イギリスの一流学園の生徒4人が突然失踪するが、18日後、そのうちの1人、リズだけが憔悴した姿で帰還する。彼女は学園中の女子生徒の憧れの的である男子生徒マイクと、その親友のジェフ、それにフランキーというクラスメイト3人とともに、近くにある防空壕跡の秘密の“穴”に閉じこもり、ちょっとした週末のパーティーを楽しんでいた、と証言する。ところがその話の裏には、彼女の切なくも痛ましい乙女心が隠されていて……。
中年男に体を売って生活するマイクは、緊張すると昏睡状態に陥るナルコレプシー病を持つ。一方スコットは良家のボンボンながら、家出をしていた。そんな二人がマイクの母親探しの旅に出る。
不況時代のアメリカ30年代に実在した男女二人組の強盗、ボニーとクライドの凄絶な生きざまを描いた、アメリカン・ニューシネマの先駆け的作品。ケチな自動車泥棒だったクライドは、気の強いウェイトレスの娘ボニーと運命的に出会い、コンビを組んで強盗をやりはじめる。二人は順調に犯行を重ねていくが……。アカデミー賞2部門を受賞(助演女優賞エステル・パーソンズと撮影賞)した。
ニューヨーク警官も一目置く、腕利き黒人私立探偵シャフト。ある日、彼は黒人街ハーレムのボス、バンピーから、愛娘マーシーの救出を依頼される。誘拐したのはシャフトの旧友ベンだという。ベンは黒人解放過激グループのボスになっていたのだ。現在のベンを知らないシャフトは、疑心暗鬼のまま操作を開始。ようやくベンの組織の集会所を探し出した時、突然の機関銃掃射を受ける!ベンとともに逃げ延びたシャフト…。彼の執拗な捜査によって、事件は意外な結末へと動き始める。
1914年、ナイル河畔の地下の神殿で見つかった古代文字は火・水・土・風以外の“第5の要素”があると示す。2214年、ニューヨーク。久しぶりに地球を訪れたモンドシャワン人の宇宙船は、武器商人ゾーグとその手下マンガロワ人に撃墜される。宇宙船にあった細胞を再生すると、地球の言語が分からない美少女が生まれ、町に逃げ出す。彼女、リールーはタクシー運転手コーベンに救われ、彼女の言葉が分かる神父のもとへ向かう。
宝石強盗を実行するために集められた、お互いに名前も素性も知らない6人のクセ者たち。完璧な計画のはずが、彼らは警官隊の襲撃を受ける。誰かが警察に通じていたのだ。命からがら集合場所に集まった彼らの心に、仲間への不信感がわき起こる……。
1986年、フロリダ。ヒッチハイクをしながら売春する毎日に疲れ果てたアイリーンだが、ある少女と運命的に出会う。相手のセルビーは同性愛者で、家族や社会からつまはじきにされ、アイリーン同様、絶望と疎外感を募らせていた。2人は意気投合し、どこかで一緒に暮らそうと決心。やがてアイリーンは売春業を再開するようになるが、ある客に森の奥へ連れ込まれて暴力をふるわれた彼女は反撃した結果、相手を殺してしまう。
呪われた海賊バルボッサとの壮絶な闘いを乗り越え、再びブラックパール号の船長となったジャック・スパロウ。しかし彼は、海賊なら誰もが恐れる幽霊船フライング・ダッチマン号の船長デイヴィ・ジョーンズにもうじき魂を奪われようとしていた。13年前にブラックパール号を手に入れるためジョーンズと“血の契約”を交わしており、その契約の刻限が迫っていたのだ。それでもジャックはその事態を打開するべく、命運を握るある鍵の行方を追い始める。一方、結婚式を挙げようとしていた鍛冶屋の青年ウィルと総督の娘エリザベスは、ジャックを逃がした罪で投獄されるハメに。やがて、2人は再びジャックに会わなければならない宿命となり、それぞれ彼のもとへ向かうのだが…。
23世紀。カークらUSSエンタープライズの乗組員たちはスポックの故郷バルカン星で暮らすが、船を勝手に動かした責任を取る覚悟で地球に戻ろうと決心。同じころ地球に強力な電波を発信する異星の探査船が接近する。電波のせいで滅亡寸前になった地球だが、カークたちは探査船を送ったエイリアンの目的がザトウクジラだと気付く。エイリアンは太古から地球のザトウクジラと交信していたが、ザトウクジラは21世紀に絶滅していた。
紀元前200年、戦乱のさなかの中国。後に始皇帝となる秦王のもとに無名と名乗る男が拝謁を願い出る。彼は中国全土で最強と評判の暗殺者3人、長空、残剣、飛雪を自らの手で倒したと語り、それぞれが所有していた自慢の武器を証拠として持参していた。暗殺者たちを恐れる秦王は、100歩以内の距離に誰も近づけようとしなかったが、無名にはもっと近くまで寄ることを特別に許し、それらの対決の歴史を詳しく語るよう彼に命じる。
ニューヨーク。高校生ピーターはクモのようなパワーを持つ正義のヒーロー、スパイダーマンでもあるが、恋人グウェンの亡き父親と交わした“彼女を危険に巻き込まないよう別れる”という約束を果たせずに悩む。そのころ町では孤独な男性マックスが勝手に自分がスパイダーマンのパートナーだと思い込む一方、ピーターの旧友ハリーの父親が総帥を務める巨大企業“オズコープ”がなぜかずっとピーターを監視していた事実が分かる。
ニューヨーク。今やニューヨークのアイコンとして、市民に愛される存在となったスパイダーマン。その正体であるピーター・パーカーも学業の傍らで愛するメリー・ジェーン・ワトソン(MJ)との交際を続け、順風満帆な日々を過ごしていた。MJも女優としての活動を続けており、ついに念願のブロードウェイ・デビューを果たすまでに。ピーターはMJへのプロポーズを決意し、メイおばさんにその事を打ち明けた。「MJを幸せにする」と言うピーターに、おばさんは亡きベンおじさんがくれた婚約指輪をそっと託すのだった。
ニューヨークにやって来た青年スレヴン(ジョシュ・ハートネット)は友人に間違えられ、大物ギャングのボス(モーガン・フリーマン)に拉致されてしまう。ボスは借金返済の代わりに敵対するギャング、ラビ(ベン・キングズレー)の息子殺害を命令。しぶしぶ了解したスレヴンは、その後まもなく今度はラビに誘拐される。
地球への衝突コースを取る小惑星が発見された。もしも、テキサス州の大きさにも匹敵するその小惑星が地球に激突すれば、人類の破滅は免れない。これを回避する方法はただひとつ、小惑星内部に核爆弾を設置し、内側から破壊するしかない。そしてその任務に選ばれたのは石油採掘のスペシャリストたちだった。刻々と迫る滅亡へのカウントダウンの中、人類の運命を委ねられた14人の男たちは小惑星へと飛び立った!
ビバリーヒルズの高級宝石店が武装した一味に襲われ、一味のひとりに市警のボゴミル刑事部長が撃たれて重傷を負う。ボゴミルの部下のローズウッド刑事はかつてともにギャングと戦ったデトロイト市警のアクセルに捜査協力を依頼。デトロイトからビバリーヒルズに駆けつけたアクセルは、ある射撃クラブを怪しいとにらむが予想は的中。クラブで働く美女カーラたちが犯人グループだった。一味は新たに競馬場の集金所を襲おうとする。
リュック・ベッソンが初めてアメリカで製作したバイオレンス・アクション。ニューヨークを舞台に、凄腕の殺し屋レオンと12歳の少女マチルダの純愛と戦いを描く。大都会の片隅で出会った孤独なふたりの葛藤と壮絶なアクション・シーンがほどよくブレンドされた佳作。
スティーブン・スピルバーグとロバート・ゼメキスが贈るSFアドベンチャーシリーズ第3弾。落雷によって1885年にタイムスリップしてしまったドクを追い、マーティは西部開拓時代へ向かうのだが…。
スティーブン・スピルバーグとロバート・ゼメキスが贈るSFアドベンチャーシリーズ第1弾。高校生のマーティは、科学者・ドクの発明したタイムマシン・デロリアンで過去にタイムスリップしてしまう。
南米某国で行方を絶った重要人物奪還のためにジャングルに潜入する特殊コマンド部隊。だがゲリラを掃討した彼らを待ち受けていたのは宇宙から飛来した肉食異星人プレデターだった。体を透明化させて周囲の風景に溶け込み、どこからともなく牙を向くプレデターに隊員たちは次々に倒されていく。仲間を全て失った隊長シェイファーは、姿なき敵が熱に反応して攻撃してくる事を突き止め、ついに一対一の闘いを挑む。