Noriko Ogawa

出生 : 1973-07-20, Tokyo, Japan

参加作品

ウィンズ・オブ・ゴッド
Chiho Miyashita
売れない漫才コンビ、田代と金太が乗った車は交通事故に巻き込まれ、2人の魂はタイムスリップして太平洋戦争当時の神風特攻隊の兵舎へ。彼らの魂は、田代は岸田、金太は福元と、それぞれ特攻隊員の体に乗り移っていく。戦時下ならではの閉塞した時代で田代と金太はしばらく岸田と福元として生きるが、日本をめぐる戦況は悪化。仲間の特攻隊員が次々と命を落としていく中、生きるか死ぬかをめぐる田代と金太の意見は対立していく。
乱歩〜妖しき女たち〜
A short drama that depicts the world of Edogawa Rampo's popular novels filled with the bizarre and fantastic in an omnibus format. This omnibus drama includes "The Kiss," "The Human Chair," "The Girl in the Locked Room," and "The Cliff," all based on Rampo's original stories, as well as the program's original "Contemporary Arc".
魔夏少女
Sashikakari
The Special is loosely inspired by horror classics of the time, such as "Carry" and "Fury." The story is about a little girl who has nightmares and a series of murders in the area, which in a strange way, are related to them.
雪の断章-情熱-
広瀬雄一は、7歳の少女伊織と出会い、彼女を自分のアパートへ連れ帰った。みなし児だった伊織は、那波家にひきとられたが、ひどいこき使われ方をされていた。人間不信に陥っていた彼女を、雄一はひきとるため那波家を訪ねる。東京に家のある雄一は、仕事で札幌に赴任しており、彼の面倒は家政婦のカネが見ていた。カネは反対するが、親友、津島大介の励ましもあって、雄一は伊織を育てる決心をする。十年の歳月がたち、伊織は17歳。雄一は伊織に北大を受けさせようとしていた。彼女の高校には、同じく北大を受けようとする那波家の次女、佐智子もいた。そして伊織の住む雄一のアパートに、那波家の長女、裕子が引っ越して来た。裕子の歓迎会がアパートの住人たちによって開かれ、見事な舞踊をみせた彼女は、一たん自室へ引きあげた。伊織がコーヒーを運び、再び裕子の部屋を訪れた時、裕子は死んでいた。青酸で殺されたことが検証され、伊織は重要容疑者として刑事の吉岡につきまとわれる。自室を警察に荒らされ、またカネから、雄一は伊織がひとりの女として成長する時を待っていると言われ、伊織は二重のショックを受ける。そして、雄一に“偽善者”という言葉を吐いてしまう。雄一のフィアンセだという細野恵子がアパートを訪れた。恵子は伊織が結婚の障害になっていると告げる。大介の誕生日が来た。大介の部屋に、彼に内緒で花束を持ち込んだ伊織が見たものは、殺人事件の真相をうかびあがらせた。伊織は家出し、尾行していた吉岡に補導された。彼女は真犯人を知っていると告げる。迎えに来た雄一は、北大だけは受験しろと言う。大介が伊織を函館へ誘い出した。函館は故郷であり、自分もみなし児であったことを告白する大介。春、伊織は北大に合格した。博多転勤となった大介は、伊織について来てくれと言う。伊織は頷いた。大介が九州へ発つ前日、吉岡が現われ、一生容疑者として汚名を背負って生きる伊織に、真犯人を告白するよう忠告した。翌日、大介が服毒自殺をしたと知らせがはいった。遺書の中で、大介は彼の両親が裕子の父親がもとで自殺を計り、そのための犯行だと告白していた。また、雄一を頼って生きろと伊織に言い残していた。伊織は雄一のもとから出る決心をするが、引き止められる。そして、雄一と伊織はお互いの気持を確認しあうのだった。