北海道の刑務所から森山耕作(阿部寛)が仮出所する。刑務官に一礼した耕作は、近くに停められた車に近づく。運転席では一人のなぞの女性・加奈(真飛聖)が待っていた…。
一方、中標津の牧場では、風見民子(常盤貴子)の元を叔母の鈴江(高畑淳子)が訪れ、民子のひとり息子・武志(佐藤優太郎)の変調を嘆いていた。5年前、目の前で耕作が逮捕される経験をした武志は、すっかり内向的な性格になってしまい、ピアノばかりにのめりこむ風変わりな少年になっていた。さらにそこへ虻田(筧利夫)がやって来て、中学校の音楽教師・西川(藤井隆)が風見家へ頻繁に出入りしていることへの懸念を訴える。そして虻田は民子に、耕作が出所したことを知らせる。刑務所に手紙を送っても一向に返事が来ないため耕作を忘れようとしていた民子。その心にはにわかにさざ波が立ち…。
Tsukasa Naruse
捜査一課で現場一筋の警部補・成瀬司(阿部寛)は、犯人逮捕のためには手段を選ばない鬼刑事で部下にも厳しく、捜査を理由に一人娘・法子(見上愛)との約束も破ってしまうような仕事人間だった。高齢者を狙った「アポ電強盗事件」が次々に発生する中、疑わしい人物を令状もなく捜査するといった強引な行動により、彼は上司から異動を命じられる。刑事部内での異動だろうと軽く考える司だったが、異動先は広報課の「音楽隊」だった。
Yasuo Ichikawa
Yasuo (Hiroshi Abe) grew up as an orphan. He married a woman he loved and they had a son Akira (later played by Takumi Kitamura). Yasuo's life seemed great at the time, but his life totally changed after his wife died in accident. Since that time, Yasuo, who never experienced parents' love himself, has to raise his son Akira alone.
Seiichiro Tomashino
ベストセラー作家・中山七里の同名ミステリー小説を「8年越しの花嫁 奇跡の実話」の主演・佐藤健と瀬々敬久監督のコンビ、阿部寛の共演で映画化。東日本大震災から9年後、宮城県内の都市部で全身を縛られたまま放置され餓死させられるという凄惨な連続殺人事件が発生した。被害者はいずれも善人、人格者と言われていた男たちだった。宮城県警捜査一課の笘篠誠一郎は、2つの事件からある共通項を見つけ出す。そんな中、利根泰久が容疑者として捜査線上に浮かび上がる。利根は知人を助けるために放火、傷害事件を起こしたて服役し、刑期を終えて出所したばかりの元模範囚だった。犯人としての決定的な確証がつかめない中、第3の事件が起こってしまう。佐藤が容疑者の利根役、阿部が利根を追う刑事・笘篠役を演じるほか、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都らが脇を固める。
Juzaburo Tsutaya
生涯現役を貫き、その飽くなき探求心と向上心で、90歳で亡くなるまで画業を極めるべくもがき続けた日本が世界に誇る天才絵師、葛飾北斎の謎に包まれた人生を、主演に柳楽優弥と田中泯を迎え、「余命」の河原れんのオリジナル脚本で映画化。共演は玉木宏、瀧本美織、永山瑛太、阿部寛。監督は「探偵はBARにいる」「相棒-劇場版IV-首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断」の橋本一。 浮世絵の版元、...
Nakamura Aritomo
マレーシアの作家タン・トゥアンエンの原作小説を映画化。亡き妹の夢だった日本庭園造りに挑むマレーシア人女性と日本人庭師の切ない恋を、第二次大戦中の1940年代、戦後の50年代、80年代の3つの時間軸で描く。リー・シンジエ、阿部寛らが出演。
Kōsaku Tajima
A Distant Cry from Spring (TV Movies)
Kyoichiro Kaga
滋賀県に住む女性が東京都葛飾区で殺され、松宮(溝端淳平)ら警視庁捜査一課の刑事たちが担当するが、捜査は難航する。やがて捜査線上に女性演出家・浅居博美(松嶋菜々子)の存在が浮かび上がり、近くで発見された焼死体との関連を疑う松宮は、その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が記されていることを発見する。そのことを知った加賀恭一郎(阿部寛)は心を乱し……。 類い稀な推理力で難事件を解決に導く刑事を主人公にした、東野圭吾の人気ミステリー小説を映像化した『新参者』シリーズの完結編。謎に包まれた殺人事件の捜査線上にある女性演出家が浮上したことで、主人公・加賀の母が失踪した理由や父との不和、加賀自身の過去が明かされる。主演の阿部寛をはじめ溝端淳平、田中麗奈、山崎努らレギュラー陣が続投し、新キャストとして松嶋菜々子、伊藤蘭、小日向文世らが参加。テレビドラマ「半沢直樹」などの演出を務めた福澤克雄がメガホンを取る。
Hironoshin Kobayashi
作家・小松重男の時代小説「蚤とり侍」を、『後妻業の女』などの鶴橋康夫監督が映画化した時代劇。裏稼業である「のみとり」を命じられた武士が、人々に助けられながら奮闘するさまを描く。エリート藩士から「のみとり」になってしまう主人公に阿部寛がふんするほか、寺島しのぶ、豊川悦司、斎藤工、風間杜夫、大竹しのぶ、前田敦子、落語家の桂文枝らが出演。
Tokujiro Ezure
1945年8月、樺太に暮らす女性てつは迫るソ連軍から逃れ、樺太に残る夫と再会を約束して息子たちを連れ網走に渡る。1971年。次男の修二郎はアメリカに渡って成功を収め、米国企業の日本支社長として帰国する。彼は15年ぶりにてつのもとを訪れるが、年老いた母親の姿にひとり暮らしが心もとなく思い、ふたたび母親と暮らすことを決意する。だが、てつは立派になった修二郎に迷惑を掛けたくないと網走に戻ろうとする。
Abe Nakamaro
1200年以上前、日本から遣唐使として中国・唐へ渡った若き天才僧侶・空海。 あるきっかけで知り合った白楽天という詩人との交流を深めていく中、世界最大の都・長安は、権力者が次々と奇妙な死を遂げるという、王朝を震撼させる怪事件に見舞われる。空海は、白楽天とともに一連の事件を探るうちに、約50年前に同じく唐に渡ったもう一人の日本人・阿倍仲麻呂の存在を知る。 仲麻呂が仕えた玄宗皇帝の時代、そこには国中を狂わせた絶世の美女、楊貴妃がいた。
Yukio
映画や演劇界の往年の大スターである桑畑兆吉。芝居をこよなく愛しながらも、しかしせりふが覚えられなくなった彼は俳優業を引退。長女の由紀子と、その夫でかつては兆吉の弟子でもあった行男にうまく言いくるめられて遺書を書かされた末、体よく老人ホームに入居させられた兆吉は、ある日施設から脱走。海辺をひとりあてどなくさまよっているところで、兆吉は、かつて愛人との間にもうけた非摘出子の娘・伸子と偶然出会う。
Kazuyuki Kuribayashi
極秘裏に作られた危険な生物兵器“K−55”が医科学研究所から盗まれた。紛失に気付いた主任研究員の栗林は、 所長の東郷のもとに脅迫メールとK−55が埋められた場所を示すテディベアの写真が届いたと知らされる。だが犯人らしき差出人の元研究員・葛原は、メールを出したすぐ後、事故で死亡していた。栗林は東郷の依頼で写真の場所が野沢温泉スキー場だと突き止め、息子の秀人を連れてK−55捜索に向かう。
Yohei Miyamoto
中学教師の宮本陽平とその妻・美代子は結婚27年目。ひとり息子の正が結婚して安堵する一方、ここ1年通っている料理教室が楽しい陽平は、家で妻と2人きりになると、酔いつぶれた美代子の姿に老いを感じることも増えていた。ある夜、何げなく本棚を物色した陽平は、若き日に初めて美代子に貸した本「暗夜行路」を見つけ、あまりの懐かしさに手を伸ばす。するとページの間から、美代子が捺印を済ませた離婚届が見つかる。
Ryota Shinoda
「海街diary」「そして父になる」の是枝裕和監督が、「歩いても 歩いても」「奇跡」に続いて阿部寛と3度目のタッグを組み、大人になりきれない男と年老いた母を中心に、夢見ていた未来とは違う現在を生きる家族の姿をつづった人間ドラマ。15年前に文学賞を一度受賞したものの、その後は売れず、作家として成功する夢を追い続けている中年男性・良多。現在は生活費のため探偵事務所で働いているが、周囲にも自分にも「小説のための取材」だと言い訳していた。別れた妻・響子への未練を引きずっている良多は、彼女を「張り込み」して新しい恋人がいることを知りショックを受ける。ある日、団地で一人暮らしをしている母・淑子の家に集まった良多と響子と11歳の息子・真悟は、台風で帰れなくなり、ひと晩を共に過ごすことになる。主人公の母親役を樹木希林が好演し、共演にも真木よう子、小林聡美、リリー・フランキーら豪華な顔ぶれがそろう。
Hanyu
ネパールの首都カトマンズ。ヒマラヤ山脈が見えるその街で、日本人カメラマンの深町誠は古めかしいカメラを見つける。それはイギリス人登山家ジョージ・マロリーが、1924年6月8日にエベレスト登頂に初めて成功したか否かが、判断できるかもしれないカメラだった。カメラについて調べを進める深町は、羽生丈二というアルピニストの存在にたどり着く。他人に配慮しない登山をするために孤高の人物となった彼の壮絶にして崇高な人生に触れるうちに、深町の胸にある思いが生まれる。
Akitaka Matsuura
昭和20年8月9日、一台の路面電車が焦土の街・広島を走り始めた。生き残った電鉄会社の社員が原爆投下の翌日から復旧作業を始めていたのだ。「電車が動いたら広島は復活するんじゃ!」曲がったレールに槌を振り下ろし、架線を張り直す。わずか3日後の運転再開にこぎつけた。 運転士は10代半ばの少女たち。人々は復興への希望を込めて、『一番電車』と呼んだ。
「面」 原作永井 豪(「面」ダイナミック企画) ある日、未来(鈴木梨央)はクラスメートと一緒に、住職からお寺にある面にまつわる恐ろしい言い伝えを聞く。昔、和尚が自分の顔で面をはずす動作をした瞬間、体が消え、面だけが残されたという。その話を聞いて以来、子供たちにも異変が起き始める。 「地縛者」 原作伊藤潤二(「地縛者」『伊藤潤二傑作集「潰談」』所収 朝日新聞出版) ある日、街中に、地面に縛り付けられたように同じ姿勢で全く動かない人間が現われる。危険だと誰も近づこうとしない中、「青空こころの会」で社会福祉士として働く浅野範子(前田敦子)は“地縛者”となった人たちに声をかけ始める。やっと聞き出した話から、その地に強い愛着があるために動けなくなっているのでは、という推測をたてる。「青空こころの会」のリーダー、早川善也(田中圭)は熱心に働く範子に目をかけていた。 「ゴムゴムの男」原作尾田栄一郎「ONE PIECE」(週刊「少年ジャンプ」集英社)連載より 抗争で命を狙われ歩行できなくなるほどの傷を負った組の若頭・鬼頭(阿部寛)は、入院中の病院でフルーツと勘違いして、体がゴムのように伸び縮みするようになる“ゴムゴムの実”を食べてしまう。ゴムの力で再び奮起する鬼頭だが、すでに組からは邪魔者として扱われていた。そんな時、「ワンピース」の主人公・ルフィが病室に現れる。 「蟲たちの家」 原作楳図かずお(「蟲たちの家」小学館) 夫、紘一(板尾創路)は自分の愛人・羽奈子(入山法子)に妻・留衣子(長谷川京子)はもう人間ではないのだと告げると、羽奈子を屋敷に案内する。かつて、紘一は留衣子をとても愛していたが、ある日帰宅すると、留衣子は若い男と一緒にいた。その罪悪感で留衣子はクモになってしまったのだ、と紘一は説明した。 「自分を信じた男」 原作石川雅之(「自分を信じた男2」『週刊石川雅之』所収 講談社) 生まれて以来、存在感がなく誰からも忘れられがちな会社員、薄井次郎(稲垣吾郎)。ある日、薄井がファミリーレストランで席につくと、正面に男が座っていた。薄井はその男、影山(手塚とおる)に気付かず、空席だと思ってしまったのだ。存在感がないという共通点を持つ二人は意気投合。すると、影山は存在感のなさを利用して銀行強盗をしようと持ちかける。
「ブルータス、お前もか?」のセリフでも有名なシェイクスピアの人気ローマ悲劇。シェイクスピア生誕450年にあたる記念の年に蜷川幸雄と豪華な俳優陣が顔をそろえ上演。
Jyubei Sahashi
彦根藩の下級武士、志村は剣の腕を見込まれ、主君・井伊直弼の警護を務める近習役に取り立てられた。部下たちにも心のこもった言葉を掛ける井伊の人間性に魅了された志村は命を懸けて井伊を守ろうと心に決める。安政7年(1860年)3月3日、季節外れの雪の中、江戸城桜田門に向かう井伊家の行列を18名の暗殺者が襲う。井伊が命を奪われたことの責任を問われた志村は、藩から逃亡した水戸浪士の首を取るよう命令される。
Koji Kashiwagi
海と花畑に囲まれた心休まる里、その岬の突端にあるカフェ「岬カフェ」には、店主の柏木悦子がいれるコーヒーを目当てに里の住人たちが集まってくる。店の隣に住むおいの浩司は、何でも屋を営みながら悦子を献身的に見守ってきた。そんな穏やかな日々が営まれていたある日、常連客の娘で音信不通だったみどりが数年ぶりに帰郷する。
Lucius
斬新なテルマエ(浴場)を作ったことで一躍人気者になった古代ローマの浴場設計士ルシウスは、コロッセオにグラディエーターたちを癒す浴場を作ってほしいと頼まれ頭を悩ませる。そんな時、またしても現代日本へタイムスリップしたルシウスは、平たい顔族(=日本人)の山越真実と再会。そこで見た日本の国技・相撲にヒントを得て、グラディエーター用の新たなテルマエを作るばかりか、血なまぐさいコロッセオに平和的な雰囲気を持ち込むことにも成功する。しかし、和平路線を進める皇帝ハドリアヌスに反発し、グラディエーターたちの戦いを通して市民の好戦意欲を高めようと企んでいた強硬派の元老院は、ルシウスの存在が邪魔になり、さらなる陰謀をめぐらせる。
上田は、水神達郎という大手メーカー社長主催の講演会を行っていた。彼の実家の当主が亡くなり、遺言状を開封するため、講演会に来ていた奈緒子と共に長野県水里郡尾古溝村(おこみぞむら)の水神家へ向かうことに。そこには呪いが掛けられたとされる財宝の在処のヒントが入ったとされる箱があった。箱を開けてから、次々に水神家の人間が謎の死を遂げる。
Jiro Ueda
ある日、物理学者・上田次郎は、村上商事社員・加賀見慎一と有田雄一からある依頼を受ける。それは、村上商事が進めている赤道スンガイ共和国(南シナ海のボルネオ島とベトナムの間辺りにある南方の島国)でのレアアース採掘事業に伴う現地住民の立ち退きを、現地で信奉されている“ボノイズンミ”と呼ばれる呪術師が「聖なる土地を渡すわけにはいかない」と拒んでいるため、超常現象解明で知られる上田に“ボノイズンミ”の霊能力のトリックを暴いてもらい、科学の力で現地住民の目を覚まさせて欲しいというものであった。その依頼の説明を受けている時、“ボノイズンミ”に呪いを受けたとされる有田が上田の目の前で突然変死する。村上商事から支給される研究費と世間体のことを考えた上田は、テレビのどっきり番組で騙されて恥をかき、なおかつアパートの家賃を滞納して追い詰められていたマジシャンの山田奈緒子を(呪術師などの説明はせずに)同行させ、赤道スンガイ共和国へ向かうことにした。
Kaga Kyoichiro
警視庁捜査一課の刑事・加賀恭一郎(阿部寛)は、ひょんなことからバレエ「白鳥の湖」を観にいく羽目になるが、興味の無い上に徹夜明けということも重なり、公演中に居眠りをしてしまう。しかし、途中で目を覚ました加賀は、浅岡未緒(石原さとみ)が演じる黒鳥に目を奪われ、その才能にすっかり魅了される…。 そんなある日、その公演を主催する名門・高柳バレエ団の事務所で、ある男が殺された。居合わせたバレリーナ・斎藤葉瑠子(木南晴夏)が被疑者とされ事情聴取を受けるが、不審者から身を守る上での正当防衛だと主張。被害者の男・風間利之(内田朝陽)と葉瑠子は面識がなく、プリマである高柳亜希子(音月桂)を中心に、バレエ団側も葉瑠子の証言を疑わなかった。 石神井北署の太田刑事(柄本明)は、当初この案件にやたらと首をつっこんでくる加賀に対して冷たい態度をとっていたが、次第にその捜査姿勢や観察眼に一目置くように。徐々に捜査に熱を帯びていく加賀に対し、嫌味を言いながらも冷静になるよう諭しつつ、2人はパートナーとして捜査を進める。 捜査が進む中で幾つかの不審な点が浮かび上がり、事件が混迷を極める中、今度は「眠りの森の美女」のゲネプロ中に、バレエ団の敏腕演出家・梶田康成(平岳大)が毒殺された。果たして、最初の事件と関係があるのか…!?
Matsuoi
艶という女と大島に駆け落ちして結婚した松生春二(阿部寛)は、奔放な妻の不貞に悩まされてきた。そんな艶が病に冒され、昏睡状態に陥る。何度裏切られても献身的に愛してきた松生は、彼女を失うことに耐えられない。彼は、過去に艶が関係を持った男たちに、愛の深さを確かめようと思いつく。東京で一見平穏な生活を営む何組かのカップル&家族に突然もたらされた艶の話。松生の元妻・早千子(大竹しのぶ)は、娘の麻千子(忽那汐里)から大島へ行くことを提案される。大島の美容院で働き、松生とも面識がある百々子(真木よう子)は、艶がストーカーとなって追いかけた男の恋人だが、艶に対する松生の愛を見て、自分の恋に対する自信が揺らぐ。1年前に自殺した夫が艶の愛人だった可能性がある橋川サキ子(風吹ジュン)は、夫の死の理由を探し求めていたが、松生からの連絡を受けて、大島行きを決意する。艶の最初の夫の愛人・橋本湊(野波真帆)は、不動産会社に勤務しているが、艶と自分のどちらが愛されているのかを確かめようと考える。艶の従兄の妻・石田環希(小泉今日子)は、小説家である夫の作品の登場人物が、艶をモデルにしているという話を耳にし、さらに松生からの電話で夫と艶の関係を疑い始める……。夫の、恋人の、父のそれぞれの様子から、艶という未知の女との肉体関係を感づいてしまった女たちは、突然自分たちの人生に割り込んできた艶という存在に困惑する。目の前に見えているはずの“大切な人”が知らない顔を見せた時、人は愛を確かめ、見つめ直す……。
Take
ベテラン詐欺師のタケと少しマヌケな相棒のテツは、ひょんなことから、やひろ・まひろの美人姉妹とやひろの恋人の貫太郎と5人で共同生活を送ることになる。 5人ともそれぞれに不幸な生い立ちを抱えていたこともあり、次第に奇妙な連帯感で結ばれていくが、そんな中、タケが過去に起こしたある事件が5人を一世一代の大勝負へと巻き込んで行く。
Lucius
古代ローマの浴場設計技師ルシウス・モデストゥスは、ローマの公衆浴場から21世紀の日本の銭湯に突然タイムスリップしてしまう。以後、古代ローマと現代日本の浴場を何度も往復し、その都度数々の設備や工夫を目の当たりにすることになる。 一方、漫画家志望の若い日本人女性である山越真実は、ルシウスが現代日本に出現するたびに彼に接触することになり大いに興味を引かれる。
2012年4月2日~21日/彩の国さいたま芸術劇場大ホール、北九州芸術劇場、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ ロンドン公演・バービカンシアター ブリテン王「シンベリン」は、王妃の連れ子「クロートン」と結婚させようとしていた一人娘「イノジェン」が身分の低い「ポステュマス」と勝手に結婚したことに激怒する。そのため、国を追放されてしまったポステュマスはローマへ… 偶然に知り合ったローマ人「ヤーキモー」を相手に、妻を賭けの対象にするポステュマスだが、果たしてヤーキモーの狙いとは?
Kyoichirou Kaga
ある寒い夜、東京、日本橋の欄干にもたれかかる男の腹部にはナイフが刺さっていた。なぜか男は刺された場所からここまで歩いてきて力つきた様子だ。直ぐに警察による事件捜査が始まるが、職務質問された若い不審な男が現場から逃走中にトラックにはねられ昏睡状態に陥ってしまう。恋人は彼の犯罪との関わりを否定するが、彼の持ち物からは被害者の財布と書類鞄が発見される。一見、単純な事件に思われたが加賀ら刑事が操作を進めていく内、意外な展開が待ち受けていた。
Yamaguchi Tamon
昭和14年、世界情勢が大きく揺れ動く中、時の海軍次官・山本五十六は、日独伊三国同盟に最後まで反対するが、彼は連合艦隊長官に任命され、同盟も締結されることに。その後、彼が懸念した通り、日本とアメリカの関係は悪化の一途をたどり、やがて両者の対決が不可避の情勢となる。お互いの国力の差をよく知る彼は、真珠湾奇襲という大胆不敵な軍事作戦に打って出、先手必勝で相手をたたいた上で早期講和の道を探ろうとする。
舞台はとあるホテル。西條ミエ(深津絵里)はこのホテルで新人コンシェルジュとして働いている。デスクには、日々、さまざまな客が無茶な要望を言いにやって来る。上司の菅原(小林隆)はミエに言う。「コンシェルジュが決して言ってはならない三つの言葉は、『ダメです』『無理です』『できません』だ」と。ミエを悩ませるのは、デスクにやって来る客だけではない。ホテルのスイートルームに泊まっているワガママな宿泊客たちも、ミエの想像もつかない無理難題を次々と投げかけてくる。果たして新人コンシェルジュのミエは、厄介で個性豊かな宿泊客たちの難題を、無事解決できるのか?
ある芸術家(浅野忠信)は、20年のキャリアを持ちながら、丸3日考えても何もアイデアが頭に浮かばない。やけ酒をあおり、ミエになんとか力を貸して欲しい、と頼む。
テレビにも引っ張りだこのカリスマ料理研究家(竹内結子)は、ミエを呼ぶなりエプロンをつけさせて、ニョッキ作りを手伝ってほしいと言う。だが彼女は、とんでもない秘密を抱えていた…。
サーカス集団『シルク・ド・それゆけ』の花形スター(草なぎ剛)は、新しい荒技を開発するため、ミエに協力して欲しいと願い出る。
映画監督(三谷幸喜)は公開前の不安を打ち明け、自信が持てるよう、ミエに新作を褒めて欲しいとお願いする。
運に見放され人生に絶望した初老の男(西田敏行)がミエに頼んだ一世一代のお願いとは?
Hayami
失敗が続いて後がない弁護士のエミ(深津絵里)は、ある殺人事件を担当することになる。被告人は犯行が行われたときに自分は金縛りにあっていたので、完ぺきなアリバイがあると自らの身の潔白を主張。エミはそのアリバイを実証するため、被告人の上に一晩中のしかかっていた幽霊の落ち武者、六兵衛(西田敏行)を証人として法廷に召喚させるが……。
Shima Yusaku
日本テレビ系列で、2011年10月10日の21:00 - 23:18(JST)に放送。東日本大震災をきっかけに、物語の背景を2011年に変更、ロードムービーであった映画版に対し、舞台を北海道北西部の苫前郡羽幌町内に固定し、一行の目的地を同町に属する焼尻島に変更した。島勇作を演じるのは阿部寛で、小川朱美役は堀北真希、島光枝役は夏川結衣がそれぞれ演じる。
Kenji
Young French journalist Ada Servier arrives in Kobe to cover the memorial ceremonies of the big earthquake from 1995. Fifteen years after the disaster the city’s wounds have finally disappeared but the former victims continue to suffer. Among them is Kenji whose past is hiding a secret that only Ada is willing to hear...
Hikaru Ohshiro
沖縄で小さな弁当屋を営む大城陽(阿部寛)は、彼の店に弁当を買いに来る高校生たちが、バンドの練習をする場所がないことを知り、店のガレージをスタジオにすることに。陽は「挨拶をすること。赤点を取らないこと。人の痛みが分かる人間になること」この3つを条件に無償で場所を提供する。そんな彼を高校生たちは慕うのだが、ある日、陽が病で倒れ…。
Prof. Kondo
A young Japanese man named Kota Tanaka (Osamu Mukai) works to raise money and then build an elementary school in Cambodia.
Mr. Sakagami
小学生の兄弟、航一と龍之介は、両親の離婚で、鹿児島と福岡で暮していた。新しい環境にすぐに溶け込んだ弟・龍之介と違い、鹿児島に移り住んだ兄・航一は、現実を受け入れられず、憤る気持ちを持て余していた。ある日、航一は、新しく開通する九州新幹線、「つばめ」と「さくら」の一番列車がすれ違う瞬間を見ると奇跡が起こるという噂を聞く。もう一度、家族で暮したい航一は、弟と友達を誘い“奇跡”を起こす計画を立てる。
Kyoichiro Kaga
刑事・加賀恭一郎が"新参者"として人形町に赴任する、約2年前のこと。 入院中である恭一郎の父・隆正の病室に、恭一郎のいとこで捜査一課の刑事・松宮脩平が見舞いに訪れる。闘病生活を送る隆正の楽しみは、看護師・金森登紀子との将棋。登紀子から恭一郎が見舞いに来ていないことを聞いた松宮は、恭一郎への不信感を募らせる。 一方、会社員・前原昭夫の電話に着信が。それは、普段はめったにかけてこない妻・八重子からで…。
Tokito Takahiko
財界きっての大物、手都孝光会長率いる企業グループの傘下で働く医師の時藤隆彦。手都会長の若き夫人・芽衣子と愛人関係を結ぶようになった時藤は、彼女と共謀して、会長の殺害を計画。ふだん自分が働くオフィスから、同じビルの上階にある会長室へザイルを利用して侵入した時藤は、会長を自殺に見せかけて首尾よく殺害。ところがその後、置き忘れたザイルを取りに戻った時藤は、故障したビルのエレベーター内に閉じ込められる。
Jiro Ueda
「契り祭り(ちぎりまつり)」と呼ばれる祭りの中で、両想いの男女が好きな人の体の一部を包めた紙を、山頂にある巨岩の縄に縛ると恋が成就し、片想いだと想った相手が3日以内に死を遂げる言い伝えがあるという岡山県望星郡一夜村(ひとよむら)。その祭りが今回40年振りに行われるため、一夜村の名家の息子の西園寺誠一はその風習が迷信だということを証明してほしいと上田に依頼してくる。奈緒子はそんな上田に言葉巧みに誘われ、上田と共に一夜村を訪れるが、上田には奈緒子を実験台にしようという思惑があった。そんな折、一夜村に東崎彩乃と名乗る女性がやってくる。西園寺家に恨みを抱く彩乃は西園寺家への復讐を宣言。そして祭りが始まった時、次々と惨劇が始まる。それは彩乃が口ずさむ子守唄になぞらえていた。
Jiro Ueda
最強の霊能力者が村人を治める、因習に閉ざされた山村。“カミハエーリ”と呼ばれるその霊能力者が亡くなり、次代のカミハエーリを選ぶため、村では古くからの掟に従い全国から霊能力者を集め、「霊能力者バトルロイヤル」が開催されることになった。
Keisuke Shiratori
「チーム・バチスタ事件」の功績から、心療内科の田口医師は望まずも院内の倫理委員会委員長に任命されていた。ある日、彼女のもとに救命救急センター長の速水医師が医療メーカーと癒着しているとの告発文が届けられる。「ジェネラル・ルージュ」の異名を取る速水医師は、敏腕として知られる一方、院内に敵も多い人物だった。田口が調査に乗り出した矢先、同様の告発文が送られてきたという厚労省官僚・白鳥が現われる。
Self
A documentary filmed behind the scenes during the making of Hirokasu Kore-eda's 2008 film "Still Walking."
Akiho Ishii
The drama stars Beat Takeshi as General Hideki Tojo, who served as Prime Minister of Japan during World War II and was later executed as a war criminal. The story's theme is said to be a look at how the Pacific War began, focusing mostly on the three month period between the Imperial Conference (Gozen Kaigi) on September 6, 1941, and the attack on Pearl Harbor on December 7, 1941.
Mr. Murachi
東ケ丘中学校2年1組では前学期、野口という男子生徒がいじめによる自殺未遂を起こしていた。野口は家がコンビニのため、“コンビニくん”とあだ名され、店の商品を級友たちに渡していた。遺書にはいじめをしていた3人の名前が記されていたが、公表されなかった。野口は転校し、コンビニは閉店した。そして担任の高橋は休職した。新学期初日。2年1組に、村内(阿部寛)という吃音の臨時教師がやってくる。村内は野口の机を教室に戻し、誰もいない席に声を掛ける。教師たちは事件を解決するため、生徒たちに反省文を書かせていた。それで野口のことを忘れようとしていた生徒たちは、村内の行動に動揺する。村内は毎朝、野口の机に声を掛け続けた。それは生徒だけでなく、ほかの教師や保護者にも波紋を広げていく。生徒の1人、園部真一(本郷奏多)は級友にけしかけられ、1度だけ野口にポテトチップを頼んだことがあった。園部はそのことで深く傷つき、遺書には自分の名前が書かれていたと思い込んでいた。村内が赴任して1ケ月が過ぎたある日、園部は村内に、自分の思いをぶつける。野口はいつもおどけていて、商品を頼まれると嬉しそうに必ず要求以上の品を持ってきたが、実は自分に助けを求めていたのではないか、と。村内は吃音を振り絞るように、人が生きていく上で負うべき責任について語り始める。そして、村内が学校を去る日がやってくる。
Kenshiro (voice)
北斗神拳の伝承者でありながら、ケンシロウは南斗孤鷲拳伝承者のシンに敗れ、胸に7つの傷を負い、最愛の女性ユリアをも奪われてしまう。1年後、暴力の巨大な波に翻弄(ほんろう)され、ただ奇跡を待ち続けるしかない人々の前に、地上の愛のために生きる“死神”という名の救世主としてケンシロウが再び現れる。
Jiro
Tales From The Dead is anthology of four stories that looks at the quiet terror lurking inside the human soul, showing us that evil does not end when life departs. These original stories ...
Ryota Yokoyama
夏の終わりのある日、横山良多は、再婚した妻のゆかりと、彼女の連れ子を伴って、久々に実家を訪問する。この日は、良多の亡き兄の15周忌だった。開業医だった父・恭平は、跡継ぎにと期待を寄せていた兄を不慮の事故で失ったショックから今なお立ち直れずにいて、目下失業中の良多との対話は、何かと衝突してぎくしゃくしがち。一方、やはり自分の家族を連れて帰省した姉のちなみは、努めて明るく振る舞う。
Rokurota
戦国時代、小国の山名は隣接する大国早川陥落を狙い、まずはもう一つの隣国である秋月に攻め入り成功を収める。その城内で山名の軍勢は秋月の軍資金である“黄金百貫”を見つけようと躍起になっていた。そんな折り、城で強制労働をさせられていた武蔵(松本潤)と新八(宮川大輔)は逃走し、偶然滝のほとりで黄金百貫を見つける。
Kenshiro
北斗の掟に翻弄されるトキには秘密があった。それを知るのは女医サラだけだ。やがて世界は核の炎に包まれ無秩序と暴力の世界に。トキは人々を救うため北斗神拳を医療に活かさんと荒野を旅するが、長兄ラオウに行く手を阻まれる。トキは監獄カサンドラに幽閉されてしまったのだ。末弟ケンシロウに救いだされたトキだが、すでに死期が迫っていた。トキがケンシロウに託した願いとは?知られざるトキの思いが今ここに明らかになる。
Keisuke Shiratori
東城大学医学部付属病院には「チーム・バチスタ」と呼ばれる7人の精鋭達が成功率100%を誇る功績でバチスタ手術を行っていた。しかしその「チーム・バチスタ」のバチスタ手術が3例立て続けに術中死する事態が発生。特別愁訴外来勤務の心療内科医・田口は院長の高階の依頼で一連の術死の調査を任されることになる。
Masashi
アクションの映像を観ただけで、同じ技を習得できる人並外れた能力を持っている美少女ゼンは、最愛の母が末期の白血病に侵されていることを知る。ゼンは母からすべてを奪ったマフィアに復讐するため、自ら体を張って抗争に身を投じるが、そこで生き別れになっていた父マサシと再会を果たし……。
enokizu reijirou
暗い性格で友達もいなかった楠本頼子は、クラス一の秀才で美少女の柚木加菜子に突然「私たちは互いが互いの生まれ変わりなんだ」と声をかけられる。始めは戸惑う頼子だったが、互いに孤独だった2人は親交を深め、2人で最終電車に乗って湖を見に行こうと約束する。しかし加菜子は中央線武蔵小金井駅のホームから何者かに突き落とされ、列車に轢かれてしまう。 たまたま勤務帰りの刑事・木場修太郎がその列車に乗り合わせていた。木場は頼子と共に加奈子が運ばれた病院へ向かうが、そこへ女優・美波絹子こと加奈子の姉・柚木陽子と出会うことになる。 一方、小説家・関口巽は稀代の新人小説家・久保竣公と出会う。そして雑誌記者・鳥口守彦と稀譚社社員・中禅寺敦子と共に、武蔵野連続バラバラ殺人事件を追って道に迷い、とある「匣」のような建物と遭遇する。その建物こそ、加奈子が収容された研究所・美馬坂近代醫學研究所だった。 同じ頃、鳥口は「穢れ封じ御筥様」の調査を行っており、関口の紹介の下拝み屋・京極堂に相談を持ちかける。 バラバラ殺人と加奈子の誘拐、事件の裏に渦巻く「魍魎」とは何なのか。
Isao Hayama
子どものころから不運続きの幸江は、乱暴者で酒飲み、仕事もせずギャンブルに明け暮れるダメ亭主イサオに健気に尽くしていた。見かねた隣人に別離を勧められ、パート先の店主にしつこく言い寄られようとも、イサオと一緒にいることが何よりも幸せ。そんなある日、刑務所帰りの父親が幸江の前に現れる。
戸倉碧警視
1963年に公開された黒澤明監督の映画『天国と地獄』のリメイク版であるが、舞台を21世紀の北海道小樽市に置き換えている。
Mitsugu Shibayama
東京地検城西支部に再び戻った久利生は、ある傷害致死事件の裁判を任されるが、容疑者が初公判で犯行を全面否認、無罪を主張したために思わぬ事態を迎えてしまう。被告側の弁護士・蒲生は“刑事事件無罪獲得数日本一”の超ヤリ手。さらに事件の背後には、大物政治家の花岡練三郎が糸を引いていることを突き止める。
Jake
Original story by Yasushi AKIMOTO, writer of the mega hit movie One Missed Call (Chakushin Ari) series. As the project was in development with an idea of an "infectious song (Densen-Uta)", one of the staff called out..."There was a real Densen-Uta!" He discovers on the internet of a song back in 1933, Hungary, which caused mysterious deaths of many people. In "Densen-Uta", high school girls get mixed up in the Japanese version of this infectious song, and with the help of third rate gossip magazine reporter, tries to solve the mystery and horror behind the song. They come to know just how real, an urban legend can become.
Kenshiro
核戦争後の荒廃した世界で、自ら拳王を名乗る暴君ラオウは、すべてをその掌中に収めようとしていた。そんな彼の前に鉄仮面の謎の人物“南斗最後の将”と、その義勇軍が立ちふさがる。民衆から救世主と呼ばれていたケンシロウはその将を守る“南斗五車星”のメンバーと出会い、彼らと共に自分の兄ラオウに挑むことを決意する。
Genkurou
夢枕獏の同名伝奇時代小説を「トリック」シリーズの堤幸彦監督が映画化した破天荒なSF時代劇アクション。主演は阿部寛と長谷川京子、共演に宮藤官九郎。持ち主に絶大な力を授けるといわれる“三種の神器”をめぐって繰り広げられる争奪戦がコミカルなタッチで描かれる。 徳川三代将軍家光の時代、並はずれた大男・万源九郎が手にしている大剣は、謎の地球外金属オリハルコンで作られた“三種の神器”の1つ“大帝の剣”。3つの神器全てを手にした者は世界をも征する強大な力を持つと言われている。万源九郎は亡き祖父の命により、三種の神器を本来持つべき者に届けるため、残りの2つ“闘神の独杵鈷”と“ゆだの十字架”を求めて旅を続けていた。やがて彼は、豊臣の血を引く麗しき姫・舞と出会い、旅を共にすることに。ところが、舞にはオリハルコンを狙う宇宙人が寄生していた。さらに、豊臣根絶を目論む徳川の刺客・破顔坊も三種の神器を狙って怪しく蠢くのだった。
Kenshiro
最強と呼ばれる男達の中、未来を希望の光で照らそうとした女がいた。女の名はユリア。星々と彼女の宿命が響きあう。ケンシロウ、ラオウ、トキ、シン、ジャギ、レイ、そして、南斗五車星・・・前作を凌ぐ人気キャラ総出演!今、語られる南斗六聖拳・最後の将誕生秘話! 原作に描かれなかったもうひとつのドラマが今、明らかになる。失われたと思われていた時が、今、静かに動き出す…。
Isao Shimokawaji
2007年3月、800兆円の借金を抱え破綻の危機に瀕した日本経済。財務官僚の下川路功は諸悪の根元を、1990年に大蔵省から通達された総量規制の行政指導をきっかけとするバブル崩壊にあると考え、タイムマシンで歴史を遡りバブル崩壊を阻止しようと計画する。
Hachiya Yasaburo
There is a story of a grand love torn apart by the Russo-Japanese War. It is an incomparable love story, crossing the borders of Russia and Japan and surmounting fifty years time. The true story of one woman who continued to wait because she loved, and one woman who said farewell because she loved. And a man who, bolstered by the love of these two women, struggled through the most extreme of circumstances and survived.
Ryuji Yamazaki
大崎善生の同名の小説を映画化した切ないラブストーリー。ようやく自分の大切な相手に巡り合ったものの、彼らに残された時間はわずかだった。愛する人の最期と向き合う主人公を演じるのは『バルトの楽園(がくえん)』や人気テレビドラマ「結婚できない男」に出演するなど、映画やテレビに引っ張りだこの阿部寛。相手役はテレビドラマ「タイヨウのうた」の松下奈緒。二人が最後の日々を過ごすニースの街の美しい風景が胸にしみる。現役の音大生でもある松下による、透明感のあるピアノ演奏は要チェック。
芝山贡
鴨井産業の発展に支えられ、海が綺麗なところが特徴の山口県虹ヶ浦。そんな平和な町に殺人事件が発生、石垣島から札幌を経て虹ヶ浦支部に赴任した久利生は犯人と間違えられ留置所に入れられるという災難に遭ってしまう。まもなく虹ヶ浦支部に殺人事件の犯人逮捕の知らせが届く。だが被疑者として逮捕されたのは町一番の人格者として知られる鴨井産業専務・滝田明彦。滝田の逮捕に衝撃を受ける虹ヶ浦支部の面々の嘘であってほしいと願う気持ちも空しく滝田は罪を認める。だが滝田の供述に不可解な点を感じた久利生は鴨井産業の家宅捜索に踏み切ることに。久利生のやり方に戸惑い、虹ヶ浦の住民の反感と敵意を受けながら捜査を進める虹ヶ浦支部の面々。そして捜査の範囲は東京にも広がり、やがて久利生達は滝田が隠し通そうとした真実に辿り着く…。
Iko
Based on the true story of the Bandō prisoner-of-war camp in World War I. It depicts the friendship of the German POWs with the director of the camp and local residents at the stage of Naruto, Tokushima Prefecture, in Japan.
Jiro Ueda
関東沖合いに浮かぶ小さな島・筐神(はこがみ)島。島を見下ろす山の頂上には、なぜか異様な巨岩が乗っている。 その岩は、この島を支配する霊能力者・筐神佐和子が一人で、しかもたった一晩のうちに持ち上げたものだという・・・ ある日、上田の研究室を青沼という青年が訪ねてくる。10年前、筐神佐和子に連れ去られた幼馴染の美沙子という女性を 救い出して欲しいというのだ。佐和子が恐ろしい霊能力者だと聞き一人では心もとない上田は、例によって奈緒子を巻き込み 佐和子とその信奉者たちが待ち受ける筐神島へと向かう。二人の前で次々と繰り広げられる驚愕の奇蹟の数々。 それは果たして、佐和子の強大な霊能力によるものなのか、それとも単なるトリックか!?
Kenshirô (voice)
世界大戦による核戦争後の近未来。暴力が支配する闇と混沌の世界の中、1800年の歴史を持つ究極の暗殺拳・北斗神拳の伝承者ケンシロウは、救世主と呼ばれる道を歩み出す。一方、北斗を離れた長兄のラオウは、武力と恐怖による支配こそ、この世界に新しい秩序をもたらすと信じ、ケンシロウとは真逆の道を歩き出していた。
Kei Tsuchida
A writer moves to a remote island with his daughter and young son. After settling into their new home, a neighbor arrives to welcome them and give them a breakdown of the local rules; most important: do not go outside when the island's siren starts wailing.
Satomi is a research student who travels to northern Japan seeking reported olden Christian relics. On the island of Hokkaido and in a village, odd deeds are occurring. As such, she bands together with another researcher and locals to uncover the truth and understand the infernal happenings of which there are many.
ヒット本を多数出版する売れっ子占星術師、緑川祥子。その占い師が生放送の番組で上田次郎ら大学教授4人と対決することに。その放送中に加藤という男が緑川祥子に騙されたと因縁を付けてきた。そこで緑川祥子は占星術でその男を占った所、その男は番組中に寿命が終わり死ぬと予言し、緑川祥子の予言通りに加藤は番組中に心臓発作で死ぬことになる。それを目撃し困った上田と大学教授らは緑川祥子の記念館がある富市山村(とみいちやまむら)で緑川祥子と対決することに。奈緒子は一度は上田の誘いを断るも、アパートから家賃滞納を理由に追い出され、結局上田の誘いに乗り同行する。
Reijiro Enokizu
1952(昭和27)年、夏の東京。小説家の関口はちまたで広まる、産婦人科の大病院である久遠寺医院の娘・梗子が、妊娠20カ月目を迎えたのに一向に出産する気配がなく、しかも彼女の夫は1年半前に医院の密室から忽然と消え、以来、行方不明となっているという不思議な噂を耳にする。雑誌の依頼で事件を取材することになった関口は、古本屋の店主にして神社の神主でもある、博覧強記の友人・京極堂に相談を持ちかける。
Ichiro Irabu
Shoichiro Kaneda
横山光輝原作によるロボットアニメの金字塔を実写映画化。昔のままの鉄人28号やブラックオックスなど、懐かしい原作の雰囲気を残しつつ、VFXを駆使した戦闘シーンや少年の成長を軸にした物語には現代らしいアレンジをプラス。大人も子どもも一緒に楽しめるSFアクションとなった。ラストでTVアニメ版の主題歌が流れてくる趣向も心憎い。「ラスト サムライ」などに出演していた池松にとって初主演作に。後に池松と「宮本から君へ」でも共演する蒼井のほか、薬師丸ひろ子、香川照之、 阿部寛らが充実の共演。
Horinouchi
The Man Behind the Scissors centers around two serial killers: mastermind Yasunaga and helper Chinatsu. The two risk being found out when the police question them as witnesses to a gruesome murder they themselves may have committed. A quirky and perplexing police thriller centered around two murderers who thrive on slicing up schoolgirls. Calculated serial psycho Yasunaga (Tokokawa) and Chinatsu (Aso), his sweet female sidekick, find themselves being questioned as witnesses to a murder when their next potential victim turns up dead...with their M.O.
Shiro Takakura
絵を描くことが大好きな心平と、耳が不自由な小百合はいつも一緒に遊んでいた。ある日、心平の絵が国際的な児童画展に入選した祝賀会の夜、母親が急死。14年後、小百合の父の元で働いていた心平は、絵の才能を磨くよう東京行きを勧められる。
Aoyama, the Hypnotist
Five bizarre stories with no apparent connection to one and other eventually become intertwined, resulting in surreal circumstances.
Alice's Mother's Companion
ハナとアリスは同じバレエ教室に通う中学生。あるときハナは通学途中で出会った手塚高校の宮川先輩を好きになる。翌年、ハナとアリスは一緒に手塚高校に進学。さっそくハナは宮本先輩が所属する落語研究会に入部すると、先輩の尾行を開始した。下校途中、先輩がシャッターに頭をぶつけて気絶するアクシデントを目撃。慌てて駆け寄ったハナは、先輩の意識が朦朧としていることがわかるとなんとも大胆不敵な嘘をつく。一つの嘘が更なる嘘を呼び、少女と少年の可愛らしい三角関係が、色々な人々を巻き込んだトリッキーな三角関係へと変貌を遂げる。
Jiro Ueda
ある日、奈緒子は災いが起こると言い伝えられる村で「神を演じてほしい」と依頼を受ける。しかし村には自称「神」を名乗る3人の男が待っていた…。
Hideyuki Ishikawa
When Aoi is gang-raped by her classmates and kicked out of her home by her own parents she sees no reason to continue living. Before she commits suicide, however, she receives an email on her cellphone from a man named Toshi addressed to a girl named Ai. The message simply thanks the girl for being alive, but this specific message has an effect on Aoi and she decides to keep on living. Without many options, Aoi resorts to everything from paid dating to porn to earn money and meets a lot of less than reputable characters. Throughout it all though she looks toward Toshi as her hope for happiness and the two form a relationship.
Andô
A wacky tale of two guys, one Korean and one Japanese who, mistaken for a couple of murderers, take to their heels, thus starting off a adrenalin pumping (and often zany) adventure with a distorted sense of time
FBI Agent
A mother is accused of murdering her daughter but when she tells her tale, things don't seem to make sense. Her husband says they have no daughter, there's a psychic that can trace phone calls, a blonde who sings the US anthem, a house with no bathroom, some Lynchian dream sequences, aliens, breeding experiments, very quirky FBI agents, and some other random events.
Narimoto
After her brother is accused of murdering four people, his sister, desperate to prove his innocence, goes to a psychic for help. The price they ask, however, is far more than she expected, and the answers they give her are nothing she could ever have imagined. And what is the FBI doing investgating a murder in Japan?
Takeshi Ito
When a private eye, a jilted bride and a mysterious stranger join forces to track down an elusive mobster, there's more than trouble in the air.
This film is the memoirs of Takasugi Shinsaku about the life of his great teacher Yoshida Shoin. Yoshida Shōin (吉田 松陰, 1830-1859) was one of the most distinguished intellectuals in the closing days of the Tokugawa shogunate. He devoted to developing many Ishin Shishi who made an outstanding contribution to the Meiji Restoration. At least two of his students, Takasugi Shinsaku and Itō Hirobumi later became famous, and virtually all of the survivors of the Sonjuku group became officers in the Meiji Restoration. Takasugi led rifle companies against the shogun's army when it failed to conquer Chōshū in 1864, rapidly leading to the fall of the Tokugawa Shogunate. Ito Hirobumi became Japan's first prime minister. His admirer, Maebara Issei, was later killed rebelling against the Meiji regime. He is now enshrined in Setagayaku-(世田谷区)Tokyo, Japan.
Mitsuo Katagiri
ゴジラシリーズ第23作にして、従来のシリーズとの繋がりを断って再度リブートした、「ミレニアムシリーズ」第1作。漁船・第三北海丸を破壊したゴジラが北海道根室市に出現した。ゴジラ予知ネットワークを主宰する篠田雄二は、娘のイオ、雑誌記者である一ノ瀬由紀らと共にゴジラと間近で遭遇し、発電所を破壊するゴジラの姿に「ゴジラは人間の作り出すエネルギーを憎んでいるのではないか」と感じる。時を前後して、鹿島灘沖の日本海溝で強い磁力を帯びた岩塊が発見された。新しいエネルギー資源の可能性を見いだした危機管理情報局の宮坂四郎は、局長の片桐光男に引き上げを進言する。しかし岩塊は、引き上げ作業中に自力で浮上してしまった。
Drama about a narcoleptic senior-high student, Mayumi, and his relationships with a male teacher who raped him and a female classmate whose boyfriend keeps bullying him.
Tamura Masakazu returns as Nemuri Kyoshiro for the fourth and final time. Gensai, an eccentric Ukiyoe artist, urgently requests Kyoshiro to kill his wife. He believes that the moment she is killed will represent the ultimate state of beauty, and wishes to see Kyoshiro's signature “Engetsu Sappo” (“Full Moon Cut”) killing technique for the purpose. But this unusual request comes not only from Gensai, but also his wife, Orin, who has a tie to Kyoshiro's past. Meanwhile, Tenzen wants to hire Kyoshiro as their master sword instructor for the Kurume Clan, whose lord has an unhealthy obsession with Kyoshiro and his Engetsu Sappo…
Hayate
時は戦国の世、浅野忠興の家臣がある日、野伏りからどんな岩をも一刀両断するだけでなく、刃こぼれした刃も再生できる刀を奪ってきた。合戦を控えていた忠興はこの鉄を手中に収めたいと考え、剣の出所をかつての部下で様々な術を身に着けた修験者・酔狂と剣の達人である疾風の2人を調査に向かわせた。出所である宝剣山に向かった酔狂と疾風は道中でれんげという少女に出会う。彼女は宝剣山の近くで一人で住み、蜂蜜とりを生業にしていたが、ある日の夜、考えの相違から仲たがいしたアビラ、マリエン、クズトら3人の異星人が闘うのを森の奥で目撃し、傷ついたクズトからタオと呼ばれる鈴を預かる。れんげの案内により野伏りの里に潜入した酔狂と疾風はそこの支配者である角行に会う。角行は呪術により不思議な鉄を野伏りたちに採掘させては武器を作って革命を起こそうとしていた。角行の悪行を知っていた酔狂は角行を倒そうと立ち向かうが、人々の生き血を吸ってよみがえったマカラガが襲いかかってきた。マカラガとはアビラたちの祖先が作り出した全ての生物を破滅に導く怪物で、角行のエネルギーを吸って巨大化したマカラガを酔狂と疾風はアビラと協力し倒そうとする。
Chiaki Asami
Standing in the way of Hojo and Asami is Secretary-General Isaoka, and a new enemy, the Russian Mafia. The magnificent war between front and back society has finally reached its climax! What is the incurable disease that hit Asami when the secret bond between the two was revealed? Two men work to transform their lives and reshape Japan.
Chiaki Asami
Two people who lead Japan to "Sanctuary". Hojo aims to unite the Yakuza organization in the Kanto region, and Asami to create a faction "Rifukakai," aiming to destroy Isaoka's system of the ruling Democratic Party. Meanwhile, the connection between Hojo and Asami is revealed.
Movie adaptation of a novel by Rampo Edogawa.
Edogawa Rampo is a writer whose latest work is censored by the government, deemed too disturbing and injurious to the public to be allowed to be published. However, after burning his drafts, his publisher shows him a newspaper with an account of events just like his forbidden story. As the film progresses, fantasy and reality intermingle in a tale that draws heavily on influences from Poe and Stoker's Dracula. The film's strongly Expressionistic direction skillfully combines a variety of media (animation, computer-generated imagery, grainy black-and-white fast film stock, color negatives) for artistic effect.
Chiaki Asami
Akira Hojo and Chiaki Asami live different lives in Tokyo, Japan: Hojo is the leader of a small but rising Yakuza clan, while Asami is a politician aiming to become the youngest member of the Japanese parliament. But while they both live in different ways, Hojo and Asami share the same past; both of them were survivors of the Killing Fields of Cambodia. With the aggression and survival instincts they learned in the Cambodian jungles, Hojo and Asami strive in both the Yakuza and political world to reform Japan into their own sanctuary.
Tsukiyomi
After killing his brother, Prince Yamato is banished from his father's kingdom until he can bring his dangerous powers under control. On his journey, he meets and joins with the magical priestess Oto, and together they go to fight against an evil god that has been ravaging the Earth in the form of an enormous hydra. Will Yamato ever return home to reclaim his rightful place on the throne?
Tadao Shimamoto
Shiro Doi
A man's life is altered when he comes into possession of a gun.
梅安が音羽の元締から依頼された仕掛けの相手は、大阪の大元締・白子屋菊右衛門だった。以前、藤枝梅安は白子屋の世話になっていたが、剣客・小杉十五郎の件で対立する間柄に変わっていた。愛人をかどわかされ、江戸まで乗り込んでくる白子屋。命を付け狙われた梅安は、対決する覚悟を決め、白子屋に捨て身で立ち向かっていく…。
Sakurako's Brother
17年ものプロ生活でまだ一度も優勝の経験がないプロゴルファー織部金次郎、通称“織金”。妻にも愛想を尽かされた彼は、離れて暮らすとはいえ、まだ父を慕ってくれる2人の娘の存在だけが心のよりどころだった。ある時、下町のゴルフ練習場でレッスンプロとして働き始めた織金は、ゴルフ好きが集まる地元のスナック「バーディー」のマスター周や彼の妹の桜子ら町の人々に応援され、再びトーナメント挑戦を決意する。
The detective with the highest arrest rate. In fact, he was a vicious detective who communicated with the gangsters!
This 'Young V-Cinema' film was created for young people, turning from the action of Toei V-cinema. A pop love story featuring a veteran actor and a unique female talent / model.
Kujaku
Hell Virgin is granted permission to live on earth for 7 days, if she promises not to cause armageddon whilst she's there. She accepts and tries to enjoy her remaining time. but Hell Concubine has other plans.
Kosaku matsuda
Yawara Inokuma is a girl who aspires to an ordinary life but due to her innate talent is forced to practice judo by her authoritarian grandfather, Jigorou Inokuma, with the aim of achieving the championship in Japan and the gold medal in the Barcelona 1992 Olympic Games. Because of the pressure from her grandfather she has a generally bad attitude about judo, avoiding it as much as she can. However, over time she comes to understand why her grandfather loves judo and appreciates it more.
大正7年、春。女学校を出たての花村紅緒は、料理・裁縫は苦手だが、竹刀を持てば天下無敵、袴姿で自転車走らすハイカラ娘だった。そんな彼女の前に、伊集院忍という名の帝国陸軍少尉の許婚が現れた。早速、伊集院家で行儀見習いをすることになった紅緒だが、心の中では政略結婚を嫌い反発していた。ある日、紅緒は忍が芸者と親しくしているのを目撃し、ヤケ酒を飲み泥酔、軍人相手の喧嘩をし危ないところを忍に助けてもらうが、事件を雑誌掲載されたことから忍は小倉の部隊へ左遷されてしまう。