Yoshi Kino

参加作品

エゴイスト
Producer
14 歳で⺟を失い、⽥舎町でゲイである⾃分を隠して鬱屈とした思春期を過ごした浩輔。今は東京の出版社でファッション誌の編集者として働き、仕事が終われば気の置けない友人たちと気ままな時間を過ごしている。そんな彼が出会ったのは、シングルマザーである⺟を⽀えながら暮らす、パーソナルトレーナーの龍太。 自分を守る鎧のようにハイブランドの服に身を包み、気ままながらもどこか虚勢を張って生きている浩輔と、最初は戸惑いながらも浩輔から差し伸べられた救いの手をとった、自分の美しさに無頓着で健気な龍太。惹かれ合った2人は、時に龍太の⺟も交えながら満ち⾜りた時間を重ねていく。亡き⺟への想いを抱えた浩輔にとって、⺟に寄り添う龍太をサポートし、愛し合う時間は幸せなものだった。しかし彼らの前に突然、思いもよらない運命が押し寄せる――。
海を駆ける
Producer
日本からインドネシア最西端の港町バンダ・アチェに移り住み、NPO法人で災害復興の仕事をしながら、息子のタカシと暮らす貴子。折しも、貴子の家に日本から親戚のサチコがやって来るのと前後して、正体不明の男が海岸で倒れているのが発見される。記憶喪失に陥っているのか、無口でどこか謎めいたその男は、インドネシア語で海を意味する「ラウ」と名付けられ、しばらく貴子が預かって面倒を見ることにする。
知らないふたり
Producer
人との接点を避け生活している靴職人見習いの韓国人青年・レオンは、ある日の昼、公園のベンチに酔っぱらって寝ている女性・ソナに絡まれるが、何故か彼女のことが忘れられなかった。レオンと同じ店で働き、彼に思いを寄せる日本人女性・小風。そしてソナの折れた靴を修理に出しに店に現れるサンス。 サンスはソナの彼氏・ジウと共に日本語学校に通っていた。日本語学校の講師・加奈子は、車いすの生活をしている荒川という男と付き合っていたが、ジウは密かに加奈子に思いを寄せている。荒川が車いす生活になった事故に、レオンは少なからず関係していた。7 人の男女のそれぞれの想いが少しずつ絡み合い、それぞれが一歩踏み出したときに物語は思わぬ方へ進み出すー。
ある優しき殺人者の記録
Producer
Sang-joon has recently escaped from a mental institution and managed to amass a kill count in the high teens, all while spewing nonsense about “the power of love”.
Seventh Code
Associate Producer
Akiko, a young woman, comes to Vladivostok to meet Matsunaga, a young businessman she has met in Tokyo only once. Akiko finally finds Matsunaga. However, he leaves her again, warning her not to trust strangers in a foreign country. She tries to follow him, but she is attacked by thugs and dumped on the outskirts of town.