Makoto Shibuya
クリスマス・イヴなのに編集部で仕事をする青子。彼女は子持ちの中年男性・久保と交際しているが、後日、久保の娘かりんと会うことに。一方、青子の会社で清掃のバイトをするりほは、まぶしすぎる編集部の人々についてSNSの投稿でツッコミを入れていたが、それが青子の後輩・山内の目に留まり、コラムニストとしてスカウトされる。また、青子の妹ひかるはゆきちと付き合っていたが、一緒にいても煮え切らない彼に不満を抱く。
標的を6秒以内に仕留める圧倒的な腕前から裏社会で恐れられる殺し屋、通称ファブル(岡田准一)は、ボス(佐藤浩市)から「殺し屋を1年間休業し、大阪で一般人として普通の生活を送る」というミッションを命じられる。1人でも殺したら処分されるという条件のもと、佐藤アキラという偽名を使い相棒のヨウコ(木村文乃)と兄と妹という設定で、生まれて初めて普通の生活をすることになる。
お笑いコンビ「ココリコ」の遠藤章造が初の映画単独主演を務め、バスジャック犯に間違われてしまった男を演じる密室劇。リストラで職を失い、レントゲンで肺に怪しい影が写り、原因不明の歯痛にも悩まされる小宮は、目の前に転がる黒い物体を無意識に拾い上げ、その物体を手にしたまま目の前に止まっていた故郷の高知行きのバスに乗る。しかし、何気なく拾った黒い物体は拳銃で、そうとは知らずに拳銃を運転手につきつける格好になってしまった小宮は、バスジャック犯と勘違いされてしまう。慌てて釈明しようとした小宮だったが、乗客の男がナイフを持って叫び始め、事態は思わぬ方向へと転がっていく。