Producer
「ママ、びっくりしないで、泣かないで、落着いてね。そう、わたしは旅に出たの。ただの家出じやないの、旅に出たのよ(つづく)」の書き出しで始まる。16歳の少女が、男出入りの多い貧しい絵かきの母と女ふたりの家庭や、学校生活が憂うつになり、家を飛び出したところから物語は始まる。舞台は四国。少女の実家も四国。海辺伝いに、四国遍路の旅に出た少女がママに宛てた手紙に託すかたちで、多感な青春の断面を四国の自然描写を織り込みながらみずみずしい筆致で描かれている。家出であり、旅でもあり、遍路でもあり、漂泊でもある、天衣無縫な自由きままな旅であり、常に母への手紙という形で描かれる。それは常に一方通行で、母からの復路はなく、すべてはモノローグである。
Executive Producer
Producer
At midnight, Yamabe, a killer, escapes from prison. Two years before, bribed by a narcotic smuggler, Yamabe killed a real estate broker. As he was being arrested by detective Negoro, the detective's bullet struck Sakuko, Yamabe's girl friend who attempted to protect him, and crippled her. When Yamabe was sent to prison, Negoro cared for her and they fell in love. Sakuko asked him to marry her, but Negoro was reluctant to take the killer's sweetheart from him. Learning of the relationship of his girl friend and the detective, Yamabe had pledged revenge.
Producer
Based on Shinichi Mori song
Executive Producer
Tsutomu (Kensaku Morita), an orphan who once stabbed a man, is released from a reformatory and goes to Tottori, on the Japan Sea coast, to enter a high school. On the beach, he meets a young fisherman, Yusuke (Norihiko Yamamoto) also a student of the same school. They become friends and Tsutomu is offered free board at Yusuke's home.
Executive Producer
「男はつらいよ」シリーズ第3作。柴又に帰って来た寅さんを待ち受けていたのは、見合い話だった。相手は川千屋の仲居・駒子(春川ますみ)。彼女は寅さんの昔なじみで、亭主持ちということで、大騒動に。それから暫くして、竜造とつね夫婦が、三重県の湯の山温泉へ旅行に行くと、なんと旅館で寅さんが番頭をしていた。旅館の美人女将・志津(新珠三千代)に一目惚れして、居着いてしまったという・・・
Executive Producer
「男はつらいよ」シリーズ第1作。 20年振りに故郷、東京は葛飾柴又に帰ってきた車寅次郎(渥美清)。ちょうど庚申の祭りの最中で、早速祭りに参加する寅次郎。そんな中、懐かしいおいちゃん(森川信)、おばちゃん(三崎千恵子)や妹さくら(倍賞千恵子)に涙の再会を果たす。翌日、さくらの見合いに出席した寅次郎だが、酔ったあげくの大失態。見合いをぶち壊した寅次郎はおいちゃんらと大ゲンカし、柴又を去っていく。その後、寅次郎は旅先の奈良で旅行中の御前様(笠智衆)とその娘・坪内冬子(光本幸子)と再会。幼なじみゆえ、気さくな冬子に恋をした寅さんは、帰郷してからも冬子のもとへ日参する。一方、裏の印刷工場につとめる諏訪博(前田吟)は、さくらへ想いを寄せていた・・・