Director
10秒に一度、何かが起こる……ユーモアと戦慄の75分!!キャストを一新し、連日満員の観客を震撼し続けてきた演劇史に燦然と輝く野田秀樹最大の衝撃作! 9.11同時多発テロ事件に触発された野田秀樹が英語戯曲として書き下ろした「THE BEE」。2006年、ロンドン初演で好評を博し、2007年に日本で日本語版が上演されるやいなや、演劇賞を総なめにした。これまで10カ国14都市で上演、各地で称賛され続けてきた本作は、いつの時代でも繰り返される“報復の連鎖”を、観る者の想像力を刺激しながら描き出す。幕が開いたが最後、ひたすら落ちていくだけのジェットコースターにでも乗っているかのような物語。
今回キャストを一新し、日本では9年ぶりの上演。これまで野田が演じてきた井戸役を演じる阿部サダヲ、NODA・MAP初登場の長澤まさみ、独特の存在感を放つ河内大和、瞬時に4役を切り替える実力派・川平慈英という豪華キャストが集結し、新たな舞台作品に生まれ変わった。これまで「THE BEE」全公演に出演してきた野田は、今回NODA・MAP作品としては初めて演出のみに専念。演出家としての集大成として、本作を捉えている。
恐怖に支配された人間の“業”を描く今作。いま、この世界で起こっていることとリンクせずにはいられない緊張と興奮が詰まった新生「THE BEE」は見逃し厳禁だ。
Bakin Takizawa
Oei, later known as Katsushika Oi, was born the third daughter of Edo’s talented painter Katsushika Hokusai and his second wife Koto. Although Oei became the wife of a town painter for a time, her love of the paintbrush more than her husband spelt disaster and she comes back home to Hokusai from the family she had married into. This is how Oei starts to help her father out in his painting of the “insurmountable high wall”. Meanwhile, Oei can only talk to the painter Ikeda Zenjiro, who is her father’s student, about her pain and worries. Zenjiro has taken Edo by storm as Keisai Eisen, the master of ukiyo-e portraying beautiful women. He visits regularly because he admires Hokusai and secretly likes Oei although their relationship is like childhood friends. Oei respects her father whose paintings fascinated her and continues to work as a painter who supports him behind the scenes. When Hokusai’s masterpiece Thirty-six Views of Mount Fuji was completed, she was also by his side.
Yuichiro wants to be an film director but his widowed mother wants him to become a doctor. As radiation leaks permeate the city, he tries to clear his debts by signing up for a dangerous medical experiment...
Shingo Kamiyama
月曜の朝、見知らぬホテルの一室で目覚めたごく普通のサラリーマン・高木。二日酔いに頭を押さえ、週末の記憶を辿るが思い出せない。だがポケットに入っていたお浄めの塩に気付いたことで、次第に自分がしでかしたとんでもない記憶が蘇ってくる・・・。
Writer
1999年に野田秀樹が蜷川幸雄に書き下ろし、二つの劇場で同時期に上演された伝説の舞台「パンドラの鐘」。1999年の両バージョンをお届けする。 野田秀樹が蜷川幸雄に書き下ろし、二つの劇場で同時期に上演された戯曲をそれぞれ放送・配信する。作者の野田自身が演出するNODA・MAP版は世田谷パブリックシアターで上演され、堤真一がミズヲ、天海祐希がヒメ女を演じた。また、蜷川演出版はBunkamuraシアターコクーンで上演され、大竹しのぶがヒメ女、勝村政信がミズヲを演じた。
世紀の対決となり演劇界の話題を席巻した名作をご堪能あれ。
Director
99年の演劇シーンの最後を飾る野田秀樹の新作登場!
野田地図第7回公演「パンドラの鐘」
世紀末の演劇界に、意欲作を次々と放ってきた野田秀樹。その待望の新作「パンドラの鐘」が、この秋、世田谷パブリックシアターに登場します。
NODA・MAPとしては、番外公演を含め10作目となるこの作品は、「Right Eye」(98年12月?99年1月上演)に続く書き下ろしで、21世紀の野田演劇の方向性を探る意味でも、発表が待たれていた作品です
Writer
99年の演劇シーンの最後を飾る野田秀樹の新作登場!
野田地図第7回公演「パンドラの鐘」
世紀末の演劇界に、意欲作を次々と放ってきた野田秀樹。その待望の新作「パンドラの鐘」が、この秋、世田谷パブリックシアターに登場します。
NODA・MAPとしては、番外公演を含め10作目となるこの作品は、「Right Eye」(98年12月?99年1月上演)に続く書き下ろしで、21世紀の野田演劇の方向性を探る意味でも、発表が待たれていた作品です
School Teacher
地方にある槙町小学校。5年2組の担任の八橋先生は、図工室で1枚の鏡を発見するが、その鏡の中には20年前に亡くなった体の弱い生徒、タイチがいると児童たちは噂していた。ある日の放課後、八橋先生や、良、繭子ら4人の教え子、良の母親の再婚相手の連れ子2人という計7人は鏡の中の世界に吸い込まれてしまい、そこでタイチと出会う。彼らとタイチが仲よくなったのが気に食わなかった妖怪や幽霊は、一同に襲い掛かる。
Daiju
Based on the folk tales "Repayment from a crane". One snowy night a beautiful woman named Tsuru (Crane) visits poor peasant Taiju and says she will become his wife...