ダンサーになる夢が破れた羽吹隆は、自分を見つめ直すために八王子の山奥にある「希望寺」にたどり着く。寺の住職・孔明に迎えられた羽吹は寺での新生活をスタートさせるが、先輩僧侶の宝田から「夜9時以降、外を出歩かない」というルールを言い渡される。しかしその夜、羽吹は満月に誘われるように寺の外へと出てしまう。そこで羽吹が目にしたのはゾンビと孔明による壮絶なバトルだった。
Shimazaki Yonosuke
江戸時代の東北の海坂藩。下級藩士の牧文四郎(市川染五郎)の父(緒形拳)は、藩の派閥抗争に巻き込まれ、冤罪によって切腹を命じられた。以後、文四郎は謀反をおこした父の子として数々の試練にさらされる。
Nishi (voice)
初恋の相手の女の子、みょんちゃんと偶然再会し、思わず心弾ませる西。彼女が姉ヤンと営む焼き鳥店に招待されたまではよかったが、そこへ一家の借金の取り立てに来たヤクザに西はあっけなく殺される。大好きだったみょんちゃんを助けられなかったばかりか、あまりにもぶざまな自分の死にざまが悔しい西は、神様に逆らって現世に舞い戻り、人生最後の場面のやり直しをすることに。そんな西は巨大なクジラにのみこまれてしまう。
一太と二太の兄弟は、うらぶれた水平島の中でも特にビンボーな人間たちが集まっているうらの港に住んでいる。彼らには元から父親がいない上、母・今日子はもう半年も家を空けている。その母がある日、離れて暮らしていた娘のかの子を連れて帰ってきた。今日子はまたすぐ出ていってしまったが、姉かの子が母代わりとなり、水平島のおかしな面々に暖かく見守られながら、兄弟にとっては貧しくも楽しい生活が始まる。だがそれも束の間、今日子が新しい男に貢ぐため家の権利書を売却してしまい、3人は家を追われる羽目になってしまう…。