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白蛇の精・白娘は、幼い頃可愛がってくれた許仙のことが忘れられず美しい娘となって彼の前に姿を現した。二人を手引きするのは、魚の精の少青。たちまち二人は恋に陥ってしまう。しかし、このことはたちまち法海和尚の知るところとなり、妖怪に魅入られた若者の命を慮る和尚は、法力をもってこの恋を妨げようと決意するのであった。だが、二人の恋は上々の首尾で花咲き乱れる美しい屋敷の庭をそぞろ歩くなど、夢うつつのひとときを過ごしていた。許仙と仲良しのパンダとミミーの二匹も、少青と一緒に屋敷の中を遊びあるき、あげくの果てに柱の飾り龍を引きずり落としてしまった。龍は勝手に動き出し、パンダとミミーそして少青をつかまらせたまま、夜空を飛び回って宝物殿に落ちた。少青はそこで拾った宝石を許仙と白娘に与えたが、これが二人を引き離すもとになる。