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ニライカナイからの手紙 (2005)

おかあ、いま、どこにいる?

ジャンル : ドラマ

上映時間 : 1時間 53分

演出 : Naoto Kumazawa

シノプシス

沖縄本島から、はるか南の八重山諸島、島全体が西表国立公園に指定された美しい島、竹富島で、ひとりの娘と母が必死に手を振り合っていた。娘の名は風季、東京に旅立つ母(南果歩)と、付き添いのオジイ(平良進)。ひとり島に残る娘は涙をこらえ、いつまでも手を振り続けた。風季の父は、ずっと前に愛用のカメラだけを残して死んだ。それからは、島の郵便局長のオジイと母、3人で静かに暮らしていた。そんなある日、母の東京行きが決まった。すぐに帰ってくると思っていた。だが、帰ってきたのはオジイひとり。いつまで経っても母は島に戻ろうとしなかった。でも、毎年、誕生日にはかならず、母からの温かい手紙が届いた。「風季ちゃん、誕生日おめでとう」いつも、そう始まる母の手紙は、まるですぐそばに居て見つめているように、いつも風季を励まし、勇気づけた。少女から、大人へ。人がいちばん感受性にあふれ美しい季節を、いつも、母からの手紙と過ごした少女風季。すりきれた手紙を抱きしめて、ある時は帰らない母に反発し、ある時は母の存在に疑問を抱きながら、でも結果としていつも、母の言葉に支えられながら、風季は大きくなっていった。いつか亡き父のカメラを手に、少しずつ撮影の練習を続ける彼女。撮影助手は幼なじみのカイジ(金井勇太)だ。14歳の誕生日には母親から、「20歳の誕生日になったら、ちゃんと全部説明する」という手紙が届いた。写真の勉強をするために東京に出て行こう。風季(蒼井優)の胸に新しい想いが芽生え始めて行く。やがて東京に旅立つ日がやってきた。オジイの反対を押し切って、東京行きを決心した彼女。決意の奥には、母の手紙の消印でしか見たことのない「渋谷」という文字の存在も大きかった。忙しい東京の日常の中で、いつのまにか自分の誕生日さえ忘れてしまった風季。そんな彼女の元に、カイジが母の手紙を持ってやって来る。いよいよ来年は、20歳の誕生日。とうとう母に会える日がやってくるのだろうか。

出演

Yu Aoi
Yu Aoi
Fuki Asato
Susumu Taira
Susumu Taira
Shoei Asato
Kaho Minami
Kaho Minami
Masami Asato
Yuta Kanai
Yuta Kanai
Nadashi Uchimori
Hitomi Kawai
Hitomi Kawai
Reyna
Manami Higa
Manami Higa
Misaki Taira
Ayumu Saitô
Ayumu Saitô
Sakiyama
Gin Maeda
Gin Maeda
Tanaka

製作陣

Naoto Kumazawa
Naoto Kumazawa
Director
Naoto Kumazawa
Naoto Kumazawa
Writer
Yoshinori Wakisaka
Yoshinori Wakisaka
Producer
Takao Yamanaka
Takao Yamanaka
Editor
Masayuki Fujii
Masayuki Fujii
Director of Photography
Makihiro Higuchi
Makihiro Higuchi
Line Producer
Hiroyuki Horikomi
Hiroyuki Horikomi
Co-Producer
Masahiro Izutsu
Masahiro Izutsu
Executive Producer
Hiroaki Miki
Hiroaki Miki
Co-Producer
Tarô Nagamatsuya
Tarô Nagamatsuya
Co-Producer
Akiko Sasaki
Akiko Sasaki
Co-Producer
Shûichirô Shibata
Shûichirô Shibata
Co-Producer
Takashi Takenouchi
Takashi Takenouchi
Co-Producer
Hidefumi Hanatani
Hidefumi Hanatani
Production Design
Masashi Furuya
Masashi Furuya
Sound Assistant
Kenny Kusaka
Kenny Kusaka
Post-Production Manager
Haseo Nakanishi
Haseo Nakanishi
Original Music Composer

ポスター、背景

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