The Red Cockatoo (2006)
ジャンル : コメディ, ドラマ
上映時間 : 2時間 8分
演出 : Dominik Graf
脚本 : Karin Aström, Michael Klier
シノプシス
A coming-of-age story set in Germany in the 1960s. Siggi becomes involved in a love triangle when he falls for Luise, but the tightening political climate forces him to make a fateful decision.
エメットは、真面目を絵に描いたような性格で見た目は至って普通という、どこを取っても平均的なLEGO(R)のミニフィギュア。にもかかわらず、どういうわけか人知を超えた能力を誇り、世界を救う鍵となる人物だと周囲から勘違いされてしまう。困惑する中、謎めいたグループのメンバーに迎え入れられた上に、バットマンやスーパーマンも入り乱れる巨悪退治の冒険に出ることに。救世主やヒーローの自覚もなければ世界を救う覚悟もない彼は、行く先々で大騒動を巻き起こしていく。
極悪ガエルのゴンゾがロシアの刑務所から逃げ出し、世間を恐怖に陥れていた。一方、ザ・マペッツの面々は敏腕プロモーターのドミニク・バジーの提案でワールドツアーを行うが、ある日座長のカーミットは自分とうり二つのゴンゾにはめられ、逮捕されてしまう。カーミットに成り済ましザ・マペッツに潜入したゴンゾは、世界を股に掛けた陰謀をたくらむ。
フランスの田舎町に暮らす夢見がちな少女ベルは、捕らえられた発明家の父を救出しに行った森の中の古城で、恐ろしい姿をした野獣と対面する。野獣はかつてわがままな王子だったが、魔法によって姿を変えられ、21歳の誕生日までに誰かを愛さなければ元の姿に戻れないという呪いをかけられていた。いつしか惹かれ合うベルと野獣だったが、一方、ベルに想いを寄せる乱暴者ガストンが野獣を倒すため森の城に向かっていた。
日々繰り返される祭りの準備に憂鬱なハロウィンの王様ジャックは、ある日、偶然クリスマスの世界へ迷い込む。その華やかさに魅了された彼は、ハロウィン風クリスマスの計画を思いつく。しかし、サリーはそんなジャックを心配している。
1959年9月。ライデル高校の不良少年グループ《T・バーズ》のリーダーであるダニーは3年生になるが、夏休みにバカンスに行った先で恋に落ちた少女、サンディと突然再会して驚く。彼女は父親の転勤で、ダニーの高校に転校してきたのだ。仲間たちの手前、はしゃぎすぎないよう心がけるが、サンディといられることを内心喜ぶダニー。2人は時に気持ちがすれ違いケンカすることもあるが、新たに恋を育んでいく。
ドラッグ中毒のマークと悪友たちは常にハイ状態か、あるいはドラッグを手に入れるため盗みに精を出しているというていたらく。ある日、マークはこのままではいけないと更生するためにロンドンに行き職に就く。ところが、彼らの仲間が会社に押し掛けたことが原因で、マークはクビになってしまう。
カンザスの農場でおじさん夫婦と一緒に暮らす少女ドロシーは、ある日、竜巻に家ごと上空に巻き上げられ、愛犬のトトとともに魔法の国オズへとたどり着く。故郷の家に戻るためにはオズの魔法使いの力を借りる必要があると言われたドロシーは、早速魔法使いの住むエメラルド・シティを目指して旅に出る。その途中、臆病ライオンや脳のないカカシ、そして心を持たないブリキ男も仲間に加わり、一行は不思議な冒険を繰り広げていく。
1963年のブロンクスを舞台に、徒党を組む若者たちの姿を描いた青春映画。イタリア系非行グループ“ワンダラーズ”を主役に、中国人や黒人など多様なグループが登場し、抗争や連帯といった群像劇が綴られるが、ストーリーの起伏には大きく欠ける。後半登場する暴力グループ“ダッキー・ボーイズ”の不気味さに、P・カウフマンの前作「SF/ボディ・スナッチャー」(78)のタッチが見られる。
英国の作家、ニック・ホーンビィの同名ベストセラー小説に惚れ込んだジョン・キューザックの情熱から生まれた意欲作。自ら製作・脚本・音楽監修を担当している。キャスティングも豪華そのもの。
ウィル・フリーマン。38歳、無職、独身。ノース・ロンドンに住み、亡き父がクリスマス・ソングを一発ヒットさせたおかげでお気楽な印税生活を送っていた。ある日、ウィルは12歳の少年マーカスと出会う。マーカスはシングルマザーの母親フィオナのひどい鬱病に悩んでいた。そんな矢先、フィオナが自殺を図る。フィオナはウィルの素早い対応で事なきを得るが、マーカスは母をこれ以上一人にしておけないと考え、ウィルと母のデートをセッティングする。そうこうしてるうち、次第にウィルのアパートに入り浸るようになるマーカス。生活のリズムを狂わされ困惑するウィルだったが…。
When eccentric candy man Willy Wonka promises a lifetime supply of sweets and a tour of his chocolate factory to five lucky kids, penniless Charlie Bucket seeks the golden ticket that will make him a winner.
地球という星の、ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキという5つの都市で、5人のタクシー・ドライバーが乗客を乗せた。同じ夜にそれぞれに繰り広げられる5つの物語。本作はジャームッシュの作品に共通して見られる奇妙な可笑しさ、卓越したセンスが冴える会話に加え、背景に広がる空しさに満ちた荒涼感は健在であり、その独自の雰囲気で好き嫌いがハッキリと二分される彼の作品にしては割りと門戸が広く、様々な人が楽しめる作品に仕上がっている。特に、ニューヨークが舞台の話と、ロベルト・ベニーニ主演によるパリの話がお勧め。
1910年、ロンドン。気難しい銀行家バンクスは、娘ジェーンと息子マイケルの教育のため、新しい家庭教師を探す。わんぱく盛りの子どもたちのせいで、家庭教師が居着かないのだ。そんなある朝、メリー・ポピンズと名乗る家庭教師の女性が傘を差して風に乗ってやって来る。優しくて楽しく、おまけに不思議な力を持ったメリーに子どもたちはたちまち夢中になる。だが、子どもを厳しくしつけたいバンクスはメリーが気に入らなかった。
1960年代のアメリカの片田舎。チェコから移民してきた女性セルマは幼い息子ジーンを育てながら工場で働く。遺伝性の病気で視力を失いつつある彼女は、ジーンにだけは同じ運命をたどってほしくないと、手術費用を必死でためている。ところがある日、彼女はその大事な貯金を隣人の警官ビルに盗まれてしまう。しかも奪われた現金を取り戻そうとした彼女は思いがけずビルを殺した容疑で捕まり、刑務所に入れられてしまう。
雪に閉ざされた北極の地で、マットはロンドンで出会ったアメリカ人学生のリサのことを想っていた。ブラック・レーベル・モーターサイクルのライブで出会った2人は恋に落ち、何度も身体を重ね合わせていた。
とある夏、家族と共に避暑地にやってきた17才の少女ベイビーはそこで、ダンス・インストラクターのジョニーと出会い、愛し合うようになる。上流階級のお嬢様はやがて大人の女へと成長する。
ゴジラシリーズ第2作。岩戸島に遭難した飛行士によって、ゴジラとアンキロサウルス、通称アンギラスの闘いが目撃された。対策本部はゴジラを監視下に置き、本土上陸を阻止しようとする。しかし、脱走した囚人が起こしたコンビナートの火災が、ゴジラを大阪に誘導してしまう。そしてゴジラを追って、アンギラスも姿を現わした。世紀の闘争の末、アンギラスは倒れゴジラは海へ去ったが、大阪の街は廃虚と化す……。
マンハッタンのウエスト・サイド。イタリア系の若者からなるジェット団と、プエルトリコ系の若者からなるシャーク団は不良グループ同士、町で顔を合わせればにらみあうという一触即発の関係だ。しかし、ジェット団のリーダー、リフの親友であるトニーは、シャーク団のリーダーであるベルナルドの妹、マリアと出会って、互いに一目惚れしてしまう。やがてリフとベルナルドがけんかした末、ひとりが命を落としてしまう事件がおこる。
タクシー運転手のマックスはロサンゼルスで12年間まじめにタクシー運転手という職業をこなしていた。ある日、客として乗せた女性検事アニーとの会話をするうちにささやかだが心が通じ合い、アニーはマックスに自分の名刺を渡して車を降りる。
バンドをクビにされ、ルームメイトのネッドからも追い出されたデューイは名門小学校で代用教員をしているネッドになりすましバイト感覚で学校へ行くが……。<ミュージシャンでもあるジャック・ブラックが破天荒なロッカー教師を演じるコメディータッチの人間ドラマ。名門小学校にそぐわないニセ教師と小学生たちがロックを通じて交流を深める、笑いと風刺、感動、そして涙ありの作品。監督に「オースティン映画批評家協会」の設立者であるリチャード・リンクレイター。脚本は本作で友人役を演じるマイク・ホワイト。実際に楽器を演奏している子役たちの演奏の巧さもにも注目。>