Yoshihito Oyama

参加作品

ムーンライト・シャドウ
Producer
この世界的ベストセラー小説の映画化を待っていた──。世界 30 か国以上で翻訳されている「ムーンライト・シャドウ」(新潮文庫「キッチン」収録)。吉本ばななの原点とも言える名作ラブストーリーが 33 年の時を経て遂に映画化。主人公・さつきを演じるのは、小松菜奈。作品ごとに圧倒的な演技力を発揮し開花し続ける彼女にとって、初の長編映画単独主演となる。さつきの恋人・等役には、役者として目覚ましい活躍をみせる宮沢氷魚。そして監督は、以前から原作ファンだったというマレーシア出身のエドモンド・ヨウ。これからのアジアを牽引するフレッシュかつ実力あるキャスト・スタッフが集結し、ニュー・アジア・フィルムが誕生した。人は、愛する者を失った時、どうやってその喪失感を乗り越えていくのだろうか。「ムーンライト・シャドウ」で描かれるのは、さつきと等の純美な恋愛、現実と幻想の狭間のような優美な世界観、そして哀しみを受け止めて力強く生きていこうとするヒロインの姿。すべての人の心に沁みる、心を揺さぶる、「さよなら」と「はじまり」のラブストーリー。恋人の突然の死に向き合うことができず、深い哀しみに打ちひしがれるさつきは、以前耳にした“月影現象”に次第に導かれていく。それは、満月の夜の終わりに死者ともう一度会えるかもしれない、という不思議な現象だった......。
あん
Producer
刑務所から出所したのち、どら焼き屋「どら春」の雇われ店長となった千太郎の店に、徳江という女性がやって来る。その店で働くことを強く希望した徳江を千太郎は採用。徳江が作る粒あんが評判となり、店は大繁盛。そんな中徳江は、つぶれたどら焼きをもらいに来ていた女子中学生のワカナと親しくなる。ところがある日、かつて徳江がハンセン病を患っていたことが近所に知れ渡る。