Ryo Sasaki
An eight-hour fiction shot for a total of twenty-seven weeks, over a period of fourteen months, in a village population forty-seven in the mountains of Kyoto Prefecture, Japan. It is a geographic description of the work and non-work of a farmer. A portrait, over five seasons, of a family, of a terrain, of a soundscape, and of duration itself. A film-as-adaptive-landscape. A georgic in five books.
Kiyoshi
1971年、ニューヨークに住むフォトジャーナリストのユージン・スミス(ジョニー・デップ)は、過去の栄光にすがり酒に溺れる日々を送っていた。そんな折、日本のカメラマンとその通訳を務めるアイリーン(美波)が彼のスタジオを訪れる。アイリーンは日本の大企業チッソが工業排水を垂れ流した結果人々が病に倒れていると語り、ユージンに病気で苦しむ彼らの取材をしてほしいと訴える。
Iwao
舞台で歌うという夢への情熱を胸に秘めたテレビ番組リポーターが、取材で訪れたウズベキスタンでの様々な出会いによって、新しい扉を開き、成長していく姿を映し出す。
Koichi Suzuki
Suzuki Koichi, a 30-something hikikomori shut-in, allows his mother to dotingly tend to his needs. When she discovers that Koichi has killed himself, the shock is so great she loses consciousness and her memory of that day.
Gen
A famous opera singer is held hostage in South America by a guerrilla rebel group after performing at a Japanese businessman's lavish birthday party. Unexpected bonds are forged in the standoff that ensues.
Takeshi Fujita
昭和49年の東京・池袋。守一が暮らす家の庭には草木が生い茂り、たくさんの虫や猫が住み着いていた。それら生き物たちは守一の描く絵のモデルであり、じっと庭の生命たちを眺めることが、30年以上にわたる守一の日課であった。そして妻の秀子との2人で暮らす家には毎日のように来客が訪れる。守一を撮影することに情熱を傾ける若い写真家、守一に看板を描いてもらいたい温泉旅館の主人、隣に暮らす佐伯さん夫婦、近所の人々、さらには得体の知れない男まで。老若男女が集う熊谷家の茶の間はその日も、いつものようににぎやかだった。<山崎努と樹木希林という、ともに日本映画界を代表するベテランが初共演を果たし、伝説の画家・熊谷守一夫妻を演じた人間ドラマ。30年間もの間、ほとんど家の外へ出ることなく庭の生命を見つめ描き続けたという熊谷守一=モリのエピソードをベースに、晩年のある1日を沖田修一監督がフィクションとしてユーモラスに描いていく。>
Toji Soya
プロ棋士の桐山零(神木隆之介)が、川本あかり(倉科カナ)、ひなた(清原果耶)、モモ(新津ちせ)の川本家3姉妹と食卓を囲むようになって1年。彼女らとの交流に安らぎを感じる一方で獅子王戦に臨もうとするが、幸田柾近(豊川悦司)は頭をけがして入院、その娘・香子(有村架純)は妻のいる後藤正宗(伊藤英明)との関係に悩み、二海堂晴信(染谷将太)は自身の病気に苦しむなど、それぞれ試練に直面していた。さらに、川本家には3姉妹を捨てた父親が現れたことで不穏な空気が漂い始める。
Toji Soya
中学生でプロ棋士としてデビューした桐山零は、東京の下町に一人で暮らしている。幼い頃に交通事故で家族を失い、父の友人である棋士の幸田に引き取られたが、ある事情から家を出るしかなかったからだ。深い孤独を抱えてすがりつくように将棋を指し続けていたある日、零は近隣の町に住む川本家の3姉妹と出会い、彼女たちとのにぎやかな食卓に居場所を見出していく。温かな支えを胸に、闘いへと飛び込む零。それは、様々な人生を背負った棋士たちが、頭脳と肉体と精神のすべてを賭ける壮絶な闘いだった…。
João / Chokichi
遠藤周作の小説「沈黙」を、巨匠マーティン・スコセッシが映画化したヒューマンドラマ。キリシタンの弾圧が行われていた江戸初期の日本に渡ってきたポルトガル人宣教師の目を通し、人間にとって大切なものか、人間の弱さとは何かを描き出した。17世紀、キリスト教が禁じられた日本で棄教したとされる師の真相を確かめるため、日本を目指す若き宣教師のロドリゴとガルペ。2人は旅の途上のマカオで出会ったキチジローという日本人を案内役に、やがて長崎へとたどり着き、厳しい弾圧を受けながら自らの信仰心と向き合っていく。
Police Constable Sawai
ある地方都市に住む春子は独身で恋人なしの27歳。実家で両親や祖母と暮らす彼女は、祖母の介護でストレスがたまる母のために息苦しさを感じ、会社に行けば社長と専務にセクハラばかりの憂鬱な日々を過ごしていたが、ある日突然失跡してしまう。一方、20歳の愛菜は成人式の会場で同級生のユキオと再会。2人は同じく同級生の学と再会し、失跡した春子の写真を使ったグラフィティーアートにのめり込んでいく。
Makita Hiroshi
A compelling human drama about the growing social problems and public responsibilities regarding the welfare and ethical treatment of neglected dogs and cats at animal shelters. The story is told through the eyes of tormented vets who are relentless in their efforts to change the system to serve these animals with dignity.
Kanjiro
1920年代のパリ。エコール・ド・パリの旗手として藤田嗣治は画壇での地位を確立させていた。画家仲間や踊り子たちとの乱痴気騒ぎにうつつを抜かす彼は、絵が巧くても名声を得られねば大成しないとの持論を口にしており、その中で彼の作品は評判を高めていた。
1940年代の日本。帰国した藤田は軍部より戦意高揚画の製作を依頼され意欲を見せていた。だが空襲が東京に迫り、妻と疎開した田舎の農家の人々と豊かな自然に新たな日本を再発見してゆく一方で日本は敗戦への道を辿ってゆくのだった。
Minami Sakashita
鎌倉の古い家に暮らす幸、佳乃、千佳の香田三姉妹。父は不倫の末に15年前に家を出て行き、その後、母も再婚してしまい、今この家に住むのは3人だけ。ある日、その父の訃報が3人のもとに届く。父の不倫相手も既に他界しており、今は3人目の結婚相手と山形で暮らしていた。葬儀に参加した三姉妹は、そこで腹違いの妹すずと出会う。
Haruko's Father
古都・京都。お茶屋・万寿楽にある夜、絶対に舞妓になりたいと少女・春子が押し掛けてくる。春子は必死で頼み込むが、誰も相手にしようとしない。ところが偶然その様子を目にした言語学者の「センセ」こと京野が、鹿児島弁と津軽弁が混ざった彼女に関心を寄せたことから、晴れて万寿楽の仕込み(見習い)になる春子だった。
Mori
Kwon returns to Seoul from a restorative stay in the mountains. She is given a packet of letters left by Mori, who has come back from Japan to propose to her. Kwon drops and scatters the letters, all of which are undated. When she reads them, she has to make sense of the chronology.
Tomoya Abe
恋も仕事も普通の雑誌編集者の小山田みのりは、ハワイで挙式をする友人の願いで2次会の準備をすることに。ハワイ特集の取材を口実に、さっそうとハワイに乗り込む。ハワイで金持ちとの結婚を夢見る吉村茜と出会い、茜に連れられて夜な夜なパーティーに顔を出すみのり。さらには実業家の鎌田勉や大富豪の息子・阿部知哉と出会う。
Employee of Gentsu
大手広告代理店に入社して間もない太田喜一郎(妻夫木聡)は、審査員として参加予定の世界一のテレビCMを決定する広告祭に向かう。夜ごと開催されるパーティーには同伴者がいなければならないことから、同じ職場の大田ひかり(北川景子)も妻として一緒に行くことに。さまざまな国から集結したクリエイターたちが自分の会社のCMをグランプリにしようと奔走する中、太田もひかりと共に奮闘する。
Takeru sebumi
戦いの中で親しい人を亡くし、自らもシンプルプランのウイルスに感染した当麻。そんな中、彼女は亡き父の親友と言って現われた湯田(とうだ)の名が実は「ゆだ」=Judahであり、一連の事件を操る謎の人物、プロフェッサーJだと気付く。一方、その湯田は保護されていたSPECホルダーの大人を惨殺し、子どもたちにはウイルスを感染させていた。残酷なやり口に激怒した当麻はついに封印を解き、自らのSPECを発現させる。
Satoru Okano
長崎で生まれ育った団塊世代のサラリーマン、ゆういち。ちいさな玉ねぎ「ペコロス」のようなハゲ頭を光らせながら、漫画を描いたり、音楽活動をしながら、彼は父さとるの死を契機に認知症を発症した母みつえの面倒を見ていた。迷子になったり、汚れたままの下着をタンスにしまったりするようになった彼女を、ゆういちは断腸の思いで介護施設に預けることに。苦労した少女時代や夫との生活といった過去へと意識がさかのぼっている母の様子を見て、彼の胸にある思いが去来する。
Takeru sebumi
反SPEC主義者の有力者たちによる国際会議上で、SPECホルダーを全滅させる陰謀《シンプルプラン》が実行に移されようとしていた。だが日本代表者《卑弥呼》は計画の中止を訴え、反対する出席者をSPECによって消し去ってしまう。一方、上司の野々村が単独でシンプルプランの阻止に動いていた事実を知った当麻は、封印する自らのSPECを使おうとする一方でその暴走におびえ、SPECに頼る自分の矛盾に苦悩する。
Takeru Sebumi
両親(佐野元春、石田えり)と弟を飛行機事故で無くした女子高生・当麻紗綾(戸田恵梨香)のもとに、警視庁捜査一課の近藤(徳井優)という刑事がやってきた。「あなたの家族はスペックを持つ者たちに殺された可能性が高い」。当麻はこのときはじめて「スペック」ということばを聞くのだった。その数年後、刑事の道を選んだ当麻は、公安部公安第五課未詳事件特別対策係へ配属され、係長の野々村(竜雷太)に出迎えられる。同じ頃、SITでずば抜けた身体能力を誇る瀬文(加瀬亮)は、銃撃戦で被弾した入山隊長(高嶋政伸)に代わり指揮を執ることに。仕事ぶりを認められた瀬文は、捜査一課特殊犯捜査係、SIT丙隊の隊長を任命される。そんな中、地居(城田優)は両親を殺したのは当麻だという偽りの記憶をニノマエに刷り込む。この日からニノマエは当麻を親の仇と恨み、命を賭けた戦いへと向かうことになるのだった…。
Keisuke Kinoshita
戦時中、監督作「陸軍」が戦意高揚映画でないと軍部からマークされてしまった木下恵介は、次回作の製作が中止となってしまう。そんな状況にうんざりした彼は松竹に辞表を出し、脳溢血で倒れた母たまが治療を行っている浜松へと向かう。戦況はますます悪化し山間地へと疎開すると決めた恵介は、体の不自由な母をリヤカーに乗せ17時間に及ぶ山越えをする。
Koji Takano
The murder of a young girl leaves the inhabitants of a small Japanese village in shock. The body of Emili is found by four classmates with whom she was playing. The murder is never solved. Emili's mother, Asako, is torn by grief and puts a curse on the four girls when they claim not to remember the killer's face. Each of the girls, in their own way, will do penance for their silence.
Tajima
家電量販店に勤める均(亀梨和也)は、ふとしたことからオレオレ詐欺を働く。すると、立場は違うが均とまるっきり同じ顔、同じ好み、同じ考えの“俺”が現れる。“俺”たちといると楽しく、俺山パラダイスと呼んでいた。しかし“俺”の増殖は止まることを知らず、次第に“俺”同士の削除が始まる……。
Noriaki
80代の元大学教授のタカシは、デートクラブを通して亡き妻に似た明子を自宅に呼ぶ。しかし、明子は駅で彼女を待っていたはずの祖母のことを気にしていた。翌朝、明子を大学へ送ったタカシを婚約者ノリアキは彼女の祖父と間違えてしまう。こうして三人が出会ったことにより、物語は予期せぬ方向へと進んでいき…。
Ishihara
5年前、ヤクザ界での生き残りを懸け壮絶な権力闘争に明け暮れた暴力団「山王会」は関東の頂点を極め、政界にまで勢力を広げていた。彼らの壊滅を目指す刑事の片岡は、関西最大の「花菱会」と対立させるべく策略を練る。そんな中、遺恨のある木村に刺されて獄中で死んだはずの大友が生きていたという事実が持ち上がる。その後、出所した大友だったが……。
Takeru Sebumi
通常の捜査では解決できない特殊な事件を専門に扱う部署「警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係」通称“未詳(ミショウ)”。特別捜査官の当麻紗綾(戸田恵梨香)と瀬文焚流(加瀬亮)の元に「ミイラ死体殺人事件」のニュースがもたらされる。これはスペックホルダーによる犯行なのか?事件はやがて国家をも揺るがす大事件となっていく。シンプルプランとは?ファティマ第3の予言とは?その時、当麻の左手に激痛が走る!
Takeru Sebumi
目の療養で休職中だった瀬文(加瀬亮)が未詳に戻ると、そこには係長待遇に降格した野々村(竜雷太)に代わり、“ミショウ”の係長に任命された市柳(でんでん)と組織犯罪対策部から異動になった吉川(北村一輝)の姿が。その数日後、奇妙な殺人事件が起きたとの連絡が未詳に入る。白昼の街中でマシンガンによる殺人事件が起き、ただ一人生存した女子高生は、「犯人は全身黒づくめで、瞬間移動して逃げた」と証言している。撃ち合っていたらしき当事者の写真の中には、サトリ(真野恵里菜)の死体があった。当麻(戸田恵梨香)は、“スペックホルダー”の奪い合いの抗争が、街中で白昼堂々と行われたと分析。早速、その生存者・久遠望(谷村美月)が入院する警察病院へ向かう。望は、事件当日のことをポツリポツリと語り始める。心の奥底に本音を隠し続けている当麻。その心の迷宮を知り、本来の当麻に戻そうとする瀬文。この事件を通じて、当麻と瀬文、二人の新たな絆が結ばれようとしていた…。
Nagano
深夜の国道で喪服の女トウコ(小林聡美)は、走るトラックに向かって駆け出していった。その様子に気付いたナガノ(加瀬亮)は、トウコを助ける。ところ変わって、小さな映画館。眠ってしまったトウコが目覚めると、そこには唐突にトウコたちの前から消えた懐かしい知り合いのキクチ(原田知世)が立っていた。
Hiroshi Takahashi
Two outsiders, both shaped by the circumstances that have brought them together, forge a deep and lasting love.
Minoru nishio
24歳のOL、池下チエには5人の彼氏がいた。19歳から54歳まで、それぞれに一長一短はあるが、それなりに満足していたチエ。しかし、親友のトシコがオメデタ婚した事から、チエも彼氏たちを査定してみる事にする。一番結果が悪かったのは、26歳の田無タクミ。ひとまず彼と別れようとしたチエに田無は「俺達付き合ってないじゃん。このまま体の関係だけ続けようよ」ととんでもない一言を。キレたチエは、田無に復讐を決意する…。
Haruo Meguro
北国の小さな町・海炭市の冬。造船所では大規模なリストラが行われ、職を失った颯太(竹原ピストル)は、妹の帆波(谷村美月)と二人で初日の出を見るため山に登ることに……。一方、家業のガス屋を継いだ晴夫(加瀬亮)は、事業がうまくいかず日々いら立ちを募らせていた。そんな中、彼は息子の顔に殴られたようなアザを発見する。
Yamanoha
京都で三人の女たちが暮らし始める。ウイスキーしか置いていないバーを営むセツコ、疎水沿いにコーヒーやを開くタカコ、そして、水の中から湧き出たような豆腐を作るハツミ。芯で水を感じる三人の女たちに反応するように、そこに住む人たちのなかにも新しい水が流れ始める。家具工房で働くヤマノハ、銭湯の主人オトメ、オトメの銭湯を手伝うジン、そして“散歩する人”マコト。そんな彼らの真ん中にはいつも機嫌のいい子ども、ポプラがいた。
Four short films based on ghost stories written by award winning modern Japanese writers.
Ishihara
関東一円を支配する巨大暴力団・山王会の関内会長は、傘下の池元組が麻薬を扱う村瀬組と兄弟杯を交わして親密になっていることを快く思っていなかった。そこで関内の右腕・加藤はこの2つの組を仲違いさせようと企て、池元に対して「村瀬を締めろ(軽い制裁を与えろ)」と無理な命令をする。兄弟分の村瀬に手を出せない池元は、配下の大友組に村瀬組を締めることを命令する。池元の二枚舌、山王会の思惑に翻弄されながらも、大友組は村瀬組を締めることに成功し、村瀬組は解散する。 池元の行動に不愉快を覚えつつ、大友は村瀬のシマを事実上継承し、大使館の闇カジノで成功を収める。一方、村瀬が隠れて麻薬を売っていることが発覚し、池元に唆された大友は村瀬を殺害する。ところが、このことを口実に池元は大友に破門を言い渡し、大友は怒りを露わにする。大友は復帰のため、関内の元を訪れ許しを請うが、逆に関内は池元の殺害を唆す。そこで大友は悪びれず闇カジノを訪れていた池元を殺害する。闇カジノを狙っていた関内は、今度は池元組若頭の小沢に、組を継ぎたければ親の仇を討てと煽り、大友組と池元組の抗争を仕掛ける。本家の手助けも得た小沢は、次々と大友組の組員を殺害し、彼らを追い詰めていく。
Toru Nagata
結婚してすぐに夫を亡くし、小さな薬局を営みながら、女手ひとつで娘の小春を育てた姉・吟子と、役者としての成功を夢み、無為に歳を重ねてしまった風来坊の弟・鉄郎の物語である。鉄郎は姉・吟子の夫の十三回忌の席で酔っ払って大暴れし、親類中の鼻つまみ者となっていた。以後10年近く吟子との連絡も途絶えていたが、娘のように可愛がっていた姪の小春が結婚することをたまたま知り、披露宴に駆けつけた。
Ichio
4年前、祖母と娘・さよのもとを離れ、母・京子は、タイ・チェンマイの郊外にあるゲストハウスで働き始めた。大学卒業を目前に控えたさよは、そんな母を訪ねて一人、チェンマイ国際空港に降り立つ。迎えに現れたのは母ではなく、母の仕事を手伝う市尾だった。小さなプールがあるそのゲストハウスにはビーというタイ人の少年と、不思議な空気感を持つオーナーの菊子がいた。さよは久々に会った母が、初めて会う人たちと楽しそうに暮らしている姿をどうしても素直に受け入れることができず戸惑いを感じるのだった。
Izumi Okuno
仙台。遺伝子研究者である兄・泉水(いずみ)と、美男ながら恋愛にまったく興味を示さない弟の春。2人は優しい父親と今は亡き母親に育てられた仲の良い兄弟だった。ある時、街の落書き消しの仕事をしていた春は、ここ最近頻繁に見つかる同一人物によるグラフィティアートが、連続放火事件の現場とリンクしていることに気付く。話を聞いた泉水は、やがて落書きに添えられた言葉の頭文字が、DNA配列を示していると推察する。
Gas
担当していた雑誌が休刊になり、出版社を辞めることになった編集者の沈丁花ハナメ。男にも振られ、ドロ沼のようなジリ貧人生をやり直そうと身の回りの荷物を処分した矢先に衝撃の手紙を発見!そこには、ハナメの実の父親が「沈丁花ノブロウ」という全く知らない男だと書かれていた。手紙を頼りに「沈丁花ノブロウ」を訪ねる。しかし、そこにいたのは“電球”と名乗るうさん臭い骨董屋「電球商会」の店主だった。怪しげな彼を自分の父親とは認めたくないハナメ。だが電球から「骨董屋が向いている」と言われて嬉しくなったハナメは、貯金をはたいて部屋を改造し骨董屋を始める。
Satoshi Misaki
A salaryman debates selling his grandfather's land to pay off his father's debt.
Koichi
一代で会社を作り、我侭放題に生きてきた大貫は、持病で入院していた。病院には、患者も医者も看護婦もクセのある者ばかりが集まっていた。その中で唯一、ピュアな心を持っていたのが、交通事故で入院した少女パコ。我侭な大貫だったが、パコの優しい心に打たれ、毎日、絵本を読み聞かせるように。しかし、事故の後遺症でパコの記憶が一日しか持たないと知った大貫は、パコのために絵本をお芝居にしようと病院の人々に呼びかける。
Seiji Sawamura
Asako, a comic book artist in her early forties, is devastated by the death of her precious cat, Saba, which kept her company for over 15 years, as her assistant Naomi watches on with concern. Naomi is a young woman in her early twenties, who has her set of worries about love and future. Then one day, Asako meets a new cat, Gu Gu, which brings new joy and vitality to her life. What is more, she finds potential for love in a man named Seiji. Like Asako, Naomi, too, embarks on a new life plan.
The anthology film R246 Story centers around the major Japanese highway Route 246. Originating in Chiyoda Ward's Miyakezaka district, the 122.7 kilometers long Route 246 passes through Japanese trendsetting areas such as Aoyama, Omotesando, Harajuku, and Shibuya, on its way to Numazu City in Shizuoka Prefecture.
Akira (segment "Interior Design")
オリジナリティ溢れる作風で世界的にファンの多いクリエイター、ミシェル・ゴンドリー、レオス・カラックス、ポン・ジュノが東京を舞台に競作した豪華なオムニバス・ムービー。 ミシェル・ゴンドリー監督「インテリア・デザイン」──映画監督の恋人と上京したばかりのヒロインに降りかかる不思議な出来事を綴るファンタジー・ストーリー。主演は藤谷文子と加瀬亮。映画監督の恋人アキラと一緒に上京してきたヒロコ。高校時代の同級生アケミの部屋に居候しながらバイト探しを始める2人だったが、アキラとは対照的に都会の水になかなか馴染めないヒロコは、次第に疎外感を感じ始める。 レオス・カラックス監督「メルド」──監督の盟友ドニ・ラヴァンが東京中を震撼させる謎の怪人に扮する不条理劇。マンホールの中から突然現われては、街中で奇行を繰り返し、道行く人々に危害を加える神出鬼没の謎の男メルド。メディアでも大きく取り上げられ、いつしか“下水道の怪人”と呼ばれ、東京の人々を恐怖に陥れるメルドだったが…。 ポン・ジュノ監督「シェイキング東京」──香川照之と蒼井優を主演に迎え、引きこもり男とピザの宅配少女との奇妙な心の交流を描くファンタジー・ラブストーリー。10年間引きこもりの生活を送る一人の男。土曜日には必ずピザを頼むその男の家に、その日、配達に来たのは美しい少女だった。思いがけず、少女と見つめ合ってしまう男。その瞬間、突然大地が揺れ、少女は気絶してしまうのだが…。
Yuichi Kannami (voice)
永遠に生きることを宿命づけられた“キルドレ”と呼ばれる子どもたちが暮らす、もう一つの現代で、彼らは“ショーとしての戦争”で戦闘機に乗って戦っていた。戦うことで生を実感する日々を送る中、元エースパイロットの女性指揮官・草薙水素と基地に赴任してきたエースパイロット・函南優一が出会う。
Tsuyoshi Tanaka
1993年、小さな出版社に勤める妻・翔子と生活力に乏しい夫・カナオは第一子の誕生を控え幸せな日々を送っていた。カナオは日本画家を目指す傍ら法廷画家の職を得る。その後第一子の死去という悲劇に見舞われた夫婦のうち、翔子は次第にうつに陥っていく。そんな翔子を静かに見守るカナオは、法廷画家という職について法廷に通ううちに東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件、地下鉄サリン事件といったさまざまな事件の公判を傍聴する。時代の変化の中で二人の夫婦は夫婦の絆を深めていく。
Fuku
目の不自由な按摩(あんま)、徳市(草なぎ剛)と福市(加瀬亮)が温泉場へと徒歩で向かっていると、2人の横を東京から来た三沢美千穂(マイコ)を乗せた馬車が通り過ぎていく。宿屋に呼ばれた徳市は、客が馬車の女と直感。美千穂の様子にほのかな恋心を覚えた。しかしその翌日、宿屋で宿泊客の財布が盗まれ、犯行時刻付近に宿にいた美千穂が疑われる。
Susumu Hoshi
北海道・函館で暮らす14歳の少女あかりの家の庭に、ある日、前足の片方だけが靴下を履いたように白いゴールデン・レトリバーの子犬が迷い込んでくる。その子犬に“ソックス”と名前をつけたあかりに、母は犬を飼うときは犬と「10の約束」をしなければならないと教える。
Tomekichi Senba
Based on the short story from the best-selling collection "Poppoya" by Jiro Asada, "The Invitation from Cinema Orion" tells the story of a couple's undying love for the cinema and each other.
Yomogi
海辺の小さな町にやって来たタエコ(小林聡美)は、素朴で小さな宿・ハマダに到着。宿の主人・ユージ(光石研)とその愛犬、さらには不敵なほほ笑みをたたえた女性・サクラ(もたいまさこ)らに出会う。何日かを過ごしたタエコは、マイペースに明け暮れるハマダでの毎日に違和感を覚え、別の宿へ移る決心をするが……。
Teppei Kaneko
フリーターの金子徹平は、朝の通勤通学ラッシュに大混雑する電車で就職面接に向かう際、女子中学生に痴漢と間違えられてしまう。無実の罪を被って示談で済ませるという妥協案を拒み、あくまで濡れ衣を晴らそうとした徹平は、逮捕され、更には起訴されることとなる。そして、徹平と彼の支援者達の長い戦いが始まる。
Private Shimizu
2006年、東京都小笠原諸島硫黄島。地中から発見された数百通もの手紙。それは61年前この島で戦った男たちが家族に宛てて書き残したものだった。届くことのなかった手紙に、彼らは何を託したのか。<第2次世界大戦時の最も悲劇的な戦いと言われる「硫黄島の戦い」を、日米双方の視点から描く“硫黄島プロジェクト”の日本側視点の作品。硫黄島でアメリカ軍を悩ませた伝説の陸軍中将である栗林忠道と彼の部下たちによる死闘が描かれる。監督はクリント・イーストウッド。渡辺謙、二宮和也ら日本人俳優が出演する。>
Yakuza Naoki Sando (Yosuke Natsuki) discovers his daughter Hiroko (Kumi Kaneko) in bed with his adopted son Kohji (Yusuke Iseya). Three years later, Kohji is working the streets as a hustler, still yearning for a way to earn his estranged father's approval to continue his borderline incestuous relationship. Hiroko sees a way back to her brother's arms when Sando's shady colleague Marc Tanner (François Trottier) absconds to Canada with gambling funds destined for the big boss. Presumably with her father's permission, she calls Kohji and tells him to hurry to Montréal, recover the money and kill Tanner.
Nagase Masato
The bestseller based on Kotaro Isaka, starring Kenji Sakaguchi, directed by Takashi Hara! Muto, who works for a family court, is involved in a bank robbery case with his senior at work, Jinnai. It is released safely, but Muto falls in love at first sight with Miharu, who was held hostage with him. Jinnai predicts Muto that he will meet her again and fall in love, and teaches Miharu's whereabouts. Meanwhile, the day after the incident, Muto was in charge of a boy named Shiro Kihara, who was guided by shoplifting. However, there was something wrong with Shiro's appearance toward his father. Then, Muto learns about Shiro's amazing secret, and the development itself begins suddenly...
Nagai
Follows the ups and downs of four female friends in Tokyo looking for love and trying to cope with the responsibilities in their lives.
Man on Boat
A detective investigates a series of murders. A possible serial killer might be on a rampage, since they all are in the same vicinity and by the same method, but as the evidence points toward the detective as the prime suspect, a ghost in red follows him, and he begins to question his identity. His realization of what seems to have really happened results in something much more sinister and larger in scope, and it leaves his psyche scarred.
Mayama
浜美大に通う竹本(櫻井翔)は、ある日、一心不乱に絵を描く少女・はぐみ(蒼井優)に恋心を抱く。彼女は大学の教授・花本(堺雅人)の親戚で、天才少女とうわさされる転入生だった。はぐみのことが頭から離れない竹本だったが、彼と同様にはぐみを気にかける非凡な先輩・森田(伊勢谷友介)の存在が竹本の恋心をかき乱す。
Sodekichi
徳川5代将軍・綱吉の泰平の御代、赤穂浪士たちが吉良上野介を仇討ちするかどうかに関心が集まっていた元禄15年。父親の仇討ちのため、郷里を後にした若侍、青木宗左衛門の江戸暮らしも半年を過ぎ、庶民の町での生活もすっかり板についていた。いつしか自宅の向かいに住む夫を亡くした女性、おさえに恋心を抱くようになった彼だが、実は武士とは名ばかり。剣の腕前がからっきしだめなことが長屋の面々にも知れ渡ってしまう。
Criminal
互いに好意を持っていながら、「好きだ」の一言が言い出せないでいる17歳のユウとヨースケ。そんな中、半年前に大切な人を事故で亡くしたユウの姉が、ヨースケと会うようになった。ヨースケと会っている時の姉は、少し元気を取り戻したように見えた。ところがある日、ヨースケに会いに行く途中、姉は事故に遭ってしまう。それから、17年の歳月が流れた。東京のレコードメーカーに勤務するヨースケは、偶然、ユウと再会する。
Yuji Miyahara
甘えん坊の少年シュウジは、ひょんなことから町の嫌われ者のヤクザ“鬼ケン”とその愛人アカネと知り合う。しかしその数日後“鬼ケン”が変死するという事件が起こる。
Jeff the Angel
Sisters "Manamo" and "Minamo" live separately in Hiroshima and London since the divorce of their parents. The elder sister Manamo lives in Hiroshima with her mother, she is a high school student, but moonlights at a Japanese cabaret-club. After her mother remarries and moves to Yamaguchi Prefecture, Manamo lives by herself in Hiroshima. One day, her younger sister Minamo returns from London to visit Manamo. It is ten years since they have lived together, and they argue every day.
Takefumi
An outrageous collection of surreal, short attention span non-sequiturs largely revolving around Guitar Brother, his randy older sibling, and the pair's portly Caucasian brother.
Shingo
The lives of a young cop, a sanitation worker and a brooding pharmacist violently intersect on a bus that's hijacked by a suicidal political flunky, then cross paths again months later.
Man
女性作家5人が“女性”をテーマに映画のために書き下ろした原作を、若手人気監督たちが映像化したコンピレーション・ムービー。「桃」「女神のかかと」「玉虫」「太陽がみえる場所まで」「夜の舌先」の5本からなり、女性の視点からのエロスを描く。
Tecchan (segment "Taipei")
Three stories are told, respectively set in Tokyo, Taipei, and Shanghai. The first two stories are about a Japanese person and a Taiwanese person. The last one is set in Shanghai with a story about a Japanese man and a Chinese woman. Some of the characters can speak Japanese and some of them Mandarin. Each story encompasses an experience of a foreigner, either from Japan ,Taiwan or China, with a native of the opposite country.
Hideto Noguchi
1968年、京都。高校2年生の康介(塩谷瞬)は、担任からの指示で親友の紀男(小出恵介)と敵対する朝鮮高校に親善サッカーの試合を申し込みに行く。そこで康介は音楽室でフルートを吹くキョンジャ(沢尻エリカ)に一目惚れするが……。
Narration
The making of the movie "Nobody Knows" by award-winning director Hirokazu Kore-eda.
Yuji Yashiro
荒川区の超高層マンションで、一家4人の惨殺事件が起きる。その容疑者として石田(勝野洋)が指名手配されるが、捜査が進む内に惨殺された一家4人全員が 赤の他人同士だったことが判明し、事件は思わぬ展開をみせる。
Actor in Fantasy Commercial
Five bizarre stories with no apparent connection to one and other eventually become intertwined, resulting in surreal circumstances.
Hiroyama Jun
けい子は引っ越しの際、子供は12歳の長男の明だけだと嘘をつく。実際子供は4人いて、彼らは全員学校に通ったこともなく、アパートの部屋で母親の帰りを待って暮らしていたが……。 <解説> 主演の柳楽優弥が史上最年少の14歳という若さで、2004年度カンヌ国際映画祭主演男優賞に輝いた話題作。『ディスタンス』の是枝裕和監督が実際に起きた、母親が父親の違う子供4人を置き去りにするという衝撃的な事件を元に構想から15年、満を持して映像となった。女優初挑戦の、YOU扮する奔放な母親と子役達の自然な演技も秀逸。母の失踪後一人で弟妹達の面倒をみる長男の姿は、家族や社会のあり方を問いかける。
Rokutaro Hamadayama
「鮫肌男と桃尻女」の石井克人監督が、一見普通に見える一家のちょっとおかしな日常をユーモラスに描いた異色ホームドラマ。それぞれ心にモヤモヤを抱えた家族が繰り広げるユニークなエピソードの数々を、アニメやCG映像を織り交ぜつつ、美しい田園風景をバックにゆったりとした時間の流れの中で優しく綴ってゆく。2004年カンヌ国際映画祭の監督週間オープニング作品。 山間の小さな町に暮らす春野家の人々。彼らはそれぞれ悩みを抱え悶々としていた。内気な高校生の長男・一は恋に悩み、小学校に入学したての妹・幸子は時折ふと現われる巨大な自分の分身に困惑している。母・美子は子育てが一段落したことでアニメーターに復帰しようと奮闘中。催眠治療士の父・ノブオは、そんな美子に不満な様子。東京で音楽ミキサーをやっている叔父のアヤノは元恋人に未練タラタラ、ノブオの弟で漫画家の轟木一騎は仕事に行き詰まっていた。それでも春野家の祖父・アキラはそんな家族をいつも温かく見守っていた…。
Ryo Otaki
Hoping to catch a girl's attention, high school students Ken and Adama cook up an ambitious plan. They plan a festival that combines film, theater, and rock music, and develop their project into a school road block. This plan however catches the attention of television stations and newspapers, and soon even the cops became involved in this teenage adventure.
Todoroki
派遣OLの如月ハニーは、如月博士に作られた究極のアンドロイド。彼女は「愛の戦士・キューティハニー」に変身し、自分の体に内蔵された「アイシステム」を巡り、クールな女警部・夏子、私立探偵・早見と共に謎のテロ集団「パンサークロー」と戦う。
Yuichiro Ogiwara
Yuichiro is a college student whose sister went missing 15 years ago. That traumatic event hangs over him like a pall as he wanders Japan's S&M clubs. But his younger brother claims to be able to sense their sister with his "antenna".
A very energetic, fresh and skilful début in DV from young Tokyo actor and model. Hanging out, clubbing and drugging, a young band of friends get way in over their heads when they inadvertently lose a stash of drugs they're meant to deal to their friends.
Japanese TV movie from 2003
Shûhei Kondô
慶応四年一月。鳥羽・伏見の戦いの大勢は決し、幕軍は潰走を始めていた。そんな中、大坂の盛岡藩蔵屋敷に満身創痍の侍が紛れ込む。かつて盛岡藩を脱藩し、新選組の隊士となった吉村貫一郎であった。保護を求める吉村に対し、蔵屋敷差配役であり吉村の旧友であった大野次郎右衛門は冷酷にも彼に切腹を命じる。 時は流れ、大正4年。北海道出身の記者が、吉村を知る人々から聞き取り調査を行っていた。
Fuyuki Arita
仁村雄二は、同じおしぼり工場で働く同僚・有田守と公私ともに淡々とした日常を過ごしている。雄二は他人と上手く渡り合えず無鉄砲な性格。そんな彼を見兼ねた守はある日、彼ら2人だけしか分からない2つのサインを提案し、それを徹底させようとする。その頃から雄二は守が飼っている猛毒の“アカクラゲ”に興味を示すようになった。ある時、守はそのクラゲを雄二に託して突然姿を消す。守は工場の社長夫妻殺害の容疑者として収監されていた。以来、雄二は戸惑いながらも、何かに取り憑かれたようにクラゲの世話を始める。
Tsutomu
Record shop clerk and aspiring DJ Tsutomu searches for his masculinity when challenged to a kendo duel.
Kenji Chikada
Kenji has a dull life. He is unmotivated at the office, and unable to break off a lukewarm relationship with his girlfriend. Then, he meets an old classmate from high school, Ryoichi. Ryoichi says he's starting up a clothing brand with a group of friends. One day, Kenji visits their atelier, or workplace, and is fascinated by the sense of freedom that they share. As his relationship with them deepens, Kenji finds it harder and harder to accept the old world he comes from. One day, he punches his boss and quits his job. Now a proper member of Ryoichi's team, it's the start of a new and carefree life for him. However, it is short-lived. The clothes they make do not sell as well as they hoped for. Short on cash, energy, and ideas, the negative feedback loop forces each of them to start struggling in a search for alternative paths.
Fisher
ゴジラシリーズ第25作。「ミレニアムシリーズ」第3作。平成ガメラシリーズの金子修介を監督に迎え、ゴジラを「太平洋戦争で亡くなった人々の怨念の集合体」という新解釈で描く。日本へ上陸したゴジラを防衛軍が撃退して半世紀が経とうとした頃、一隻の原子力潜水艦がグアム島沖で巨大な生物と遭遇し消息を絶つ。防衛軍はこれをゴジラであると推察、その出現を警戒する。その頃、日本各地で次々と怪事件が勃発、調査に向かった報道陣は謎の老人に遭遇し、“護国三聖獣”の存在を知らされる。ついにゴジラが日本に上陸。それに呼応するかのように聖獣たちも目を覚ますのであった。
Masasuke
近年、新たに再評価の機運が高まりをみせる、26歳で早世した若き天才童謡詩人金子みすゞ。その短くも強烈な生涯を「地雷を踏んだらサヨウナラ」の五十嵐匠監督が田中美里主演で映画化。大正の中頃、日本海の港町仙崎。少女・金子テルは本屋の店番をしながら書物を読み耽る毎日を過ごす。やがて兄の結婚を機にテルは母のいる下関へと移る。そこで小さな店を任されたテルは、店番のかたわら書いた詩を、“みすゞ”というペンネームで雑誌に投稿する。
Kamuro
平安末期。平家が支配する闇の時代、源義経は山にこもり日々武術や妖術の鍛錬に明け暮れていた。五条大橋で平家武者を次々と切り捨てるその姿は鬼と恐れられ、近寄るものはほとんどいない。しかし、神から“鬼を退治せよ”との啓示を受けた弁慶は、義経を討つべく身の丈ほどもある刀を担いでのりこんでいった。
Soba-ya Cashier
Naoya and Katsuhiro are boyfriends, new in their relationship. Things are uneven at first—Naoya is open and free while Katsuhiro is cautious and closeted—but nothing compares to the chaos that arrives when Asako, a troubled woman with a history of psychiatric problems, abortions, and casual sex, asks Katsuhiro to conceive a child with her.
Short film directed by Kurosawa Kiyoshi as part of the 学校の怪談物の怪スペシャル series centered around the legend of Hanako san.
Mini-market Employee
Seven characters, introduced at the start of the film, get thrown together into the same hotel room: a thief who's stolen a suitcase of money from the mob, his ex-girlfriend, her obsessive boyfriend, the mob soldier sent to retrieve the briefcase, another mobster sent to kill them, master voyeur Captain Banana and his new apprentice, The Mister Yellow. Who will end up with the money?