Bunji Hayata

参加作品

連合艦隊
昭和15年、船大工の小田切武市は、ひとり息子の正人が海軍兵学校に合格したと聞き、大喜び。一方、考古学者の本郷は、長男の英一が自分の反対を押し切って海軍少尉となったのに引きかえ、次男の真二が自分と同じ学問の道に進むと聞いて、ほっと胸をなでおろす。翌年、日本はハワイの真珠湾を攻撃して太平洋戦争が勃発。たえず死と隣り合わせにある英一は、恋人の陽子と結婚するが、彼女に指一本触れることなく戦場に舞い戻る。
病院坂の首縊りの家
Takehiko Akiyama
パスポートの写真を撮る為に写真館へ赴く金田一。そこから事件が始まる。写真館を訪れた金田一にその写真館の主人・本條徳兵衛(小沢栄太郎)は殺されそうになったので調査して欲しいと依頼する。金田一が写真を撮ったその日、女性(桜田淳子)が写真館を訪れる。その女性は「結婚写真を撮りたいのである場所に夜来て欲しい」と告げ、消えて行った。そのある場所とは他に正式な名前がありながらある時から「病院坂」と呼ばれる様になった場所にある誰もが空き家と考えていた家であった。
獄門島
友が託した鬼頭千万太の遺書を携え、金田一耕助は”獄門島”に降り立った。三人の義妹の行く末を案じながら死んだ鬼頭千万太の通夜の日に、第一の事件は起こった。末娘・花子が梅の古木に逆さ吊りにされ殺されていたのだ。続いて二番目の妹・雪枝が、寺の鐘の中で死体となって発見される。そして遂には……長女・月代までもが残酷な死に様を残した。いったい誰が、何のために? この猟奇的な事件を追う金田一は、千万太の父、嘉右衛門の残した三つの俳句の謎につきあたる。この見立て連続殺人の意味するところは──。そして、真犯人は?https://www.themoviedb.org/movie/371320
悪魔の手毬唄
岡山と兵庫の県境にある山村・鬼首村。そこに村出身の人気美人歌手・別所千恵が帰省して以来、恐ろしい殺人事件が連続して発生する。しかも一連の事件は、村に古くから伝わる手毬唄の歌詞の通りに行なわれていることが判明する。私立探偵・金田一耕助は、どうやら事件の原因に仁礼家と由良家という村の旧家同士の確執があることを察知し、20年前にやはりこの村で起きた殺人事件の謎へと遡っていく。