Leslie Howard: The Man Who Gave a Damn (2015)
ジャンル : ドキュメンタリー
上映時間 : 1時間 34分
演出 : Thomas Hamilton
シノプシス
Documentary looking at the life and career of 1930s film star Leslie Howard. It features exclusive home movie footage, including footage from the Gone with the Wind set. The film includes extensive interviews with Howard's daughter, Leslie Ruth "Doodie" Howard, and contributions from friends and colleagues.
U.S. soldier Frank Dux has come to Hong Kong to be accepted into the Kumite, a highly secret and extremely violent martial arts competition. While trying to gain access into the underground world of clandestine fighters, he also has to avoid military officers who consider him to be AWOL. After enduring a difficult training and beginning a romance with journalist Janice Kent, Frank is given the opportunity to fight. But can he survive?
The story of the famous and influential 1960s rock band and its lead singer and composer, Jim Morrison.
1969年、ニューヨーク上空に珍しいオーロラが出現した日、消防士フランクは救助を終え、妻ジュリアと6歳の息子ジョンの待つ家へと戻ってきた。親子3人の生活は幸福な輝きで満たされていた。ちょうどその日のオーロラのように。だが、その2日後、フランクは殉職する。息子ジョンは深い哀しみに暮れる。それから30年。再びニューヨークにオーロラが出現した日、ジョンはふと父が愛用していた無線機を見つける。そしてそこから男の声が聞こえてくる……。まるでそれは父と話しているようだった。
アメリカで、同性愛者であることをカミングアウトして公職に就いた初めての人物、ハーヴィー・ミルク。波乱万丈の短い人生を送った彼の、最後の8年間に何があったのかを、ガス・ヴァン・サント監督が描き出す。
原作者C・ブラウンの実話を映画化した作品。生まれながらの重度の脳性小児麻痺により、左足が少し動かせるだけで、後は植物人間同様の生活を余儀なくされている不遇の主人公が、その絶え間ざる努力の末、やがて言語能力を取り戻し、わずかに動く左足を使い絵を描けるようになるまで成長していく姿を描く。
19世紀末、ロンドン。医師トリーブスは、街の見世物小屋で象人間と呼ばれていたジョン・メリックに出会う。研究のために彼を病院で生活させるが、やがてメリックの知性と純粋な心に触れ、人間らしい交流が生まれる。<19世紀末に実在した奇型の青年の数奇な運命と、彼をとりまく人々との交流を描き世界的に大ヒットした不朽の名作。鬼才デイヴィッド・リンチは本作の成功で一躍脚光を浴びた。出演には、本作で英国アカデミー賞主演男優賞に輝いたジョン・ハート、アンソニー・ホプキンス、サー・ジョン・ギールグッドら>
フランク(ヴィゴ・モーテンセン)と愛馬ヒダルゴはともに数々のクロスカントリー・レースを制した伝説のコンビ。が、いまは引退状態にあった。そんなとき、世界一過酷なレースの挑戦状を受け、参加することになる。
才人スパイク・リー監督が、自身も尊敬する、近代アメリカきっての偉大な思想家であり、キング牧師と並ぶ黒人解放運動のリーダー、マルコムXの生涯を描いた伝記的作品。物語は、マルコムがチンピラだった頃から始まる。若くして窃盗罪で服役し、刑務所の中でイスラム教に改宗、出所ののち彼は、イライジャ・ムハマットの下でブラック・モスレムきっての白人を敵対視する煽動家となる。やがて組織に疑問を感じ、多人種共存の道を探ってメッカを巡礼、そしてあらゆる人種の真の友愛を悟って帰国。そしてアメリカ黒人の解放運動を今までになかった新しい理念によって大きく展開しようとした矢先の1965年2月21日、ハーレムのオーデュボン・ボールルームでの講演中に13発の銃弾を浴びて射殺されるまでの、壮絶な軌跡を克明に追う。原作は、マルコムXが著わし「ROOTS/ルーツ」のアレックス・ヘイリーがまとめた『マルコムX自伝』。D・ワシントンのパワフルな芝居とテンポの良い演出が、この長尺を一気に見せる。
17歳のレイ・チャールズ・ロビンソン(ジェイミー・フォックス)は、バスでシアトルに向かおうとしていた。黒人はバスの席が隔離されていた時代に、目の見えないレイはバスの運転手にバカにされ、暴言を吐かれる。
ヘンリー・ヒル、1943年ブルックリン生まれ。大物ギャング、ポーリーのアジトで育った彼は、物心ついた頃からマフィアに憧れていた。やがて念願の"グッドフェローズ"の仲間となり、"強奪"専門のジミー、野心旺盛なチンピラ、トミーと共に犯罪に犯罪を重ねていく。が、麻薬に手を出したことから育ての親、ポーリーに見放され、さらにジミーたちが起こした600万ドル強奪事件を追うCIAの捜査の手もヘンリーに迫る。
三国時代の中国。漢の丞相の曹操(のちの魏の礎を築いた)は、北部を平定した後、南部も制圧するために兵を進める。その目的は、天下統一に邪魔な劉備・孫権の抹殺だけでなく、今は周瑜の妻となった天下一の美人小喬の奪取にもあった。荊州にいた劉備軍は南下して軍を立て直そうとするが、途中の当陽県長坂にて追いつかれ、敗走する。 夏口へ逃げた劉備は、部下の諸葛亮(孔明)の提案に従い、孔明を孫権(のちに呉を建国)のもとへ派遣する。孔明は孫権の総司令である周瑜と意気投合し、2つの勢力は共に曹操と戦う同盟を結ぶ。孫権は数万の軍勢を派遣し、劉備軍とともに長江の赤壁付近で曹操軍と相対し、両者互いに決戦のために水軍と陸軍を動かすのだった。
18世紀の英国。公爵家に嫁いだジョージアナは美貌のファッショニスタとしてセレブ界を魅了。だが公爵にとって、妻は男子後継者を産むだけの存在でしかなく、彼女の親友エリザベスを愛人に迎える。屈辱にひたすら耐えるジョージアナは、孤独な肉体を癒すように若き政治家とのスキャンダラスな愛に堕ちていく…
1933年、大恐慌がピークに達した米国各地で、仲間たちと銀行強盗などの事件を次々と起こし続けるデリンジャー。銀行嫌いの国民から応援されつつも、FBIのフーバー長官は彼を“社会の敵(パブリック・エネミー)No.1”とし、敏腕捜査官パーヴィスをFBIシカゴ支局長に就任させ、デリンジャー逮捕をめざす。一方、デリンジャーは町で出会った女性ビリーに魅了され、彼の強引なまでの口説きっぷりに彼女もまた彼に惹かれていく。
An impromptu goodbye party for Professor John Oldman becomes a mysterious interrogation after the retiring scholar reveals to his colleagues he never ages and has walked the earth for 14,000 years.
タルコフスキーとコンチャロフスキーという、旧ソ連の枠を脱して活躍することになる二大俊英が協力して脚本を執筆し、中世ロシア史上最高のイコン画家ルブリョフを主人公に、当時の社会と民衆の関わりを巨視的に捉えた歴史大作で、全体で二部構成。冒頭の、巨大な気球での飛行を試みる男たちの描写が象徴する閉鎖的な時代に、信仰と芸術の力によって風穴を開けたのがルブリョフと言える。彼は同窓の僧侶キリールに陥れられかけ、逆に大公の覚えめでたく宮廷画家となるが、連日、寺院の白い壁に向かい一筆も動かさない。神の愛を描きたいと願う彼の眼に時代は暗く映りすぎた。そして、公弟にそそのかされたタタール人が城を襲う(ここからが第二部)。ルブリョフは白痴の少女を救おうとして敵兵を討ち、後悔から筆を絶ち、修道院に戻るが、誰とも口をきかない。今や落魄の身のキリールとの再会……。ロシアはなお暗黒の中にあったが、大公は巨大な鐘の鋳造で威信回復を図る。今はなき名人の息子ボリースカの指導によって作業は開始され、ルブリョフはそれを興味深く見守る。秘訣を父に教わったという少年だが、実は鐘を作りたいばかりについた出まかせで、ようやく大鐘完成の暁に彼は真実を泣きながらルブリョフに明かす。彼は少年を賞賛し、自らも励まして言った。“君と一緒にやって行こう”……。15年にわたる無言の行の末、最初に出た言葉がそれであった。彼は再び絵筆をとり、その後、それまでの白黒とうって変わった鮮やかなカラーで写し出される偉大な作品群を残したのである。観ることが主人公の忍従に重なるような重厚な作品だが、それ故にラストの解放感は筆舌に尽くし難い。丸裸の自己と神--という一対一の構図を発見するまでの確執を描くのは、後のタルコフスキー作品にも通じるテーマだ。
1950年。第二次世界大戦の終結による満州国の崩壊と国共内戦の終結により、共産主義国である中華人民共和国の一都市となったハルビン駅の構内。5年間にわたるソビエト連邦での抑留を解かれ、中華人民共和国に送還された「戦犯」達がごった返す中で、列から外れた1人の男が洗面所で自殺を試みる。男は監視人の手により一命を取り留めるものの、薄れ行く意識の中で幼い日々の頃を思い出していた。この男こそ清朝最後の皇帝にして満州国の皇帝、「ラスト・エンペラー」と呼ばれた愛新覚羅溥儀その人であった。
爆破テロ事件の犯人という冤罪を受け、親族まで逮捕された男。父は「冤罪をそそげ」と遺言を残して獄死してしまう……。世界的な関心を集めたジェリー・コンロンの手記を映画化した作品。
Sissi is now the empress of Austria and attempts to learn etiquette. While she is busy being empress she also has to deal with her difficult new mother-in-law, while the arch-duchess Sophie is trying to tell the emperor how to rule and also Sissi how to be a mother.
3人の子供を抱えるシングル・マザーのエリンは子供を抱えていては職探しもままならず、信号無視の車に衝突される交通事故に遭う。こちらに過失のない事故だから絶対に勝てると弁護士のエドワードはエリンの弁護を請け負うが、陪審員の目には加害者が医師であるのに対し、エリンは社会的な信用が低く、証言時の言葉遣い悪さも災いして、金目当ての当たり屋と相手側に匂わされた結果敗訴してしまった。事故で負傷したにもかかわらず賠償金を得ることも出来ず、生活に窮したエリンはエドワードに、勝てる裁判で負けたのだから代わりに仕事を斡旋するように要求、半ば強引に彼の事務所で働くようになる。
相手を挑発する仕草や言動、ベトナム戦争の徴兵拒否……。リングの外でも数多くの伝説を残した男、モハメド・アリ。彼の生き様を描いた人間ドラマ。ウィル・スミスが真実を求め闘うアリを好演。