Umezawa
美しく仕事もできるが、既婚者ばかりと恋愛してきたWEBデザイナーのタカコ(黒川芽以)は、32歳にして本気で婚活をしようと決意する。彼女は自分を変え、やすらかな人生を手にするため、親友のケイコ(臼田あさ美)に勧められた婚活サイトに登録。そしてタカコの前に園木(中村倫也)と矢田部(田中圭)が現れる。
Hironobu Tani
結成5年目の漫才コンビ「アカコとヒトミ」の高城ヒトミ(清水富美加)と本田アカコ(松井玲奈)は、小劇場で常連客に漫才を見せる日々を送っていた。ある日、ネタ合わせをする河川敷で自転車泥棒を捕まえてから、二人の状況が変化し始める。バラエティー番組に初めて出演し、それをきっかけに学生時代の旧友と再会。コンビとして売れそうになった矢先に……。
A guy spends an extra year studying for college entrance exams but ends up at a second-rate university, and becomes a musician after randomly getting involved with a misguided university rock ‘n roll club. Eventually the guy gets married, has a child, and builds an ordinary life for himself, but he hasn’t been able to break off his college romance with Kaoruko, his S&M dominatrix. When he and Kaoruko go off to one especially shitty gig, existential angst erupts and the trajectory of weirdness goes parabolic.
落第生のシンジとマサルは高校卒業後、それぞれボクシングと極道の道へと進んだ。だが、現実は思いのほか厳しく、サエない日々を送っていた二人が、卒業以来10年ぶりにたまたま再会したことをきっかけに一念発起。シンジはもう一度リングに上がる決意をし、前科者のマサルは全てを懸けた大きな勝負に出る。
Japanese film directed by Keisuke Horibe. Three seemingly unacquainted men and a woman find themselves trapped in an elevator. As the hours pass and the level of anxiety rise, we realize the elevator trap is in fact a trap, but hatched by which of the parties and for what motive?
婚約者である律子が、引っ越しの荷物の中から偶然見つけた1の古いカセットテープを持って、突然失踪した。彼女の行き先が自分の故郷・四国の木庭子町であることを知った朔太郎は、彼女の後を追って故郷へと向かうが、そこで彼は高校時代のある記憶を辿り始める。それは、初恋の人・亜紀と育んだ淡い恋の想い出。しかし、その亜紀はやがて白血病で倒れ、辛い闘病生活を強いられてしまう。そして、次第に弱っていく彼女を見て、自分の無力さを嘆くしかない朔太郎は、彼女の憧れの地であるオーストラリアへの旅行を決行するのだが、折からの台風に足止めをくらいふたりの願いは叶わず、空港で倒れた亜紀は、その後、還らぬ人となるのだった……。そんなふたりの関係に、実は律子が関わっていた。入院中、朔太郎と亜紀はカセットテープによる交換日記のやり取りをしていたのだが、その受け渡しを手伝っていたのが、亜紀と同じ病院に母親が入院していたまだ小学生の律子で、彼女の失踪もそれを自身で確かめる為だったのである。果たして、亜紀の死やテープを届けていた相手が現在の恋人である朔太郎であったことを知った律子は、自らも事故に遭ったせいで渡せなかった“最後のテープ”を迎えに来た朔太郎に渡す。それから数日後、約束の地・オーストラリアへと向かった朔太郎と律子は、最後のテープに録音されていた亜紀の遺志を叶えるべく、彼女の遺灰を風に飛ばした。