Takeshi Yoshida

出生 : 1935-03-02, Sakai, Osaka, Japan

死亡 : 2018-11-17

略歴

吉田 剛(よしだ たけし、1935年3月2日 - 2018年11月17日)は、日本の脚本家・映画監督である。本名同じ。大阪府堺市の生まれ。 1958年、関西大学文学部卒業後、松竹大船撮影所に入社。助監督として小林正樹、篠田正浩、斎藤耕一らの作品につく。それと並行して、野村芳太郎の『おはなはん・第二部』(1966年)、小林『化石』(1975年)、瀬川昌治『哀しい気分でジョーク』(1985年)、佐藤純彌『敦煌』(1988年)や、『必殺シリーズ』(ABC)などのテレビドラマのシナリオを執筆。 1992年、野村芳太郎が急病のため、映画『復活の朝』で監督も兼任する。 1990年代の「月刊ドラマ」誌上における近況報告や随筆では、幕末におけるアメリカ人の傲慢さなども例に挙げて反米主義者を自称していたこともあった。 2018年11月17日、神奈川県大和市の自宅で死去。83歳没。

参加作品

山村美紗サスペンス 愛の摩周湖殺人事件 霧の中に父が消えた!? 残された押し花に愛憎の殺意が…
Screenplay
必殺! 主水死す
Screenplay
元老中・水野忠邦と組んだ大奥・姉小路一派は、お家乗っ取りのため、生後すぐ捨てられたという、徳川家定の双子の兄弟を捜していた。一方、それを知った家定の母は、大奥掃除人の四郎に問題の子の発見と始末を命じる。そんな折、老浮世絵師・葛飾北斎が謎の死を遂げ、犯人を捜す主水は、捜査の中で北斎が最後に描いた似顔絵とそっくりな少女・捨蔵を発見する。実は、彼女こそが大奥の二派が血眼で捜す将軍家の落とし種だった。
必殺!5 黄金の血
Screenplay
金を満載した御用船が、佐渡を出航した矢先に何者かに襲われる。事件の噂は江戸中に広まり、金相場の値上がりでひともうけを考える庶民が金座へ押し寄せる騒ぎに発展。一方、主水ら仕事人のもとに、金座を預かる後藤家の女当主・千勢が現われ、死んだ船員たちの仇討ちを依頼する。敵の正体も数も判らない依頼に主水らは躊躇するが、仕事人のひとり、おむらだけは仕事を引き受ける。しかし地獄組と名乗る謎の集団に襲われる。
敦煌
Writer
11世紀、中国・宋の時代。科挙に落ち続ける若者・趙行徳は新興国・西夏に希望を求めてシルクロードの旅に立つが、その途中で西夏の漢人部隊と出会い、隊長の朱王礼の下に就くことに。やがて部隊はウィグル王女ツルピアを捕虜として連れてきたが、行徳とツルピアは恋に落ちてしまう。
必殺!ブラウン館の怪物たち
Screenplay
幕末。14代将軍・家茂が逝去し、跡継ぎ慶喜の住む京都に将軍家の密書が運ばれることになる。だが、主水ら品川宿の同心が護衛する中、何者かに密書が奪われてしまった。責任を問われた主水と上司の筆頭同心・田中は、密書奪還のため京都へ。密書には初代将軍家康公が築いた黒谷屋敷に隠されている秘密が記されていたという。屋敷に向かった主水たちだが、そこは侵入者を阻む罠がいたるところに仕掛けられたからくり屋敷だった。
哀しい気分でジョーク
Screenplay
人気コメディアンの五十嵐洋はテレビやラジオに引っぱりだこで、一人息子の健の世話はマネージャーの善平に任せきりだった。だが健が脳幹部腫瘍に冒されており、余命数ヶ月と診断されてしまう。妻に逃げられ息子と二人暮らしだった洋は、その日を境に仕事の量をセーブし、できるだけ健と二人の時間を増やすことにした。だが健のことが気になり仕事に打ち込むことができず、洋のコメディアンとしての評判は落ちていく一方だった。
必殺! THE HISSATSU
Screenplay
江戸の方々で、口に六文銭をくわえさせられた遺体が発見される。南町奉行所では役立たず扱いされる同心だが、実は仕事人の中村主水は、公務として捜査を始める。一方、主水ら仕事人の元締めである三味線弾きのおりくは、見つかった遺体が仕事人ばかりだと気づき、その裏に大掛かりな陰謀があることを知る。主水らはやがて黒幕が江戸中の“仕事”を独占しようとたくらむ大物仕事人・庄兵衛の一味であることを突き止める。
化石
Screenplay
仕事一筋だった一鬼建設社長の一鬼太治平は、初めて仕事を離れヨーロッパの周遊旅行に出る。途中、一鬼は体の異変に気づき、医者に診てもらう。数日後、判明した結果は癌だった。しかも、あと一年の命だった…。
暖流
Assistant Director