Kirato Wakayama

参加作品

曇天に笑う
明治初期。大津の曇神社で当主を務める天火ら曇3兄弟は、町の安全を守るため日々走り回っていた。そんな中、大津では異様な曇り空が続き、人々は300年に一度、曇天が続く時に復活するというオロチの言い伝えを恐れる。一方その裏では、オロチの力で新政府の転覆をたくらむ風魔一族と、右大臣直属部隊・犲の争いが繰り広げられていた。やがて天火たち曇兄弟もまた両者の争いに巻き込まれ、次男・空丸が風魔にさらわれてしまう。
魔女の宅急便
キキは魔女である母親コキリと普通の人間である父親オキノとの間に生まれた、13歳の女の子。彼女は「13歳の満月の夜に旅立ち、魔女のいない町で1年修行する」という古くからの決まりに従い、“ひとり立ち”の旅に出る。彼女はきれいな海に囲まれたコリコの町にたどり着き、風車小屋に隣接するグーチョキパン屋を経営する心優しいおソノと主人のフクオ夫婦に出会う。キキはホウキに乗って空を飛ぶ“お届け屋”の仕事を始める。