Mariko Shirokane
厚生労働省の威信をかけて創設された精鋭医療チーム「YOKOHAMA MER」。「TOKYO MER」をしのぐ最先端の技術と、国際的に活躍するスタッフを結集したエリート集団だ。彼らを率いるチーフドクター鴨居友は、「危険を冒しては、救えない命がある」と、どんな時も冷静沈着な救命のプロ。危険な現場にも勇敢に飛び込み「待っているだけじゃ、救えない命がある」と熱く理想を追う「TOKYO MER」のチーフドクター喜多見幸太とは、正に水と油の関係だ。そんな中、横浜・みなとみらいの美しい街並みが炎に包まれる前代未聞の緊急事態が発生。平和な海辺の街は大混乱に陥り、数千人が命の危険にさらされる中、対立する2つの医療チームは、すべての患者の命を救えるのか!?
A hearing-impaired woman with dreams of becoming a professional boxer due to the pandemic is threatened closure of her boxing club and the illness of its ageing president, who has been her biggest supporter, push her to the limit.
第二次大戦後の1945年。そこは零下40度の厳冬の世界・シベリア…。わずかな食料での過酷な労働が続く日々。死に逝く者が続出する地獄の強制収容所(ラーゲリ)に、その男・山本幡男は居た。「生きる希望を捨ててはいけません。帰国(ダモイ)の日は必ずやって来ます。」絶望する捕虜たちに彼は訴え続けた――身に覚えのないスパイ容疑でラーゲリに収容された山本は、日本にいる妻・モジミや4人の子どもと一緒に過ごす日々が訪れることを信じ、耐えた。劣悪な環境下では、日本人同士の争いも絶えなかった。戦争で心の傷を負い傍観者を決め込む松田や、旧日本軍の階級を振りかざす軍曹の相沢らに敵視されながらも、山本は分け隔てなく皆を励まし続ける。更に、元漁師の純朴な青年・新谷には学問を教え、過酷な状況下で変わり果ててしまった同郷の先輩・原にも声をかけ続けた。そんな彼の仲間想いの行動と信念は、凍っていた捕虜たちの心を次第に溶かしていく。終戦から8年が経ち、山本に妻からの葉書が届く。厳しい検閲をくぐり抜けたその葉書には「あなたの帰りを待っています」と。たった一人で子どもたちを育てている妻を想い、山本は涙を流さずにはいられなかった。誰もがダモイの日が近づいていると感じていたが、その頃には彼の体は病魔に侵されていた…。体はみるみる衰えていくが、愛する妻との再会を決してあきらめない山本。そんな彼を慕うラーゲリの仲間たちは、厳しい監視下にありながらも、山本の想いを叶えようと思いもよらぬ行動に出る。そしてモジミに訪れる奇跡とは――
Yamaryo Mari
戦争で亡くなった画学生の作品を集めた
小さな美術館、「無言館」。
「無言館」設立のために全国を駆け巡ったある男の物語。 太平洋戦争に出征する直前まで絵を描き続けた戦没画学生。
「あと10分、あと5分でいいから描かせてくれ・・・」
ある者は故郷にあるただの畦道を――。
ある者は夢に描いた家族の団らんの絵を――。
ある者は愛する女性を―――。
画学生たちは許される時間の中でひたすら描き続けた・・・。 主人公・窪島はそんな画学生たち作品を展示する「無言館」の開館にむけて立ち上がる。
そして、ラスト、窪島の前には感動の奇跡が待っていた―――。
婚約者にふられてしまい、一人むなしい日々を過ごす気弱な役所職員・赤西民夫。そんなある日、彼は飼い主に捨てられた大型の保護犬を飼うことになる。その犬は「ワン」と鳴けず「ハウッ」というかすれた声しか出せないが、とても人懐っこく、民夫はハウと名付ける。当初は困惑することもあったハウとの暮らしだが、いつも一緒に過ごすうちに絆は深まり、民夫にとってハウはかけがえのない存在になっていく。
松本潤主演の映画「99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE」公開に合わせて、人気シリーズの完全新作スペシャルドラマをお届け!松本は、今回も超型破りな弁護士・深山大翔(みやま・ひろと)を演じ、上司の敏腕弁護士・佐田篤弘(さだ・あつひろ)を香川照之が続投。新ヒロインとして杉咲花が参加し、司法修習を終えたばかりの新米弁護士・河野穂乃果(こうの・ほのか)を演じる。SEASON Ⅰでは検察官、SEASON Ⅱでは裁判官と対峙してきた深山だが、今回、立ちはだかる敵は弁護士。その弁護士・南雲恭平(なぐも・きょうへい)を西島秀俊が演じる。 【ストーリー】 99.9%有罪と見なされた案件でも、残された0.1%の事実を納得するまで追求し無罪を勝ち取る弁護士・深山大翔(松本潤)が勤める斑目法律事務所は、所長が佐田篤弘(香川照之)に変わっていた。その就任パーティー会場で、佐田は大手自動車メーカーの会長・若月昭三(石橋蓮司)から、新米弁護士の孫娘を育ててほしいと頼まれる。一方、深山は拘置所で依頼人・大島浩二(児嶋一哉)のもとにいた。大島は下着窃盗犯で逮捕、起訴され、否定するものの、状況証拠から有罪は揺るぎない。そもそもこの案件の弁護は河野穂乃果(杉咲花)が担当していて、情状酌量を勧めたものの、絶対にやっていないと言う大島が無罪を勝ち取るため深山に依頼替えをしたのだ。深山は早速、大島の話をもとに気仙沼へ向かうが、なぜか穂乃果もついていくことに。数日後、斑目法律事務所にやって来た穂乃果。彼女が若月の孫娘だったのだ。若月からは民事の弁護士として育てるよう依頼を受けていた佐田だが、穂乃果の要求を受け入れ若月には秘密で刑事弁護で働かせることに。そんなある日、政治家の収賄事件の依頼が舞い込む。次期市長候補・岡部康行が賄賂を受け取ったとして逮捕されたが、岡部は否認。しかし賄賂を送った円谷は罪を認めて有罪が確定しており、結審した収賄事件をひっくり返すのはほぼ不可能に近かった。深山と佐田は円谷の弁護を担当していた南雲恭平(西島秀俊)を訪ねるが、温厚な顔の裏に隠されたグレーな弁護手法を感じ取り警戒を強める。そして、南雲は深山が担当する裁判の検察側とも裏で接触していて、深山たちの前に立ちはだかる。果たして、深山は事実を見つけ出すことができるのか!?
Yoshiko Tomioka
大阪を舞台に描いた群像劇。通称「キタ」と呼ばれる大阪の繁華街で生きるアジア人たちの人生を描く。春のある日、大阪のキタにある古びたアパートの一室で白骨化した老女の死体が発見された。警察は捜査を開始し、アパート周辺で聞き込みを続けるが、孤独死なのか、あるいは財産がらみの謀殺なのか、さまざまな噂が飛び交っていた。同じころ、中国・台湾・韓国の観光客、マレーシアのビジネスマン、ネパールの難民、ミャンマー人留学生、ベトナム人技能実習生など、キタにやってきた外国人たちと、彼らと日常を共有する日本人たちの間に、さまざまな出来事が起こっている。やがて事件の捜査が終わるとき、人びとは新たな人生の岐路を迎える。
ベストセラー作家・中山七里の同名ミステリー小説を「8年越しの花嫁 奇跡の実話」の主演・佐藤健と瀬々敬久監督のコンビ、阿部寛の共演で映画化。東日本大震災から9年後、宮城県内の都市部で全身を縛られたまま放置され餓死させられるという凄惨な連続殺人事件が発生した。被害者はいずれも善人、人格者と言われていた男たちだった。宮城県警捜査一課の笘篠誠一郎は、2つの事件からある共通項を見つけ出す。そんな中、利根泰久が容疑者として捜査線上に浮かび上がる。利根は知人を助けるために放火、傷害事件を起こしたて服役し、刑期を終えて出所したばかりの元模範囚だった。犯人としての決定的な確証がつかめない中、第3の事件が起こってしまう。佐藤が容疑者の利根役、阿部が利根を追う刑事・笘篠役を演じるほか、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都らが脇を固める。
Fukuko
近い将来の話。 演劇部から盗んだ飴ガラス細工のビール瓶で互いを殴り合い、明日学校でみんなを驚かしてやろうと企むイタズ ラ高校生のユウタとコウ。するとそこに「頭突きが武器」というデコちゃんが現れ、おでこで本物のガラス瓶を割ってみせる。そのリアルさに衝撃を受け、ふたりはデコちゃんにドッキリの演出を手伝ってもらう。 その晩、ユウタとコウは、コウの母親の福子が切り盛りしている韓国家庭料理屋で晩飯を食べに行く。すると、そ こには不動産屋がご飯を食べていた…。
Landlady
佐藤健主演の『るろうに剣心』シリーズ。動乱の幕末に血も涙もない最強の人斬りとして恐れられ、暗躍していた倒幕派の緋村剣心。人斬りの現場を見られた雪代巴を口封じのため側に置いて身を隠すが、巴が突然姿を消してしまい……。
Yoriko Narita
「石橋ユウ」という同姓同名の息子を持つ、住む環境も場所も異なる3人の母親を通して家族の姿と、我が子を愛する一方で、孤軍奮闘する母親が追い詰められる姿が描かれている。
Masashi is a photographer. He has his parents and an older brother Yukihiro. Through the 2011 Tohoku earthquake and tsunami, Masashi begins to take staged photos of his family.
Delivery 2020
An omnibus film consisting of 4 short films and a documentary related to COVID-19.
Hinako's teacher
Hinako comes across the novel “Tamaran Hill” and immediately starts reading it with delight, as “tamaran” (intolerable) happens to be her father’s favorite swear word. She soon imagines herself inside the book’s story, which also deals with someone intrigued with that particular word, and even meets the real-life author Senji Kuroi there.
A film director wanders the world alone after breaking up with her boyfriend, finally gaining inner peace.
Hiroko
東日本大震災の後、亡くなった大切な人に声を届けようと多くの人が訪れている岩手県大槌町に実在する電話ボックス“風の電話”をモチーフに描くヒューマン・ドラマ。津波で家族を亡くし、広島の叔母に引き取られた少女が、ある出来事をきっかけに故郷の大槌町を目指し、その道中で様々な出会いを重ねて成長していく再生の旅路を描く。主演は「少女邂逅」「おいしい家族」のモトーラ世理奈。共演に西島秀俊、西田敏行、 三浦友和。監督は「ユキとニナ」「ライオンは今夜死ぬ」の諏訪敦彦。
8年前の東日本大震災で家族を失い、いまは広島に住む伯母の家に身を寄せている高校生のハル。心に深い傷を抱えながらも、叔母に支えられ日常生活を送ってきた。ところがその叔母が倒れて入院してしまい、不安と悲しみから道端で気を失ってしまう。偶然通りかかった男性に助けられた彼女は、一人で故郷の大槌町へ向かうことを決意するのだったが…。
Mitsuyo
Atomu (Shuhei Nomura) was raised by his mother in a poor environment. He is now a young adult, but he stutters and has timid personality. To support himself, Atomu works part-time for a used junk collecting company. Atomu finds inspiration in rap music and his life changes.
A young female founder runs in to societal barriers during her drive to create startup projects, in a Japanese society that hasn't traditionally accepted entrepreneurs . She finds herself, and maturity along the way.
Misako-kun
Three girls - Miwa, an introvert who's best friend is her turtle, Saori, a rich girl from a celebrity family, and Koyuzu, a member of a revenge agency - wind up in a complex rivalry with one another.
Mai
出生時に37秒間呼吸ができなかったために、手足が自由に動かない身体になってしまった女性の自己発見と成長を描き、第69回ベルリン国際映画祭パノラマ部門で観客賞とCICAEアートシネマ賞を受賞した人間ドラマ。脳性麻痺の貴田夢馬(ユマ)は、異常なほどに過保護な母親のもとで車椅子生活を送りながら、漫画家のゴーストライターとして空想の世界を描き続けていた。自立するためアダルト漫画の執筆を望むユマだったが、リアルな性体験がないと良い漫画は描けないと言われてしまう。ユマの新しい友人で障がい者専門の娼婦である舞は、ユマに外の世界を見せる。しかし、それを知ったユマの母親が激怒してしまい……。主人公のユマと同じく出生時に数秒間呼吸が止まったことによる脳性麻痺を抱えながらも社会福祉士として活動していた佳山明が、オーディションで見いだされ主演に抜てき。母親役を神野三鈴、主人公の挑戦を支えるヘルパー・俊哉役を大東駿介、友人・舞役を渡辺真起子がそれぞれ演じる。ロサンゼルスを拠点に活動するHIKARI監督の長編デビュー作。
Takako Maeki
北海道で医大に通う田中(三浦春馬)は、ボランティア活動を通じて体が不自由な鹿野(大泉洋)と出会う。鹿野は病院を出てボランティアを募り、両親の助けも借りて一風変わった自立生活をスタートさせる。ある日、新人ボランティアの美咲(高畑充希)に恋をした鹿野は、ラブレターの代筆を田中に頼む。ところが美咲は田中の恋人だった。
Naoko
函館郊外の書店で働く「僕」は、失業中の静雄と小さなアパートで一緒に暮らしていた。そんな中、ふとしたきっかけで関係を持った同僚の佐知子が、毎晩のようにアパートへ遊びに来るようになる。佐知子と恋人のような関係になりながらも、静雄も加えた3人で過ごす気ままな青春を謳歌していく「僕」だったが…。
Naoko Maeda
Wakana is a 17-year-old high school student who loves to cook. She enjoys peaceful days with her family and friends, but sometimes she senses delicate changes among people around her. Wakana meets office worker Mizuho through social media where she can talk about her worries, but Mizuho turns out to be a person Wakana never expected to be.
Asako Shinozuka
ジャーナリスト志望の夢に破れ、寮のある町工場の見習い工として、人生の再出発を期すことになった益田。そこで彼は、鈴木という青年と出会う。自分のことは一切語らず、他人との交流を拒んでいた鈴木だったが、益田はいつしか彼と友情を育むようになる。一方、鈴木は、ある日、元カレの達也につきまとわれる若い女性・美代子を見掛けて、彼女の身代わりに男に散々殴られたのがきっかけとなり、美代子と次第に親しくなる。
Izumi
何事にも無関心な夫・健太との心のすれ違いに悩む30代の平凡な主婦・美穂。そりが合わない家族から逃げるようにして上京し、今では家族に内緒でAV女優として多忙な日々を送る25歳の専門学校生・彩乃。母親が元AV女優なのではと周囲から噂され、自分の住む町にも学校にも一向になじめない17歳の女子高生・あやこ。各自、年齢や性格、境遇も異なる3人の女性たちの運命は、ある出来事をきっかけに次第に大きく動き始める。
Kasuya's wife
同僚の浅川みゆきから“家に幽霊がいる”と相談を受けた山際悦子は、夫の辰雄が務める病院の心療内科にみゆきを連れて行き、彼女が“家族”という概念を欠落させている、という不可解な診断結果を聞き当惑する。その一方で、病院で遭遇した新任の外科医・真壁司郎に違和感を抱き、彼と行動を共にする辰雄の異変に不安を募らせていく悦子だったが…。
Yoshigami
1945年、沖縄。戦火を逃れて小さな島に来ていた16歳の少女・洋海は、ある日洞窟に隠れる2人の青年と遭遇する。ひとりは日本人の岩淵、もうひとりは米国人のボブ。2人はそれぞれ戦いが嫌で軍から逃げ出した脱走兵だった。日系米国人の母を持つ洋海が言葉の通じない2人の通訳を務めながら、3人は奇妙な絆を育んでいく。だがそんな日々が続く中、岩淵の兄で元軍人の一(はじめ)がけがを負って洞窟に現われる。
Saki Kobayashi
Hazuki and Aoi are classmates but their relationship outside class is fraught, and outside school non-existent. But when both girls are drawn to helping an elderly woman, they're forced to interact, confronting their differences and similarities as well as their deepest secrets.
Yohei's mother
中学教師の宮本陽平とその妻・美代子は結婚27年目。ひとり息子の正が結婚して安堵する一方、ここ1年通っている料理教室が楽しい陽平は、家で妻と2人きりになると、酔いつぶれた美代子の姿に老いを感じることも増えていた。ある夜、何げなく本棚を物色した陽平は、若き日に初めて美代子に貸した本「暗夜行路」を見つけ、あまりの懐かしさに手を伸ばす。するとページの間から、美代子が捺印を済ませた離婚届が見つかる。
作家の健二は妻の綾を伴い、リゾートホテルで1週間の休暇を取ることに。処女作がヒットしたもののその後スランプに悩まされ、作家の道を断念して就職を決めた彼は妻との仲もぎくしゃくしていた。到着した日、彼はプールサイドにいた初老の男性と若く麗しい美樹のカップルに惹かれる。
(segment "Winter Has Come")
このミステリーがすごい!大賞受賞の作家の短編小説をドラマ化。2015年の第2弾。
In the summer of 1963, flats of modern construction begin to be built in the slums where vagrants and women of the night gather. The city hall's plan is to house the slum dwellers in cultural housing, complete with gas and running water. Kenji, a construction worker, and Yumiko, a waitress at a late-night rest house, meet in the slum, but only at dusk. One day, a Korean worker falls from scaffolding at an apartment building site and dies. The site supervisor and city hall workers bury the corpse in the concrete foundations of the apartment building...
A failed director is trying to get his next movie off the ground, while dealing with his cranky brother and his estranged wife.
「面」 原作永井 豪(「面」ダイナミック企画) ある日、未来(鈴木梨央)はクラスメートと一緒に、住職からお寺にある面にまつわる恐ろしい言い伝えを聞く。昔、和尚が自分の顔で面をはずす動作をした瞬間、体が消え、面だけが残されたという。その話を聞いて以来、子供たちにも異変が起き始める。 「地縛者」 原作伊藤潤二(「地縛者」『伊藤潤二傑作集「潰談」』所収 朝日新聞出版) ある日、街中に、地面に縛り付けられたように同じ姿勢で全く動かない人間が現われる。危険だと誰も近づこうとしない中、「青空こころの会」で社会福祉士として働く浅野範子(前田敦子)は“地縛者”となった人たちに声をかけ始める。やっと聞き出した話から、その地に強い愛着があるために動けなくなっているのでは、という推測をたてる。「青空こころの会」のリーダー、早川善也(田中圭)は熱心に働く範子に目をかけていた。 「ゴムゴムの男」原作尾田栄一郎「ONE PIECE」(週刊「少年ジャンプ」集英社)連載より 抗争で命を狙われ歩行できなくなるほどの傷を負った組の若頭・鬼頭(阿部寛)は、入院中の病院でフルーツと勘違いして、体がゴムのように伸び縮みするようになる“ゴムゴムの実”を食べてしまう。ゴムの力で再び奮起する鬼頭だが、すでに組からは邪魔者として扱われていた。そんな時、「ワンピース」の主人公・ルフィが病室に現れる。 「蟲たちの家」 原作楳図かずお(「蟲たちの家」小学館) 夫、紘一(板尾創路)は自分の愛人・羽奈子(入山法子)に妻・留衣子(長谷川京子)はもう人間ではないのだと告げると、羽奈子を屋敷に案内する。かつて、紘一は留衣子をとても愛していたが、ある日帰宅すると、留衣子は若い男と一緒にいた。その罪悪感で留衣子はクモになってしまったのだ、と紘一は説明した。 「自分を信じた男」 原作石川雅之(「自分を信じた男2」『週刊石川雅之』所収 講談社) 生まれて以来、存在感がなく誰からも忘れられがちな会社員、薄井次郎(稲垣吾郎)。ある日、薄井がファミリーレストランで席につくと、正面に男が座っていた。薄井はその男、影山(手塚とおる)に気付かず、空席だと思ってしまったのだ。存在感がないという共通点を持つ二人は意気投合。すると、影山は存在感のなさを利用して銀行強盗をしようと持ちかける。
Ritsuko
漫画家になりたいという願望を抱き続ける書店員の光。デビクロくんは、優しくて気弱な光にだけ見える相棒。クリスマスイブ、光の幼なじみでオブジェ作家の卵の杏奈、名の知れた照明アーティストのソヨン、光の同級生で売れっ子漫画家の北山、そして光という片思い中の4人に、デビクロくんが奇跡をもたらす。
Keiko Kuroswa
東京の片隅で暮らす19歳の奈々。信じられる相手は血で繋がった自分の母親と、同級生で同性の恋人・真凛だけだった。奈々は愛を求めて二人にぶつかるが、人生は彼女に愛を与えてはくれない。悩み、苦しみながら本当の愛の意味を探し始める…。
Misaki
奄美大島で生活している16歳の界人と同級生の杏子。ある日、島の人々の相談を受けるユタ神様として生きてきた杏子の母イサが、難病で余命わずかなことがわかる。杏子を励ましながらも、神と呼ばれる者の命にも限りがあることに動揺する界人。そんな中、恋人のいる母・岬が醸し出す女の性に嫌悪感を抱いた彼は、衝動的に幼少期に別れた父のいる東京へと向かう。久々に父子一緒の時間を過ごして島に戻った界人だが、岬の行方がわからなくなったという知らせが飛び込んでくる。
浪人生の朔子は叔母の海希江の提案で、旅に出た伯母の家で2週間過ごすことに。彼女は海希江の幼なじみの兎吉やその娘の辰子、福島から避難してきたおいの孝史らと出会う。のどかな場所で、朔子は仕事に集中する叔母をよそに短い夏休みを満喫していた。
松浦西小学校の新学期の始業式。5年3組の担任としてやってきたのは、手と足のない教師、赤尾慎之介(乙武洋匡)だった。赤尾は生まれつき手足のない先天性四肢切断の障がいを持ち、教員採用試験の実技で不合格となったが、教育委員会で働く白石優作(国分太一)の尽力で教師になる夢を実現させたのだった。かつて教師を務めていた白石が、幼なじみの赤尾を1年間の期限付きで臨時教員になるよう誘ったのだ。そんな白石も補助教員として再び教壇に立つが、車いす姿の赤尾に子どもたちは茫然として声も出ない。白石が緊張の面持ちで見守る中、赤尾は「見てのとおり、先生には手と足がありません。だから先生が困っているなと感じた時には、ぜひお手伝いして下さい」と挨拶。だが子どもたちはどう反応していいのか、戸惑うばかりであった。さらに3組の子どもたちは思春期にさしかかり、いじめや家庭の問題など様々な悩みを抱えていた。白石と赤尾は力を合わせ、失敗や反省を繰り返し、時に同僚や先輩教師と衝突しながらも、子どもたちと向き合っていく。「だいじょうぶ」と励ましながら、個性豊かな28人の子どもたちと共に泣いたり、笑ったりの1年間が始まった……。
Sawa
14年前に父親が出て行ってから、葉月と呼春の姉妹は母の佐和と3人で暮らしている。ある日、音信不通だった父が末期がんで死の床にあるという知らせが入り、2人は母に見舞いに行ってお別れしてくるようことづかる。彼女たちはしぶしぶ出掛けて行くが、道中で父の訃報を知り途方に暮れる。
Nagisa
Banana, Gloves and Whale Shark
Noriko
Saeko and Yukako live together in a small apartment complex in Tokyo. After the Tohoku earthquake in 2011, both live in a state of unease. Saeko, who is in a divorce, is worried that her daughter is exposed to radiation. Yukako is also afraid of radiation and tries to convince her husband to move. The two become friends after Yukako tries to save Saeko after a suicide attempt.
Yoko Sano, picture-book author and essayist, has been diagnosed with terminal cancer. Her most famous work "The Cat Who Lived One Million Times" is still read widely.
Haji is an actor on the cusp of turning 40, who has gotten stuck in life. At the invitation of an old friend, he visits his hometown for the first time in ages. On the way Haji has an accident, and wakes up to find himself transported back to high school with his adult body in tact.
Mother
A troubled teenager only lives through her camera and the Internet. Fascinated by science, she experiments on various animals, and her own mother, poisoning her with thallium and documenting the results.
殺し屋稼業から身を引きバイク屋で勤務する健は、同業者の陽子と共にまじめに生活しようと努めていた。そんなある日、殺し屋時代の先輩アキラが現われ、再び健を仲間に引き戻そうと店に頻繁に通うようになる。健を元の世界に戻したくない陽子だったが、平穏だった日常に少しずつ変化が生じてくる。
高校時代に親友を“殺した”ことがきっかけで、心を閉ざしてしまった永島杏平(岡田将生)は、父・信介(吹越満)の紹介で遺品整理業“クーパーズ”で働くことになる。社長の古田(鶴見辰吾)は「荷物を片付けるだけではなく、遺族が心に区切りをつけるのを手伝う仕事だ」と杏平を迎える。先輩社員・佐相(原田泰造)、久保田ゆき(榮倉奈々)とともに現場に向かった杏平。死後1ヶ月経って遺体が発見されたその部屋では、ベッドは体液で汚れ、虫がチリのように部屋中に散乱していた。最初は誰もが怖気づくという現場に杏平は黙って向き合うが、ゆきに遺品整理のやり方を教わっている最中、彼女の手首にリストカットの跡を見つける……。3年前。生まれつき軽い吃音のある杏平は、高校時代、同じ山岳部の松井(松坂桃李)たちに陰でからかわれていた。そんな中、松井による陰湿ないじめと周囲の無関心に耐えられなくなった山木(染谷将太)が飛び降り自殺をする。その後、松井の悪意は表立って杏平へと向かい、何も抵抗できない杏平だったが、登山合宿で松井と二人きりになった時にふと殺意が生まれる。崖から足を踏み外した松井を突き落とそうとする杏平。結局、杏平は松井を助けるが、松井は「滑落した杏平を助けたのは自分だ」と周囲にうそぶく。だが文化祭当日、山岳部の展示室には松井を助ける杏平の写真が大きく飾られていた。顧問の教師が撮影していたのだ。それは、教師や同級生たちが松井の悪意や嘘を知っていながら、それを見過ごしていたという証拠だった。杏平は再び松井に殺意を抱き「なんで黙ってるんだよ」と叫びながら松井に刃を向けた……。ある日、ゆきは仕事中に依頼主の男性に手を触られ、悲鳴をあげ激しく震えた。心配した杏平は、仕事帰りにゆきを追いかけ、彼女はためらいながらも少しずつ自分の過去に起きた出来事を杏平に告げる。そのことでゆきは自分を責め続けていた。なぜ自分は生きているのか。自分の命は何なのか。何かを伝えようとするが言葉が見つからない杏平。そして、ゆきは杏平の前から姿を消した……。
Takako
Following the 2011 tsunami, three women reunite in the family home only to rekindle tense, ruinous relationships.
Sumida's Mother
住田佑一(染谷将太)、15歳。彼の願いは“普通”の大人になること。大きな夢を持たず、ただ誰にも迷惑をかけずに生きたいと考える住田は、実家の貸ボート屋に集う、震災で家を失くした大人たちと平凡な日常を送っていた。茶沢景子(二階堂ふみ)、15歳。夢は、愛する人と守り守られ生きること。他のクラスメートとは違い、大人びた雰囲気を持つ住田に恋い焦がれる彼女は、彼に猛アタックをかける。疎ましがられながらも住田との距離を縮めていけることに日々喜びを感じる茶沢。しかし、そんな2人の日常は、ある日を境に思いもよらない方向に転がり始めていく。借金を作り、蒸発していた住田の父(光石研)が戻ってきたのだ。金の無心をしながら、住田を激しく殴りつける父親。さらに、母親(渡辺真起子)もほどなく中年男と駆け落ち。住田は中学3年生にして天涯孤独の身となる。そんな住田を必死で励ます茶沢。そして、彼女の気持ちが徐々に住田の心を解きほぐしつつあるとき、“事件”は起こった……。“普通”の人生を全うすることを諦めた住田は、その日からの人生を“オマケ人生”と名付け、その目的を世の中の害悪となる“悪党”を見つけ出し、自らの手で殺すことと定める。夢と希望を諦め、深い暗闇を歩き出した少年と、ただ愛だけを信じ続ける少女。2人は、巨大な絶望を乗り越え、再び希望という名の光を見つけることができるのだろうか……。
フォトジャーナリストの塚原は、酒を飲んでは卒倒し、病院に担ぎ込まれる事態を何度も繰り返し、そんな彼に愛想を尽かした売れっ子漫画家の前妻の由紀は、いまや2人の子どもとともに別々の生活を送っていた。その後、また禁酒の誓いを破って同じ失態をやらかした塚原は、ついに病院に入院して、彼同様、アルコール依存症に悩むさまざまな個性的な患者たちとともに、穏やかな入院生活を送るようになる。
Mika (Marie Ono), a Japanese-American woman, returns to her native Saitama hometown and becomes a therapist for a "nemuriba" ("a place to sleep").
A senseless double murder resonates eight years later in four intertwined stories.
Keiko Ogura
A timid young woman who lives with her domineering mother accepts an Adult Video scout's offer to "become somebody else" by performing in porn videos. As she rises in popularity, the boundaries between her two lives begin to disintegrate.
Natsuki, a sales clerk of a bookstore, and Koji. a high school student. Seemingly nothing in common, they have one thing they can share: books.
Kawai's Mother
Yuto Kobayashi stars as a down-on-his-luck 16-year-old named Ryo Kawai. Ryo grew up fatherless, and has been trying to make a living by working at a local convenience store ever since his mother was hospitalized with a prolonged illness. Unable to support himself on his meager earnings, he has to resort to sneaking money from the cash register and stealing rice balls to get by-a habit which eventually gets him fired. Just when it seems things can't get any worse, his mother dies and he's stuck with a hefty bill for the hospital and funeral expenses. Obviously unable to pay, but determined to send his mother off himself, Ryo steals her corpse and places it in a small rowboat. After the makeshift funeral ceremony, Ryo heads off to Tokyo on a journey to meet his absentee father.
Hiroko
A seemingly "normal" office worker Hiroko has a secret. At home she lives with a prosthetic torso - no head, arms or feet, just body and penis. Hiroko bathes with the torso and she also makes love with the torso at night. Hiroko's secret life is interrupted when her outgoing sister Mina rings her doorbell. Mina is running away from her abusive boyfriend and wants to stay at Hiroko's home
Fate brings a man and woman together in Lyon, France. They fall in love, but time is set to run out on them ...
Ryoko
Ryoko hides herself in a closet after a patron in her restaurant becomes ill from food poisoning & she is held responsible. Her husband and co-owner Daichi attempts to lure her out of the closet. After a violent argument with Daichi, Ryoko seeks out old friend Yuka...
Kaori
敬虔なクリスチャンの家庭に育ったユウは、ある出来事を境に神父の父に懺悔を強要され始める。父の期待に応えようと、懺悔のために毎日罪作りに励むうちに罪作りはエスカレートし、いつしかユウは女性ばかり狙う盗撮魔となっていた。そんなある日、運命の女ヨーコと出会い、生まれて初めて恋に落ちるが……。
Noriko
Coincidence and the aftermath of violence. A man's middle-school daughter has been murdered. His wife is already deceased. He tells a counselor he wants to live in anonymity, working with his hands. He moves away and gets a job in a factory. The woman who is the mother of the killer wants to apologize to the father, although she knows it would change nothing. He refuses to meet. She moves back to her hometown. She works in the kitchen at an inn where the man now lives. No one speaks. He eats alone. He reads in his apartment. She walks to her home and has a sandwich. She keeps her eyes lowered. He drives to work. Does either want to connect? What bond can they establish?
Sanae is a thirteen-year-old girl who lives with her mother and six-year-old sister. She has not recently been able to be open with her fisherman grandfather. Sanae is awoken by the sound of hard rain one night. As she dozes, the rain changes into the flow of the river and she finds herself lying in a fishing boat when she opens her eyes. She hears, from far away, the strains of a harmonica which her grandpa loves... Next morning Sanae is informed that her grandfather has passed away. Frictions are revealed between Sanae and those around her. In her confused state, she runs out of the house leaving for the river where her grandpa's boat is moored...
Kohei and Akira are a couple running away together without a destination. They meet a geology researcher namend Shiraki on the way and the three visit a log cabin of a famous geologist Kanbe. With fortune teller Eiko, ex-girlfriend of Kanbe, joining the party, five people of diverse ages, sexes, statutes, and professions happen to spend a night together in the log cabin deep in the mountains. As the strangers get to know each other and grow closer, each one of their hidden pasts is brought to light. Meanwhile, following a thunderstorm and an earthquake, something even worse is approaching them...
頼と郁は幼いころ、草原で無邪気に結婚の約束を交わしたほど仲がいい双子兄妹。高校3年生に成長した郁は、最近なぜか頼の自分に対する態度がすっかり冷たくなったと感じて悩む。だがある晩、眠れない頼は同じ2段ベッドの下段にいる郁に“ずっと好きだった”と打ち明け、彼の想いを郁も戸惑いながらも受け入れる。こうして2人は兄妹の関係を超えてますます互いに想いを募らせるが、2人がキスする様子をある同級生が目撃する。
Wakako
奈良県東部の山間にあるグループホームでは、軽度の認知症を患った人たちが介護スタッフたちと共同生活をしている。患者であるしげきには33年前、妻を失った過去がある。一方、新任の介護福祉士、真千子には子どもを亡くしたのを機に、夫と別れた過去があった。最初はしげきが何を考えているか分からない真千子だが、少しずつ彼と心を打ち解け合っていく。真千子はしげきの妻の墓参りに付き添うが、そこで急に天候が悪化する。
A story of a 16-year old girl who comes to Tokyo aspiring to be an actress.
Sensitive and refined drama in which experiences from the puberty of a female teacher and a piano student reflected in the world of the younger generation they have contact with.
庭に大きな無花果の木がある家で、家族4人が食卓を囲んでいる。父(石倉三郎)の世話を焼きながら映りの悪いテレビを叩いて直そうとする母(桃井かおり)、黙々と食事をする弟(HIROYUKI)、そんな家族の日常をカメラにおさめる娘(山田花子)。だがある日、朝帰りした父が家を出ていってしまい、一家に動揺が走る。
Chika II
When her husband is hospitalized with tuberculosis, Chika has a series of three relationships: with a teacher in her hometown, with a student in Tokyo, and with an aging gangster.
Two children, each abandoned by their families, come together in the wake of the Sarin gas attack in Tokyo. Based on the true events of the deadly gas attacks perpetrated by members of the Aum Shinrikyo cult on the Tokyo subway system.
八千代区在住の小学校教師、市川新市の妻は不倫に走り、息子は学校でイジめられっこ、娘はどこかのオヤジと援助交際と家庭は崩壊寸前だった。そんなある日、新市のクラスに転校生が入って来た。
Bando's wife
メジャー・アイドルを目指す浅香アイ。移動中の車の中で口笛を吹いている曲は、自殺した親友、広美が作ってくれた『夢なら醒めて』だった。一方、フリーターのさえない男、利彦はアイに夢中で、ある日働いているコンビニでアイと出会う。アイの事なら知らないことはないと告げる利彦に、アイは驚きと共に親近感を覚える。数日後、アイは『夢なら醒めて』で歌手デビューにCM出演も決まり、その喜びを利彦と分かち合う。しかし、アイが忙しい日々を送るようになった頃、利彦のほうでは、体毛が抜け落ちるなどカラダに異変が起き始めていた。
Another psychodrama, this time revolving around an SM club.
Sakiko's Father Girlfriend
ホテトル嬢ミヤコと、心に傷を持つ少女サキコ。二人はミヤコの仕事で得たお金だけでなんとか暮らしていた。ある日、いつものように仕事へ出掛けたミヤコが向かった先は、新谷という初めての客のもと。そこでミヤコは新谷という男に何か特別な感情を抱いてしまう。やがてミヤコはなぜか自分と新谷の間にサキコを巻き込み始めるのだった…。
Yayoi Takano
人の心を読む力を持つ加茂由香里は、阪神・淡路大震災のボランティアに参加した時、12の人格を抱える少女・森谷千尋に出会った。ところが、彼女は震災後、「ISOLA」という凶悪な13番目の人格が誕生していた。ボランティアメンバーの青木から彼女を紹介された由香里は自分の手に余る事態のため、晨光学院高等学校の常勤の臨床心理士である野村浩子に委ねることにした。その後、千尋に日常的な虐待を加えていた非情な叔父・森谷竜郎は、謎の不審死を遂げる。街では彼女に関わった人間は不審な死を遂げる事件が相次いでいた。
Writer
Tetsuro is living with his young girlfriend Aki in a pleasant house in Tokyo. They both spend a lot of time at their jobs. However their routine is upset when Tetsuro brings his 8 year old son Shun to live with them, while his ex-wife recovers from a car accident.
Aki
Tetsuro is living with his young girlfriend Aki in a pleasant house in Tokyo. They both spend a lot of time at their jobs. However their routine is upset when Tetsuro brings his 8 year old son Shun to live with them, while his ex-wife recovers from a car accident.
About an energetic kindergarden student and the people around him
Yu's Friend
The slow collapse of the relationship between an out-of-work actor and his girlfriend.
Cellist
Mogura, a shut-in former musician, falls in love with a young cellist after seeing her photo in a magazine.
Noriko
This Japanese thriller finds a beautiful policewoman becoming entangled in Japan's S&M underground while investigating a gruesome murder. Soon, her investigation has led her to a seductive sadist and his equally appealing masochist victim. Falling prey to her suspects' powerful allure, she struggles to extricate herself from an increasingly torrid affair to solve the mystery she set out to investigate.