Sammy Salvage (1943)
ジャンル : アニメーション
上映時間 : 3分
演出 : Ted Eshbaugh
シノプシス
Under the motto "Junk Ain't Junk No More", Sammy Salvage collects junk that can be reused.
1943年、南太平洋ソロモン諸島ガダルカナル。上官の戦死で小隊を指揮することになったエンダーズ伍長だったが、日本軍の猛攻の前に若い兵士たちを次々と失い、自らは負傷しながらも唯一の生き残りとして心と体に深い傷を負い帰還する。責任を感じるエンダーズは一刻も早い復隊を希望する。ようやく復隊が認められたエンダーズに課せられた新たな任務は、“ウインドトーカーズ”と呼ばれたナバホ族の通信兵とペアを組んで護衛し、彼の戦場での安全を確保することだった。しかし、真に必要とされたのは暗号の秘密の死守で、そのためにはいかなる犠牲を厭うなとの極秘指令も含まれていた……。
太平洋戦争が開戦して間もない1942年の4月18日。突如、米空母ホーネットより発艦したB25が日本に襲来し東京を初めとする主要都市が被害を受ける。被害は少なかったとはいえ連勝中の日本軍にとっては痛手であった。広島にいた山本五十六は急遽友永丈市や南雲忠一を召集し真珠湾攻撃で打ち漏らした敵空母を沈め、それに合わせてミッドウェー諸島を占領しハワイ攻略に結びつけるMI作戦(ミッドウェー海戦の略称)を発案。直ちに4隻の空母からなる機動部隊と戦艦を筆頭とする主力部隊を編成しミッドウェーに進撃した。
1980年、ハワイ沖を航行する原子力攻撃空母ニミッツは突如、奇妙な竜巻の襲来を受けたために真珠湾へ引き返そうとするが、そのまま呑み込まれてしまう。嵐は収まったものの、随伴していた駆逐艦が行方不明で無線にどこからも応答がないなどの異常な事態を認識した艦長は、両舷に緊急警戒態勢を発令すると共に、真珠湾への偵察機を発進させる。ニミッツに近づく飛行機をレーダーによって発見し、調査のためにF-14トムキャットを発進させるが、その飛行機はなんと零戦であった。
1942年、ソロモン諸島。アメリカ軍は日本軍の駐留するガダルカナル島を、太平洋戦争の重要な拠点と見なしその占拠を図った。ウィット二等兵(ジム・カヴィーゼル)やウェルシュ曹長(ショーン・ペン)をはじめとするアメリカ陸軍C中隊の面々も作戦に参加、彼らを乗せた上陸用舟艇は美しい南洋の孤島に次々と上陸していく。だが一歩ジャングルの奥に足を踏み入れると、そこは紛うことなき戦場であった……。
冒険小説の巨匠アリステア・マクリーンのベストセラーを映画化。原作者自らが脚本も担当したアクション大作。
第2次大戦中、“鷲の城”と呼ばれる難攻不落のドイツ軍要塞に捕らわれの身となったアメリカの将軍を救出するため、スミス少佐(リチャード・バートン)率いる6人のイギリス諜報部員と、アメリカ軍シェイファー中尉(クリント・イーストウッド)による特殊部隊が、鷲の城に侵入する。しかし状況は二転三転、意外な事実が明らかにされていく…。
第2次世界大戦中のイタリア。シチリア島の漁村で暮らす12歳の少年レナートは、美しい年上の女性マレーナに魅せられる。彼女は結婚して2週間で戦地に送られた夫の帰りを待ち続け、レナートはそんな彼女の姿を見守っては想いを募らせていた。戦局の移り変わりで島はナチス、次いで米軍の支配下となり、戦争未亡人となったマレーナは自分を庇護してくれる愛人の間を渡り歩く。だがそんな彼女の行動は島の人々の反感を買う。
ギリシャ・ナバロン島に据えつけられた2門の大砲を破壊するため、6人のメンバーからなる特殊部隊が結成された。イギリス駆逐艦がここを通過するまでに、大砲を破壊しなければならない。彼らは、ナバロン島南側の、400フィートもの絶壁に取りつくが……。A・マクリーンの同名冒険小説を映像化。錚々たるキャストと、重厚な演出が実にマッチした文字通りの娯楽大作。J・リー・トンプソンの最高傑作。
第二次世界大戦下、8歳の少年ブルーノは、ナチス将校の父の栄転でベルリン郊外に引っ越すことになる。裏庭の森の奥、鉄条網で覆われた場所を訪れたブルーノが出会ったのは、縞模様のパジャマを着た少年シュムエルだった。二人は友情を育むが、ある日ブルーノはシュムエルを裏切ってしまい……。<ナチス将校を父親に持つドイツ人少年と強制収容所内のユダヤ人少年との友情と哀しい運命を描いた心揺さぶる人間ドラマ。ジョン・ボイン原作の世界的ベストセラーを映画化。主人公となる二人の少年をオーディションで選ばれたエイサ・バターフィールドとジャック・スキャンロンが演じる。人種など問わない純粋な友情と、戦争がもたらす子どもたちの宿命に胸が痛む。>
1938年のオーストリア、院長の命により厳格なトラップ家へ家庭教師としてやって来た修道女マリア。彼女の温かい人柄と音楽を用いた教育法で、七人の子供たちはマリアの事が好きになるが、父親であるトラップ大佐とマリアの衝突は絶え間なかった。だが、次第に大佐に惹かれている事に気づき悩むマリア。やがて大佐の再婚話が持ち上がり彼女は傷心のまま修道院に戻る。
1941年、ナチス占領下のフランスの田舎町で、家族を虐殺されたユダヤ人のショシャナはランダ大佐の追跡を逃れる。一方、“イングロリアス・バスターズ”と呼ばれるレイン中尉率いる連合軍の極秘部隊は、次々とナチス兵を血祭りにあげていた。やがて彼らはパリでの作戦を実行に移す。
オーストラリアにやって来た英国貴族、レディ・サラ。亡夫の遺した土地を守るため、粗暴なカウボーイとともに1500頭の牛を売るべく長旅に出ることになり……。ニコール・キッドマン主演による壮大なラヴ・ストーリー。
World War II vet Paul Sutton falls for a pregnant and unwed woman who persuades him -- during their first encounter -- to pose as her husband so she can face her family.
鬼才ポール・バーホーベン監督が、23年ぶりに故郷のオランダでメガホンを取ったサスペンス・ドラマ。1944年、第二次世界大戦時ナチス・ドイツ占領下のオランダ。若く美しいユダヤ人歌手ラヘルは、ドイツ軍から解放されたオランダ南部へ家族とともに逃げようとするが、何者かの裏切りによって家族をナチスに殺されてしまう。復讐のために名前をエリスと変え、ブルネットの髪をブロンドに染め、レジスタンスに身を投じる。そしてナチス内部の情報を探るため、ナチス将校ムンツェに近づき、彼の愛人となることに成功するが…。果たして真の裏切り者は誰なのか?すべての鍵を握る“ブラックブック”とは?
1936年のドイツ、ベルリン。パスポートや紙幣など、あらゆる偽造を行うプロの贋作師サリー。犯罪捜査局の捜査官ヘルツォークに捕らえられた彼は、マウトハウゼン強制収容所に送られる。そこは犯罪者の送られる刑務所ではなくユダヤ人を対象にした収容所だった。
During World War II, two French civilians and a downed British Bomber Crew set out from Paris to cross the demarcation line between Nazi-occupied Northern France and the South. From there they will be able to escape to England. First, they must avoid German troops - and the consequences of their own blunders.
1942年、ミュンヘン出身の若い女性ユンゲはヒトラーの個人秘書の職を得る。それから月日は流れて1945年、第2次世界大戦は大詰めを迎え、ヒトラーはごく限られた身内や腹心の部下たちとベルリンのドイツ首相官邸の地下要塞に逃げ、そこで不自由な生活を送る。敗北の気配が濃くなる中、ヒトラーはまだ反撃のシナリオを熱っぽく語るが次第に部下たちは彼から離反していき、ユンゲは歴史の証人としてその光景を静かに見守る。
ポーランドのダンチッヒを舞台に、3歳で自らの成長を止めた少年オスカルの視点で、1927年から1945年の激動の時代を描いた異色の大力作。ブリキの太鼓を叩き、奇声を発しガラスを割るという不思議な力も身につけたオスカル、従兄との不倫を続ける母、臆病者の父、画面は時代が産んだ奇異なキャラクターとグロテスクな描写に溢れ、その毒気たるや凄まじいばかりのものである。
幼なじみの親友、レイフとダニー。米陸軍の航空隊に入った2人は隊でも一、二を争う実力派パイロットに育つ。レイフは美しい看護師イヴリンと出会って恋に落ちるが、欧州の戦場へひとり旅立つ。その一方、ダニーとイヴリンはハワイに転属。レイフが戦死したとの知らせにイヴリンは落ち込むが、ダニーと恋することで立ち直る。だが実はレイフが生きていたと判明し、3人の間には気まずい空気が。そこへ日本軍が真珠湾を奇襲する。
1950年。第二次世界大戦の終結による満州国の崩壊と国共内戦の終結により、共産主義国である中華人民共和国の一都市となったハルビン駅の構内。5年間にわたるソビエト連邦での抑留を解かれ、中華人民共和国に送還された「戦犯」達がごった返す中で、列から外れた1人の男が洗面所で自殺を試みる。男は監視人の手により一命を取り留めるものの、薄れ行く意識の中で幼い日々の頃を思い出していた。この男こそ清朝最後の皇帝にして満州国の皇帝、「ラスト・エンペラー」と呼ばれた愛新覚羅溥儀その人であった。
チャップリンがアドルフ・ヒトラーの独裁政治を批判した作品で、ヒトラーとナチズムに対して非常に大胆に非難と風刺をしつつ、ヨーロッパにおけるユダヤ人の苦況をコミカルながらも生々しく描き、ニューヨーク映画批評家協会賞で主演男優賞を受賞した。
またこの作品は、チャップリン映画初の完全トーキー作品でもある。
1918年の第一次大戦末期、トメニアのユダヤ人一兵卒チャーリーは飛行機事故で記憶を失い入院する。それから数年後のトメニアは独裁者アデノイド・ヒンケルの天下で、ユダヤ人掃討の真っ最中。そんな折、退院したチャーリーは生まれ育ったユダヤ人街で元の床屋の職に戻る。親衛隊の傍若無人ぶり、特にそれが恋人ハンナに及ぶに至り、彼は勇猛果敢かつ抱腹絶倒のレジスタンスを開始。それがどういうわけかヒンケル総統の替え玉を演じさせられることになり……。