First Assistant Camera
劇作家として成功したルイ(ギャスパー・ウリエル)は、家族に自分の死が近いことを伝えるために12年ぶりに里帰りする。母マルティーヌ(ナタリー・バイ)は息子の好物をテーブルに並べ、幼少期に会ったきりの兄の顔が浮かばない妹シュザンヌ(レア・セドゥ)もソワソワして待っていた。さらに兄アントワーヌ(ヴァンサン・カッセル)とその妻カトリーヌ(マリオン・コティヤール)も同席していて……。
Second Assistant Camera
恋人のギョームがこの世を去り、葬儀に参列するために、彼の田舎に足を運んだトム(グザヴィエ・ドラン)。しかし、ギョームの母はトムのことを知らず、一方ギョームの兄フランシス(ピエール=イヴ・カルディナル)はトムとギョームの関係を他言しないようにと強く言い聞かされる。フランシスに脅されるうちに、トムはフランシスに死んだ恋人の姿を重ね合わせるようになり……。
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愛する家族をギャングに惨殺され、闇のヒーロー、パニッシャーとなった男フランク・キャッスル。彼はギャングの大物ルソッティを新たな標的に定め、そのアジトを襲撃するが、銃撃戦の中でFBIの潜入捜査官を誤殺してしまう。痛恨のミスに苦悩するフランクは、パニッシャーとしての自らの存在を自問する。一方、顔をズタズタにされながらも命を取り留めたルソッティは、ジグソウと名を変え、パニッシャーへの復讐を決意していた。