Producer
夏の終わりのある日、横山良多は、再婚した妻のゆかりと、彼女の連れ子を伴って、久々に実家を訪問する。この日は、良多の亡き兄の15周忌だった。開業医だった父・恭平は、跡継ぎにと期待を寄せていた兄を不慮の事故で失ったショックから今なお立ち直れずにいて、目下失業中の良多との対話は、何かと衝突してぎくしゃくしがち。一方、やはり自分の家族を連れて帰省した姉のちなみは、努めて明るく振る舞う。
Executive Producer
小学6年生のサッカー仲間である諄、河辺、山下の3人は近所で独り暮らしをしている老人、喜八に興味を抱いて観察を始めることに。最初は虫が好かなかった喜八も、次第に3人と打ち解け合い、彼らに指示して自宅をきれいにしてもらう。諄たちは喜八がかつて弥生という女性と結婚していたと知り、喜八と別れた弥生のゆくえを捜そうとする。やがて3人は、喜八が3人のクラスの担任である静香先生の祖父であると知る。
Producer
ある日、小学6年生のレンコの両親は離婚を前提に別居を始めてしまう。父が家を出て行ったため、母と二人暮しとなったレンコだったが、勝手なことばかり言う両親の間に挟まれ、どうにも納得がいかない。なんとか両親の仲を戻そうと、去年も行ったびわ湖畔への家族旅行を強引に計画する。