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2021年東京。高速道路で起きたハイヤーの暴走事故で政府高官が死亡する。三枝(坂口健太郎)が所属する警視庁・長期未解決事件捜査班は、この事故が仕組まれた事件の可能性もあるとみていた。一方、2009年の東京でも政務官の交通事故死が頻発し、警察は事故として処理するが、大山(北村一輝)だけは違うのではないかと考えていた。そして23時23分、つながるはずのない無線機が鳴り始める。
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渋谷の老舗とんかつ屋「しぶかつ」三代目の跡取り息子・勝又揚太郎(北村匠海)は、父のもとで修業中だがキャベツの千切りしか任せてもらえない。ある日、弁当の配達に訪れたクラブで、音楽に合わせて盛り上がるフロアに圧倒される。豚肉にもDJ機材にも触ったことのない揚太郎は、とんかつもフロアもアゲられる男「とんかつDJアゲ太郎」を目指して奮闘する
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榎本径(大野智)が姿を消してから半年。芹沢(佐藤浩市)と青砥純子(戸田恵梨香)は、いつものように通常の弁護士業務をこなしていた。そんな折、芹沢が相談依頼を受けていた証券会社会長の藤林(黒部進)が撲殺されると言う事件が発生。しかも、その死体を発見したのは藤林の姪・郁子(黒木瞳)と芹沢だった。 刑事の鴻野(宇梶剛士)から藤林との関係を聞かれた芹沢は、藤林の亡くなった妻の10億円相当の絵画コレクションを美術館に寄贈する話を仲介していた、と明かす。およそ1か月後、芹沢の弁護士事務所に朝妻(ト宇たかお)がマンションの管理人の小檜山(岡田義徳)に付き添われてやってくる。応対した純子に朝妻は、心臓発作で倒れたときに自分を助けてくれた命の恩人を探してほし い、と訴える。なんでも、朝妻を助けてくれた人物は、応急処置を施し、119番通報をしたまま姿を消したと言う。同じ頃、芹沢は郁子に会っていた。藤林を殺害した犯人は捕まっていないのだが、寄贈の話を勧めたいという芹沢に、郁子は寄贈は中止してほしいという。事件の前日に、藤林自身が寄贈は中止したいと話していたと郁子は証言するのだ。 別の日、淳子は朝妻のマンションの住民に聞き込みをしていた。と、そんな目の前に小檜山に連れられた男がやってくる。なんと、それは純子と芹沢の前から忽然と消えてしまった榎本だった。純子は突然の再会に戸惑いながらも、新しい防犯カメラを設置するために呼ばれたと言う榎本を朝妻の部屋へ連れていく。 その後、芹沢は郁子を寄贈先の美術館館長の平松(佐野史郎)と面会させる。寄贈中止という言葉を聞いた途端、平松の表情が鋭くなる。そのころ、館内にいた榎本と純子は、企画展のために作品を制作中だと言う有名アーティストの稲葉透(藤木直人)に会う。稲葉が作成した遊園地のミラーハウスを模した迷路とそこにはめ込まれた巨大なオブジェ。その前に立った榎本は…。