東京・渋谷でトイレの清掃員として働く平山は、変化に乏しいながらも充実した日々を送っていた。同じような日々を繰り返すだけのように見えるものの、彼にとっては毎日が新鮮で小さな喜びに満ちている。古本の文庫を読むことと、フィルムカメラで木々を撮影するのが趣味の平山は、いつも小さなカメラを持ち歩いていた。
武家の次男である平野小五郎(工藤)は、日頃から剣の鍛錬に勤しむ“へそ者”だ。
“へそ者”とは家督も継ぐことのない“役立たずもの”を称した呼び名である。
へそ者としての自覚はありながらも、誇り高き武士としての生き様に憧れを抱く小五郎。ある日、成聞和尚(火野)の仲介で小五郎に縁談の話が持ち上がる。
相手は、藩内の武家の娘の中でも1、2を争う美人・恵津(志田)。
跡継ぎがいない山崎家が、恵津の婿養子として小五郎を迎えたいというのだ。
かくして、夫婦となった小五郎と恵津。
幸せな日々が続くと思っていたある日、藩の重役・関口喜兵衛から恵津を辱める罵声を浴びせられてしまう。
その場は取り繕った小五郎だったが、武士として山崎家の面目を守るため、関口を討つと胸に誓う。
義父の源右衛門に覚悟を伝え、山崎家を出立する小五郎・・・何も知らされない恵津のお腹には新しい命が宿っていた。
その冬、登城中の関口を小五郎が強襲。関口は討ち果たすも、敵討ちを課せられた関口の嫡男・市太郎(渡辺)に追われる身となる小五郎。しかし、逃亡を続ける小五郎には、まだ果たさなければならない目的があった。
そんな折、小五郎は宿屋の女将・お杵(財前)に出会い・・・
Naomi’s father
Naomi, a student dropout, only believes in things he can touch. However, when he really wants to touch someone, he recoils. As is the case when he befriends Maki, a happy-go-lucky young man who lives with Midori, a blind woman who dreamily expounds about places she has never been. When Midori becomes seriously ill, Maki and Naomi send her tapes from an imaginary trip around the world. Their relationship becomes more intimate whilst recording, but they only dare engage in rough, painful horseplay. Hesitations, feints, social pressure and awkwardness colours this sensitively told tale of two young men as they become intimate with one another – a rare story of a gay relationship in Japanese indie film.
Sadao Okamoto
100年近くの歴史を持つ映画館「朝日座」。シネコンと呼ばれる複数のスクリーンを持つ複合映画館が活況を見せる中、主に旧作映画を上映する名画座として、地元住民の思い出を数多く育んできた。時代の流れには逆らえず、支配人の森田保造はサイレント映画『東への道』をスクリーンに流しながら、ついに決意を固める。ほどなく、一斗缶に放り込んだ35mmフィルムに火を着けた瞬間、森田の背後からその火に水をかける若い女性が現れた。茂木莉子と名乗るその女性は、経営が傾いた「朝日座」を立て直すため、東京からやってきたという。しかし、「朝日座」はすでに閉館が決まり、森田も打つ手がないと決意を変えるつもりもない。地域に密接した映画館を守ろうとする都会の人間と、積年の思いを断ち切り閉館を決めた支配人。果たして「朝日座」の運命やいかに・・・。
数多くの映画や民放各局の連ドラが制作されている撮影所、「バイプレウッド」。そこで田口トモロヲ(田口トモロヲ)、松重豊(松重豊)、光石研(光石研)、遠藤憲一(遠藤憲一)らは、有村架純(有村架純)主演のネット連ドラの撮影に参加する。しかし、有村が共演する犬の風の姿が見えなくなったことから現場は不穏な空気に包まれる。やがて、自主制作する映画のトラブルに悩む濱田岳(濱田岳)やバイプレウッド買収阻止を図る天海祐希(天海祐希)らが巻き起こす騒動も絡み、事態は思わぬ方向に向かう。
Kozuka Takatoshi
Mitsuomi Kozuka quits his job due to his boss. He decides to return to his hometown for the first time in 10 years. The town is located in the countryside. There, Mitsuomi Kozuka meets Yamato Kumai. Yamato Kumai is the stepson of old man Kumai. The old man runs a farm near the home of Mitsuomi Kozuka's parents.
Saito Manabu
Set along the river basin of Shimane Prefeture's Takatsu River, a government-protected river, this drama portrays various people living in an area burdened by decreasing population as they carry on the tradition of "Kagura" Shinto music and dance which is said to be the roots of Kabuki. Directing from his own screenplay is Nishikori Yoshinari of Railways. Saito Manabu (Komoto Masahiro) operates a ranch on a mountain and worries his son Tatsuya (Ishikawa Raizo) has been making a habit of skipping Kagura practice. Then Manabu learns his alma mater elementary school will be closed down.
浪人生の相葉考司(板垣瑞生)は、幼少期に母親を病気で亡くした経験から、いくら頑張っても無駄だと考えるようになった。予備校の授業を無気力に受けていた彼が12時15分を迎えたとき、自分以外の人間や走っていた自動車など全てのものが止まっていることに気づく。街に飛び出した彼は、自分と同じような状態に陥った篠宮時音(吉柳咲良)と出会う。やがて、毎日12時15分から1時間だけ世界が静止するのを知った二人は、その現象を“ロスタイム”と名付け共に過ごすようになる。
Yasuke
In 16th century Japan, a young man has to choose between becoming a master steel maker like his father and grandfather before him, or becoming a samurai so that he can help protect his village from attacks by the various clans which want the high-quality steel made there.
Manabu Yasui
プロ棋士の桐山零(神木隆之介)が、川本あかり(倉科カナ)、ひなた(清原果耶)、モモ(新津ちせ)の川本家3姉妹と食卓を囲むようになって1年。彼女らとの交流に安らぎを感じる一方で獅子王戦に臨もうとするが、幸田柾近(豊川悦司)は頭をけがして入院、その娘・香子(有村架純)は妻のいる後藤正宗(伊藤英明)との関係に悩み、二海堂晴信(染谷将太)は自身の病気に苦しむなど、それぞれ試練に直面していた。さらに、川本家には3姉妹を捨てた父親が現れたことで不穏な空気が漂い始める。
Manabu Yasui
中学生でプロ棋士としてデビューした桐山零は、東京の下町に一人で暮らしている。幼い頃に交通事故で家族を失い、父の友人である棋士の幸田に引き取られたが、ある事情から家を出るしかなかったからだ。深い孤独を抱えてすがりつくように将棋を指し続けていたある日、零は近隣の町に住む川本家の3姉妹と出会い、彼女たちとのにぎやかな食卓に居場所を見出していく。温かな支えを胸に、闘いへと飛び込む零。それは、様々な人生を背負った棋士たちが、頭脳と肉体と精神のすべてを賭ける壮絶な闘いだった…。
Takayuki Fujimiya
クラスメートの藤宮香織にひそかに思いを寄せる、高校2年生の長谷祐樹。彼女との距離を縮めようと友達になってほしいと声を掛けるが、香織はどんなに仲良くなってもその相手を毎週月曜日には忘れてしまうという記憶障害を抱えていた。それでも彼女の記憶がリセットされる1週間ごとに声を掛け、交換日記もスタートさせる祐樹。ところがある日、香織の過去を知っている生徒が転校してくる。
Hida
家族4人で暮らした東京の家を取り壊す時に赤い木箱が見つかった。箱の中に入っていたのは、古い手紙と20年前に亡くなった母の台湾料理のレシピ帳だった。レシピ帳を手にした妙は、どんなにつらい時でも料理で家族や周囲の人たちを幸せな気持ちにしてくれた母の姿を思い起こす。やがて妙と妹の窈は、一青家ゆかりの地の中能登町にある母の墓前で母の小さな秘密を知り、ある思いに駆り立てられた妙は、家族のもう一つのふるさとである台湾へと向かう。
類いまれな才能を持つ天才ピアニスト有馬公生は、母親が他界してから演奏できなくなってしまう。高校2年生のある日、幼なじみを通じて彼は勝ち気で自由奔放なバイオリニスト宮園かをりと出会う。その独創的な演奏に触れたことで、公生は再びピアノと母との思い出と向き合うようになる。一方のかをりは、ある秘密を抱えていた。
Shinichi Morishige
「リング」の貞子と「呪怨」の伽椰子というJホラーを代表する恐怖の2大キャラクターの共演が実現した作品。「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」シリーズや「ノロイ」「オカルト」などホラー作品を多数手がける白石晃士監督がメガホンをとり、山本美月が主演、玉城ティナ、安藤政信らが共演する。その映像を見ると貞子から電話がかかってきて2日後に必ず死んでしまうという「呪いの動画」を見てしまった女子大生の有里。そして、入ったら行方不明になるという「呪いの家」に足を踏み入れてしまった女子高生の鈴香。共に呪いをかけられた2人を救うために立ち上がった霊媒師の経蔵は、貞子と伽椰子を戦わせるという秘策に打って出る。
ネパールの首都カトマンズ。ヒマラヤ山脈が見えるその街で、日本人カメラマンの深町誠は古めかしいカメラを見つける。それはイギリス人登山家ジョージ・マロリーが、1924年6月8日にエベレスト登頂に初めて成功したか否かが、判断できるかもしれないカメラだった。カメラについて調べを進める深町は、羽生丈二というアルピニストの存在にたどり着く。他人に配慮しない登山をするために孤高の人物となった彼の壮絶にして崇高な人生に触れるうちに、深町の胸にある思いが生まれる。
An airplane lands due to bad weather. A family, who rode on that airplane, goes through various troubles and it gets worse.
Junichi Matsushige
財閥の令嬢で新人刑事の宝生麗子(北川景子)と執事の影山(櫻井翔)は、久しぶりの休暇を楽しむためシンガポール行きの豪華客船に乗り込む。しかし、出航後ほどなくして船内で殺人事件が発生。乗員乗客3,000人を乗せた船が目的地に到着するまでの5日間に犯人を捕らえ、事件を解明しようとする麗子と影山だったが、次々と事件が発生する。
マンションの一室で刺殺されたひとりの女
その現場に遭遇した男<亮太>と,謎の美女<アカネ>
男は自分を犯人だと疑う女を自室に監禁し,
事件の解決を試みるが,そんな男に,女は意外な提案をする。 「この事件,わたしが解決してあげる」
お互いの素性を明かさぬまま“危険な”協力関係を結ぶふたり。
事件解決のタイムリミットは,死体が発見されるまでの5時間…。 “男”は何故,殺人現場にいたのか?
“女”の正体とは一体,何なのか?
果たしてふたりは真犯人,そして事件の真相に辿りつけるのか?
Kunihiro Shimomoto
観光の促進を円滑にするために高知県庁は「おもてなし課」を設立。若手職員・掛水(錦戸亮)を中心としたメンバーたちが何をすべきかわからず困惑していると、地元出身の作家・吉門(高良健吾)から役所気質と民間感覚のズレを痛烈に批判される。発奮した掛水は柔軟な発想力を持つアルバイトの多紀(堀北真希)と共に、本当のおもてなしを見つけ出すべく奔走する。
連続殺人事件を起こす謎の青年を巡るサスペンス作品。第46回江戸川乱歩賞受賞作。全選考委員の満場一致で受賞が決定した作品であるが、2008年に発表された第2作目の続編『指し手の顔 脳男2』では「乱歩賞史上に残る問題作」との言葉も伺える。 『脳男』は2012年現在、売上31万部を超える。
Kiyokazu Yamamoto
Tamiko (Ayumi Ito) lives happily with her husband Hideaki (Sho Aoyagi) and step-daughter Kotoyo (Hazuki Inoue). Tamiko married her deceased friend Mari's (Mami Nakamura) husband. Tamiko gets along well with her step-daughter Kotoyo, but Kotoyo still doesn't call her mother. There is a traditional sumo game held to celebrate the moving of Mizuwakasu's shrine. The traditional sumo game is important to Tamiko who grew up on the island, while her husband Hideaki's reputation is not so good on the island because he broke off his engagement to a woman his parents set him up with. In order to marry his first wife Mari, he ran away from the island. Since then, his parents disowned him. Nevertheless, Hideaki and his first wife Mari still liked the island and went back to live there. Hideaki began sum wrestling then.
Kaoru Ogata
2012年12月、湾岸署が管轄内で行われている国際環境エネルギーサミットの警護で慌ただしい中、その会場内で誘拐事件が発生、数時間後に被害者は射殺体で発見された。捜査会議が開かれるが、使用された拳銃が警察が押収した物の一つだと発覚したことから、その隠蔽のため、全ての捜査情報を鳥飼に文書として報告し、所轄には極秘状態という異例の捜査体制となる。 やがて捜査本部はある一人の男性に注目。本庁に類が及ばないよう、現場を知る所轄を信頼しているからと言葉巧みに湾岸署刑事課強行犯係を誘導して、この男を任意同行させ、捜査本部による自白強要によって被疑者に仕立てて事態収束を図るが、青島はそんな上層部達の不審な動きに気付いていく。そんな中、第二の殺人事件が発生、被害者が当時交渉課課長時代の真下も関わった6年前の誘拐殺人事件の被告で無罪判決を受けていたことが判明する。一方、独自に動いていた青島は鳥飼の策により、先だって捜査本部が逮捕した被疑者に対する「誤認逮捕」「自白強要」という冤罪を着せられて辞職勧告にまで追いやられ上層部に警察手帳を奪われる。一方で室井も事件の捜査本部長の任に就いた後に青島の責任を取る形での辞職が決定されてしまう。 そして真下の息子が誘拐される第三の事件が発生。警察手帳を取り上げられてしまった青島だったが、誘拐事件の発生を知り室井に報告し共闘を進言。室井はこれを受け入れて青島に捜査への参加を命令する。青島は室井からの命令を受けて人質救出・犯人逮捕に奔走。一方、捜査本部を率いる室井は本庁・所轄問わずに集められた情報から事件の真相へと近づいていく。
Kaoru Ogata
湾岸署刑事課強行犯係係長に昇進した青島俊作(織田裕二)は、強行犯係のメンバーである和久伸次郎(伊藤淳史)、篠原夏美(内田有紀)、緒方薫(甲本雅裕)、栗山孝治(川野直輝)、王明才(滝藤賢一)らと「交通安全教室」を開催するなど、普段と変わらない日々を過ごしていた。そんな折、湾岸署署長となった真下正義(ユースケ・サンタマリア)から王刑事の結婚式が執り行われることが発表される。王刑事は、中国警察との国際交流の一環としての研修で湾岸署に配属されたこともあり、式には長官官房審議官の室井慎次(柳葉敏郎)はもちろん、中国側の高官も出席し、外向的な意味合いも含め、湾岸署あげてのビッグイベントになるという。
幹事には、真下の不安をよそに青島が立候補。強行犯係のみならず、警務課、交通課、生活安全課、地域課などを含め、入念な準備を進めていると報告する青島。しかし、署長の真下と前署長の神田総一朗(北村総一朗)が仲人を巡る派閥争いを繰り広げたり、式の出し物はどうするかなど湾岸署はてんやわんや。そんな中、国際指名手配されている結婚詐欺師が来日したとの情報が湾岸署に入る・・・。
Yukinari Fujiwara
平安時代。藤原道長は、中宮である娘の彰子に帝の心を向かわせようと、彰子に仕える紫式部に物語を書くよう促す。式部は公にできない自らと道長との関係を背景に、帝の子ながら皇子となれなかった貴公子・光源氏をめぐる愛憎劇を描き始める。彼女の物語は帝のみならず都中の人々を魅了し、やがて彰子は帝との間に男児を授かる。一方、陰陽師・安倍晴明は、目的を終えても筆を止めようとしない式部の情念に不穏なものを感じる。
Tatsuya
青森県鯵ヶ沢町でイカ焼き屋「きくや」を営むセツ子は、たくさんの捨て犬を保護して、世話をしていた。店は犬を可愛がる子供たちが集まり、特に小学生のアキラは犬が大好きだった。ある日、白いライオンのような犬が町で見かけられるようになる。独特の風貌から町の人々は犬を「わさお」と呼んでいたが、食べ物を与えようとしても、なかなか近付いてこない。しかし、セツ子は、わさおの視線の先に、常にアキラがいる事に気がつく。
Dr. Yamada
フォトジャーナリストの塚原は、酒を飲んでは卒倒し、病院に担ぎ込まれる事態を何度も繰り返し、そんな彼に愛想を尽かした売れっ子漫画家の前妻の由紀は、いまや2人の子どもとともに別々の生活を送っていた。その後、また禁酒の誓いを破って同じ失態をやらかした塚原は、ついに病院に入院して、彼同様、アルコール依存症に悩むさまざまな個性的な患者たちとともに、穏やかな入院生活を送るようになる。
将来を期待された高校球児が殺され、弟・進也に容疑が掛かる。探偵・加代子は疑いを晴らそうと真相究明へ。そんな中、ある巨大製薬会社が脅迫される事件が発生する。
Kaoru Ogata
2010年3月28日。湾岸署は3日後の新湾岸署の開署にむけて、刑事課強行犯係の係長・警部補となった青島俊作の指揮の下、引越しの準備で騒然となっていた。 引っ越し作業の最中、管内でバスジャック事件とネットワークで管理された金庫がクラッキングでこじ開けられた銀行強盗事件が立て続けに発生。青島やすみれがそれぞれ現場に急行するが、どちらも「何も盗られていない」という妙な共通点があった。
Saisuke Katagiri
満開の桜の下で以登に声をかけたのは、羽賀道場の高弟・江口孫四郎であった。父・寺井甚左衛門に剣の手ほどきを受けた以登は、道場の二番手、三番手を破るほどの剣豪であったが、孫四郎とは未だ剣を交えたことはなかった。わずかでも孫四郎の人柄に触れた以登は、父に孫四郎との手合わせを懇願する。以登は孫四郎に竹刀を打ち込む中で胸を焦がしている自分がいることに気がつく。ただ一度の手合わせで以登が感じたものは、紛れもなく初めての恋心であったが、家が定めた許婚がいる以登は孫四郎への想いを断ち切る。その数ヵ月後、孫四郎が藩の重役・藤井勘解由の卑劣な罠にかかって自ら命を絶った。江戸から帰国した許婚・片桐才助の手を借りて事件の真相を知った以登は、孫四郎の無念を晴らすために、そして自らの淡い想い出のために剣を取るのだった。
TVの超常現象番組を担当する女性ADの桜井は、新たな題材を求めて取材の旅に出た。超常現象に興味を抱いてこの仕事に就いた彼女だが、取材する自称超能力者は偽者ばかり。一方、とある田舎の喫茶店《カフェ・ド・念力》では、本物の超能力者たちが普段隠している力を存分に発揮するためのパーティーを開いていた。そうとは知らない桜井は偶然、店を訪れるが、彼らは桜井に正体がばれないよう、必死でごまかし続ける。
Suzuma Seiji
Taishi lives with his father Kazushi. His mother left home when Taishi was very young and he barely has any memories of her. He believes that his mother left home to study in Paris. His favorite moments come once a week when he receives a letter from his mother. But one day, during Taishi's summer vacation, he learns that his mother isn't in Paris but in Shodoshima, Japan. Taishi then decides to take his pet dog with him and bicycle from his hometown of Yokohama all the way to Shodoshima. On his 500 kilometers trip to Shodoshima, Taishi meets various peoples and touches their hearts, while leaving behind small miracles. What Taishi doesn't know about his mother is that she suffers from memory loss and that's why she lives apart from her family. Taishi's father Kazushi soon learns that his son has left for Shodoshima and he sets out to find his son.
The story starts in the devastated rogue city of Yokohama, surrounded by rubble. After Milly killed Jack, the main villain from the first movie, and finally satisfied her thirst for revenge for the deaths of her husband and child, she seems to be on safe ground for the moment. But just as she starts to relax, she is targeted by strange guys. They are here to avenge Jack's death.
2009年、三谷幸喜の原点「東京サンシャインボーイズ」が期間限定で復活した幻の舞台。吉田羊が初めて三谷の舞台に出演し、三谷自身も一橋壮太朗の芸名で登場。 1983年、日本大学芸術学部に在籍していた三谷幸喜を中心に旗揚げし、『最もチケットのとれない劇団』として一世を風靡した伝説の劇団「東京サンシャインボーイズ」が2009年、15年ぶりに“復活”した。「12人の優しい日本人」「ラヂオの時間」「彦馬がゆく」等名作を次々と生み出し、1994年に30年間の充電期間に突入、2024年「老境サンシャインボーイズ『リア玉』」での復活を宣言していた。
ところが、劇団にとってのホームグラウンドであり、復活公演を上演する予定であった劇場、シアタートップスが、2009年3月末に閉館することを受け、彼らがその最終公演を行なうことが決まった。演目は三谷幸喜書き下ろしの「returns」。西村まさ彦、相島一之ら当時のメンバーが集結し、思い出の劇場で期間限定の復活を遂げた。たった150人の客席で12日間しか観ることができなかったステージ、その全貌を復活までのドキュメントとあわせてお届けする。日本演劇史に名を刻む“伝説”のステージ、演劇ファンも、そうでない人も、これだけは絶対に見逃せない。
Takemiya Toshihisa
幼なじみの悠哉(矢崎広)に恋をしてきた芽衣(南沢奈央)は、中学2年生のある日、悠哉が好きなのは姉の春菜(岩田さゆり)だということを知る。10年来の初恋が終わった芽衣は静かな優しさを持った敦史(溝端淳平)と出会い、次第に傷ついた心も癒されていく。そんなある日、芽衣と敦史にまつわる衝撃の事実が判明する。
Kazuyoshi Ueda
Yamashita Takako works in the food section of a department store. She pays frequent visits to a reputable local Chinese restaurant about opening an in-store branch. The owner of the restaurant, Wang Qingkuo from Shanghai, who does all the cooking by himself, gives Takako the brush-off. One day, however, Wang collapses due to overwork, and is left with partial paralysis. Hearing the rumor of the restaurant’s closure, Takako resigns from the department store and becomes an apprentice to Wang.
Aki, who loves freedom, mets Masaya, an aspiring watchmaker. The two have opposite personalities and initially clash. The two reach better terms when Masaya is able to see Akis inner pain. Eventually, Masaya uncovers Akis sad past which was supposed to be held secret from everyone.
Gamagori
Young Furuhata, a 3rd-year junior high student from Tokyo, transferred to a school in the countryside due to family circumstances. He doesn't fit in at first, but he eventually gains a reputation as a detective and opens his own detective agency. One day, he hears about the town's legend of buried treasure, and he immediately begins unraveling the mystery.
一流企業に勤める旬太郎(大沢たかお)は、大がかりなリストラの陣頭指揮を任される。やり場のない気持ちに悩んでいた彼は、ひょんなことから恋人の実家の家業である築地市場の仲卸業を手伝うことになる。魚河岸独特のルールや人間関係に悪戦苦闘する中、サラリーマン生活に疑問を感じはじめた彼は、会社を辞めることを決意する。
Ota
暗黒界の顔役・天塩幸之助(西田敏行)の愛人・高千穂マリ(深津絵里)に手を出してしまった手下の備後登(妻夫木聡)は、命の代償に伝説の殺し屋“デラ富樫”を探し出すハメに。期限の5日が迫ってもデラを見つけ出せない備後は無名の三流役者・村田大樹(佐藤浩市)を雇い、殺し屋に仕立てあげるという苦肉の策を思いつくが……。
戦国時代、小国の山名は隣接する大国早川陥落を狙い、まずはもう一つの隣国である秋月に攻め入り成功を収める。その城内で山名の軍勢は秋月の軍資金である“黄金百貫”を見つけようと躍起になっていた。そんな折り、城で強制労働をさせられていた武蔵(松本潤)と新八(宮川大輔)は逃走し、偶然滝のほとりで黄金百貫を見つける。
Takuo - 2007
会社をクビになり実家に戻った賢三が、1年前に自殺した高校時代の同級生、美甘子からの手紙を発見する。そこに記された意味深な言葉に悩む彼は、美甘子にあこがれていた冴えない青春期を回想していく。
Kazuo Nagazaki
ピアノの才能に恵まれた少女うた(成海璃子)は、神童として周囲の期待を背負いながらも自らの才能をもてあましていた。母親との関係や制約の多い窮屈な日常に嫌気がさしていたある日、落ちこぼれ音大受験生ワオ(松山ケンイチ)と出会う。彼と一緒に過ごすうちに音楽の真の喜び、人の心の温かさに目覚めてゆく。
The Story of the 1 Litre of Tears special takes place after the events in the main drama. The Special takes the view of Asou Haruto who is remembering life the way it used to be before the events of the last episode of the series.
Takahashi
A cadre of backup dancers is left astray when their star singer moves on with her life and marriage. They each had their own ambition and hope, which subconsciously rested on the star power of the singer. When plan A does not work, they cling to plan B. When that does not work, in an act of desperation, they are assigned to plan C by their agency. A fight and unprofessionalism seems to put the Backdancers on permanent ice.
Man with Stand on School Trip
53才で殺害死体として発見された川尻松子の半生を、甥の笙がたどっていく。福岡で生まれ、病弱な妹の久美と育った少女時代を経て、松子は中学の人気教師となった。しかし、教え子の龍が起こした窃盗を庇ったことで退職に追い込まれ、その後は不幸な恋愛を繰り返しながら人生に翻弄されていく。
別荘で夏休みを過ごす西徳寺家の美人姉妹。そこで妹の香織が、別荘の修理業者の男と姉・久美との情事を目撃したことから、姉妹の間に亀裂が広がっていく。やがて業者を名乗る男たちの危険な正体が明らかになってゆく。
Koyama sensei
高校を舞台にガールズバンドの奮闘をさわやかに描いた青春人間ドラマ。出演は『ほえる犬は噛まない』『TUBE』のべ・ドゥナ、『バトル・ロワイアル』シリーズの前田亜季、『ローレライ』の香椎由宇、そしてロックバンドBase Ball Bearのベーシスト・関根史織。監督は『リアリズムの宿』の山下敦弘。ハイティーンの女の子たちの心の微妙な心の揺れや高揚を繊細に描き出す。
Melissa
Ichigo no kakera deals with a female manga artist Ichigo Nekoda (Miyazawa), whose career is heading into a downward spiral as she can't reinvent the success of her 12 year old hit the Cherry Road. Now in her early 30's she's become quite fond of alcohol and egoism to some annoyance of her loyal manager Tomoko (Kajiwara), who isn't willing to leave her side even though the financial strains of her client are also becoming her personal burdens. Ichigo still gets greeted by her female fans and willingly signs autographs, but getting praised for work that she's done over a decade ago doesn't digest as smoothly as one would assume. Her on and off man, who happens to also be her editor steers toward the off days more than usual as he also grows tired of Ichigo's uninspired ways. But when the going gets tough, Ichigo heads down to a transvestite bar where she's more than welcomed with words of wisdom and a few hard drinks.
2004 film
Hanatani Village in the valley of Tokushima Prefecture is going to be submerged when a dam is constructed. In order to preserve the beauty of the place for future generations, the villagers decide to take photographs of all the families in the village. Kenichi, the only photographer in the village, is put in charge of the project. He calls his son Takashi, an aspiring photographer, to help him with the task. Takashi is puzzled since his father and he are not at all close, but as they visit each family in turn and Takashi sees his father working, Takashi's feelings towards his father begin to change.
子どものころから八塩団地で暮らし、同じ中学・高校に通って友情を紡いだ瞬、廉太郎、琢磨、春彦、忠は高校卒業以来、久しぶりに再会する。浪人して青山学園大への入学を目指す瞬、板前修業の道を選んだ廉太郎、スケボー修業で渡米した琢磨、地元スーパーに就職した春彦、今も暴走族である忠。そして八塩団地では再開発で“八塩ヒルズ”を作ろうとする面々とそれに反対する面々による対立がエスカレート。5人は団地を守れるのか。
Commencing well-respected Nippon director Kazuo Kuroki's sixth decade behind the camera, "A Boy's Summer in 1945" (literally "A Beautiful Summer in Kirishima") is a lyric, novelistic drama set in the countryside in the last days before Japan's surrender ending WWII. Striking a welcome retro note in its languid pacing and delicate handling of seriocomic ensemble threads, handsome production is a natural for fests. It might also prove a cornerstone for retrospectives or ancillary releases of works by a helmer ("Preparation of the Festival," "Ronin-gai") who's long been appreciated at home but has won just limited attention abroad.
1972年2月19日、警察に追われた連合赤軍のメンバー5人が、“あさま山荘”に侵入、管理人の妻・小雀真理子さんを人質に立てこもった。山荘は雪と氷に閉ざされ、外はマイナス10度を超える極寒の地。警察側は多数の警官を動員して周囲を包囲するものの、人質と大量の武器を抱えた犯人相手に容易に近づくことが出来ずにいた。この時、現場のNo.2として指揮を執る佐々淳行は後藤田正晴警察庁長官より「人質の救出」「犯人の生け捕り」など6項目からなる指示を受ける。しかし、銃器の使用に関して佐々が求めた現場の判断に任せるとの意見は却下される。
Seiichi Tomoda (segment "Chess")
A four-part anthology in the spirit of The Twilight Zone, this film starts off with a group of commuters stranded at a train station in the rain, listening to stories told by one of the group. These include tales of a group stranded in the mountains and haunted by guilt over a death they inadvertantly caused, an emotionally broken chessmaster pressed into playing a real-life game for an eccentric millionaire, a wandering medieval samurai who finds a modern-day cell phone on the ground and a person on the other end asking questions about the past, and a young couple who agree to try a computer simulation of what their future as husband and wife would be like.
Takahiro Shimizu
3人組が銀行強盗に入ったが、素早く逃走する計画が狂い、客や行員を人質に立てこもるはめに…。警察に取り囲まれた彼らは、身元が割れてないのをいいことに、自分たちを人気アニメの『スペーストラベラーズ』のキャラクターに合わせ、本格的な犯罪組織だと宣言する。人質も彼らの作戦に協力するようになり、銀行の中は奇妙な連帯感に包まれた。
Subordinate
Matsuzaki, who gets critically injured after a sketchy deal, is taken by his girlfriend to a church where it is rumored that miracles happen. There, they find strange twins named Pinoko. With Pinoko's guidance, Matsuzaki is saved by a genius surgeon, BJ, in exchange for exorbitant fees. However, Matsuzaki is captured by the police. Meanwhile, Reiko, a female detective who pursues Matsuzaki and other organizations, tries to solve a mystery by conducting an independent investigation. It turns out Matsuzaki was found dead.
Three apparently unrelated suicides occur on the same day in Tokyo. One involves a young athlete, one a groom at his wedding reception, and the third an elderly man celebrating his wife's birthday. A middle aged detective investigating one of the cases begins to suspect a connection between the three when he discovers that each person mentioned a "green monkey" before they died. With the help of a young psychiatrist he formulates the theory that hypnosis is somehow involved. In the mean time other bizarre "suicides" are reported and the mystery intensifies. Who will be next? What is the truth? Can more deaths be prevented?
Hatano is living as an insomniac freelance typesetter alone in his bayside apartment. One day, Aikawa, a high school classmate he hasn’t seen in over ten years, shows up on his doorstep bearing a bag of clams. Though he claims to be the director of a fast-growing trading company, Aikawa crashes on Hatano’s couch for days on end. When the sleeping pills he was offered produce a strange side effect, Hatano is slowly dragged into Aikawa’s con-artist lifestyle. Soon afterward, they cross paths with the representative of a big-name publishing company and Aikawa’s ultimate scam begins to unfold.