1945年6月3日、沖縄最北端の離島、伊平屋(いへや)島では、米軍の上陸を受け全島民が降伏した。突然の平和が訪れたこの島には、実は、身を隠した日本の将校がいた。海軍少尉・飯井敏雄、22歳。島民たちとの触れ合いは、飯井の、そして上陸したアメリカ兵の心をも動かしてゆく。敵・味方をこえた何かが生まれようとしていた・・・、だが、玉音放送後の特攻、「ラスト・アタック」で全てが断ち切られてしまう。
『復讐法廷』(ふくしゅうほうてい)は、テレビ朝日系で2015年2月7日の21:00 - 23:06(JST)に放送されたスペシャルドラマ。“復讐殺人”をテーマとしたリーガルサスペンス作品で、その背景にある司法の不備、人間が人間を裁く意味を問う。 アメリカの小説家・ヘンリー・デンカーに同名小説作品があるが、ヘンリーの名前や著作名はエンドロールにも公式サイトにもクレジットされず、「原作」や「原案」とは扱われなかった。しかし本編の最後に「本作はヘンリー・デンカー著『復讐法廷』のモチーフを参考にしておりますが、発表された当時のアメリカと現代の日本との時代背景や法律体系の違いに鑑み、オリジナルの部分を創作、付与して制作しております」とのテロップが入った。
A self-proclaimed cult founder comes to loan shark Ginjiro. Ginjiro sees through his lies and judges the cult a fraud. A co-conspirator is bitter.
Amamoto travels from his small village to Osaka to find his estranged daughter. When he meets a friendly young woman, she gives him a unique guide of the big city and helps him in his search.
The story of Orochi revolves around the life of the Monzen family. Aoi Monzen, a famous, but aging, movie star and Kazusa and Lisa Monzen her two daughters. Aoi hopes for them both to take over her legacy as a star, but Kazusa does not live up to her expectations. The mother is always pitting the girls against one another competitively. As a result, as the years pass, the love the sisters shared grows to a hidden hatred. When another girl named Orochi saves the girl's mother from a terrible accident a bizarre chain of events is set in motion spanning many years. The atmosphere in their estate builds up until Orochi reveals a terrible truth that the family must keep hidden from the world. Orochi serves as the narrator of the story. The movie is based on a Kazuo Umezu manga series which ran from 1969 to 1970.
The Public Bath Clerk
夏休み中のとある大学のグラウンド。炎天下の中、「SF研究会」の男子学生が野球をしている。ピッチャー小泉(川岡大次郎)大暴投、空振りする甲本(瑛太)。新見(与座嘉秋)はボテボテのゴロをトンネル。代わったピッチャー石松(ムロツヨシ)は、力強い投球でバッター曽我(永野宗典)にデッドボール。そんなユルい風景をカメラクラブの女性部員・伊藤(真木よう子)が写真に収めている。いつもと同じ、夏のけだるい一日。SF研の部室には様々なオモチャやゲーム、石松があちこちから集めてきたガラクタが所狭しと置かれている。みなSFの研究などせずに、クーラーのある部室で涼みながら、だらりと夏休みを過ごしているのだった。その奥にはカメラクラブの暗室があり、もう一人の女性部員・柴田(上野樹里)は来月のグループ展に向けて、SF研の顧問で大学助手の保積(佐々木蔵之介)の顔のアップを撮影している。5人は運動のあと、各自マイ洗面器を持っていつもの銭湯へ。すると新見が突然、愛用の「ヴィダルサスーンがない!」と騒ぎ出す。誰が取ったのか結局分からず、風呂を出てからもフテ腐れたまま。石松は皆と別れて薬局の前に置かれたマスコット「ギンギン」を部室に持ってきてしまう。甲本も「ちょっと寄る所あるから」と告げ、映画館で前売券を2枚買う。実は柴田に密かに想いを寄せていて、映画に誘おうと思っているのだった。ところが部室に帰ってくると、なぜか皆が騒いでいる。「洗面器、持ってるじゃないですか!」と曽我。「お前やっぱ盛り上げるなあ」と新見。伊藤や柴田も「初めて見るよねえ」「本当にやるんだ」と興味深げ。甲本は何のことだかワケが分からない。と、曽我が「こうやればいいじゃないですか?」と手を振った勢いでアイスがすっぽ抜け、その連鎖反応で新見が持っていたコーラがクーラーのリモコンにこぼれてしまう。なんだか不思議な一日は、サイアクな事故で終わろうとしていた。翌日の昼下がり。クーラーが使えなくなり、リモコンの修理を顧問の保積に頼むが、直すどころか壊してしまう。甲本は柴田を映画に誘うが「昨日言ってた彼女に悪いからいいよ」と断わられてしまう。甲本には彼女はいないし、昨日の騒ぎの理由も結局なんだか分からない。
一太と二太の兄弟は、うらぶれた水平島の中でも特にビンボーな人間たちが集まっているうらの港に住んでいる。彼らには元から父親がいない上、母・今日子はもう半年も家を空けている。その母がある日、離れて暮らしていた娘のかの子を連れて帰ってきた。今日子はまたすぐ出ていってしまったが、姉かの子が母代わりとなり、水平島のおかしな面々に暖かく見守られながら、兄弟にとっては貧しくも楽しい生活が始まる。だがそれも束の間、今日子が新しい男に貢ぐため家の権利書を売却してしまい、3人は家を追われる羽目になってしまう…。