Setsuko Tanaka

参加作品

たそがれ清兵衛
幕末の庄内地方。海坂藩の御蔵役を務める井口清兵衛は、夕方に仕事を終えると同僚の酒の誘いも断り真っ直ぐ自宅に帰り、家事と内職にいそしんでいた。認知症を抱える老母と幼い2人の娘の世話、そして労咳で死んだ妻の薬代や葬儀などで嵩んだ借金を返済するためだ。日々の暮らしに追われ、次第に身なりが薄汚れていく清兵衛。同僚の中には、そんな彼を陰で「たそがれ清兵衛」と呼んで小馬鹿にする者もいた。 春、清兵衛は親友の飯沼倫之丞と再会する。倫之丞は妹の朋江が酒乱の夫・甲田豊太郎に度々暴力を振るわれるため、離縁させたことを清兵衛にうちあける。
男はつらいよ ぼくの伯父さん
「男はつらいよ」シリーズ第42作。満男は浪人生となり、予備校通いの毎日。勉強に身が入らず、さくらや博を心配させている。そこで久しぶりに戻って来た寅さんが、その悩みを聞くために浅草のどぜう屋で酒を酌み交わす。恋心を募らせる後輩の及川泉(後藤久美子)は両親の離婚で転校。一目会いたさに名古屋から、佐賀県へバイクを飛ばす満男。偶然にも寅さんと再会、二人で泉を訪ね、美しい叔母・寿子(檀ふみ)に迎えられるが、泉の伯父は教育者で…
男はつらいよ 寅次郎恋愛塾
「男はつらいよ」シリーズ第35作。ポンシュウ(関敬六)と五島列島にやってきた寅さんは、クリスチャンのお婆ちゃん(初井言榮)と知り合うが、お婆ちゃんは急逝してしまう。その葬儀に参列した東京で働く孫娘・若菜(樋口可南子)から、寅さんに礼状が届く。若菜をたずねた寅さんは、写植オペレーターの技術を持つ彼女の再就職を、博にたのむ。若菜のアパートには、気の良い管理人のおばさん(杉山とく子)や、司法試験に挑戦している酒田民夫(平田満)が暮らしており、若菜に夢中な民夫は勉強も手につかない。そこで寅さんが恋の指南役を買って出るが…
男はつらいよ 花も嵐も寅次郎
「男はつらいよ」シリーズ第30作。大分県湯平温泉の馴染みの宿。寅さんは、ここで母が女中をしていたという三郎(沢田研二)のために、彼女の法事をしてあげようと一肌脱ぐ。たまたま同宿だったデパートガール・螢子(田中裕子)たちも焼香し、翌日、寅さん、三郎、螢子たちは皆でドライブを楽しむ。二枚目だけどシャイな三郎は螢子に一目惚れして、寅さんはまたもや恋の指南役を買って出るが…
男はつらいよ 寅次郎の春の夢
「男はつらいよ」シリーズ第24作。アメリカから日本へ、ビタミン剤のセールスにやってきたものの、やることなすこと上手くいかないマイケル・ジョーダン(ハーブ・エデルマン)が、御前様の善意あるアイデアで、とらやに下宿する。マイケルに親切にするとらや一家。そこへ、アメリカ大嫌いの寅さんが帰って来て、対決か! と緊迫の一瞬を迎えるが、満男の英語塾の先生・めぐみ(林寛子)と、その美しき母・圭子(香川京子)が現れて、寅さんは方向転換してしまう・・・
男はつらいよ 寅次郎と殿様
「男はつらいよ」シリーズ第19作。旅先の寅さんは、伊予の国大洲で、わけありの若い女性・鞠子(真野響子)に親切にする。その後、大洲の城跡で浮世離れした老人と知り合うが、その老人こそ、世が世なら伊予の殿様・藤堂久宗(嵐寛壽郎)であった。饗応を受けた寅さんは、殿様の「次男の未亡人に一目会いたい」という願いを安請け合い。しばらくして殿様は、とらやに「寅次郎君はおりますか」とやってくるが…
軍旗はためく下に
A war widow determined to clear the name of her disgraced husband, who was court-martialed for desertion and executed. Official records have been destroyed, and the ministry that distributes benefits continues to deny her a pension. Twenty-six years after the war, she seeks out four survivors of her husband's garrison. Each tells a dramatically different story about her husband's conduct, but she is determined to learn the truth.