Tonight We Raid Calais (1943)
ジャンル : 戦争, ドラマ, 履歴
上映時間 : 1時間 20分
演出 : John Brahm
脚本 : Waldo Salt
シノプシス
A British commando is on a one-man raid to destroy a bomb factory in Nazi-occupied France. He must enlist the aid of French farmers to complete his mission.
第2次世界大戦の1941年。ナチスドイツに占領されたフランスのラ・ロシェルの港から、出撃命令によって出航する潜水艦U96にヴェルナー(ヘルバート・グリューネマイヤー)が乗り込む。ベテランの艦長(ユルゲン・プロフノウ)や乗組員に囲まれながら、荒れた海での過酷な哨戒、次々と爆雷を放ってくる敵駆逐艦との攻防、海の藻くずと化していく敵の姿など、戦争の現実を次々と目の当たりにするヴェルナー。そんな中、U96に新たな命令が下される。
2006年、東京都小笠原諸島硫黄島。地中から発見された数百通もの手紙。それは61年前この島で戦った男たちが家族に宛てて書き残したものだった。届くことのなかった手紙に、彼らは何を託したのか。<第2次世界大戦時の最も悲劇的な戦いと言われる「硫黄島の戦い」を、日米双方の視点から描く“硫黄島プロジェクト”の日本側視点の作品。硫黄島でアメリカ軍を悩ませた伝説の陸軍中将である栗林忠道と彼の部下たちによる死闘が描かれる。監督はクリント・イーストウッド。渡辺謙、二宮和也ら日本人俳優が出演する。>
1950年。第二次世界大戦の終結による満州国の崩壊と国共内戦の終結により、共産主義国である中華人民共和国の一都市となったハルビン駅の構内。5年間にわたるソビエト連邦での抑留を解かれ、中華人民共和国に送還された「戦犯」達がごった返す中で、列から外れた1人の男が洗面所で自殺を試みる。男は監視人の手により一命を取り留めるものの、薄れ行く意識の中で幼い日々の頃を思い出していた。この男こそ清朝最後の皇帝にして満州国の皇帝、「ラスト・エンペラー」と呼ばれた愛新覚羅溥儀その人であった。
南アフリカ、1893年。ただ白人では無いことを理由に一人の青年紳士が列車の一等車から放り出され、この人種差別に青年は激しい怒りを覚えた。青年の名はモハンダス・K・ガンジー。ロンドンで法律を学んだ彼はインド人商社の顧問弁護士として南アフリカのダーバンへ渡って来たのだ。彼はインド人移民に呼びかけて身分証明カードを焼き拾てることを提唱する。
第2次大戦末期のイタリア。空襲で破壊された修道院でカナダ人看護師ハナは、ある患者の世話をしている。重い火傷で英語を話すが自分の名は思い出せない。英陸軍工作兵のキップ、カナダ軍諜報部隊のデヴィッド・カラヴァッジョと共に修道院で一緒になった4人。カラヴァッジョは患者に問いかけ、患者は徐々に記憶を取り戻す。
ナチスのワルシャワ侵攻を目の当たりにし、死の収容所送りを奇跡的に逃れたシュピルマンは、ゲットーの廃墟に身を隠すことで第二次世界大戦を生き延びる。
1939年、ポーランド南部の都市クラクフにドイツ軍が侵攻した。ドイツ人実業家のオスカー・シンドラーは、一旗揚げようとこの街にやって来た。彼は金にものを言わせて巧みに軍の幹部たちに取り入り、ユダヤ人の所有していた工場を払い下げてもらう。ユダヤ人会計士のイツァーク・シュテルンをパートナーに選んだシンドラーは、軍用ホーロー容器の事業を始める。41年3月、ユダヤ人たちは壁に囲まれたゲットー(居住区)に住むことを義務づけられる。シュテルンの活躍で、ゲットーのユダヤ人たちが無償の労働力として、シンドラーの工場に続々と集められ事業はたちまち軌道に乗る。
大戦中のヨーロッパ戦線を舞台に、連合軍のならず者たちが繰り広げるアクション・コメディ。連合軍のアメリカ兵ケリーは、捕虜の敵軍将校から、とっておきの情報を引き出した。それは、ドイツ軍占領下のフランス銀行に千万ドル単位の金の延べ棒が保管されているということ。彼は早速ビッグ・ジョーら仲間を集めて金塊の強奪計画を練り、現地へ出発する。奇襲作戦などで敵の防衛網をくぐり抜けていくケリーたちは、次々に味方を失いながらも戦線を突破。そして、ついに戦車で厳重ガードされた目的の銀行へ辿り着き、金の延べ棒をめぐって激しい攻防戦が開始されるのだが…。
第2次世界大戦中のイタリア。シチリア島の漁村で暮らす12歳の少年レナートは、美しい年上の女性マレーナに魅せられる。彼女は結婚して2週間で戦地に送られた夫の帰りを待ち続け、レナートはそんな彼女の姿を見守っては想いを募らせていた。戦局の移り変わりで島はナチス、次いで米軍の支配下となり、戦争未亡人となったマレーナは自分を庇護してくれる愛人の間を渡り歩く。だがそんな彼女の行動は島の人々の反感を買う。
ギリシャ・ナバロン島に据えつけられた2門の大砲を破壊するため、6人のメンバーからなる特殊部隊が結成された。イギリス駆逐艦がここを通過するまでに、大砲を破壊しなければならない。彼らは、ナバロン島南側の、400フィートもの絶壁に取りつくが……。A・マクリーンの同名冒険小説を映像化。錚々たるキャストと、重厚な演出が実にマッチした文字通りの娯楽大作。J・リー・トンプソンの最高傑作。
1944年、第二次世界大戦下のドイツ。若き中尉トミー・ハートはドイツ軍に捕まり、5万人もの連合国軍捕虜が囚われているムースブルグ捕虜収容所に送られてきた。ある日、その収容所内で死体が発見される。死んでいたのは人種差別主義者として知られていたアメリカ人捕虜で、一人の黒人アメリカ兵に殺人の容疑がかけられる。ロースクールの学生だったトミーは彼の弁護を買って出るが、独自に調査を進めていくうち、収容所内でアメリカ人捕虜を仕切っていたマクナマラ大佐の存在に行き着く。
太平洋戦争が開戦して間もない1942年の4月18日。突如、米空母ホーネットより発艦したB25が日本に襲来し東京を初めとする主要都市が被害を受ける。被害は少なかったとはいえ連勝中の日本軍にとっては痛手であった。広島にいた山本五十六は急遽友永丈市や南雲忠一を召集し真珠湾攻撃で打ち漏らした敵空母を沈め、それに合わせてミッドウェー諸島を占領しハワイ攻略に結びつけるMI作戦(ミッドウェー海戦の略称)を発案。直ちに4隻の空母からなる機動部隊と戦艦を筆頭とする主力部隊を編成しミッドウェーに進撃した。
北アフリカ戦線から帰還して、避暑地で休養を取っていたドイツ陸軍の戦闘工兵達に出動の命令が下る。目的地は東部戦線の激戦地スターリングラード。だが彼らがそこで見たのは、栄光とは程遠い戦争の現実であった。死闘を繰り広げる彼らをあざ笑うかのように、ロシアの冬将軍が到来し、厳しい戦いを強いられることになる。
1943年、南太平洋ソロモン諸島ガダルカナル。上官の戦死で小隊を指揮することになったエンダーズ伍長だったが、日本軍の猛攻の前に若い兵士たちを次々と失い、自らは負傷しながらも唯一の生き残りとして心と体に深い傷を負い帰還する。責任を感じるエンダーズは一刻も早い復隊を希望する。ようやく復隊が認められたエンダーズに課せられた新たな任務は、“ウインドトーカーズ”と呼ばれたナバホ族の通信兵とペアを組んで護衛し、彼の戦場での安全を確保することだった。しかし、真に必要とされたのは暗号の秘密の死守で、そのためにはいかなる犠牲を厭うなとの極秘指令も含まれていた……。
1943年、第二次世界大戦真只中のアメリカ。プロ野球選手たちも次々と戦場へ駆り出され、大リーグの運営は危機を迎えていた。オレゴンの片田舎に住むソフトボール・リーグ選手、ドティ・ヒンソンとキット・ケラーの姉妹のところへ、ある日プロ野球のスカウトマンが訪ねてきて、近く発足する全米女子プロ野球リーグに参加しないかと誘う。
冒険小説の巨匠アリステア・マクリーンのベストセラーを映画化。原作者自らが脚本も担当したアクション大作。
第2次大戦中、“鷲の城”と呼ばれる難攻不落のドイツ軍要塞に捕らわれの身となったアメリカの将軍を救出するため、スミス少佐(リチャード・バートン)率いる6人のイギリス諜報部員と、アメリカ軍シェイファー中尉(クリント・イーストウッド)による特殊部隊が、鷲の城に侵入する。しかし状況は二転三転、意外な事実が明らかにされていく…。
1938年のオーストリア、院長の命により厳格なトラップ家へ家庭教師としてやって来た修道女マリア。彼女の温かい人柄と音楽を用いた教育法で、七人の子供たちはマリアの事が好きになるが、父親であるトラップ大佐とマリアの衝突は絶え間なかった。だが、次第に大佐に惹かれている事に気づき悩むマリア。やがて大佐の再婚話が持ち上がり彼女は傷心のまま修道院に戻る。
第2次世界大戦末期の1945年2月、連合軍は敗走するドイツ軍を追ってライン川に迫った。ドイツ軍は、天然の要害であるライン川を盾にして防御するしかなく、連合軍もライン川を渡河すべく、無傷の橋を目指していた。
ブロック将軍は上司から、担当地区に残る橋を全て爆破するように命じられたが、川の向こうには7万5000人の兵が残されており、この友軍が撤退できるようレマゲン鉄橋をぎりぎりまで残し、連合軍が間近に迫ってから破壊しようとする。将軍は腹心の部下、クリューガー少佐を橋防衛部隊の指揮官に任命し、連合軍が橋の目前まで迫るまで爆破しないように指示する。
クリューガー少佐が橋に赴くと、書類上では1600名の兵員が実際はほとんどおらず、爆破のための爆薬すら無い逼迫した状況であった。少佐は、爆破の準備や橋の防衛陣地の構築とともに増援部隊の派遣を要請するが、いくら要請しても生返事ばかりで一向に援軍が来る気配は無い。そうしているうちに、アメリカ軍のバーンズ少佐指揮の機甲歩兵大隊に所属する先遣隊が橋の間近まで迫り、橋をめぐる攻防戦が始まる。
第二次世界大戦下、8歳の少年ブルーノは、ナチス将校の父の栄転でベルリン郊外に引っ越すことになる。裏庭の森の奥、鉄条網で覆われた場所を訪れたブルーノが出会ったのは、縞模様のパジャマを着た少年シュムエルだった。二人は友情を育むが、ある日ブルーノはシュムエルを裏切ってしまい……。<ナチス将校を父親に持つドイツ人少年と強制収容所内のユダヤ人少年との友情と哀しい運命を描いた心揺さぶる人間ドラマ。ジョン・ボイン原作の世界的ベストセラーを映画化。主人公となる二人の少年をオーディションで選ばれたエイサ・バターフィールドとジャック・スキャンロンが演じる。人種など問わない純粋な友情と、戦争がもたらす子どもたちの宿命に胸が痛む。>
1941年、ナチス占領下のフランスの田舎町で、家族を虐殺されたユダヤ人のショシャナはランダ大佐の追跡を逃れる。一方、“イングロリアス・バスターズ”と呼ばれるレイン中尉率いる連合軍の極秘部隊は、次々とナチス兵を血祭りにあげていた。やがて彼らはパリでの作戦を実行に移す。