Takashi Matsumoto

参加作品

CenterLine
Due to the development of self-driving AI, traffic accidents are drastically decreased in 2027. Amane Yonago, a new Prosecutor, is assigned to the Transportation Division. Unhappy with her new job, she decides to indict the self-driving car’s AI which crossed the center line in error and caused an accident. The instant the trial begins, the AI admits that they killed the victim on purpose. Because of this allegation, Amane Yonago must find a way to prove the AI has feelings.
Negoto
Three musicians get lost on the way to visit a friend's grave. They become irritated and start to quarrel.
私の悲しみ
東京に暮らす専業主婦の神田慶子(26)はある出来事をきっかけに、深い悲しみを抱える。夫の義弘は、悲しみに侵される慶子から逃げるように、帰宅後毎日ジョギングに出かけるふりをして、不倫関係の部下の美樹(26)のアパートへ向かう。 その頃、義弘の妹の朋子(28)が関西から惚れた男を追いかけ、東京にやってきた。 朋子は東京に着くなり、その男に電話をするが、連絡はとれない。仕方なく、兄・義弘の家へ行くと、慶子が包丁を首に刺そうとしていた……。 アマチュアミュージシャンの竹内幸也(26)は慶子の犯した些細な罪を目撃し、その光景が忘れられないでいた。そんな幸也の前に、弟の拓也(19)が彼女の香奈(18)を連れて現れ、結婚すると告げる。そんな拓也は、ある男に脅されていた。拓也を助けようと、香奈は男の元を尋ねるが、男から拓也の隠していた過去を知らされる……。 美樹の会社の後輩・奈津美(24)は、怪しい美用品勧誘をしている木村(34)と付き合っていた。結婚に強く憧れる奈津美ではあるが、木村の女癖の悪さに不満を募らせていた。 惚れた男を探し東京中をうろうろする朋子は、兄へ、慶子へ、そして東京で出会う様々な人々に「自分なりの生き方」を説き伏せていく。が、肝心の男とは会えないでいた……。 14人の登場人物が複雑に交差し次第に浮き彫りになっていく、それぞれの「私の悲しみ」。そんな悲しみ達は絡み合いながら、新しい希望へと姿を変えやってくる……