Hiroyuki Hayashi

参加作品

イノセンス
Special Effects Supervisor
映画「イノセンス」の舞台は、人々が電脳化され、声を出さずとも、コンピューター端末を打たなくとも、ネットワークを通じたデジタルコミュニケーションが可能になる一方、肉体の機械化も進み、人とサイボーグ、ロボットが共存する、2032年の世界。魂が希薄になった時代。決してそう遠くない近未来を舞台に物語の幕が開く。 主人公は、続発するテロ犯罪を取り締まる政府直属の機関・公安9課の刑事バトー。バトーは生きた人形(サイボーグ)である。腕も脚も、その身体のすべてが造り物。残されているのはわずかな脳と、一人の女性、素子(もとこ)の記憶だけ。 ある日、少女型のロボットが暴走を起こし、所有者を惨殺する事件が発生。「人間のために作られたはずのロボットがなぜ、人間を襲ったのか」。さっそくバトーは、相棒のトグサと共に捜査に向かう。電脳ネットワークを駆使して、自分の「脳」を攻撃する“謎のハッカー”の妨害に苦しみながら、バトーは事件の真相に近づいていく。
Peppy
Director
An animated short film about a pineapple playing a guitar.
トゥインクル NORA ロック・ミー!
Graphic Designer
Nora Scholar is now an interstellar bounty hunter, pursuing a powerful psychic on the desolate mining planet, Dazzle. There she befriends a would-be dancer named Max. Together, they take on the ESPer, Fuuchino, and his oversized bruiser of a brother, Touchino.
宇宙からのメッセージ
Visual Effects
深作欣二がスターウォーズブームの中製作した便乗映画。ストーリーは里見八犬伝に材を採っていたりと安直な部分もあるが、ビック・モローの起用、原寸大のリアベ号の建造など話題性は充分だった。『スター・ウォーズ』に比べ特撮の出来は見劣りはするものの、合成を使わずに戦闘機の追跡シーンを作り上げた点などが海外では高く評価された。 アンドロメダ星雲の惑星ジルーシアは皇帝ロクセイア12世の率いるガバナス帝国の侵略によって「惑星大要塞」へと改造されてしまっていた。ジルーシア人の大酋長キドは奇跡の救い手の勇者を求め、「聖なるリアベの実」8個を宇宙へと放ち、キドの孫娘エメラリーダと戦士のウロッコ2名に、実を追って勇者を迎えに行くように指示した。だがロクセイアはぬかりなく追撃の宇宙戦艦を発進させる。 リアベの実は、銀河系の地球連邦の植民惑星ミラゼリアで、軍に失望して辞職した元将軍のガルダ、宇宙暴走族の若者シローとアロン、チンピラのジャック、富豪令嬢のメイア5名の元に届く。 若者達は「宇宙ボタル」の採集中に難破したエメラリーダの宇宙船を見つけ、エメラリーダとウロッコを救い出すが、2人から使命を聞かされて戸惑う。ガルダは若者達の様子を見て、実を返却して参加を固辞してしまう。シロー等はメイアには内緒で、他の勇者を紹介すると嘘をつき、息子の嫁探しをしていた老婆にエメラリーダを売ってしまう。老婆とエメラリーダはその後ガバナスの追跡部隊に捕縛されてしまう。 メイアはシロー等の行動を知り大いに怒る。改心した若者達は協力してジルーシア救出の準備を開始する。メイアの宇宙艇をシロー・アロンの小型艇を搭載できるように改修し、ジルーシアへと向かう。その途中でリアベの実を持つガバナス人のハンスが加わる。ハンスはロクセイアに地位を簒奪された、ガバナスの本来の皇位継承者だった。 一方、ガバナスは地球の美しさに魅了され、地球連邦へと無条件降伏を迫る。 その混乱の最中、ガルダと合流したシローたち6名は、惑星要塞の破壊とエメラーリダ救出のため、ガバナスの要塞内へと侵入。残る2名の仲間も集い、8名はロクセイアとの対決に挑む。