/1yzAl0DuSiVswm4W19YtAq97LcH.jpg

プーサン (1953)

ジャンル : コメディ

上映時間 : 1時間 38分

演出 : Kon Ichikawa

シノプシス

三流どこの補習学校教師野呂は、税務署吏員金森風吉の家に間借りしている。独身者だ。久かたぶりに銀座へ出て目をまわし、トラックに轢かれそこなった。当分右腕が利かず、学生泡田に代って黒板に字をかいてもらうが、かき賃一時間百円也を請求され、びっくりする。学校経営者の土建屋から夜間担任に格下げされ、無体な時間外勤務を強いられても文句ひとついえぬ野呂が、心ひそかに想うのは金森の娘--銀行事務員のカン子であった。カン子は無類のガンコ娘で、同僚とはりあい恋人とはりあい、張りのない野呂なんか念頭にもない。野呂と金森は散歩中、戦記物で売りだし今は時めく代議士の五津元大佐に会釈された、というので大感激、警官の甲賀をまじえ外食券食堂で五津礼讃の一くさりをはじめる。途中から一枚加わった学生泡田と甲賀が、話のはしばしに互いの身分を知り、掴みあいとなる。つられて食堂中が大格闘、野呂は丼をもってにげだした。この顛末にもこりず、野呂は学生ちの誘いにのってメーデーに参加宮城前の紛糾にまきこまれて拘置される。同じ署内に選挙違反で検挙された五津もいたが、前後して裟婆に出てからは、五津は「牢獄記」出版でまたまた大ヒット、野呂は学校もクビ、しごと探しに必死である。漸く金森の妻らんの世話でミシン会社荷造り係の口がみつかり、今や入社詮衡へでかけよう、というまぎわ、カン子自殺未遂の報がくる。恋人との結婚を反対されてカンシャクをおこしたのである。が、無我夢中の野呂は「人でなし!」と呼ばうらんの声を背に、とっととわき目もふらず詮衡場へかけつけた。...

出演

Yūnosuke Itō
Yūnosuke Itō
Yonekichi Noro
Fubuki Koshiji
Fubuki Koshiji
Kanko Kanamori
Kamatari Fujiwara
Kamatari Fujiwara
Eiko Miyoshi
Eiko Miyoshi
Keiju Kobayashi
Keiju Kobayashi
Isao Kimura
Isao Kimura
Kaoru Yachigusa
Kaoru Yachigusa
Yōko Sugi
Yōko Sugi
Ichirō Sugai
Ichirō Sugai
Hiroshi Koizumi
Hiroshi Koizumi
Daisuke Katō
Daisuke Katō
Ren Yamamoto
Ren Yamamoto
Fuyuki Murakami
Fuyuki Murakami
Yoshifumi Tajima
Yoshifumi Tajima
Tony Tani
Tony Tani
Akihiko Hirata
Akihiko Hirata
Akira Tani
Akira Tani
Isao Yamagata
Isao Yamagata
Toshirō Mayuzumi
Toshirō Mayuzumi
Shigeo Tomita
Shigeo Tomita

製作陣

Kon Ichikawa
Kon Ichikawa
Director
Jumei Eirai
Jumei Eirai
Writer
Kon Ichikawa
Kon Ichikawa
Writer
Natto Wada
Natto Wada
Writer
Sanezumi Fujimoto
Sanezumi Fujimoto
Producer
Masakatsu Kaneko
Masakatsu Kaneko
Producer
Iwao Akune
Iwao Akune
Art Direction
Taizo Yokoyama
Taizo Yokoyama
Comic Book
Asakazu Nakai
Asakazu Nakai
Director of Photography
Toshirō Mayuzumi
Toshirō Mayuzumi
Original Music Composer

ポスター、背景

/1yzAl0DuSiVswm4W19YtAq97LcH.jpg
/4lWDIPGQ7GJguNrIqTEY3qnP2pn.jpg