A sports instructor in Nagano is named Kenji Kiyosawa (Masataka Kubota). He is fascinated by a model house called Mahou no Ie, which is able to warm the inside of an entire home with only one air conditioner unit. Kenji Kiyosawa decides to construct a similar home for his wife and daughter, who are both sensitive to cold temperatures. In the meantime, Kenji Kiyosawa and his wife have a second daughter. Finally, the construction of their new home is completed. Kenji Kiyosawa, his wife, and their two daughters move into their new home. They are elated with their new home, but bizarre incidents soon take place there.
Nagai
元風俗嬢の主人公・ちひろが、とある海辺の町の小さなお弁当屋さんで働きながら、心に傷や悩みを抱えて上手く生きることができない人々と交流し、彼女の言葉や行動がそれぞれの人々の生き方に影響を与えていく物語。
暴力を受ける旦那から逃げ出してきた麻衣香(兒玉遥)が辿り着いた場所は、郊外にポツリと佇むラブホテル。誰にも知られぬよう、住み込みで働きながら娘のさくら(つむぎ)を育てて早7年、さくらは小学校に通う年齢に。しかし戸籍を取得しておらず、麻衣香は娘にどうしてあげたらいいのか分からない。そんな時彼女の背中を押したのは、世の中から「必要ない」とされている人々だった。
Michiko used to work as a live-in part-timer at an izakaya, but suddenly lost her job and her house at the same time due to COVID-19 pandemic. There are no new jobs because of the COVID-19 pandemic, and diners and internet cafes are closed. Michiko is at her wits' end, but there in front of her is a bus stop that stands slightly brightly in the darkness, illuminated only by the streetlights.
Akemi Oguro
寂れた元炭鉱町「筑沢町」にある理髪店の親子の葛藤を軸に、過疎化や少子高齢化、介護、結婚難など、地方の抱える深刻な問題に直面しつつ懸命に生きる人々の姿を描く。家族の絆や、人とのつながりの大切さをあらためて観る人に思い起こさせてくれる、心温まる物語。
Shiino Yasuko
戦争で亡くなった画学生の作品を集めた
小さな美術館、「無言館」。
「無言館」設立のために全国を駆け巡ったある男の物語。 太平洋戦争に出征する直前まで絵を描き続けた戦没画学生。
「あと10分、あと5分でいいから描かせてくれ・・・」
ある者は故郷にあるただの畦道を――。
ある者は夢に描いた家族の団らんの絵を――。
ある者は愛する女性を―――。
画学生たちは許される時間の中でひたすら描き続けた・・・。 主人公・窪島はそんな画学生たち作品を展示する「無言館」の開館にむけて立ち上がる。
そして、ラスト、窪島の前には感動の奇跡が待っていた―――。
なぎさはトランスジェンダー。広島で男として育ち、現在は女として東京の新宿に住んでいる。ある事件をきっかけに、遠縁の中学生・イチカと一緒に暮らし始める。イチカは母親のサオリに疎まれている。一人で孤独に生きてきた渚は、一華と暮らすようになって、初めて母性本能を刺激される。
物語の舞台となるのは、小さな映画館。
この日、上映されるのは何の変哲もないコメディ映画。
観客の中には運送会社の社長夫婦、浪人生、読者モデル、売れない役者の5人。
たまたま居合わせたのかと思いきや・・・
実はこれら5人の観客は、ある一人の女によってこの映画館に集められていた。
女の目的は・・・死んでしまったフィアンセの復讐。
「あなた達が私の彼を殺したんです」
復讐の念を持つ一人の女と集められた観客、そして、上映されている映画との因果関係は・・・?
Fusako Yoshimura
Shun and Nagisa first meet and fall in love during their first year of high school. While Shun is graduating from university, Nagisa tells him that he doesn't see a future for them. Despite Shun's strong feelings, they go their separate ways. Years later, Shun is now a store owner, living alone in a rural area. Out of the blue, Nagisa arrives with his six-year-old daughter, Sora. Spending time together, Shun realizes he still harbors feelings for Nagisa. Can Nagisa reconcile with his feelings for Shun, which have been there all along?
Daruma Aoyama
Living in the lawless Ishinari District in a future Japan, sisters Ami (Hina Nagimiya) and Yoshie (Hanakage Kanon) who sold their bodies to help their parents, try to earn a living performing as an idol group in the area. When their performance causes stranger Matsukata (Tak Sakaguchi) a notorious hitman, to notice their condition, the three realize their worth to each other in the fight against Aoyama Dharma (Kimono Negishi), the female boss of a notorious organ harvesting ring in the area. Realizing that even their skills are no match for her army of goons and henchmen, the two are outfitted with special homemade weaponry to their bodies and become the ultimate killers.
「ノビ師」と呼ばれる忍び込み窃盗のプロ 修一はある夜、忍び込んだ家で夫を殺して火をつけようとしていた女に出くわし、止めようとしたところを刑事に発見され捕まってしまう。その後2年の刑期を終え、あの夜の真実を探ろうと動き始めた矢先、再び彼の周りで不穏な事件が起き始める・・・。
Season
『海辺の映画館―キネマの玉手箱』(うみべのえいがかん―キネマのたまてばこ)は、2020年7月31日公開の日本映画。大林宣彦監督作品[6]。尾道の映画館で日本の戦争映画特集を観ていた戦争を知らない若者3人がスクリーンの世界へとタイムスリップし、明治維新から第二次世界大戦までの戦争を体験し映画のヒロインたちがその犠牲となる姿を目撃して、原爆投下前夜の広島で出会った原爆の犠牲となる定めの移動劇団「桜隊」の運命を変えるべく尽力する姿を、モノクロ、サイレント、ミュージカル、時代劇、アクションなどさまざまな映画の表現や様式を総動員して描く。映倫区分はPG12。 2020年4月10日に肺がんのため逝去した大林宣彦監督の遺作となった。
Tomiko Tsukamoto
自分の留守中、浮気を働いた妻やその不倫相手などを殺し、死刑判決を受けた梶木秀丸。しかし刑の執行後、奇跡的に息を吹き返して生き永らえた彼は、記録上は事故死の扱いをされた上、今では長野県のとある精神科病院で、幻聴に悩まされる元サラリーマンのチュウさんらとともに、各自、人知れぬ苦悩を抱えながらも一見静かな毎日を過ごしていた。ある日、その病院に、義父のセクハラに苦しむ女子高生の由紀が新たに入院して来る。
Noriko Tanaka
ある地方都市で起きた少女失踪事件。家族と周辺住民に深い影を落とした出来事をきっかけに知り合った孤独な青年・豪士と、失踪した少女の親友だった紡。不幸な生い立ち、過去に受けた心の傷、それぞれの不遇に共感しあうふたり。だが、事件から12年後に再び同じY字の分かれ道で少女が姿を消して、事態は急変する。一方、その場所にほど近い集落で暮らす善次郎は、亡くした妻の忘れ形見である愛犬と穏やかな日々を過ごしていた。だが、ある行き違いから周辺住民といさかいとなり、孤立を深める。次第に正気は失われ、誰もが想像もつかなかった事件に発展する。2つの事件、3つの運命、その陰に隠される真実とは―。“楽園”を求め、戻ることができない道を進んだ者の運命とは―。
Yukari Sakuragi
ビストロで働く美しいギャルソンのキョウコ。幼い頃に義父から受け続けた性的虐待により、彼女の中にはさまざまな人格が共存していた。キョウコを愛するレズビアンの直美、ビッチなゆかり、そしてあの頃の小学生のままのハル……キョウコの中の彼女たちは辻褄を合わせ、互いに支え合っていた。しかし、マンションの隣人が憧れの小説家と知ったキョウコが恋心を抱いたことをきっかけに、今まで感じたことのない歪みを覚えるようになるり……
Kimie
ひなびた温泉街に暮らす小学5年生のサトシは、成長に伴う体の変化に戸惑い、遊び人の父親光一のことを不快に思っていた。そんな折、コズエという少女が転入してくる。サトシは奇妙な言動の彼女に驚くが、次第に心惹かれていく。ある日コズエは、自分がほかの星からやってきたという秘密をサトシに打ち明ける。<直木賞受賞作「サラバ!」などで知られる西加奈子の小説が原作のドラマ。小さな温泉街を舞台に、転入してきた美少女の秘密を知ったことで成長していく少年の姿を映す。>
Mineko
日本万国博覧会が開催された高度経済成長期の1970年、関西地方で焼肉店「焼肉ドラゴン」を営む龍吉(キム・サンホ)と妻・英順(イ・ジョンウン)は、娘3人と息子と共に暮らしていた。戦争で故郷と左腕を奪われながらも、前向きで人情味あふれる龍吉の周りには常に人が集まってくる。
Enokida Trading Post is a second-hand shop run by Yojiro Enokida , whose personal mantra is, "Anything but garbage. We take it all." The shop serves as a gathering place for employees and regular customers, who come with troubles in hand. One summer day, part of the shop's sign falls down. Yojiro thinks this is a sign that something spectacular is about to happen, and indeed their problems take on lives of their own from that day onward.
During the one-year memorial of his late beloved father, a soon-to-be father (Hoshi Ishida) struggles to reconcile his feelings of loss and receives support from his mother, sister and wife. -JAPAN CUTS: Festival of New Japanese Film
Woman at the Brothel
1941年春、佐賀県唐津市。17歳の俊彦は両親と住んでいたアムステルダムを離れ、ここで暮らす叔母・圭子と同居し、地元の学校に通うように。そこで俊彦は、タフな鵜飼、まるで虚無僧のような吉良、お調子者の阿蘇などが級友となり、肺病を患ういとこの美那に恋心を抱きつつ、楽しく毎日を過ごす。しかし、太平洋戦争の開戦が間近に迫ってきて、俊彦やその周囲の若者たちは少しずつ精神のバランスを崩してしまう。
Tomoe
何事にも無関心な夫・健太との心のすれ違いに悩む30代の平凡な主婦・美穂。そりが合わない家族から逃げるようにして上京し、今では家族に内緒でAV女優として多忙な日々を送る25歳の専門学校生・彩乃。母親が元AV女優なのではと周囲から噂され、自分の住む町にも学校にも一向になじめない17歳の女子高生・あやこ。各自、年齢や性格、境遇も異なる3人の女性たちの運命は、ある出来事をきっかけに次第に大きく動き始める。
小さな町工場の社長が殺され、死体が焼かれるという事件が発生。工場を解雇された元従業員で殺人の前科がある三隅が逮捕されて、自分がやったと犯行を自供。このままでは死刑がほぼ確実と見られていた。すっかりサジを投げた同僚に代わって三隅の弁護を担当することになったエリート弁護士の重盛は、判決をなんとか無期懲役に持ち込もうと懸命に奔走するが、三隅の供述が会うたびに変化して、とんだ迷宮にさまよい込むことになる。
카토 아케미
Mayu Daimon is a woman who does not remember her mother's face, and her father is the only person she has blood relationship in this world, but he is going to die soon. Mayu has just started a new life as a detective at the Criminal Investigation Division which deals mainly with murder cases soon, and has to handle with two corpses of old men continuously. One corpse found frozen buried in the snow and the freezing sea. Soon with a detailed investigation she finds out a connection between the two cases which seemed to be completely different at first glance. It was just the breach to open a history of an incident which had origin back to the 1960s in Aomori Prefecture. Growing more and more as a detective, Mayu has to unravel the mystery of a case which goes beyond time and space and which ends in Hokkaido with a result that no one expected.
Grandmother
何にも興味がなさそうでいいかげんな大学生・佐藤清高は、夏休みに自動車免許を取ろうと考える。ある日、清高は無免許運転のヤクザ・轟木に車でひかれ、そのまま車に連れ込まれてしまう。到着したのは非公認教習所。そこで清高と轟木が高校の同級生だったことが判明する。二人はクセ者ばかりが集まる教習所でひと夏を過ごすことになる。
Yoko Mishiro
Maki Iizuka (Nozomi Sasaki) works as an editor for a wedding magazine in Tokyo. She is set to marry Kazunori Nakamura (Yuta Hiraoka) next month, when her grandmother dies. Her grandmother was like a mom to Maki. While Maki arranges items left by her grandmother, she discovers a box made from empress tree. The box contains a white bridal Kimono and marriage registration forms. The marriage registration forms are mostly empty, except for the name "Soichi Akiguni" filled into a blank. Maki becomes curious about Soichi Akiguni and decides to go to her hometown Izumo in Shimane Prefecture. There, she meets a young fisherman.
Based on Fuyumi Ono's best-selling books, these 10 tales of spookiness by six Japanese horror directors are designed to chill viewers to the bone.
Kyoko Dozono
キャリアウーマンとして仕事に忙殺されながら、心が締め付けられるような恋愛をしていた堂薗つぐみは、祖母が亡くなった後に東京から田舎の一軒家に引っ越してくる。そこへ彼女の祖母を慕っていたという大学教授・海江田醇が現れ、強引につぐみの家に住み込むようになる。当初は親子ほども年の離れた海江田のアプローチに困惑するつぐみだったが、少しずつ距離が近くなっていく。
Toshiko Ikeuchi
32歳の一子(安藤サクラ)は実家でだらしない毎日を過ごしていたが、離婚して実家に戻ってきた妹の二三子といざこざを起こし、一人暮らしをすることに。100円ショップで深夜労働にありつき、相変わらずな日々を送っていたものの、ボクサーの狩野(新井浩文)と恋に落ちる。狩野との幸せな日々はすぐに終わってしまうが、ある日、たまたま始めたボクシングが一子の人生を変える。
舞台の「真四谷怪談」でお岩役を演じるスター女優、美雪の強い推薦で、恋人である俳優の浩介が伊右衛門役に抜擢される。さらに、美雪と旧知の鈴木と新進女優の莉緒がキャスティングされ、舞台稽古がスタートする。稽古が進む中、美雪のおかげで大役をつかんだはずの浩介は共演者の莉緒に手を出してしまう。やがて、愛する浩介に裏切られた美雪の情念が稽古中のお岩の情念と融合し、次第に現実と舞台の境がなくなっていく。
Setsu Oiwa (voice)
心を閉ざした少女杏奈は、ぜんそくの療養を目的に親戚が生活している海沿いの村にやって来た。そんなある日、彼女の前に誰もいない屋敷の青い窓に閉じ込められた、きれいなブロンドの少女マーニーが姿を見せる。その出会い以来、杏奈の身の回りでは立て続けに奇妙な出来事が起きるようになるが、それは二人だけの秘密だった。
Store’s woman
北海道芦別市。今は古物商をしている、少々気難しい元病院長の鈴木光男は3月11日午後2時46分に92歳で他界する。光男が亡くなる直前から、各地に散り散りになっていた家族、光男の妹・英子や子どもたち・孫たちが芦別に集まって来るが、その中には清水信子という正体不明の女性もいた。やがて、終戦を迎えたはずの1945年8月15日の後も樺太では戦争が続き、そこで光男が旧ソ連軍の侵攻を体験していことが分かり……。
Shizuru Tamai (Takako Tokiwa) lives in a small mountain town in rural Japan with her mother and grandmother. Her grandmother is partially unable to move, and Shizuru has to care for her with her mother, who tries to keep Shizuru shackled at every opportunity. Shizuru’s days are filled with endless monotony. She works as a receptionist at her former classmate’s hospital, and one day goes to buy picture books for the waiting room. It’s then that she recalls a book from her childhood ‘The Pierrot Prays to the Moon’. Wanting to read the book again, Shizuru finds it on an online auction site. Once it finally arrives and she begins to read it, a small slip of paper gently falls from its pages. On the paper are what appear to be instructions for a recipe. The recipe prompts Shizuru to contact Tobuse (Shosuke Tanihara), the man who sent her the book.
松浦西小学校の新学期の始業式。5年3組の担任としてやってきたのは、手と足のない教師、赤尾慎之介(乙武洋匡)だった。赤尾は生まれつき手足のない先天性四肢切断の障がいを持ち、教員採用試験の実技で不合格となったが、教育委員会で働く白石優作(国分太一)の尽力で教師になる夢を実現させたのだった。かつて教師を務めていた白石が、幼なじみの赤尾を1年間の期限付きで臨時教員になるよう誘ったのだ。そんな白石も補助教員として再び教壇に立つが、車いす姿の赤尾に子どもたちは茫然として声も出ない。白石が緊張の面持ちで見守る中、赤尾は「見てのとおり、先生には手と足がありません。だから先生が困っているなと感じた時には、ぜひお手伝いして下さい」と挨拶。だが子どもたちはどう反応していいのか、戸惑うばかりであった。さらに3組の子どもたちは思春期にさしかかり、いじめや家庭の問題など様々な悩みを抱えていた。白石と赤尾は力を合わせ、失敗や反省を繰り返し、時に同僚や先輩教師と衝突しながらも、子どもたちと向き合っていく。「だいじょうぶ」と励ましながら、個性豊かな28人の子どもたちと共に泣いたり、笑ったりの1年間が始まった……。
Natsuko miyamoto
Banana, Gloves and Whale Shark
新潟県長岡市に暮らす昔の恋人だった教師の片山から、生徒が創作した「まだ戦争には間に合う」という名の舞台と花火を見てほしいと手紙で伝えられた地方紙記者の玲子。その機会を生かし、彼女は東日本大震災の被災者を迅速に受け入れた同地の様子も見て回ることに。市内を旅する中で不思議な出来事と人々に次から次へと遭遇する玲子は、それらすべてが空襲や地震から立ち直ってきた長岡の歴史と密接にかかわってくることに気付く。やがて彼女の旅は、過去、現在、未来といった時間を超越したものへと変わっていく。
Daikichi's aunt
27歳で独身サラリーマンのダイキチは祖父の葬儀で、祖父の隠し子りんと出会う。わずか6歳の少女が親戚中から邪魔なお荷物扱いされるのに怒りを覚え、両親や妹の反対を押し切ってりんをひとり暮らしの借家へ連れ帰る。保育園探しに始まり、残業のない部署への異動や、おねしょ対策まで常に全力投球のダイキチに、りんも心を開いてゆく。ある日、りんと仲良しのコウキの母親が憧れの女性だったこと知りダイキチは驚く。
Takako Ninomiya
東京で堕落した生活を送る若者カズは、歌舞伎町で働く踊り子の真知子と激しく惹かれ合い、彼女と一緒に故郷に戻って暮らし始める。しかし彼らを歓迎する者はなく、真知子は東京へと去り、カズは高利貸しの山畑の金で賭博にのめり込む。やがて山畑は借金の帳消しと引き換えに真知子を要求し…。
Takako Okamoto
The year is 1947, during the war torn period of the Showa era. The story begins when a man, presumed to have been killed in battle, returns home. Who was this man? Before the war, he had a bright future ahead of him as the proficient and popular rakugoka (comedic story-teller), Usagi Morinoya. However, because of an injury sustained during the war, his face is covered in bandages, and he suffers from total amnesia. As if trying to recover his memory, the man only keeps mumbling in a hollow voice his trademark rakugo, "Sokotsunagaya".
Hikari's boyfriend is one of those killed in the Akihabara massacre incident. Suffering from the shock of her loss and unable to accept this reality, she cuts herself off from the outside world. She eventually manages to muster enough courage to visit Akihabara, the scene of the incident. There, she encounters many people who are still coming to terms with the aftermath of the incident and are still suffering from the aftereffects.
19-year-old freeter (a Japanese expression for people between the ages of 15 and 34 who lack full time employment or are unemployed, excluding housewives and students.) Tsuyoshi Osanai enters a school for guide dog trainers. After 2 years of training, Tsuyoshi becomes an assistant trainer. His first dog to train is Chie.
A senseless double murder resonates eight years later in four intertwined stories.
Riko's Mother
『カケラ』(英題:A Piece of Our Life)は、2009年製作の日本映画。原作は、桜沢エリカの漫画『LOVE VIBES』。 奥田瑛二の長女、安藤モモ子の初監督作品。 恋人との関係に疑問を抱き始めた女子大生ハル(満島ひかり)はカフェでカプチーノを飲んでいると、リコというレスビアンのメディカル・アーティスト(中村映里子)に声をかけられる。クリーニング屋を営むリコの家に行くなど交流をもつ間に、二人の間には愛が芽生える。男との関係を清算できないハルを居酒屋で批判するリコ。二人はしばらく絶交状態に。そんな中、リコは自分の顧客である山城陶子(かたせ梨乃)をゲイバーで発見する。リコと陶子はしばらく付き合うが、ハルから電話があり、リコとハルが復縁。しかし、世間体を気にせず愛情表現をするリコへの戸惑いをハルは隠せない。そして・・・。
Mitsue Yobuno
「松本清張生誕100年記念作品・駅路」。2009年4月11日21:00-23:10、フジテレビ系列の「土曜プレミアム」枠にて放映。松本清張生誕100年と向田邦子生誕80年を記念し、向田の脚本に脚色・演出を加え制作された作品。 銀行の営業部長を定年で退職した小塚貞一は、その年の秋の末、簡単な旅行用具を持って家を出たまま、行方不明となった。家出人捜索願を受けて、呼野刑事と北尾刑事は捜査を始める。家庭は平和と見えたし、子供も成長し、一人は結婚もした。人生の行路を大方歩いて、やれやれという境涯に身を置いていたように思える。自殺する原因もない。自分から失踪したとすれば、何のためにそのような行動を取ったのか……。
Masako Kano
カウラ事件について─ オーストラリア・カウラは、シドニーの西320キロにある小さな街です。1944年8月5日、この街で日本人捕虜たちが暴動を起こしました。1104名の捕虜による、史上最大の大脱走。オーストラリアでは誰もが知っている有名な事件です。しかし、日本の歴史教科書には登場しません。なぜでしょう。『生きて虜囚の辱めを受けず、死して罪禍の汚名を残すこと勿れ』この戦陣訓にしばられ、当時の日本政府はこの事件を隠蔽し、当事者のほとんどが口をつぐんだからです。事件の夜、暴動に賛成か反対か、日本人捕虜全員による投票が行われました。トイレットペーパーのミシン目で切った紙切れに、 ○は賛成=「死」×は反対=「生」8割が「死」を意味する○をつけ、暴動は決行されました。武器らしい武器もないまま、食事用に支給されたナイフやフォークを手に、自殺志願としか言いようのない大暴動でした。私は伯父から、この事件の話を聞きました。伯父はニューブリテン島で餓死寸前のところを捕らえられ、暴動までの4ヶ月間をカウラ第12捕虜収容所で過ごしました。しかし、長い間、伯父は自分が捕虜だったことを家族にさえ打ち明けられなかったそうです。暴動の夜、伯父はかけがえのない戦友を何人も亡くしました。彼らはカウラの日本人墓地に今も「偽名」のまま眠っています。書かなければいけない、と私は思いました。平和の時代を生きる若い人たちに、どうしても伝えたい。64年前、なぜ伯父たちは生き延びるためではなく、「死ぬための脱走」をしなければならなかったのか─彼らの友情、青春、恋愛、そして、生命の重さを─
Misaki is a popular bar hostess whose policy is to 'live on presents'. She is haughty and wants nothing but the most expensive and exclusive. One night, she finds a rabbit and takes it home, setting off the story of an unimaginable tragedy. It is an 'animal panic horror' film with a new edge presenting an allegory of the worst in the modern materialistic world. This is the first full-length feature film for Yuichi Kanemaru, who has worked as assistant director to Kaneto Shindo, Yasuo Furuhata and Takashi Miike. And Tomoko Tabata's dynamic performance in her first horror movie is a definite highlight.
Chief Iizuka, who works at the Cultural Center, misunderstands two chorus groups with similar names and double-books the concert hall on New Year's Eve. Although they talk to each other, neither of them gives up a step and develops into a big problem. Iizuka, who has lived his life with a "no-nonsense" attitude, finds himself in the middle of two groups and at a loss for words.
It is the second work of the Oita trilogy of Obayashi . Following " Nigori Snow ", Ise Masazo draws a song written by composers and songwriter "Farewell of 22 years old " as a motif and draws a story of love that spans two generations of mother and daughter.
The body of a 59-year-old male is found on the banks of a river. The stepson, Kazuo, confesses to his involvement but also implicates his estranged sister Nami. Two detectives, Okishima Keisuke and Kono Kaoru, then travel to the resort district of Beppu to stake out the house of Nami's ex-lover. They feel he may also be implicated in the murder and are certain that Nami will make contact. The detectives now wait.
A blind woman acquires a guide dog, and faces prejudice in 1980s Japan.
What's scary is being a human being, and what's scary is being myself. Truly horrifying things reside inside oneself. The work asks if you can stand the inescapable terror.
Madame of the House
An American journalist travels through 19th Century Japan in search of Komomo, the missing love of his life that he had abandoned years ago, promising to come back to her later. After an encounter with a deformed prostitute that tells him of Komomo's passing, he drinks sake with her and learns of the tragic story of her life.
The second feature from female director Shindo Kaze (Love/Juice), Princess in an Iron Helmet (a.k.a. Korogare! Tamako) is a bright and colorful youth film about a quirky young woman's reluctant coming-of-age journey. Tamako (Yamada Maiko) is 20 years old, lives at home with her mother (Kishimoto Kayoko) and teenaged brother, and simply refuses to grow up. Ever since her father (Naoto Takenaka) left the family, she's stopped trusting people, and now lounges around in her own small, claustrophobic world. Wearing an iron helmet whenever she steps outside, she ventures only to her mom's beauty salon, the mechanic shop, and the bakery - the source of her greatest joy in life, sweet buns. Her world is static, insular, and safe, and there's no need to change - that is until her cat runs away, the bakery closes, and her mom falls in love with another man.
Shinku is a compelling drama that focuses on the strange relationship that develops between two people who find their lives irrevocably changed as a result of a horrible multiple homicide. The first person traumatized is the lone survivor of the terrible family bloodbath, a girl who grows up to be a pretty college student. The second person affected by this heinous crime is the daughter of the murderer, a young girl who ends up becoming a tattooed bartender. A full decade after the crime, the killer is finally going to be executed, and the surviving member of the massacre decides to reach out and befriend the murderer's daughter. A tentative, odd sort of friendship blossoms between these two people, both of whom seem to have little in common personally, and every reason in the world for not wanting to meet. Yet they do, but not without reservations. And really, is this friendship quite what it seems? Or is it all part of some twisted plan for vengeance?
Aimi and her father move into an old, apartment building and learn quickly that things are not as they seem.
タダシ(神木隆之介)は両親の離婚により、母親と祖父と共に田舎で暮らすことになった。都会育ちでもやしっ子のタダシは、田舎育ちのクラスメートともいまいち馴染めないでいた。そんなある日、タダシは神社のお祭りで、大勢の子供の中から“麒麟送子”に選ばれる。
Yone
群雄割拠の戦国時代が終わりを告げ、世を二分する徳川と豊臣の戦いもいよいよ終盤を迎えていた頃。剣を手にして戦場を駆け抜けるひとりの少女がいた。天下取りの夢に浮かされた大名たちによって、未だにくすぶり続ける戦乱の時代に終止符を打ち、世の中に平和をもたらす為に、少女の使命は皮肉にも徳川の刺客となって対抗する豊臣の大名たちの命を奪うこと。なぜ、闘い続けなくてはいけないのか。安堵の人生を生きる幸せは許されないのか。刃をふるうたび少女の心は震える。少女の名はあずみ......。
When her husband is hospitalized with tuberculosis, Chika has a series of three relationships: with a teacher in her hometown, with a student in Tokyo, and with an aging gangster.
Satoko Sunagawa
荒川区の超高層マンションで、一家4人の惨殺事件が起きる。その容疑者として石田(勝野洋)が指名手配されるが、捜査が進む内に惨殺された一家4人全員が 赤の他人同士だったことが判明し、事件は思わぬ展開をみせる。
Haruka Nonomura
ヒロシと亜美は親の連れ子で、血のつながらない兄弟という間柄。ある日熱を出した亜美は、やさしく看病してくれる兄にたいして淡い恋心を抱いてしまう。
Ota
地上で、伝説の“恋する花火”を復活させようと奮闘する香夏子。天国で、ある女性の未完成の組曲を完成させようとする健太。2人が出会ったとき、愛の奇跡が起きる。
Chie Ninagawa
The portrayal of how the media's focus on a shocking crime causes a chain reaction and produces a copy cat crime: abduction and imprisonment by a young dry cleaner. Only the victim may be more than he bargained for…
Based on the manga by Man Gataro.
A James Brown fanatic gangster decided to disband his own gang and see his long lost daughter before entering prison. Hoping to change his mind, his underlings planned to kidnap James Brown to convince him to perform privately for their boss.
A train station worker just recently released on charges of kidnapping and confinement repeats his crime and attempts to gain the trust of a young girl. Living together in the back room of a train station, they eventually come face to face with their own evils.
さまよう女
ある日、北海道・函館の浜辺で女の全裸死体が見つかり、街は騒然となっていた。バーテンダーの順三郎は今夜もバー<フィニステール>で常連客の相手をしていた。順三郎の憂鬱なけだるい夜が繰り返される。でも、今夜はちょっとばかり特別。馴染みの酒屋が持ってきた秘蔵の酒に酔いしれている。近くのフランス料理屋ラ・テールでは、一流シェフ井ノ上がシェフ見習いの火露見を指導していた。それは、どことなく官能的で異常な調教だった。ある夜、耐えかねた火露見は救いを求めるようにフィニステールの扉をくぐるのだったが…。
An intense, middle-aged postal worker kidnaps an university student and confines her long enough that he may have successfully be-petted her... a thrilling criminal-drama with a surprise twist that will satisfy all audiences.
Sugihara
Yu Miri is a writer who's just become pregnant by her married lover. When she decides to keep the baby without his help, her ex-boyfriend Yutaka, decides to help raise him.
営業マン朝倉は、いつものように営業車で赤信号を待っていた。同時に彼は午後1時ちょうどにいつもこの交差点に現われる名前も知らないOLも待っていた。そして彼女が現われ、思わず目が合ったその瞬間、黒い車が脇を走り抜けた直後に朝倉の営業車に黒マスクをした3人の男が飛び込んできた。前の車を追うよう脅かす男達に言われるままに走り出した朝倉。しかし、その性格から交通ルールをしっかり守る朝倉の運転に苛立つ3人。朝倉の営業車を振り切った黒い車の中で微笑む男は何者か。律儀で神経質な営業マンと銀行強盗たちのとんでもない一日が始まった。
物語の時期は明確ではないが、朝倉いずみ5年目途中から6年目途中の間に物語が始まったと考えられる。 根本が看護部長専任になっており、新婦長の矢口が着任している。大島が第2子を妊娠中で産休前であった。 劇中でかなりの期間が経過している。ラストで翔子が婦長に、産休から復帰した大島が主任に昇進している。 病院側スタッフの出演者から見ると、パート3の後日談であるが、このすぐ後に放映されたパート4にも尾崎婦長・大島主任の設定がそのまま引き継がれたり、一部の患者が引き続き入院しているところから、パート4の、そう離れていない時期の前日談にも相当している。処置室、ICUは救命病棟24時第二シリーズのセットが使われている。
Young film star Ken Mihara is about to fall from stardom. His rise as a celebrity is solely credited to his onscreen counterpart, Keiko, who recently announced her retirement from acting in order to get married. Feeling frustrated and helpless, Ken turns to alcohol as he begins to provoke fights, attempts to lure a girl into bed, and argues with his wife, who came to visit him at the studio. All she says is thank you and leaves Ken puzzled. Ken Mihara, once a budding young star, takes a job as an extra. Although he's past his prime, he still manages to infuse a young filmmaker with the motivation to pursue her dreams as a director.
Tomoko Sasano
ホームレスの集落を訪れた失業中の中年男・陽介は、そこで人生の師と仰ぐ老人・タロウの死に直面する。生前、タロウから「盗んだ金の仏像を、能登半島の日本海に面した赤い橋のたもとの家に隠した」と聞いていた陽介は、富山湾沿いの赤い橋のある土地を訪れた。そこで陽介は、たもとの家に住むサエコと出会うが、彼女の体には不思議な現象が起きていた。体内に水がたまると悪いことがしたくなり、快感と共に水を放出するというのだ。
When Aoi is gang-raped by her classmates and kicked out of her home by her own parents she sees no reason to continue living. Before she commits suicide, however, she receives an email on her cellphone from a man named Toshi addressed to a girl named Ai. The message simply thanks the girl for being alive, but this specific message has an effect on Aoi and she decides to keep on living. Without many options, Aoi resorts to everything from paid dating to porn to earn money and meets a lot of less than reputable characters. Throughout it all though she looks toward Toshi as her hope for happiness and the two form a relationship.
Tomomi's Mother
輝明は、海沿いにある故郷を離れて、東京で暮らしていた。そして今日も、同棲中の恋人、由香里と些細なことで喧嘩をしていた。テレビでは海難事故のニュース。そこで輝明は、小学校のクラスメイトだった真鍋朋美が行方不明になったことを知る。しかも、数日前の留守中に、彼女から電話があったと由香里が言う。輝明は戸惑いながらも葬式に出席するため故郷に戻った…。
Nurse
Sleeping Bride is the story of a girl, Yumi, who since birth, has never been awake. A boy called Yuuichi finds the girl in the hospital while he is a patient there. A nurse remarks that the girl is 'Sleeping Beauty', and Yuuichi believes that a kiss from a prince will wake her, just like the story. Yuuichi returns to see Yumi every day, says 'Wake up, I'm the prince' and kisses her. Ten years later he restarts his daily ritual to see Yumi, one day she wakes up.
Narae
Depicts the life of Nagaharu Yodogawa.
Rie
ビデオ制作会社を経営している青山は7年前に妻を亡くし、ひとり息子に再婚でもしたらどうかと勧められていた。ある日、青山の友人の吉川が映画制作のオーディションと称して、応募してきた中から再婚相手を探すことを提案する。応募書を見ていると青山はひとりの女性、山﨑麻美に興味を持つ。オーディションで麻美と直に会い、加速度的に魅了される青山。しかし吉川は麻美の周辺の人物と連絡がつかないことから、違和感を感じていた。麻美との出会いによって青山は究極の恐怖体験を知る事になる。
小学生の恒と弥恵という兄妹は、夏休みに海辺の町、戸野崎を訪れるが、到着早々、町は数十年ぶりという大嵐に襲われてしまう。しかもその翌日から、町の子どもたちがなぜか行方不明になる事件が続発する。数十年前、校舎ごと大嵐に襲われた児童たちの呪いだと地元の子どもが脅える中、ついに恒までが消えてしまう事態に。弥恵は兄を取り戻そうと、当時の事件を知るとされる、町で文房具店を営む不思議な老人、関川を訪ねる。
Kizaki, who moved to Tokyo from the Kansai region to become a manga artist, is assigned to work at a used electrical appliance store where he works part-time as a store keeper and repairman. One day, a woman comes to the store drenched from the rain. She is Setsuko, the only daughter of the store's president and a returnee. Since then, Setsuko often comes to the store. Kizaki becomes concerned about Setsuko, but Setsuko has something to do with Oshi, a senior who used to work at the store...
Shigeki's mother
怪鳥ギャオスが世界各地に出現し、人類に深刻な被害をもたらす。そんな中、東京・渋谷にギャオスが飛来し、それを追ってガメラも現われ、両者の戦いで渋谷の街は壊滅する。一方、かつてのガメラとギャオスの闘いで両親を失い、現在も激しくガメラを憎む少女・綾奈は、奈良の禁域の森のほこらで、奇妙な卵を発見。やがて卵からは不思議な生物が誕生し、綾奈はそれを“イリス”と名付けてひそかに育てるが、イリスは急速に成長する。
Teruko Hiura (Sayori's mother)
Years after moving to Tokyo with her parents, Hinako returns to her hometown in rural Shikoku. She soon learns that her childhood friend, Sayuri, died several years ago and that Sayuri's mother, who used to perform seances and exorcisms, has gone almost insane with grief. After seeing Sayuri's ghost several times during the night, Hinako consults with some local experts on the paranormal and discovers that Sayuri's mother has something planned for her daughter...
Angry citizen
A dark and strange comedy about a bank robber with bad luck. Bungling a bank robbery turns out to be a profitable mistake for Yamazaki, an amateur crook who ends up with 80 million yen after a string of improbable accidents. But having so much cash doesn't make his life is any easier. In fact, it gets much more complicated when Yamazaki stabs a hairdresser by mistake and instantly becomes a hunted fugitive. He's just one unlucky monkey but can he turn his luck around?
Fourteen-year old student Ayumi has leukemia and starts losing hair. She becomes depressed but receives overwhelming support from her classmates when they all shave their heads for her.
Yoshi Kikumoto
Based on real-life events, this erotic thriller tells the sad and sadistic tale of a Japanese geisha whose behavior spiraled out of control.
Akane is the young mistress of Notoraku Inn in Ishikawa Prefecture. She is trained by her mother-in-law, Takako, daily. One day, as Yohei, Akane's husband, and Takako are on their way to a friend's wedding, Rekiko, Yohei's childhood friend, confesses her feelings for Yohei in front of everyone at the hotel. The next day, Reiko's body is found and Akane and Yohei become murder suspects.
The second TV movie Obayashi Nobuhiko directed based on Akagawa Jiro's Mikeneko Holmes series.
Witnesses of a murder. Remake of Akira Kurosawa film Rashomon.
Tokiko Tsutsumi
新人監督の村井俊男は、カメラテストの映像にまったく別な女優が写っていることに気がついた。それから奇妙なことが次々に起こり始めて……。映画の撮影現場を舞台にした正統派ホラーの力作。「J・MOVIE・WARS3」の一作として製作され、2/3(10:00~11:35)にWOWOWで放映された。監督は本作が劇場デビューとなる中田秀夫。
While Kazuo Tanaka eagerly practices his greetings for the big wedding the next day, his first as a matchmaker, his second daughter Hitomi prepares for her travels with her secret lover. The eldest daughter Reiko, nine months pregnant, has left her cheating husband to enter a frenzied Tanaka household. On the wedding day, Kazuo learns his father has passed away. Afraid of ruining the wedding, he asks Reiko and Hitomi to deal with the crisis. Rushing home after the ceremony, Kazuo and Kanako are faced with various problems.
Ms. Nezu
高校二年生の伊藤修司は、同級生で同じブラスバンド部に属する吉田浩之にひそかな恋心を抱いていた。吉田はそんな思いには気づくはずもなく、修司に優しく接するのだが、それがかえって修司の気持ちを苦しめている。ある日、修司が音楽室で部活の準備をしているところへ、3カ月前に転校してきた果沙音が顔を覗かせた。何をするにもマイペースで周囲に媚びることをしない彼女は、クラスの鼻つまみ者的存在だった。ある日、教室で“カンパのため”と称して遊びの資金を集めていたリカのきんちゃくがなくなる事件が起きた。果沙音を犯人だと疑うリカは彼女に詰め寄るが、吉田がそれをかばう。結局、きんちゃくはリカの友人が持っていたことが分かって、果沙音は深く傷ついた。その夜、事件の後に吉田からいわれのない金を貰った果沙音がその金を返しにやって来る。果沙音に対して恋愛感情を抱き始めていた吉田は思わず彼女を抱きしめるが、忌まわしい記憶が蘇った果沙音は吉田を突き飛ばして逃げて行く。夏休み、昔の友人から果沙音の強姦事件のことを聞かされた吉田は、自己嫌悪に陥る。そこで吉田は疎遠になっていた修司をくどいて果沙音の田舎へ向かい、果沙音を見つけて謝るが、彼女は素っ気ない態度を示すばかりだった。夜、海で泳ぐ果沙音の洋服をふざけて着た修司が浜辺に座っていると、暗がりでその後ろ姿を勘違いした吉田が、彼女への気持ちを告白する。それに気づいた果沙音は岩場から、「私が男でも、私を好きになった?」と吉田に問いかける。答えあぐねる吉田に果沙音は、「あんたは私とヤリたいだけだよ。だったらやれば」と正体を明かして草むらに横になるのだった。しかし、それを目の当たりにした修司が海に飛び込み、スカートの裾が脚に絡まって溺れてしまう。吉田は修司を助けて人工呼吸するが、その途端、修司は目を覚まし、「やれば出来るじゃん」と悪戯っぽく笑った。翌日、修司と吉田は町に帰る電車に揺られていた。
Yuuko Ichigase
People from all walks of life (a high-school student, a middle-aged businessman, a yakuza chief, etc.) all receive mysterious messages from loved ones who were killed 3 months earlier in a shipwreck. They are instructed to go to a small island in the Inland Sea that evening. At the stroke of midnight, the lost ship emerges from the sea and they are given a brief time to say their final words to their lost loved ones, before the deceased must once again board the ship and it sinks back into the depths.
Loud-mouthed taxi passenger
悪徳政治家 土門の女の世話係になったチンピラの達男。恋人レンコが、土門に友人が重症を負わされたことを組長の亜仁丸に抗議して殺されてしまう。最愛のレンコを失った達男は土門への復讐を誓い土門の隠し金を盗む。一旦は成功したかに思えたが、すぐに亜仁丸にバレてしまい組から追われる身となる。逃亡途中、達男は日系ペルー人の運転するタクシーに乗る。
A middle-aged journalist looking to make her big break. After working the same beat on the "women's page", Yumiko gets promoted to editorials.
小学生の悟は、河原で一寸法師のように小さな老武士を発見した。雷に打たれて動けなくなっていた老武士を悟が介抱すると、息を吹き返した老武士は、自分は水源地から来た水の精霊である墨江少名彦(すみのえのすくなひこ)だと名乗った。海を目指すという少名彦が元気になるまで部屋にかくまうことにした悟は、少名彦との交流を通じて多くのことを学んでいく。だが、きれいな水から離れた少名彦はしだいに衰弱していく。
Mrs. Kinomiya
十年ぶりに小樽にやってきた小説家・綾瀬。彼はその地で自分のファンだという少女・はるかに出会い、二人で小樽を巡り始める。すると高校時代の綾瀬が姿を現して…。
Minako Nishimura, Chief nurse
A drama about a nurse starring Hiroko Yakushimaru
Kinue Fujiwara
1960年代中頃の四国の田舎町を舞台に、ベンチャーズに憧れ、ロックバンドに情熱を燃やす高校生たちの姿を軽妙でノスタルジックに描いた青春ドラマ。直木賞を受賞した芦原すなおの同名小説を、「転校生」「さびしんぼう」の大林宣彦監督が映画化。1965年の春休み。四国・香川県の観音寺市。高校入学を目前に控えた藤原竹良は、昼寝中にラジオから流れてきたベンチャーズの「パイプライン」に衝撃を受け、高校に入るや仲間を集めてロックバンドを結成する……。
Yayoi Terasaki, Tochihiko's wife
A straight young woman living in Tokyo becomes involved in the lives of a gay man and his married lover.
『突入せよ!「あさま山荘」事件』の原田眞人が監督を手掛けた、木村一八主演のハードボイルドアクション第4弾。次郎の標的は謎の殺し屋を残すのみとなった。そこで代理人のゆきは自らが囮となって標的をおびき出そうとするが、そこには…。
『突入せよ!「あさま山荘」事件』の原田眞人が監督を手掛けた、木村一八主演のハードボイルドアクション第3弾。殺し屋として更なる成長を目指す次郎は、代理人のゆきを通して5人殺しの契約を結ぶ。しかし、ターゲットの雀荘で意外な人物に遭遇し…。
Kane's daughter
黒澤明監督が村田喜代子の原作を基に、かつて原爆を体験した祖母の許を訪れた4人の孫が体験するひと夏の出来事を描き、反核を訴える感動ドラマ。夏休み。長崎から少し離れた山村に住む老婆・鉦の許に4人の孫たちがやってきた。都会の生活に慣れた孫たちは田舎の生活に退屈を覚えながらも、長崎の街にある戦争の傷跡や鉦が話す昔話を聞いて、戦争に対する考えを深めていく。
Self
This 150-minute documentary, directed by Nobuhiko Ôbayashi on the set of Akira Kurosawa's Dreams, features behind-the-scenes footage and interviews with cast and crew.
Mother carrying child
黒澤明監督自身が見た夢をベースに、時に美しく、時に残酷な8つの物語がオムニバス形式でつづられ、豊潤なイメージ世界が描かれる作品。きつねの嫁入りを見た少年の話「日照り雨」。花吹雪の中、人形たちが舞い踊る「桃畑」。戦争で生き残った男が体験する不可思議な物語「トンネル」。ゴッホが絵画の世界に入り込んだ「鴉(からす)」。原発の恐怖を描いた「赤富士」など、8つの物語が、時に美しく、時に残酷にオムニバス形式でつづられていく。黒澤監督の豊潤なイメージ世界を堪能できる作品。
Yoshie Shimamura
TV Reporter
父の転勤で、ロサンゼルスから日本に帰国した少年・翔。神戸のインターナショナルスクールに通う彼は、ある日、母と口論してふてくされながら学校へ行った矢先、大地震のような謎の大揺れに遭う。振動が収まったとき、教室の窓の外には信じられない光景が広がっていた。そこにあるはずの市街地は消え去り、広大な砂漠が広がっていたのだ。やがて翔たちは、どうやら校舎ごと遠い未来に飛ばされてしまったらしいと分かるのだが……。
Ueda
太平洋戦争末期に実際に起こった米軍捕虜に対する生体解剖事件を描いた遠藤周作の同名小説を、社会派・熊井啓監督が映画化した問題作。敗色も濃厚となった昭和20年5月。九州のF市にも毎晩のように米軍機による空襲が繰り返されていた。医学部の研究生、勝呂と戸田の二人は物資も薬品も揃わぬ状況下でなかば投げやりな毎日を送っていた。
Sakae's Mother
戦争の暗い影が世間に押し寄せていた頃、瀬戸内のとある城下町の尋常小学校に、一人の転校生が美しい姉に付き添われてやって来る。少年たちは、この姉に恋心を抱き、ライバル心あらわに「わんぱく戦争」を繰り広げる毎日。やがて少女が親の都合により、遊郭に売られていくことを聞き及んだ少年たちは、大人たち相手に「お昌ちゃん掠奪大作戦」を展開する。
Mama at Michikusa
音楽大学に通う橋本巧、アルバイトでプレスライダーをしている。恋人である冬美とうまくいっていないコオは、バイクでひとり旅に出た先で、白石美代子と出会う。東京に戻ったコオは冬美と別れ、ミーヨと文通をしていた。夏になるとミーヨのいる瀬戸内に出かけ、秋にはミーヨが東京へやってきた。バイクに興味を持っていたミーヨはコオのバイクに乗るようになり、大型免許を取りたいと言い出した。周囲の心配をよそにミーヨは、コオの750CCバイクに乗り姿を消してしまう。
Makoto's Mother
寺の住職の一人息子・ヒロキはカメラ好きの高校2年生。さえない毎日を送るヒロキは、隣の女子校で放課後になるとショパンの『別れの曲』を弾く少女に恋心を抱いていた。彼女を勝手に“さびしんぼう”と呼んでいたヒロキの前に、ある日、ピエロのような格好をして“さびしんぼう”と名乗る謎の女の子が現れた。
Ikuyo
古い歴史を持つ運河の町のある旧家を舞台に、そこを訪れた青年の一夏の出来事を描く。ある日、歴史のある運河の町が火事で焼けたことをニュースで知った江口は、10数年前に大学の卒論執筆のためにこの町を訪れたときのことを思い出す。親戚から紹介された一軒の旧家に泊り込んだ大学生の江口。まだ少女の面影を残す妹の安子。夫がいながら家を出て寺に住み込む姉の郁代……。
Naoko Tachibana
広島県の尾道に住む高校生・和子は放課後、化学の実験室を掃除中にラベンダーの香りを嗅いだ途端、なぜか気絶してしまう。やがて彼女は目覚めてから、時間の流れを飛び越えてある一日を繰り返して何度も体験するという、不思議な能力を持つようになっていた。そんな和子は転校生である男子の同級生・深町に魅了されるが、和子に起きた異変の原因も実は彼にあって、彼の正体はなんと未来からやって来たタイムトラベラーだった。
A High Class Call Girl is revisited by her ex lover who she thought died 5 years prior.
Tome, the maid
瀬戸内海のある島を舞台に起る、連続殺人事件を追う金田一耕肋の活躍を描く。横溝正史の同名の小説の映画化で、脚本は「幸福号出帆」の清水邦夫、監督は「夜叉ヶ池」の篠田正浩、撮影も同作の宮川一夫がそれぞれ担当。
Yukie Hara
伊達邦彦は、通信社のカメラマンとして世界各国の戦場を渡り歩き帰国して退社した今、翻訳の仕事をしている。普段は落ち着いた優雅な日々を送っているが、戦場で目覚めた野獣の血が潜在しており、また、巧みな射撃術、冷徹無比な頭脳の持ち主であった。ある日、大学の同窓会に出席した伊達は、その会場でウェイターをしていた真田に同じ野獣の血を感じ、仲間に入れ銀行襲撃を企む。
Teruchiyo
A tragic love story between a prostitute and a young trainee monk.
佐木隆三の同名ノンフィクションを、「神々の深き欲望」の今村昌平監督が映画化。5人を殺害し全国を逃走した男の、犯罪を積み重ねた生い立ち、数々の女性遍歴と父との相克を描く。日豊本線築橋駅近くで専売公社のタバコ集金に回っていた柴田種次郎、馬場大八の惨殺死体が発見され、現金41万円余が奪われていた。やがて、かつてタバコ配給に従事した運転手・榎津厳が容疑者として浮かんだ……。
Kobayashi Isamu, a first-year high school student, lives in a family of four with his father, an artist, his mother, an insurance agent, and his sister, an office worker. To make ends meet, he works as a milkman. At school, he is a member of the kendo club and spends his days working out with his seniors. Over time, he has various encounters with a series of girls.
作家を志しながら、キャバレーのボーイをしている青年が、6年ぶりに帰郷する電車の中で回想する高校時代の青春の日々をノスタルジックに描いたドラマ。主人公の友情に恋、初体験、そして別れなどが甘くドラマチックに綴られていく。
In the summer of 1947, various men and women gather at a mansion in the countryside at the invitation of Kazuma Utagawa. They are artists, novelists, poets, painters, playwrights, actresses, etc. Then the murders begin, one after another. The incident seemed to have no continuity...
Omnibus about three actresses from different generations
Once again we focus on Nami Matsushima. This time she has a sister who goes missing and after getting too caught up in doing something about it, our innocent heroine is given a fifteen year sentence for a murder she didn't commit. She's sent to an all women prison where she's not exactly welcome. Her fellow inmates torture, humiliate and try to kill her; but the Scorpion prevails long enough to get some justice.