Kae Minami

参加作品

グシャノビンヅメ
Alamocia Nakaji
Luchino's routine morning elevator ride up from her subterranean home on level 138 to her school many stories above turns horrific when the elevator operator is ordered to pick up two passengers from floor 99, the maximum security level. What starts as psychological manipulation soon turns wholly physical as both the cruel convicts and Luchino's own dysfunctional past are unleashed. And then every passenger must fight for his or her survival.
独立少年合唱団
1970年代、群馬県の山奥にある全寮制中学“独立学園”。父を亡くして転校してきた道夫は、きつ音のため、級友からのいじめに遭う。道夫はソプラノの声で歌う美しい少年、康夫に出会い、合唱団の顧問、清野に引き合わされる。清野から歌っているときは、きつ音にならないことを指摘された道夫は、合唱団に入部し、康夫と共に地区大会を目指し練習に励む。
ヒステリック
In this startling psychological thriller from Japan, Mami (Hijiri Kojima) is a teacher who meets Tomo (Koji Chihara), a psychotic criminal with a short temper and no visible means of support. Amour fou blooms between them, and a year later they're living together, with Mami taking part as Tomo abducts, tortures, and kills one of their neighbors. Eventually the cycle of crime goes too far for Mami and she leaves Tomo, but several years later, he arrives at her home to disrupt her life with her new husband. Hysteric was directed by Takahisa Zeze, who previously received critical acclaim for the film Kokkuri. ~ Mark Deming, Rovi
富江
3年前の事故で記憶障害と不眠症を患い、精神科に通う少女・泉沢月子。神科医の細野は、彼女の記憶を催眠療法で探り、“トミエ”という名前を聞き出す。しかし月子にはその名前が誰なのか思い出せない。そして、月子の生活に突如として奇怪で恐ろしい出来事が起こりはじめる。そんなある日、警視庁の刑事が細野を訪てくる。彼は川上富江という女性について調べていた。
スワロウテイル
紙幣偽造のデータを手に入れた娼婦のグリコは、中国系移民のヒョウたちとニセ札造りを始めた。ライブハウスを買い取り、歌手として有名になっていく彼女だったが……。近未来の架空の都市“円都(イェンタウン)”を舞台に、若者たちの姿を描いた作品。
tokyo skin
「没法子(メイファズ)……仕方がない」が口癖の周は、北京から東京に出てきて5年、中国人仲間の馬、湧とともに始めた“周外国人相談室”を日々の生業としていた。しかし、相談室とは名ばかりで、実際は盗品売買からパチンコ詐欺、パスポートの偽造にいたるまで金になることなら何でもやり、荒稼ぎをしては酒に浸って不特定の女と寝る自堕落な毎日を送っている。苛立ちと焦りが周の心を支配していた。周にご執心の陽子は、過去に一度関係したという理由だけで、恋人気取りで彼を追いかけ回している。そんな陽子の前に突然、彼女とニューヨーク一年間同棲していた一雄が姿を現した。画家として芽が出ずジャンキーになってしまった一雄は、陽子を追って日本へ戻ってきたのだった。一雄が偶然空港で知り合ったパキスタン人のアリは、故郷での裕福な暮らしを捨てて東京にやってきたが、出稼ぎ労働者の手配師に逆らったために夜の街に放り出された。周の前には、“周凱孟(シュウカイモン)”という人物を探す若い女・京子が現れる。打算から京子に近づいた周は、侮蔑の言葉を投げつけられたことで逆に自分の胸の内をさらけ出し、ふたりの仲は急速に深まっていった。事務所を売り払い、車のディーラーとして新しい生活を始めた周は、周凱孟と出会い、京子が誰とでも寝るいかがわしい女であることを告げられた。自暴自棄に陥った周は、居場所を求めて夜の街を徘徊する。堂々めぐりのように走る続ける山手線のシートには、惚けたように座り込む周、そして京子、陽子、一雄、アリの姿があった。