Ichiro Kusuno

参加作品

騙し絵の牙
Screenplay
大手出版社の薫風社で創業一族の社長が急死し、次期社長の座を巡って権力争いが勃発する。専務の東松(佐藤浩市)が断行する改革で雑誌が次々と廃刊の危機に陥り、変わり者の速水(大泉洋)が編集長を務めるお荷物雑誌「トリニティ」も例外ではなかった。くせ者ぞろいの上層部、作家、同僚たちの思惑が交錯する中、速水は新人編集者の高野(松岡茉優)を巻き込んで雑誌を存続させるための策を仕掛ける。
ゴーストマスター
Screenplay
とある“壁ドン”映画の撮影現場で、監督やスタッフからこき使われる、助監督・黒澤明 名前だけは”巨匠”で“一流”だが、断れない性格で要領の悪い、B級ホラーを愛するただの気弱な映画オタク。 いつか自分が監督として撮ることを夢見て、書き温めていた脚本「ゴーストマスター」が心の支えで、常に肌身離さずに持ち歩いていた。 しかし、あまりに過酷すぎる撮影現場でうっ積した黒澤の不満と怨念のような映画愛が、この“脚本”に悪霊を宿し、撮影現場を阿鼻叫喚の地獄へと変えていく。
東京喰種 トーキョーグール
Screenplay
水とコーヒーと人体だけを取り込むという人間の姿をした怪人・喰種が東京の街に紛れ、人々は恐れを抱いていた。そんな中、平凡な大学生のカネキは事故に遭ってしまう。知人の少女リゼの臓器を移植して死を免れるが、それが原因で半喰種となったカネキは、頻繁に足を運んでいた喫茶店あんていくで働くことになる。そしてカネキは、アルバイトの女子高生トーカや、店に集まる客が喰種だと知り……。
天空の蜂
Screenplay
1995年夏、愛知県の錦重工業小牧工場から防衛庁へ納品する最新の設備を搭載したヘリコプターが、正体不明の人物によって奪われてしまう。やがて遠隔操作されたヘリは稼働中の高速増殖炉の上空でホバリングを開始し、テロリストが日本全国の原発停止を求める犯行声明を出しヘリ内に子供がいることがわかった。
Ken to Meri Ameagari no Yozorani
Writer
『クロネズミ』などの深作健太がメガホンを取り、竹中直人が主演を務めたロードムービー。マレーシアに暮らす娘の結婚を止めようと日本からやって来た中年男が、怪しげな中国人トラック運転手を相棒に破天荒な珍道中を繰り広げていく。『パティシエの恋』などのフー・ビンが中国人運転手にふんし、竹中直人と息の合った迷コンビぶりを披露する。笑いあり涙ありの物語はもとより、全編マレーシアロケを敢行して捉えられた風景も見ものだ。