Kenji Nakagami

Kenji Nakagami

出生 : 1946-08-02, Shingu, Wakayama Prefecture, Japan

死亡 : 1992-08-12

略歴

Kenji Nakagami was a Japanese novelist and essayist. He is well known as the first, and so far the only, post-war Japanese writer to identify himself publicly as a Burakumin. His works depict the intense life-experiences of men and women struggling to survive in a Burakumin community in western Japan. His most celebrated novels include “Misaki” (The Cape), winner of the Akutagawa Prize in 1976, and “Karekinada” (The Sea of Withered Trees), winner of both the Mainichi and Geijutsu Literary Prizes in 1977. Nakagami died of kidney cancer at the age of 46. From Wikipedia, the free encyclopedia

プロフィール写真

Kenji Nakagami

参加作品

千年の愉楽
Writer
Sennen no yuraku is set in a small community called “Roji” where Kenji Nakagami—one of the most famous novelists in Japan—drew the absurdity and passion of life since its inhabitants have been living and dying. There were beautiful men in “Roji” who struggled to live with the blood of the Nakamato Clan, blood called “noble yet unholy.” Oryu, a midwife, has watched all those men growing up, living and dying... She is now aging old and starts to talk with the dead men souls of the Nakamoto Clan...
軽蔑
Novel
東京で堕落した生活を送る若者カズは、歌舞伎町で働く踊り子の真知子と激しく惹かれ合い、彼女と一緒に故郷に戻って暮らし始める。しかし彼らを歓迎する者はなく、真知子は東京へと去り、カズは高利貸しの山畑の金で賭博にのめり込む。やがて山畑は借金の帳消しと引き換えに真知子を要求し…。
火まつり
Writer
Tatsuo, a reverent lumberjack, seeks to disrupt plans to build a marine park on his family land, instead promoting his traditions in reactionary ways.
十九歳の地図
Novel
新聞配達をしながら予備校に通う19歳の青年を主人公に、やり場のない怒りを抱え生きる青年の日常を鮮やかに描いた青春映画。原作は中上健次の同名原作。
十八歳、海へ
Novel
森本英介は、五年間も東京で浪人暮しをしており、郷里で病院を経営する父とは、裏口入学のことでモメて以来、音信がない。ある夜、鎌倉で、英介は暴走族のリーダーと喧嘩になり、海に潜って、先に顔を上げた方が敗けという勝負をした。翌日、英介は予備校で有島佳という女の子に声をかけられる。彼女は昨夜の一部始終を見ており、一緒にいた桑田敦夫と、英介の真似をして、心中と間違えられたという。いきなり話しかけられてとまどう英介は、ホテルのボーイをしながら予備校に通っていることを彼女に話す。佳は、この夏、釧路から夏期講習を受けるために上京し、姉・悠のところに居候していた。桑田は同じ予備校に通う二浪の男だ。ところで、佳は心中ごっこのとき、死と隣り合わせの瞬間に、このうえもない喜悦を感じたことで英介に興味を持ったのだ。そして、佳と桑田は英介のバイトするホテルで心中未遂を起こしてしまう。二人の収容されている病院に見舞いに行った英介は、そこで、佳の姉の悠と出会う。悠は小学校の給食をつくる仕事をしている。暫くして、悠は、ホテルの一件以来、自分のところから離れていた佳に、ロタ島行きのキップを渡してくれと英介に話す。それは、桑田から佳を離そうとする悠の心づかいだった。しかし、佳はキップを受け取ろうとせず、英介は悠と一緒にロタ島に行った。二人は旅を満喫する。旅から帰り、ホテルでバイトをしていた英介は、学会で上京していた父と出会った。父は学会の開かれる箱根のホテルで話し合おうと話すが、英介は憎しみしか覚えなかった。その頃、経済的に行きづまった佳と桑田が、英介に助けを求めてきた。英介は、二人を父の名で、箱根のホテルに泊まらせることにした。翌日、英介は箱根の警察から連絡を受けた。箱根のホテルにいた佳と桑田の死の知らせであった。心中ごっこが本当の心中になるとは……。鋭い衝撃が英介を襲った。夏の終り、鎌倉の海に英介と悠の姿があった。二人は佳と桑田の行為を語りながら、自分たちが、別々の道を歩みはじめたことを感じていた。そして今、英介は自分のとまどいの季節が終ったことを意識しながら……。
赫い髪の女
Original Story
Junko Miyashita plays a mysterious hitchhiker picked up by a brute of a construction worker named Kenzo who takes her back to his run-down and cramped apartment in a not so good part of town. Claiming that she is running away from an abusive husband, she shacks up with him. In a futile attempt to escape the bleak working class surroundings, the pair engage in an obsessive erotic relationship.
青春の殺人者
Story
厳格な両親のもと、溺愛されて育った22歳の青年、斉木順。親に与えられたスナックの経営を始めるが、ある日、両親にスナックで手伝いをしている幼なじみのケイ子と別れるよう迫られる。口論の末、父親を殺してしまい、さらには行き違いから母親までも刺し殺してしまう…。