Hirofumi Arai

Hirofumi Arai

出生 : 1979-01-18, Hirosaki, Aomori, Japan

略歴

Hirofumi Arai is a third-generation Zainichi Korean former actor.

プロフィール写真

Hirofumi Arai

参加作品

台風家族
Kyosuke Suzuki
Ittetsu and Maitsuko are married, but they are not just any normal couple. They robbed a bank and took a cool million or two from the capitalists. Then they duly vanished. Years have passed and their children have congregated to divide their parents' money, but first there is the matter of arrangements and a funeral.
散り椿
享保15年。藩の不正を訴え出たために藩を追われた瓜生新兵衛。追放後も連れ添い続け、病に倒れた妻・篠は、死の床で最期の願いを新兵衛に託す。それは、新兵衛のかつての友にしてライバルであり、藩追放に関しても大きな因縁を持つ人物・榊原采女を助けてほしいというものだった。妻の願いをかなえるため故郷へ戻った新兵衛は、やがてある確証を得て采女と対峙する。過去の不正事件の真相や妻の本当の思いを知る新兵衛だったが、その裏では大きな力が彼を襲おうとしていた。<名カメラマンの木村大作が、「劔岳」「春を背負って」に続く映画監督第3作として手がけた時代劇。原作は葉室麟の同名小説>
泣き虫しょったんの奇跡
1度は奨励会を退会したものの、35歳にしてプロ編入という史上初の偉業を成し遂げた瀬川晶司五段の自伝的映画。自身も元奨励会という豊田利晃監督が、迫力ある盤上の戦いを見事に描き上げる。主演に松田龍平。
犬猿
Takuji Kanayama
印刷会社で営業を担当している金山和成(窪田正孝)は、刑務所から出てきたばかりの乱暴者の兄・卓司(新井浩文)を恐れていた。一方、幾野由利亜(江上敬子)と、芸能活動をしているおバカな妹の真子(筧美和子)は、家業の印刷工場を切り盛りしていた。兄弟と姉妹の関係は、あるときから変化し始め……。
斉木楠雄のΨ難
Riki Nendō
高校生の斉木楠雄は、テレポート、テレパシーなどの超能力を持っているが、その力を使わずに済むごく普通の生活を望んでいた。しかし彼の周囲には妄想美女の照橋心美や、思考が読めない燃堂力、中二病の海藤瞬ら変人ばかりが集まってしまい、彼らが起こすトラブルに巻き込まれては、ひそかに超能力で危機を避けていた。そして毎年行われる文化祭の当日を迎え……。
奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール
Yoshizumi
33歳の雑誌編集者コーロキはミュージシャンの奥田民生を崇拝し、奥田のようにわが道を進む社会人に憧れながら、少々場違いなライフスタイル誌「マレ」の編集部に異動となる。コーロキは仕事を通じ、あるアパレル会社で広報(プレス)を担当する美女、あかりと知り合い、たちまち彼女と恋に落ち、すっかり夢中になる。だが、実はあかりの前の恋人は編集部の先輩、吉住だと判明。さらにあかりはその後もコーロキを翻弄し続ける。
銀魂
Nizo Okada
江戸末期。宇宙からやって来た天人(あまんと)の台頭と廃刀令により、侍は衰退の一途をたどっていた。かつては攘夷志士として天人と最後まで戦い、“白夜叉”と恐れられた銀時もかぶき町の便利屋“万事屋銀ちゃん”をのんきに営む毎日。そんな彼のもとに、かつての同志だった桂が消息不明になり、高杉が挙兵して幕府の転覆をたくらんでいるという情報が。銀時は万事屋メンバーの新八や神楽とともに事態の調査に乗り出す。
ブルーハーツが聴こえる
(segment “Boy’s Song”)
1995年に解散したものの、今なお根強い人気を誇る日本のロックバンド「ザ・ブルーハーツ」の名曲をモチーフに、6人の気鋭監督たちが競作した話題のオムニバス映画。第1話「ハンマー(48億のブルース)」 3年間同棲中の彼氏の浮気現場を、ある日偶然目撃してしまったアラサー女性の一希。果たして彼女が取った行動とは? 第2話「人にやさしく」 はるか未来、刑務所惑星へと向かう囚人護送船が流星群の襲来により、操縦不能状態に陥る中、囚人たちの運命やいかに? 以下、第3話「ラブレター」、第4話「少年の詩」、第5話「ジョウネツノバラ」、第6話「1001のバイオリン」と続く。
エミアビのはじまりとはじまり
Takuma Kurosawa
Up-and-coming manzai stand-up comedy duo Emi-Abi has lost consummate funny man Unno (a surprisingly touching Tomoya Maeno) to an accident, leaving conceited straight man Jitsudo (Ryu Morioka) to contend with his diminished career prospects as a bland, pretty face entertainer. Guided by his manager Natsumi (Haru Kuroki), who demonstrates stronger comedy chops than her own star, Jitsudo comes to learn the circumstances of his friend's passing, as well as the life-and-death stakes of a career in comedy. Demonstrating a careful balance of tone across tragedy and deadpan and gross-out humor, writer/director Kensaku Watanabe expands "Emi-Abi"'s hilarious premise into a strikingly assured meditation on artistic rivalry and self-actualization.
葛城事件
父親から受け継いだ小さな金物屋を懸命に切り盛りし、マイホームを手に入れ、妻の伸子と共に長男・保と次男・稔を育て上げた葛城清。理想の家族と生活を築いたと考えていた彼だったが、21歳になった稔が8人を殺傷する無差別殺人事件を起こして死刑囚になってしまう。自分の育て方に間違いがあったのかと清が自問自答する中、伸子は精神的に病んでしまい、保は勤めていた広告代理店を解雇される。やがて、稔と獄中結婚したという女・星野が現れる。
HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス
あんど慶周のギャグ漫画「究極!!変態仮面」の実写版第2弾。パンティをかぶった正義のヒーローの活躍を、パワーアップした必殺技の描写を加えて映し出す。監督の福田雄一をはじめ、前作の主要スタッフ&キャストが続投。 狂介(鈴木亮平)はパンティをかぶることで、超人パワーを持つ変態仮面に変身。悪と戦い続けていたが、そのことに複雑な思いを抱く恋人の愛子(清水富美加)は、狂介にパンティを返してほしいと言いだす。
女が眠る時
作家の健二は妻の綾を伴い、リゾートホテルで1週間の休暇を取ることに。処女作がヒットしたもののその後スランプに悩まされ、作家の道を断念して就職を決めた彼は妻との仲もぎくしゃくしていた。到着した日、彼はプールサイドにいた初老の男性と若く麗しい美樹のカップルに惹かれる。
星ガ丘ワンダーランド
Tetsundo Seo
温人が勤務する星ガ丘駅落とし物預かり所には、落とし物を捜す人々が次々にやって来る。彼は持ち主の顔や、どのようにして落とし物がここに届けられたのかといったことを想像する日々を送っていた。ある日、20年前に自分を捨てた母が自ら命を断ったことを知り、自身も知らなかった過去が判明し…。
俳優・亀岡拓次
Yamanoue
亀岡拓次は、37歳独身。脇役俳優としてどんな役にもはまることから、仕事の依頼はひっきりなし。しかし、なかなか名前を覚えてもらえない。私生活では、安い居酒屋を飲み歩くことがもっぱらの楽しみという地味な日常を送っている。そんなある日、ロケ先で知り合った飲み屋のおかみ・安曇を好きになる。さらには、世界的に著名な人物からオーディションに呼ばれることになる。
赤めだか
『赤めだか』(あかめだか)は、落語家・立川談春のエッセイである。物語は1984年に高校を中退、7代目(自称5代目)立川談志に入門してから、1997年の国立演芸場で開かれた第6回真打トライアル、そして真打昇進に至るまでの談春の苦難と葛藤を描く。2015年、TBSテレビでドラマ化された。嵐の二宮和也が談春役で主演。
さようなら
The world's first human-android acting duo, called Android Theater Project, is the collaborative brainchild of noted Japanese playwright Oriza Hirata and the leading robotics scientist Hiroshi Ishiguro. "Sayonara" is a remakable android play and has been adapted to feature film by the acclaimed filmmaker Koji Fukada (Hospitalité, Au revoir l’été). In this film project the setting of the story is largely expanded, depicting time and space in a way which can only be achieved in film, examining life and death though the communication between dying human and immortal android.
バクマン。
Kazuya Hiramaru
優れた画力を持ちながら将来の展望もなく毎日を過ごしていた高校生の真城最高は、漫画原作家を志す高木秋人から一緒に漫画家になろうと誘われる。当初は拒否していたものの声優志望のクラスメート亜豆美保への恋心をきっかけに、最高はプロの漫画家になることを決意。コンビを組んだ最高と秋人は週刊少年ジャンプ連載を目標に日々奮闘するが……。<「DEATH NOTE」の原作コンビ、大場つぐみと小畑健によるテレビアニメ化もされた大ヒット漫画を、『モテキ』などの大根仁監督が実写映画化した青春ドラマ。性格の違う高校生2人がタッグを組み漫画家への道を歩んでいくさまを、大根監督ならではの巧みな映像表現を駆使して描く。週刊少年ジャンプでの連載を目指して日々奮闘する漫画家コンビには、佐藤健と神木隆之介。実在の漫画作品や出版社が実名で登場するほか、劇中使用される漫画の原稿を小畑自身が描いている。>
一番電車が走った
Shouichi Yasunaga
昭和20年8月9日、一台の路面電車が焦土の街・広島を走り始めた。生き残った電鉄会社の社員が原爆投下の翌日から復旧作業を始めていたのだ。「電車が動いたら広島は復活するんじゃ!」曲がったレールに槌を振り下ろし、架線を張り直す。わずか3日後の運転再開にこぎつけた。 運転士は10代半ばの少女たち。人々は復興への希望を込めて、『一番電車』と呼んだ。
HERO
パーティーコンパニオンの女性が、ネウストリア公国大使館付近の路上で交通事故に遭い死亡する事故が発生。捜査にあたる東京地検城西支部の久利生公平検事と事務官の麻木千佳は、大使館と事故は関係があるのではないかと考える。事故当時の状況を大使館員から聞こうとするが、大使館には日本の司法が及ばない治外法権があることから捜査は一向に進まない。諦めずに大使館に詰め寄る久利生だが、それが日本とネウストリア公国の外交にも影響を与え、外務省からの圧力も受けるようになる。
明烏 あけがらす
Yamazaki
Naoki works as a not so popular host at the host club Akegarasu in Shinagawa, Tokyo. His repayment day is coming soon and he has prepared 10 million yen to pay off his debt. Naoki has a party with his co-workers to celebrate this event, but, when he wakes up the next night, he finds that his money is all gone. Naoki asks his co-workers at the club about his money, but all of them say they didn't see it. Did Naoki dream he had 10 million yen? If He doesn't get the money soon, he will be thrown into the bottom of Tokyo Bay. Naoki can't trust anyone.
寄生獣 完結編
Uragami
新一の暮らす東福山市で、市長・広川が率いるパラサイトたちの強大なネットワークが形成されていく。彼らの動向を注視していた人類側は、パラサイトの全滅を図るべく特殊部隊を編成して広川と配下たちの根城となっている東福山市庁舎の急襲を画策していた。静かに対決の時が迫る中、パラサイトの田宮良子は人間の子供を生んだのを機に人類と共存する道を探る。新一とミギーがその鍵になると考えるが、彼は母親を殺したパラサイトへの憎しみと怒りに支配されていた。
寄生獣
Uragami
海辺に漂着した小さな寄生生物、パラサイト。彼らは人間に寄生しては宿主に擬態し、ほかの人間を食料としてむさぼっていく。そのうちの1匹が至って普通の高校生・泉新一に寄生するが、脳を乗っ取ることができずに右手に宿る。自身の肉体にパラサイトが寄生して驚がくする新一だったが、彼をミギーと呼んで共生するうちに奇妙な絆を育むように。やがて、彼の通う高校に教師・田宮良子に寄生したパラサイトやって来る。それを発端にほかのパラサイトが次々と出現し、新一とミギーに襲い掛かる。
百円の恋
Yuji Kano
32歳の一子(安藤サクラ)は実家でだらしない毎日を過ごしていたが、離婚して実家に戻ってきた妹の二三子といざこざを起こし、一人暮らしをすることに。100円ショップで深夜労働にありつき、相変わらずな日々を送っていたものの、ボクサーの狩野(新井浩文)と恋に落ちる。狩野との幸せな日々はすぐに終わってしまうが、ある日、たまたま始めたボクシングが一子の人生を変える。
まほろ駅前狂騒曲
北村周一
東京の郊外にある治安がいいとは言えないまほろ駅前で便利屋を営む多田啓介(瑛太)のもとに中学時代の同級生・行天春彦(松田龍平)が転がり込んでから3年目、多田便利軒には相変わらずあくが強い客や奇妙な依頼が舞い込んでいた。これまで会ったことのなかった行天の実子・はるの子守り代行や元新興宗教団体の隠密調査に骨を折るうちに、かつてない危機に見舞われる……
近キョリ恋愛
Kazuma Akechi
苦手科目は英語のみで、それ以外はパーフェクトという天才でクールな女子高生・枢木ゆに。そんな彼女が通う学校に、あり得ないほどかっこよくてプライドの高い英語教師・櫻井ハルカが赴任し、彼から特別補習を受けることになる。毒舌なハルカに振り回されながらも、今まで体験したことのない感情が沸き上がってくるゆに。それが恋だと知った彼女は、困惑しながらもハルカに思いを告白。やがて二人は、教師と生徒という関係にありながらも心の距離が縮まっていく。
春を背負って
Satoshi Nakagawa
立山連峰で山小屋を営む父に育てられた亨。だが成人した彼は父と距離を置き、都会の大企業で社会の歯車としての日々を過ごしていた。そんなある日、突然父の訃報が届く。帰郷した彼は、気丈に振る舞う母や父と親しかった仲間たちの想いに触れ、山小屋を受け継ぐことを決意する。都会暮らしを捨てた亨は、父の友人という風来坊のゴロさん、若いスタッフの女性・愛の助けを借り、苦労を重ねながらも新たな人生に向き合い始める。
愛の渦
Freeter
高級マンションの一室に設けられた秘密クラブ、ガンダーラ。そこで開催される乱交パーティーに、ニート、フリーター、サラリーマン、女子大生、保育士、OL、ピアスだらけの女たちが参加する。セックスしたいという共通の欲望と目的を抱えている彼らだったが、体を重ねるのに抵抗を感じる相手も浮上してくる。さまざまな駆け引きが展開する中、ニートは女子大生に特別な感情を抱くようになっていく。<演劇ユニット「ポツドール」を率いる三浦大輔が同ユニットの舞台劇を映画化したドラマ。乱交パーティーに集まった、年齢も肩書もバラバラな男女たちが抱える欲望、嫌悪、劣等感といったものが絡み合い、思わぬ事態を引き起こす。池松壮亮、門脇麦のほか、新井浩文、滝藤賢一、田中哲司ら実力派が結集。彼らの熱演に加え、人間の愚かさやかなしみを深く見つめたテーマに考えさせられる。>
魔女の宅急便
Nazuru
キキは魔女である母親コキリと普通の人間である父親オキノとの間に生まれた、13歳の女の子。彼女は「13歳の満月の夜に旅立ち、魔女のいない町で1年修行する」という古くからの決まりに従い、“ひとり立ち”の旅に出る。彼女はきれいな海に囲まれたコリコの町にたどり着き、風車小屋に隣接するグーチョキパン屋を経営する心優しいおソノと主人のフクオ夫婦に出会う。キキはホウキに乗って空を飛ぶ“お届け屋”の仕事を始める。
ジャッジ!
大手広告代理店に入社して間もない太田喜一郎(妻夫木聡)は、審査員として参加予定の世界一のテレビCMを決定する広告祭に向かう。夜ごと開催されるパーティーには同伴者がいなければならないことから、同じ職場の大田ひかり(北川景子)も妻として一緒に行くことに。さまざまな国から集結したクリエイターたちが自分の会社のCMをグランプリにしようと奔走する中、太田もひかりと共に奮闘する。
永遠の0
Kageura
司法試験浪人の健太郎は、結果を出せないことで進路に疑問を抱き始めていた。そんなとき、彼は今の祖父とは血のつながりがなく、宮部久蔵という血縁上の祖父が太平洋戦争末期に特攻で命を落としていた事実を知る。そのときの祖父が自分と同じ26歳だったと聞き、健太郎は祖父の人生をたどり始める。だが当時の祖父を知る人々は、宮部は天才的なパイロットながら、生還に執着する臆病者、卑怯者だったと口をそろえて非難するのだった。
さよなら渓谷
緑が生い茂る渓谷で幼児の殺害事件が発生し、容疑者として母親が逮捕される。隣の家に住んでいる尾崎俊介がその母親と不倫していたのではないかという疑惑が、俊介の妻かなこの証言によって浮かぶ。事件を取材する週刊誌の記者、渡辺がさらに調査を進めていくうちに、尾崎夫妻をめぐる15年前の衝撃的な秘密にたどり着く。
贖罪
Detective Moriya
The murder of a young girl leaves the inhabitants of a small Japanese village in shock. The body of Emili is found by four classmates with whom she was playing. The murder is never solved. Emili's mother, Asako, is torn by grief and puts a curse on the four girls when they claim not to remember the killer's face. Each of the girls, in their own way, will do penance for their silence.
ラジオ
Miyagi Tarou
その夜の侍
Junichi Aoki
小さな鉄工所を営む中村健一は五年前のひき逃げ事件で最愛の妻を亡くして以来、深い喪失感と共に感情を押し殺した日々を過ごしている。その頃刑期を終え出所したばかりのひき逃げ犯・木島宏の元には、”復讐決行日”までをカウントダウンする匿名の脅迫状が届くようになる。二人の男と、取り巻く周囲の者たちそれぞれが抱える孤独・葛藤・願い。そして妻の五回目の命日の夜、二人は遂に対峙する。二人の魂がぶつかり合うなか、中村の木島へ向けられた刃は意外なものだった。それぞれが行き着いた先には・・・。
赤い季節
Ken
殺し屋稼業から身を引きバイク屋で勤務する健は、同業者の陽子と共にまじめに生活しようと努めていた。そんなある日、殺し屋時代の先輩アキラが現われ、再び健を仲間に引き戻そうと店に頻繁に通うようになる。健を元の世界に戻したくない陽子だったが、平穏だった日常に少しずつ変化が生じてくる。
莫逆家族 バクギャクファミーリア
Tooru Ogata
"Blazing Famiglia" centers around a family of former teenage gangsters. Tetsu Hino (Yoshimi Tokui) was once the leader of the most feared motorcycle gang in the Kanto area. Now, Tetsu Hino is middle-aged man who is looked down upon by his rebellious son Shuhei (Kento Hayashi). One day, Tetsu and his old biker gang gather together again after the daughter of a member is assaulted. Tetsu, worried about his day to day life, nevertheless regains the passion from his biker days. Tetsu then finds out that Ken Igarashi (Jun Murakami) is the man behind the attack. Ken Igarashi has had a grudge against Tetsu for a long time.
アウトレイジ ビヨンド
Shima
5年前、ヤクザ界での生き残りを懸け壮絶な権力闘争に明け暮れた暴力団「山王会」は関東の頂点を極め、政界にまで勢力を広げていた。彼らの壊滅を目指す刑事の片岡は、関西最大の「花菱会」と対立させるべく策略を練る。そんな中、遺恨のある木村に刺されて獄中で死んだはずの大友が生きていたという事実が持ち上がる。その後、出所した大友だったが……。
闇金ウシジマくん
Nikumamushi
ギャンブルにハマった母親の借金を背負い、カウカウ・ファイナンスを営む丑嶋の容赦ない取り立てに追われる未來。出会いカフェで働くようになった彼女は、簡単に稼げるのならば体を売ってもいいと考えるように。一方、イケメンダンサーを集めたイベントを企画し、彼ら目当てに集まる女性たちから金を巻き上げる純は、丑嶋によって資金調達の道を閉ざされたことを恨んで復讐を決意する。
ヘルタースケルター
Kinji Sawanabe
素性不明の人気ファッションモデル・りりこは、実は全身を作り変えるほど危険な美容整形手術を施しているという重大な秘密を抱えていた。りりこは、その美貌でトップスターになっていくが、美容整形の激甚な副作用と仕事のストレスで、心身共に蝕まれていく。
宇宙兄弟
Yamato Mizoguchi
西暦2025年。幼い頃に兄弟で交わした「二人で宇宙飛行士になる」という約束通り、弟・ヒビト(岡田将生)は宇宙飛行士となったが、兄・ムッタ(小栗旬)は、会社をクビになり無職となってしまう。大きく異なった運命を歩んでいた二人の兄弟。そんなある日、ヒビトからの1本の電話をきっかけに、ムッタは再び宇宙を目指し始める。夢を追い続けたヒビトと、夢を思い出したムッタ。いま、二人の壮大な夢が動き出した……。
LIAR GAME ―再生―
Nobuteru Kiryū
卒業式を終えたばかりの女子大生・篠宮優のもとに、1通の招待状と現金1億円が届いた。 その招待状に書かれていた文字は【ライアーゲームのご案内】。 極限の心理状態に置かれた優。 彼女が助けを求めたのは、何度か講義を受けたことがあるだけで、顔と名前くらいしか知らない、帝都大学の心理学の教授。 その名は、秋山深一。 今回のゲームは、総額20億円を賭けて、プレイヤー20名が争う、究極の“イス取りゲーム”。 秋山潰しを目論む、新たなプレイヤー、新たな事務局員。 そして、すべてを陰で操る黒幕―― 騙し合うのか!? それとも助け合うのか!? 極限の心理戦がいま始まる!! (公式サイトより抜粋)
セイジ -陸の魚-
Kazuya
投げやりに就職先を決めて、自転車による一人旅に出た大学生(森山未來)。だが、その途中で事故を起こしてしまい、旧道沿いにあるドライブインHOUSE475に立ち寄る。寡黙ながらも真理を突いたことを話す店主のセイジ(西島秀俊)と、店に集うユニークな客たちに魅了され、彼は住み込みで働くように。これまでに得たことのない充足を店での生活に感じ、よりセイジのことを知ろうとその周辺を探っていたある日、思いもよらぬ事件が起きてしまう。
一命
Hayatonosho Matsuzaki
あの三池崇史監督が“命を懸けて、何かを守る”男たちの姿を描いた本格派時代劇。歌舞伎界のプリンス・十一代目市川海老蔵が、初老の侍・津雲半次郎を演じている。実年齢とはかけ離れた役柄ながら、入魂の演技で観る者を作品の中へと引き込んでいく。その所作の美しさや殺陣のキレからは、梨園で生まれ育った彼ならではの老成した凄みが感じられる。その海老蔵と好対照をなすのが、若侍・千々岩求女を演じた瑛太だ。愛する者を守りきれない男の切なさを、若々しく表現している。全編3Dカメラで撮影され、日本家屋の奥行きを感じさせる映像の陰影も美しい。自らの信念を守るため、一命を賭して戦う男たちを鮮烈に描いた、三池監督渾身の一作。
モテキ
Yuichi Shimada
金もなく恋人もいない藤本幸世に、怒とうのように恋のチャンスが訪れた“モテキ”から1年後。4人の女の子たちとの関係は終わってしまったが、再び新たな女の子たちが幸世に接近し始め、“セカンド・モテキ”がやって来ようとしていた。
ヒミズ
Shu
住田佑一(染谷将太)、15歳。彼の願いは“普通”の大人になること。大きな夢を持たず、ただ誰にも迷惑をかけずに生きたいと考える住田は、実家の貸ボート屋に集う、震災で家を失くした大人たちと平凡な日常を送っていた。茶沢景子(二階堂ふみ)、15歳。夢は、愛する人と守り守られ生きること。他のクラスメートとは違い、大人びた雰囲気を持つ住田に恋い焦がれる彼女は、彼に猛アタックをかける。疎ましがられながらも住田との距離を縮めていけることに日々喜びを感じる茶沢。しかし、そんな2人の日常は、ある日を境に思いもよらない方向に転がり始めていく。借金を作り、蒸発していた住田の父(光石研)が戻ってきたのだ。金の無心をしながら、住田を激しく殴りつける父親。さらに、母親(渡辺真起子)もほどなく中年男と駆け落ち。住田は中学3年生にして天涯孤独の身となる。そんな住田を必死で励ます茶沢。そして、彼女の気持ちが徐々に住田の心を解きほぐしつつあるとき、“事件”は起こった……。“普通”の人生を全うすることを諦めた住田は、その日からの人生を“オマケ人生”と名付け、その目的を世の中の害悪となる“悪党”を見つけ出し、自らの手で殺すことと定める。夢と希望を諦め、深い暗闇を歩き出した少年と、ただ愛だけを信じ続ける少女。2人は、巨大な絶望を乗り越え、再び希望という名の光を見つけることができるのだろうか……。
これでいいのだ!!
Minoru Mori
1967年(昭和42年)小学館の入社式。その重厚な雰囲気に全く合わない人物が、ホールへと近づいてくる。「お待たせざんす。ミーはたった今、花のおフランスから帰ってきたざんす」紫のスーツに出っ歯の“イヤミ”に扮して登場したのは、小学館「少年サンデー」の看板作家・赤塚不二夫(浅野忠信)だった。「ミーがチミたちに言いたいことはたったひとつ。それはバカになることざんす」そして、社員全員で“シェー”のポーズ。その中でひとりだけ呆然と立ち尽くす新入社員の武田初美(堀北真希)がいた。その姿が赤塚の目に留まり、初美の手足を掴んで無理やり“シェー”のポーズをさせようとする。「やめてくださいっ」初美は、赤塚の顔面に思いっきりパンチを炸裂させる……。この衝撃的な出会いが、やがて日本の運命を変えていく。超バカ天才漫画家・赤塚不二夫とド真面目新人編集者・武田初美との戦いの火蓋が切って落とされた……。
漫才ギャング
Shirokawa
コンビ結成10年目を迎える売れない漫才コンビでボケとネタ作りを担当する飛夫は、相方から解散を告げられる。ヤケ酒を飲みトラブルに巻き込まれ留置場に入った彼は、そこで不良の龍平に出会う。龍平と少しずつ会話する中で、彼のツッコミの才能に気付いた飛夫がコンビ結成を申し込むと、意外にも龍平は承諾する。
名前のない女たち
Yuya
A timid young woman who lives with her domineering mother accepts an Adult Video scout's offer to "become somebody else" by performing in porn videos. As she rises in popularity, the boundaries between her two lives begin to disintegrate.
ヤクザガール 二代目は10歳
Yuriko, a daughter of Yakudza boss is lost in Russia. Here she finds Alexey - a young man who is trying to help her.
ケンタとジュンとカヨちゃんの国
A Crowd of Three tells the story of two men, Kenta & Jun, who grew up as almost brothers at a children's facility. Kenta & Jun now works as part of a demolition crew but become fed up with their jobs. The friends then decide to take a road trip up north to visit Kenta's brother at the Abashiri prison.
告白
Shuya's Father
とある中学校の1年B組、終業式後の雑然としたホームルームで、教壇に立つ担任の森口悠子が静かに語り出す。「わたしの娘が死にました。警察は事故死と判断しましたが、娘は事故で死んだのではなくこのクラスの生徒に殺されたのです」教室内は一瞬にして静まりかえり、この衝撃的な告白から物語は幕を開けた。
BOX 袴田事件 命とは
Iwao Hakamada
Based on the true story of former professional boxer Iwao Hakamada who has spent over 40 years incarcerated on death row. Iwao Hakamada was arrested for the June 10, 1966 murder of a family in Shizuoka . Iwao Hakamada has always insisted on his innocence and many others also believe Iwao Hakamada has been falsely accused ...
蘇りの血
Shuma
Based on the Japanese legend of 15th century adventurer, Oguri Hangan Daisukeshige, Toyoda places us in a surreal world of tattooed Japanese slave workers whose real life roles serve more as symbols than actual characters. After being hired by a local despot, Daizen, to massage away a nasty venereal disease, Oguri is viley betrayed after refusing to stay longer.
クヒオ大佐
Tatsuya Nagano
1990年代初頭、クヒオは、自分はアメリカ軍特殊部隊のパイロットで、エリザベス女王とも血縁関係にあたるなどと吹聴し、次々と女性たちをだましていた。だが、実際彼は純粋な日本人で、華麗な経歴もすべて自ら作り出したものだった。弁当店を営むしのぶ(松雪泰子)も彼の立派な軍服姿にころりとだまされ、懸命にクヒオに尽くすが……。<吉田和正原作の「結婚詐欺師 クヒオ大佐」を映画化した、型破りな人間ドラマ。日本人でありながら西洋人のような容ぼうを生かし、自分はアメリカ空軍のパイロットなどと偽って女性たちから約1億円を巻き上げた実在の結婚詐欺師の真の姿に迫る。どこか憎めない詐欺師役に『南極料理人』の堺雅人。彼に無償の愛をささげる女性を『余命』の松雪泰子らが熱演する。付け鼻をして、何とも不思議な主人公に成り切った堺と3人の女性たちの物語に夢中になる。>
ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜
Department worker
戦後の混乱期、酒飲みで多額の借金をし浮気を繰り返す小説家。大谷の妻・佐知は、夫が踏み倒した酒代を肩代わりするため飲み屋で働くことに。生き生きと働く佐知の明るさが評判となって店は繁盛し、やがて彼女に好意を寄せる男も現れ佐知の心は揺れる。そんな中、大谷は親しくしていたバーの女と姿を消してしまい…。
蟹工船
Shioda
2007年から08年にかけて人気が再燃し、話題となった小林多喜二による1929年のプロレタリア文学の名作を、「弾丸ランナー」「疾走」のSABUが映画化。出稼ぎ労働者達が蟹缶の加工を行う船・蟹工船で、劣悪な環境と低賃金に疑問を抱いた新庄は、労働者たちを蜂起させ、非道な監督の浅川に立ち向かう。松田龍平と西島秀俊が激しく対立する労働者と権力者に扮する。
劔岳 点の記
Akira Ushiyama
明治40年、日本地図完成のために立山連峰、劔岳への登頂に挑む、陸軍測量手の柴崎芳太郎ら7人の測量隊。山の案内人、宇治長次郎や助手の生田信らと頂への登り口を探すが、生田が足を滑らせけがを負ってしまう。大自然の厳しさを見せつけられた測量隊だったが、柴崎と宇治はある言葉を思い出す。
ルパンの消息
Jojiro Tatsumi
『ルパンの消息』(ルパンのしょうそく)は、日本の小説家・推理作家である横山秀夫のデビュー作である。2008年9月21日にWOWOWのドラマWで映像化され放送された。1990年(平成2年)12月。忘年会に出席していた某警察署の署長、後閑耕造(ごかん こうぞう)のもとにある知らせが届く。それは15年前に起きた高校女性教師自殺事案について、ある人物の密告(タレコミ)により殺人である可能性が浮上したので至急署に来るようにとの呼び出しだった。一方、喜多芳夫は突然警察官に署に来いと命じられ、反抗するも強制的に連れて行かれる。取調室で問われたのは昔、悪仲間三人で企てた「ルパン作戦」なる期末テストを奪う作戦についてだった。
R246 STORY
The anthology film R246 Story centers around the major Japanese highway Route 246. Originating in Chiyoda Ward's Miyakezaka district, the 122.7 kilometers long Route 246 passes through Japanese trendsetting areas such as Aoyama, Omotesando, Harajuku, and Shibuya, on its way to Numazu City in Shizuoka Prefecture.
ぐるりのこと。
1993年、小さな出版社に勤める妻・翔子と生活力に乏しい夫・カナオは第一子の誕生を控え幸せな日々を送っていた。カナオは日本画家を目指す傍ら法廷画家の職を得る。その後第一子の死去という悲劇に見舞われた夫婦のうち、翔子は次第にうつに陥っていく。そんな翔子を静かに見守るカナオは、法廷画家という職について法廷に通ううちに東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件、地下鉄サリン事件といったさまざまな事件の公判を傍聴する。時代の変化の中で二人の夫婦は夫婦の絆を深めていく。
山のあなた 徳市の恋
目の不自由な按摩(あんま)、徳市(草なぎ剛)と福市(加瀬亮)が温泉場へと徒歩で向かっていると、2人の横を東京から来た三沢美千穂(マイコ)を乗せた馬車が通り過ぎていく。宿屋に呼ばれた徳市は、客が馬車の女と直感。美千穂の様子にほのかな恋心を覚えた。しかしその翌日、宿屋で宿泊客の財布が盗まれ、犯行時刻付近に宿にいた美千穂が疑われる。
松ヶ根乱射事件
Kotaro Suzuki
1990年代初頭、雪の降りしきる小さな町松か根の国道で女の死体が発見される。警察官の光太郎が女の検死に立ち合っていると、突然女はその場で仮死状態から目を覚まし、自らを池内みゆきだと名乗る。刑事はひき逃げされたことをまったく覚えていないと証言する彼女の話を怪しむが…。
ゆれる
Yohei Okajima
東京でカメラマンとして成功している猛(オダギリジョー)は母の一周忌で帰省する。彼は実家のガソリンスタンドを継いだ独身の兄の稔(香川照之)や、そこで働く幼なじみの智恵子(真木よう子)と再会し、3人で近くの渓谷に行くことにする。猛が単独行動している間に、稔と渓谷にかかる吊り橋の上にいた智恵子が転落する。
ゲルマニウムの夜
Rou
Rou has returned to the monastery he was raised in. As he listens to the whispering of the Gods through his germanium radio, Rou defies God in every which way and puts religion to the test.
隣人13号
Tôru Akai
Jûzô Murasaki is a boy miscast in his classroom, being frequently abused, tortured, beaten and humiliated by the bully Tôru Akai and his gang of juvenile punks. After years of repression, rejection and fear without facing Akai, he develops a psychopathic dual personality with a violent alter-ego. While living in the apartment 13 of a tenement building, he becomes unable to control his violent dark personality, who plots an evil revenge against his upper floor neighbor Akai and his family.
血と骨
Masao Kim
In 1923, teenager Kim Shun-Pei moves from Cheju Island, in South Korea, to Osaka, in Japan. Along the years, he becomes a cruel, greedy and violent man and builds a factory of kamaboko, processed seafood products, in his poor Korean-Japanese community exploiting his employees.
69 sixty nine
Bancho
Hoping to catch a girl's attention, high school students Ken and Adama cook up an ambitious plan. They plan a festival that combines film, theater, and rock music, and develop their project into a school road block. This plan however catches the attention of television stations and newspapers, and soon even the cops became involved in this teenage adventure.
天国の本屋~恋火
Satoshi
地上で、伝説の“恋する花火”を復活させようと奮闘する香夏子。天国で、ある女性の未完成の組曲を完成させようとする健太。2人が出会ったとき、愛の奇跡が起きる。
ラブドガン
Futoshi Taneda
A story about a hitman named Hayamada who carries a distinctive red gun. As the film progresses we discover the reason for his work, and how he came to be alone. His aim right now is to reach a desitination, but he’s late.
ジョゼと虎と魚たち
Koji
大学生の恒夫は、ある朝バイト先の麻雀店から帰る途中、老婆の手を離れて坂道を転げ落ちてくる乳母車と遭遇。その乳母車の中にはひとりの少女が身を隠していた。足が不自由で歩けない彼女は、ときどき祖母に乳母車を押してもらっては気ままな散歩を楽しんでいたのだった。恒夫は、愛読書であるフランソワーズ・サガンの小説のヒロインの名から、自分のことをジョゼと称する風変わりな彼女に、少しずつ心惹かれるようになる。
赤目四十八瀧心中未遂
生島与一は人生に絶望し、この世に自分の居場所はないと思い定め、ここ尼崎に流れ着いた。焼鳥屋の女主人・勢子ねえさんに古いアパートの一室を世話された与一は、来る日も来る日もそこでひたすらに臓物を捌き、串にモツを刺して暮らしていた。そんな与一の前に、ある日、同じアパートに住む彫物師の愛人・綾が現われる。綾に惹かれた与一は、いつしか綾によって至福の時を味わうのだった。そして、綾の“この世の外へ連れてって”というひと言に誘われて死出の旅路へと向かい、赤目四十八瀧を登っていく…。
さよなら、クロ
Koji Kobe
1960年代、長野県松本市。秋津高校3年の亮介は登校途中に一匹の黒い野良犬を見つけ、自分の弁当をその犬に分け与えてやった。その頃、亮介のクラスでは、生徒同士が学園祭の出し物に使う犬の作り物を壊してしまったことで揉めていた。そんなところへ亮介が駆けつけた時、生徒たちは彼に着いてきた黒犬の佇まいを見て閃く。果たしてこの本物の犬は作り物の代役に起用され、出し物は黒犬の活躍で盛況に終わる。これによって一躍学校の人気者となったこの犬はクロと名付けられ、校舎内に居つくようになるのだった。
Jam Films
Jam Films is a 2002 suite of 7 shorts produced by Sega/Amuse.
GO
Won-soo
在日韓国人三世の杉原は、日本の普通高校に通う3年生。あだ名はクルパー。ハワイ旅行をきっかけに朝鮮から韓国に国籍を変えた父親・秀吉に叩き込まれたボクシングで、喧嘩や悪さに明け暮れる日々を送っている。友だちは、ヤクザの息子・加藤や民族中学校で杉原と共に教師から目の敵にされていた同級生の元秀や先輩のタワケ。だが、杉原にもリスペクトする男がいた。民族中学校開校以来の秀才と言われた正一だ。ある日、杉原は加藤のバースデイ・パーティで桜井という少女と恋に落ちる。ちょっと風変わりな彼女とぎこちないデートを重ね、気持ちを近づけていく杉原。しかし、自分が在日であることは告白しかねていた。そんな中、正一が駅のホームで少年に刺されて死んだ。誤解が原因で起こった悲劇だ。親友を失ったショックに愕然となった杉原は、その夜、桜井と一夜を共にし、自分が在日であることを彼女に告白する。ところがそれを聞いた途端、桜井の態度が急変した。打ちひしがれた杉原は、やり場のない思いを父親にぶつけるが、反対にのされてしまう。だがその時、彼は国籍や民族にとらわれない世の中を作ってやろうと心に誓うのであった。それから半年後のクリスマス・イヴ。大学受験に向けて勉強中の杉原。夜、桜井からの電話で呼び出された彼は、偏見を払拭した彼女とよりを戻す
青い春
Aoki
男子高。新学期から3年生になる九條(松田龍平)ら6人は最屋上の柵の外に立ち、手をたたいた回数を競う「ベランダゲーム」に興じていた。失敗すれば校庭にまっさかさまのこのゲームで新記録を出した九條は、勝者としてこの学校を仕切る権利を手に入れた。しかし彼にとっては「ゲーム」も「学校を仕切る」ことも無意味でどうでもいいことだった。自分の行き場に迷いながらも、宙ぶらりんな日常を送る九條たちに、やがて進路選択という現実が突き付けられてゆく……。