Takeshi Nakajima

参加作品

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在日韓国人三世の杉原は、日本の普通高校に通う3年生。あだ名はクルパー。ハワイ旅行をきっかけに朝鮮から韓国に国籍を変えた父親・秀吉に叩き込まれたボクシングで、喧嘩や悪さに明け暮れる日々を送っている。友だちは、ヤクザの息子・加藤や民族中学校で杉原と共に教師から目の敵にされていた同級生の元秀や先輩のタワケ。だが、杉原にもリスペクトする男がいた。民族中学校開校以来の秀才と言われた正一だ。ある日、杉原は加藤のバースデイ・パーティで桜井という少女と恋に落ちる。ちょっと風変わりな彼女とぎこちないデートを重ね、気持ちを近づけていく杉原。しかし、自分が在日であることは告白しかねていた。そんな中、正一が駅のホームで少年に刺されて死んだ。誤解が原因で起こった悲劇だ。親友を失ったショックに愕然となった杉原は、その夜、桜井と一夜を共にし、自分が在日であることを彼女に告白する。ところがそれを聞いた途端、桜井の態度が急変した。打ちひしがれた杉原は、やり場のない思いを父親にぶつけるが、反対にのされてしまう。だがその時、彼は国籍や民族にとらわれない世の中を作ってやろうと心に誓うのであった。それから半年後のクリスマス・イヴ。大学受験に向けて勉強中の杉原。夜、桜井からの電話で呼び出された彼は、偏見を払拭した彼女とよりを戻す
漂流街 THE HAZARD CITY
故郷を追われて日本で働く日系ブラジル人、マーリオ。不法滞在で入国管理局に捕まった中国人の恋人ケイを力づくで奪回するが、2人は日本脱出を決意してその準備を始める。密航資金を手に入れるべく、マーリオと彼の仲間たちは麻薬取引の現場を襲うが、現金を奪うはずがコカインを盗んでしまい、しかもケイに執着するチャイニーズマフィアのコウ、彼と麻薬ビジネスを始めた岡島組の伏見、両者から追われるはめになってしまう。
5月2日、茶をつくる
The scenes of the tea-making process, which he says he rarely films, are not only unusual as a record, but also have a rhythm that makes you feel as if you are working alongside the tea master, and you are drawn into the process. The film fully reflects the director's intention of "capturing the coolness of people working silently". The story is a simple one, but the care with which the scenes of tea picking, tea making and workrooms are filmed creates a refreshing atmosphere that is unique to this film. In particular, the theme and subject matter are fused together in a scene in which the "moment of sublimation", which occurs when the body is continuously focused on one thing and the mind is emptied, is superimposed on the scenery outside the window where the protagonist looks out.