってしまう。ひろみはひとり悩んだ末、長年の夢をかなえるためにAV出演を決意する。

看護士の裕子（加護亜依）は芙季絵という少女の担当になってから、自分の身辺で奇妙な現象が起きるようなったと感じていた。検査をすると芙季絵の体内から嚢腫が発見されるが、それはこの世に生を受けることのできなかった者たちのうらみが集結したものだった。やがて芙季絵の父親は殺人を犯し発狂したため、母は娘の除霊を頼むが……。

Minako is diagnosed with a brain tumor and doesn't have long to live. She wants to see her twin sister once again, but there are consequences. The twins bring out the worst in each other. Together, they are psycho-pyromaniacs and can be very destructive. There's a reason why they've been separated for 13 years, to protect themselves and those around them. Now, they'll be together again.

In this J-horror flick based on a popular videogame series, honor students on a senior cruise get trapped in an alternate reality game brought on board by their vindictive classmate.

多岐坂真樹はアポロン音楽大学ピアノ科に在籍しているが、ピアノが不得意で、学業よりも友達の石神来果や、複数の男性と身体の関係を楽しむ事に熱心な生徒だった。ある日真樹は、放課後ピアノの練習をしている青年、崎沢流唯駆に興味を持ち、軽い気持ちで近づくが、拒絶されてしまう。しかし、流唯駆の事が気になる真樹は才能のある流唯駆にピアノを教えてほしいと頼み込む。始めは断った流唯駆も毎日熱心に通ってくる真樹にほだされ、ピアノを教えるようになる。2人は急速に親しくなってゆく。

日本で最も多い名字“佐藤”姓の人々が、全国で相次いで亡くなるというニュースが世間をにぎわせていた。ある日、不良高校生の佐藤翼は、対立する不良グループとの追走劇の最中に異世界へと紛れ込んでしまう。そこでは“佐藤”姓の人々が王の仕向けた鬼に追われ、捕まると殺される鬼ごっこが行われていた。

アパレルメーカー「LOVE＆HATE」のデザイナーである水木律は、ＮＹ留学からの帰国当日に社長の息子二人との同居を言い渡される。社長から内密に、突然引きこもりになってしまった高校生の長男・翔の様子を見て話を聞いてやってくれと頼まれた律は、翔を心配しながらも以前から親しかった兄弟達に会えるのを楽しみに彼らの家を訪ねた。弟の遼は律との再会を心から喜んだが、翔は心を閉ざしたままだった。翔の変貌ぶりに律は衝撃を受ける。留学前、翔と律は密かに愛しあっていたのだ。翔を立ち直らせようと必死で努力する律。しかし、彼の気付かぬところで、悪意に満ちた裏切りが仕掛けられていた。

Ao Chong is the first feature film directed by Lee Sang-Il about Korean high school students growing up in Japan.