Will Clements

スコットランド沖のフラナン諸島。絶海に浮かぶ無人島アイリーン・モア島に、３人の灯台守がやって来る。これから６週間、寒風吹き荒ぶこの島で灯台をともし続けるのが彼らの仕事だ。メンバーは、灯台守を２５年続けているベテランのトマス、短気で粗暴な大男のジェームズ、まだ新米の若者ドナルド。 ３人の静かで退屈な日々は、嵐の夜の翌朝、破られることになる。ドナルドが、流れ着いたボートと漂流者を発見。崖下に降り、ボートに積まれていた木箱を引き上げようとしていると、死んでいると思っていた漂流者が突然襲いかかってくる。身を護るため必死で抵抗したドナルドは、逆に漂流者を殺してしまった。そして木箱を開けてみると、中には金塊がぎっしりと詰められていたのだ。 思わぬ成り行きに動揺する３人の脳裏に、ドス黒い欲望が沸き上がってくる。死体を処分して、何も無かったことにすれば、金塊は自分たちの物になる……。だが３人のそんな想いをあざ笑うように、島にロックとボラという男たちが現れる。あの漂流者と木箱を探していた２人は、トマスたちの嘘を見破り、凶暴な正体をむき出しにする。血みどろの戦いの果て、気がつくと３人の前には、ロックたちの死体が転がっていた……。 死体を海に捨て、すべては片付いたはずだった。だが、誰もが罪の意識に怯え、男たちの精神状態は限界に達してゆく。幻覚に追い立てられ、狂ったように暴れるジェームズ。疑心暗鬼は深まり、仲間だった３人は敵同士となり、自分だけが助かろうとあがきはじめる。そして遂に、破滅の時は訪れた……。

1944年6月。連合軍はナチスドイツの占領下にある北西ヨーロッパに侵攻するノルマンディー上陸作戦の準備を進めるが、英国首相のチャーチル（ブライアン・コックス）は反対していた。それは彼が第1次世界大戦時に計画し、多くの死傷者を出したガリポリの戦いのような戦禍の再来を危惧していたからだった。連合国軍最高司令官のアイゼンハワー（ジョン・スラッテリー）から反対を却下された彼は、作戦を阻止するため動き始める。

Based on the Casey McQuiston novel of the same name, this LGBTQ story focuses on Alex Claremont-Diaz, the First Son of the United States and his rivalry with the young Prince of Wales, Henry. After causing a major uproar at the older prince's wedding, the two are forced to avoid a national incident by up-playing their nonexistent friendship with a goodwill visit to the UK. Their rivalry soon turns into a forced friendship and then blossoms into something even more. The two try to keep their relationship a secret despite their highly public lives amid his mother's reelection campaign as the first female President.